JP3218278B2 - 配線ボックス検出器 - Google Patents
配線ボックス検出器Info
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- wiring box
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- Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
- Patch Boards (AREA)
Description
の屋内配線に使用される配線ボックス検出器に関する。
粧板や化粧ボード等の壁面板を取付ける前に配線ボック
スを躯体に取付けておくが、壁面板を取付ける作業者が
配線ボックスの位置を開口することなく、取付けること
が多くなっている。このため、壁面板で覆われた配線ボ
ックスを躯体の各部からの寸法で割り出したり、配線ボ
ックスにテープ状のアルミ箔等を貼付け、それを金属感
知センサー等によって探したり、あるいは配線ボックス
に強力な磁石を取付けそれを別の検出用磁石や磁力セン
サー等によって探すことが行われている。
板に覆われた配線ボックスを探す作業は手数がかかり、
正確に配線ボックスの位置決めができず、壁面板に形成
する配線用孔を形成するのに十分な注意と、中央部から
周囲に孔を広げていく手数のかかる孔明け作業になると
いう欠点があった。また、金属感知センサー等を用いる
方法では金属感知センサーが壁面の配線ボックス以外の
金属部分と反応する場合が非常に多く、容易に検索する
ことができないという欠点があった。さらに、検出用磁
石や磁力センサー等を用いる方法では壁面板を通して配
線ボックスに取付けた磁石を検出しなければならず、確
実に検出できる強力な磁力線の磁石を配線ボックスに取
付けることが技術的にも、コスト的にも難しいという欠
点があった。
壁面板で覆われた配線ボックスを容易でかつ正確に検出
して、該配線ボックスの輪郭に一致するように壁面板に
ケガキすることができる配線ボックス検出器を提供する
ことを目的としている。
規な特徴は次の説明を添付図面と照し合せて読むと、よ
り完全に明らかになるであろう。ただし、図面はもっぱ
ら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限
定するものではない。
に、本発明は壁面板で覆われた四角形状の配線ボックス
の周縁の輪郭となるように壁面板にケガキすることがで
きる複数個のケガキ用透孔が形成されたベース板と、こ
のベース板の複数個のケガキ用透孔で壁面板にケガキす
る輪郭の中心部に印を付けられるように該ベース板に形
成された中心用透孔と、前記ベース板に前記配線ボック
スの周縁に設けられた共振回路の上下左右の各辺をそれ
ぞれ検出すると該配線ボックスの周縁を前記複数個のケ
ガキ用透孔でケガキできるように上下左右に配置された
4個の発振検出コイルおよびこの4個の発振検出コイル
で前記配線ボックスの周縁を検出した場合に表示する該
4個の発信検出コイルに接続された電球、LEDランプ
等の4個の表示具を有する表示回路とからなる配線ボッ
クス検出回路とで配線ボックス検出器を構成している。
り、本発明を詳細に説明する。
形態において、1は壁面板2で覆われた開口端部に共振
回路3が設置された四角形状の1個用あるいは2個用の
配線ボックス4、4Aを検出して該配線ボックス4、4
Aの輪郭部位と一致するように壁面板2にケガキするこ
とができる本発明の配線ボックス検出器で、この配線ボ
ックス検出器1は一方の側面に取手5が形成された絶縁
材製のベース板6と、このベース板6に形成された内側
面あるいは外側面に沿ってケガキを行なうと1個用ある
いは2個用の配線ボックス4、4Aの輪郭になる複数
個、本実施の形態では9個のケガキ用透孔7と、これら
9個のケガキ用透孔7の中心、すなわちこれらのケガキ
