JP3218363U - 鍵盤楽器の練習用補助具及び練習用補助具セット - Google Patents

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Abstract

【課題】鍵盤上に正しい位置で正しい指の置き方を指導者のみならず生徒自身でも確認でき、美しい音が弾けるようにするための、鍵盤楽器の練習用補助具及び鍵盤楽器の練習用補助具セットを提供する。【解決手段】鍵盤楽器の練習用補助具2は、角部が半円形状とされており、厚さ(t)は1.0mm、高さ(h)は9.3mm、幅(w)は17.3mmの平面視略四角形状の鏡面状の樹脂製板状体で、鍵盤蓋1の内側に着脱自在に取り付けられ、生徒の指の長さに応じて適切な位置になるようにシール4が目印として各鍵盤3に着脱自在に貼り付けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、鍵盤楽器の練習用補助具及び練習用補助具セットに関する。
ピアノなどの鍵盤楽器では統一的な指導は行われておらず、もっぱら指導者のこれまでの経験に従った各人各様の指導しか行われていないのが実態である。
そして、子供大人を問わず、教育初期の段階においては鍵盤に置く指の位置を習得することが主であるものの、単に配置を教えることのみで、どのような置き方でどのように鍵盤を押し込んで弾くかということは指導者の指示に従うのみであり、自宅で生徒が復習して覚えることは困難であった。
本考案者も、これまでのピアノ指導の経験から、ピアノ導入期に注目する重要な点として、大人も同様であるが、特に未就学児や小学校低学年くらいの小さい子供達が対象の場合には、「ピアノに対して正しい姿勢にすること」、「正しい手の形と音の出し方を学ぶこと」、「正しい指の関節を支えるくせをつくること」と考えており、その後、「脱力」や「テクニック」を学ぶという順序を辿ることにより上達することを多くの実績をとおして実証してきた。すなわち、「早くからピアノのレッスンを開始すれば、ピアノは上手になる!」ということは「早くから正しい姿勢で学ぶこと!」ということにある。
特に基礎の基礎ともいうべき指の置き方については、鍵盤に対する正しい姿勢を習得し、鍵盤上の正しい位置に正しい指の置き方で弾くことを習得することによって、初めて美しい音が弾けるようになることを多くの実績をとおして実証してきた。
しかしながら、このような指の位置や指の置き方を生徒自身が確認したり、生徒が練習している際に指導者も一緒に確認できるような簡便な補助具はこれまでなかった。
例えば、初心者が鍵盤演奏を効率よく学習するために、複数の鍵盤代用凹部の平均系が10mm以上25mm以下で、凹部のピッチが22mm以上25mm以下の板体の鍵盤練習具があり、仮想される鍵盤上に指を正確に配置し、正確な手の形を比較的容易に覚えられるとされているが(特許文献1)、単に水平方向における鍵盤位置を把握できるにすぎず、鍵盤上の正しい位置に指を置いて美しい音を弾くことはできなかった。
また、鍵盤楽器に全く触ったことがなく、また譜面も全く読めない人であっても鍵盤前方に設置されたモニターに映し出された模範的な指使いに従って練習用の鍵盤楽器を弾くだけで正確に鍵盤の鍵を弾くことができ、また、指使いが模範的な指使いと同じ指使いとなるため指が次に弾くべき鍵を覚えていて簡単に暗譜できるような装置も提案されているが(特許文献2)、単に標準速度で弾けるようになるにすぎず、やはり鍵盤上の正しい位置に指を置いて美しい音を弾くことはできなかった。
実用新案登録第3210470号公報 特開2000−242161公報
本考案は、鍵盤上に正しい位置で正しい指の置き方を指導者のみならず生徒自身でも確認でき、美しい音が弾けるようにするための、鍵盤楽器の練習用補助具及び鍵盤楽器の練習用補助具セットを提供するものである。
本考案者は、上述したような問題に鑑み鋭意検討した結果、子供などが着脱する場合でも安全な材質で適度な大きさを有する鏡状の板材を使用し、この板材を鍵盤楽器の鍵盤蓋の内側などに配置することにより、練習する際に指導者のみならず生徒自身でも自分の指の位置や鍵盤に対する指の深さや角度などを確認でき、これを繰り返し練習することにより美しい音が弾けるようになることを見出し、本考案を完成するに至った。
すなわち本考案は、鍵盤楽器の練習用補助具であって、厚さ(T)、高さ(H)、幅(W)がそれぞれ0.5≦T≦3.0mm、5.0≦H≦18.0cm、15.0≦W≦80.0cmの平面視略四角形状の鏡面状の樹脂製板状体で構成されており、当該鏡面状の樹脂製板状体に当該鍵盤楽器の鍵盤が略正面視鏡像として映し出されるように当該鍵盤楽器に着脱自在に取り付けられることを特徴とする鍵盤楽器の練習用補助具を提供するものである。
また、本考案は、上記鍵盤楽器の練習用補助具と共に、鍵盤楽器の鍵盤に対する手指の位置を示すための着脱可能なシールを備えることを特徴とする鍵盤楽器の練習用補助具セットを提供するものである。
本考案の鍵盤楽器の練習用補助具及び練習用補助具セットによれば、練習する際に指導者のみならず生徒自身でも自分の指の位置や鍵盤に対する指の深さや角度などを確認でき、これを繰り返し練習することにより美しい音が弾けるようになる。
グランドピアノの鍵盤蓋内側に本考案の一実施形態の練習用補助具及びセットのシールを取り付けた状態を示す正面から見た写真。 グランドピアノの鍵盤蓋内側に本考案の他の実施形態の練習用補助具及びセットのシールを取り付けた状態を示す正面から見た写真。 グランドピアノの鍵盤蓋内側に本考案の他の実施形態の練習用補助具を取り付けた状態を示す右側面斜め方向から見た写真。 グランドピアノの鍵盤蓋内側に本考案の他の実施形態の練習用補助具を取り付けた状態を示す正面から見た拡大写真。 グランドピアノの鍵盤蓋を閉じた状態を示す写真。 鍵盤に対する未就学児の指の位置関係を示す写真。 鍵盤に対する大人の指の位置関係を示す写真。 角度調整機構を有する練習用補助具を示す模式図。
以下、図面を参照しながら本考案を詳細に説明する。図1は、グランドピアノの鍵盤蓋1の内側に本考案の鍵盤楽器の練習用補助具2及びセットのシール4を取り付けた状態を示す正面側から見た写真である。このシール4は、生徒の手指の大きさや長さに応じて適切な位置になるように目印として各鍵盤3に着脱自在に貼り付けられる。特に、シール4は指が繰り返し接触することになるため、指の湿気や手油に対する耐久性の点から合成紙が好ましく、例えば、ユポ紙(登録商標)などが好適であり、シール4の裏面は指で繰り返し鍵盤3を弾いても剥がれないか又はズレない程度の粘着力や貼着力を有している。
練習用補助具2は、厚さ(t)1.0mm、高さ(h)9.3mm、幅(w)17.3mmの平面視略四角形状の鏡面状の樹脂製板状体で、角部は半円形状になっている。このような材質や形状とすることにより、子供でも安全に着脱することができる。この実施形態において、練習用補助具2を鍵盤蓋1の内側に着脱自在に取り付ける位置として、鍵盤3の付け根部分から上方に0≦hb≦3.0cmの距離(hb)を空けることがよい。この位置であれば、生徒のみならず指導者も指の位置や鍵盤3に対する指の深さや角度などが確認し易くなる。なお、hb=0cmの場合は、鍵盤3の付け根部分に接触するような状態となるが、練習用補助具2が鍵盤蓋1の内側に保持されていることから、鍵盤3を弾く際に障害となることはない。また、アップライトピアノや電子ピアノのように、鍵盤蓋1の構造がグランドピアノと異なるような場合でも、hbを上記範囲とすることにより、練習用補助具2を使用することができる。
この練習用補助具2の裏面側には両面テープなどが設けられており、鍵盤蓋1の内側に着脱自在に取り付けられるようになっている。この両面テープの粘着力は、練習時には鍵盤蓋1の内側に確実に保持でき、取り外す際には子供でも容易な程度とされており、取り外した後は、鍵盤蓋1の内側に両面テープの跡が残らないような材質とされている。この写真においては、鏡面状の練習用補助具2に鍵盤3やシール4などが略正面視鏡像の鍵盤3’やシール4’として映し出されている。また、両面テープに代えてマグネットシートを使用することも好適である。練習用補助具2の裏面側にマグネットシートを貼り付け、鍵盤蓋1の内側にもマグネットシートを貼り付け、双方の磁力を利用して着脱自在にすることができる。