用透孔7でケガキされる輪郭の中心部に位置する部位の
前記ベース板6に形成された中心部に印を付けるための
中心用透孔8と、前記ベース板6に取付けられた前記配
線ボックス4、4Aを検出すると該配線ボックス4、4
Aの周縁と一致するように前記複数個のケガキ用透孔7
を位置させることができる配線ボックス検出回路9と、
前記ベース板6の上下部の上面に取付けられた検出作業
時に該ベース板6の平行移動を容易にできる水準器2
3、23とで構成されている。
すように前記ベース板6の上下左右に配置されたケガキ
用透孔7、7、7、7の周囲に配置された前記配線ボッ
クス4、4Aの共振回路3と共振する発信検出コイル1
0、10A、10B、10Cを備える発信回路11、1
1A、11B、11Cと、この発信回路11、11A、
11B、11Cに順次所定時間電流を供給するコントロ
ール回路12と、このコントロール回路12にスイッチ
13を介して電流を供給する畜電池等の電源14と、前
記発信回路11、11A、11B、11Cに接続され
た、該発信回路11、11A、11B、11Cからの発
信レベルを検出する発信レベル検出回路15、15A、
15B、15Cと、この上下方向の発信レベル検出回路
15、15Aからの発信レベル信号が入力され、該発信
レベルを判断する上下判断回路16およびこの上下判断
回路16からの信号によって点灯表示する上下表示具1
7、17Aとからなる上下表示回路18と、前記左右方
向の発信レベル検出回路15B、15Cからの発信レベ
ル信号が入力される該発信レベルを判断する左右判断回
路19およびこの左右判断回路19からの信号によって
点灯表示する左右表示具17B、17Cとからなる左右
表示回路20と、ケガキ用透孔7、7、7、7の周囲の
前記ベース板6に配置された前記発信検出コイル10、
10A、10B、10Cで検出した配線ボックス4、4
Aをボックス表示具22の表示ランプ22a、22bで
表示するボックス判別回路21とで構成されている。
個の上下の電球あるいはLEDランプ17a、17b、
17cおよび17a、17b、17cが前記ベース板6
の中心透孔8より放射状となるように配置され、検出時
に上下の発信検出コイル10、10Aが配線ボックス
4、4Aの共振回路3の共振のバランス点をとらえた場
合には図8に示すように、中央部の上下のLEDランプ
17a、17aが点灯し、配線ボックスの上下方向の中
心に位置していることを示す。また、上部の発信検出コ
イル10が配線ボックス4、4Aの共振回路3をとらえ
た場合には上部のLEDランプ17b、17cが点灯
し、配線ボックス4、4Aが上部に位置していることを
示し、下部の発信検出コイル10Aが配線ボックス4、
4Aの共振回路3をとらえた場合には上部のLEDラン
プ17b、17cが点灯し、配線ボックス4、4Aが下
部に位置していることを示す。
3個の左右の電球あるいはLEDランプ17a、17
b、17cおよび17a、17b、17cが前記ベース
板6の中心透孔8より放射状となるように配置され、検
出時に左右の発信検出コイル10B、10Cが配線ボッ
クス4、4Aの共振回路3の共振のバランスをとらえた
場合には、図8に示すように中央部の左右のLEDラン
プ17a、17aが点灯し、配線ボックス4、4Aの左
右方向の中心に位置していることを示す。また、左部の
発信検出コイル10Bが配線ボックス4、4Aの共振回
路3をとらえた場合には左部のLEDランプ17b、1
7cが点灯し配線ボックス4、4Aが左部に位置してい
ることを示し、右部の発信検出コイル10Cが配線ボッ
クス4、4Aの共振回路3をとらえた場合には左部のL
EDランプ17b、17cが点灯し配線ボックス4、4
Aが左部に位置していることを示す。
図9ないし図11に示すように該配線ボックス4、4A
の周縁部に固定されたリング状の導体3aと、この導体
3aに介装されたコンデンサー3bとで構成されてい
る。
器1は、壁面板2によって覆われた配線ボックス4、4