手の大きさが小さい未就学児の場合には、初期段階の指の練習では通常の音階の「ド」の位置から「ドレミファソラ」くらいまでの範囲であることから、練習用補助具2の鍵盤3に対する横方向の取付位置としては、同様の音階の範囲を映し出すことができる位置としている。この位置であれば、練習する際に指導者のみならず生徒自身でも自分の指の位置や鍵盤3に対する指の深さや角度などを確認できる。なお、鏡面状の練習用補助具2に鍵盤3やシール4などが略正面視鏡像として映し出される位置に練習用補助具2が取り付けられるので、指導者は側面方向から鍵盤3に対する生徒の指の深さや角度などを容易に確認することができる。
図2及び図3は、グランドピアノの鍵盤蓋1の内側に上記鍵盤楽器の練習用補助具2を3枚隣接して取り付けた状態を示す正面側から見た写真と右側面側から見た写真である。練習用補助具2の厚さ(t)は1.0mm、高さ(h)は9.3mm、幅(w)は51.9mmとなっている。鍵盤蓋1の内側に着脱自在に取り付ける位置しては、鍵盤3の付け根部分から上方に0≦hb≦3.0cmの距離(hb)を空けることがよい。この位置であれば、生徒のみならず指導者も指の位置や鍵盤3に対する指の深さや角度などが確認し易くなる。
この実施形態では、練習用補助具2の鍵盤3に対する横方向の取付位置として、通常の音階の「ド」の位置から高音側1オクターブ程度と低音側1オクターブ程度までの範囲を映し出すことができる位置としている。この位置であれば、広範囲にわたって練習する際に、指導者のみならず生徒自身でも自分の指の位置や鍵盤3に対する指の深さや角度などを確認できる。しかも指導者は確認する視野が広範囲となるため、様々な角度や方向から生徒の指の位置や深さや角度を確認することができる。
上述したように練習用補助具2は、単体の場合でも、単体を複数枚隣接して使用する場合でも、全体寸法として、厚さ(T)、高さ(H)、幅(W)とすると、0.5≦T≦3.0mm、5.0≦H≦18.0cm、15.0≦W≦80.0cmの範囲とすることで、生徒のみならず指導者も指の位置や鍵盤3に対する指の深さや角度などが確認し易くなる(図4参照)。
厚さ(T)については、平面視略四角形状の鏡面状の樹脂製板状体である練習用補助具2を繰り返し着脱することから一定の強度が必要とされ、しかも鏡像が歪まないような鏡面状の特性が影響を受けないようにすることが必要な観点から、0.5mm以上とすることが必要であり、0.6mm以上が好ましく、0.7mm以上がより好ましく、0.8mm以上が特に好ましい。また、自重による影響を受けても取付状態を維持しつつ、かつ、着脱容易とする観点から、3.0mm以下とすることが必要であり、2.5mm以下が好ましく、2.0mm以下がより好ましく、1.5mm以下が特に好ましい。
これを図1に示す練習用補助具2についてみると0.5≦T(1.0mm)≦3.0mmとなっており、図2及び3に示す練習用補助具2についてみると0.5≦T(1.0mm)≦3.0mmとなっている。
高さ(H)については、ほとんどの鍵盤楽器に対して鍵盤付け根部分から一定の距離(0≦hb≦3.0cm)を確保して指導者のみならず生徒自身でも様々な角度や方向から生徒の指の位置や深さや角度を確認する視野が広範囲となるようにする観点から、5.0cm以上とすることが必要であり、6.0cm以上が好ましく、7.0cm以上が特に好ましい。
また、グランドピアノやアップライトピアノや電子ピアノなどの各種鍵盤楽器の鍵盤蓋1の内側の寸法や構造を考えた場合には、練習用補助具2の取り付けられる範囲(0<(ht+h+hb)≦20.0cm)と共に、自重による影響を受けても取付状態を維持しつつ、かつ、着脱容易とすることを考慮すると、高さ(H)を18.0cm以下とすることが必要であり、16.0cm以下とすることが好ましく、14.0cm以下とすることがより好ましく、12.0cm以下とすることが特に好ましい。