Aを探し出す場合に使用されるもので、スイッチ13を
ONにして配線ボックス4、4Aが取付けられた部位の
壁面板2に当接するようにベース板6を位置させて移動
させることにより、図5に示すように発信回路11、1
1A、11B、11Cの発信コイル10、10A、10
B、10Cに順次所定時間ずつ電流が流れ、発信コイル
10、10A、10B、10Cが配線ボックス4、4A
の共振回路3、3Aと共振すると発信回路11、11
A、11B、11C、発信レベル検出回路15、15
A、15B、15C、上下判断回路16および左右判断
回路19と信号が流れ、表示具17、17A、17B、
17CのいずれかのLEDランプ17a、17b、17
cが点灯する。
のそれぞれのLEDランプ17a、17b、17cの点
灯位置を確認しながら、中心用透孔8側のLEDランプ
17a、17a、17a、17aが点灯するようにベー
ス板6を移動させ、中心用透孔8側のLEDランプ17
a、17a、17a、17aが点灯したところでベース
板6を固定し、ベース板6のケガキ用透孔7の内外面に
沿ってケガキすることにより、配線ボックス4、4Aの
埋設位置を正確にケガキすることができる。
れている場合はケガキ用透孔7の内側面に沿ってケガ
キ、2個用の配線ボックス4Aが埋設されている場合に
はケガキ用透孔7の外側面に沿ってケガキすることによ
り、埋設されている配線ボックス4、4Aの輪郭と正確
に一致するように壁面板2にケガキすることができる。
れた配線ボックス4Bの場合には、前述と同様な操作で
配線ボックス4Bを検出し、ベース板6の中心透孔8よ
り壁面板2に印を付けて中心を検出する。しかる後、中
心の印を支点として、コンパスによって配線ボックス4
Bの周縁の半径とほぼ同じ半径寸法で円を描くことによ
り、配線ボックス4Bの輪郭と正確に一致する円が壁面
板2に描かれたこととなる。
実施の形態】次に、図12ないし図20に示す発明者が
考えた配線ボックス検出器及び本発明の異なる実施の形
態につき説明する。なお、これらの説明に当って、前記
本発明の第1の実施の形態と同一構成部分には同一符号
を付して重複する説明を省略する。
配線ボックス検出器において、前記本発明の第1の実施
の形態と主に異なる点は、上下方向と左右方向とにそれ
ぞれ1個の発信検出コイル10、10Bを備えた発信回
路11、11Bを用いた配線ボックス検出回路9Aをベ
ース板6に取付けた点で、このように構成された配線ボ
ックス検出回路9Aを用いた配線ボックス検出器1Aに
してもよい。
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、ベース板6に中心用透孔8だけを形成する
とともに、3個以上、本実施の形態では3個の発信検出
コイル10、10A、10Bを備えた発信回路11、1
1A、11Bを用いた配線ボックス検出回路9Bを取付
けた点で、このように構成された配線ボックス検出回路
9Bを用いた配線ボックス検出器1Bにすることによ
り、円形状の配線ボックス4B専用の検出を行なうこと
ができる。
の形態において、前記本発明の第1の実施の形態と主に
異なる点は、ベース板6に円形状の配線ボックス4Bの
輪郭になる複数個、本実施の形態では4個のケガキ用透
孔7a、7a、7a、7aを形成するとともに、円形状
の配線ボックス4Bを検出したことを示す表示ランプ2
2cとをベース板6に取付けた点で、このようにベース
板6にケガキ用透孔7および7aを形成した配線ボック
ス検出器1Cにすることにより、四角形状の1個用ある
いは2個用の配線ボックス4、4Aと円形状の配線ボッ
クス4Bを検出して、その輪郭形状を壁面板に正確にケ
ガキすることができる。
にあっては次に列挙する効果が得られる。
ックスの周縁の輪郭となるように壁面板にケガキするこ
とができる複数個のケガキ用透孔が形成されたベース板
と、このベース板の複数個のケガキ用透孔で壁面板にケ