図1に示す練習用補助具2についてみると5.0≦H(9.3cm)≦18.0mmとなっており、図2及び3に示す練習用補助具2についてみると5.0≦H(9.3cm)≦18.0cmとなっている。
幅(W)については、手の大きさが小さい未就学児の場合、通常の音階の「ド」の位置から「ドレミファソラ」程度が練習範囲なので、指導者のみならず生徒自身でも自分の指の位置や鍵盤3に対する指の深さや角度などを確認できるようにする観点からは、単体としては15.0cm以上とすることが必要であり、16.0cm以上が好ましく、17.0cm以上が特に好ましい。また、自重による影響を受けても取付状態を維持しつつ、かつ、着脱容易とすることを考慮すると、単体としては20.0cm以下とすることが必要であり、19.0cm以下が好ましく、18.0cm以下が特に好ましい。
また、この単体を複数枚隣接して使用する場合に、これを一体の練習用補助具2として捉えると、4枚程度の範囲であれば十分である。したがって、一体構造とした場合には、自重による影響を受けても取付状態を維持しつつ、かつ、着脱容易とすることを考慮すると、80.0cm以下とすることが必要であり、76.0cm以下が好ましく、72.0cm以下がより好ましく、68.0cm以下が特に好ましい。なお、着脱のし易さや自重による影響などを考慮すると、幅が広い一体物の練習用補助具2よりも、単体の練習用補助具2を複数枚隣接して使用することが好ましい。
図1に示す練習用補助具2についてみると15.0≦W(17.3cm(=w))≦80.0cmとなっており、図2及び図3に示す練習用補助具2についてみると15.0≦W(51.9cm(=3w))≦80.0cmとなっている。
図5は、グランドピアノの鍵盤蓋1を閉じた状態を示す写真である。この写真から分かるように、鍵盤蓋1の手前側はR状とされており、そのため、鍵盤蓋1の内側の角部もその形状に倣ってR状とされていることから、上述したように、0<(ht+h+hb)≦20.0cmとされている。
図6は、未就学児がグランドピアノを練習している様子を示した写真である。
手指の大きさが小さい未就学児の場合には、初期段階の指の練習では通常の音階の「ド」の位置から「ドレミファソラ」程度が練習範囲となるが、右手の親指の第1関節部分が白鍵の手前の端面と一直線上になるように指を置くことが重要である。この状態で各指の位置を決め(図6中の丸印部分)、鍵盤のその位置にシール4を着脱自在に貼り付けて指の置き方を覚える。そして、各指がその位置で鍵盤に対してどの程度の角度になるか、鍵盤を弾く際にどの程度の深さになるかを、練習用補助具2に映し出される鏡像を確認しながら練習することにより、美しい音が弾けるようになる。なお、鏡像は生徒自身のみならず生徒と同席している保護者や指導者も同時に確認できるため、指導者が都度適切な位置、角度を指導することができ、生徒やその保護者も理解が深まるため、自宅で練習する際にも習得効果が高まる。
図7は、大人がグランドピアノを練習している様子を示した写真である。上述した未就学児の場合と手の大きさや指の長さが異なるが、この場合も右手の親指の第1関節部分が白鍵の手前の端面と一直線上になるように指を置くことが重要である。この状態で指の位置を決め(図7中の丸印部分)、鍵盤のその位置にシール4を着脱自在に貼り付けて指の置き方を覚える。そして、各指がその位置で鍵盤に対してどの程度の角度になるか、鍵盤を弾く際にどの程度の深さになるかを、練習用補助具2に映し出される鏡像を確認しながら練習することにより、美しい音が弾けるようになる。なお、鏡像は生徒自身のみならず指導者も同時に確認できるため、指導者が都度適切な位置、角度を指導することができ、生徒も理解が深まるため、自宅で練習する際にも習得効果が高まる。
鍵盤楽器がアップライトピアノや電子ピアノやオルガンなどの場合には、グランドピアノとは大きさ、形状、構造などが異なる。したがって、鍵盤蓋1の内側に練習用補助具2を上述したような実施形態で取り付けることが困難な場合も生じる。その際に、練習用補助具2が角度調整機構を備えていることが好適である。要するに、練習用補助具2が、鍵盤楽器に取り付けられ、練習時に鍵盤に対する手指の位置を略正面視鏡像として確認できるような構造であればよい。
図8に、角度調整機構を備えた練習用補助具2の模式図を示す。平面視略四角形状の鏡面状の樹脂製板状体2aと取付部材2bが角度調整機構2cを介して構成されている。取付部材2bには取付部2dがある。図8(a)は正面から見た模式図、(b)は側面から見た模式図、(c)は側面から見た角度調整機構を示す模式図を示している。このような角度調整機構2cを備えた練習用補助具2の場合でも、平面視略四角形状の鏡面状の樹脂製板状体2aは0.5≦T≦3.0mm、5.0≦H≦18.0cm、15.0≦W≦80.0cmとされており、鍵盤楽器の鍵盤を略正面視鏡像として映し出されるように鍵盤楽器の位置に着脱自在に取り付けられるようになっている。
鍵盤楽器に取り付けるための取付部材2bは、必ずしも鏡面状の樹脂製板状体2aと同じ形状、寸法でなくても構わないし、必ずしも鍵盤蓋1の内側に取り付ける必要もない。要するに、取付部材2bを鍵盤楽器の適切な場所に取り付けることができ、鏡面状の樹脂製板状体2aによって鍵盤に対する手指の位置を略正面視鏡像として確認できるような構造であればよい。取付部材2bが板状体の場合には取付部2dを両面テープやマグネットシートなどを使用して着脱自在にしても良いし、取付部2dを吸盤にしたり、取付部材2bをクリップ状として着脱自在にしても良い。
角度調整機構2cは、この鏡面状の樹脂製板状体2aと取付部材2bとを回転自在に保持するようにされている。具体的には、蝶番状の構造でラチェット式の機構を採用したり、鏡面状の樹脂製板状体2aと取付部材2bの回転軸に無理嵌め構造を採用することにより、鏡面状の樹脂製板状体2aによって鍵盤に対する手指の位置を略正面視鏡像として確認できるように鏡面状の樹脂製板状体2aと取付部材2bとの成す角度を調整し、適宜の位置で固定保持することができる。
以上、詳細に説明したように、本考案の鍵盤楽器の練習用補助具及び練習用補助具セットによれば、練習する際に指導者のみならず生徒自身でも自分の指の位置や鍵盤に対する指の深さや角度などを確認でき、これを繰り返し練習することにより美しい音が弾けるようになる。
1・・・鍵盤楽器の鍵盤蓋、2・・・鍵盤楽器の練習用補助具、3・・・鍵盤、
4・・・シール

Claims (4)

  1. 鍵盤楽器の練習用補助具であって、厚さ(T)、高さ(H)、幅(W)がそれぞれ0.5≦T≦3.0mm、5.0≦H≦18.0cm、15.0≦W≦80.0cmの平面視略四角形状の鏡面状の樹脂製板状体で構成されており、当該鏡面状の樹脂製板状体に当該鍵盤楽器の鍵盤が略正面視鏡像として映し出されるように当該鍵盤楽器に着脱自在に取り付けられることを特徴とする鍵盤楽器の練習用補助具。
  2. 角度調整機構を備えている請求項1に記載の鍵盤楽器の練習用補助具。
  3. 請求項1又は2に記載の鍵盤楽器の練習用補助具と共に、前記鍵盤楽器の鍵盤に対する手指の位置を示すための着脱可能なシールを備えることを特徴とする鍵盤楽器の練習用補助具セット。
  4. 前記シールは合成紙である請求項3の鍵盤楽器の練習用補助具セット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020109438A (ja) * 2018-12-30 2020-07-16 杏莉沙 小林 鍵盤楽器基礎テクニックの指導方法及び指導教材
CN113496636A (zh) * 2021-04-20 2021-10-12 姜秦胤 键盘乐器练习器的安装方式

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