ガキする輪郭の中心部に印を付けられるように該ベース
板に形成された中心用透孔と、前記ベース板に前記配線
ボックスの周縁に設けられた共振回路の上下左右の各辺
をそれぞれ検出すると該配線ボックスの周縁を前記複数
個のケガキ用透孔でケガキできるように上下左右に配置
された4個の発振検出コイルおよびこの4個の発振検出
コイルで前記配線ボックスの周縁を検出した場合に表示
する該4個の発信検出コイルに接続された電球、LED
ランプ等の4個の表示具を有する表示回路とからなる配
線ボックス検出回路とで構成されているので、壁面板で
覆われている共振回路が取付けられた配線ボックスを4
個の発振検出コイルで検出し、表示回路の表示具で表示
できる。したがって、ベース板に形成された複数個のケ
ガキ用透孔でケガキすることにより、壁面板で覆われた
配線ボックスの位置を正確に壁面板にケガキすることが
でき、従来のように位置を誤って不必要な部位の壁面板
に孔を形成したりする不具合を確実に防止することがで
きる。
が壁面板によって覆われても、正確にその位置を検出し
てケガキすることができるので、配線ボックスの取付け
を気軽に楽に行なうことができる。
に設置された共振回路と共振する発振コイルを備えた発
信回路を用いているので、確実に配線ボックスの取付け
位置を検出することができるとともに、検出した場合に
は表示具で表示でき、静かに検出することができる。
(3)と同様な効果が得られる。
回路のブロック図。
図。
図。
図。
図。
クス検出回路のブロック図。
出回路のブロック図。
図。
出回路のブロック図。
Claims (4)
- 【請求項1】 壁面板で覆われた四角形状の配線ボック
スの周縁の輪郭となるように壁面板にケガキすることが
できる複数個のケガキ用透孔が形成されたベース板と、
このベース板の複数個のケガキ用透孔で壁面板にケガキ
する輪郭の中心部に印を付けられるように該ベース板に
形成された中心用透孔と、前記ベース板に前記配線ボッ
クスの周縁に設けられた共振回路の上下左右の各辺をそ
れぞれ検出すると該配線ボックスの周縁を前記複数個の
ケガキ用透孔でケガキできるように上下左右に配置され
た4個の発振検出コイルおよびこの4個の発振検出コイ
ルで前記配線ボックスの周縁を検出した場合に表示する
該4個の発信検出コイルに接続された電球、LEDラン
プ等の4個の表示具を有する表示回路とからなる配線ボ
ックス検出回路とを備えることを特徴とする配線ボック
ス検出器。 - 【請求項2】 壁面板で覆われた四角形状の配線ボック
スの周縁の輪郭となるように壁面板にケガキすることが
できる複数個のケガキ用透孔が形成されたベース板と、
このベース板に前記配線ボックスの周縁に設けられた共
振回路の上下左右の各辺をそれぞれ検出すると該配線ボ
ックスの周縁を前記複数個のケガキ用透孔でケガキでき
るように上下左右に配置された4個の発振検出コイルお
よびこの4個の発振検出コイルで前記配線ボックスの周
縁を検出した場合に表示する該4個の発信検出コイルに
接続された電球、LEDランプ等の4個の表示具を有す
る表示回路とからなる配線ボックス検出回路とを備える
ことを特徴とする配線ボックス検出器。 - 【請求項3】 壁面板で覆われた四角形状の配線ボック
スの周縁の輪郭となるように壁面板にケガキすることが
できる複数個のケガキ用透孔および丸形状の配線ボック
スの周縁の輪郭となるように壁面板にケガキすることが
できる複数個のケガキ用透孔が形成されたベース板と、
このベース板に前記配線ボックスの周縁に設けられた共
振回路の上下左右の各辺をそれぞれ検出すると該配線ボ
ックスの周縁を前記複数個のケガキ用透孔でケガキでき
るように上下左右に配置された4個の発振検出コイルお
よびこの4個の発振検出コイルで前記配線ボックスの周
縁を検出した場合に表示する該4個の発信検出コイルに
接続された電球、LEDランプ等の4個の表示具を有す
る表示回路とからなる配線ボックス検出回路とを備える
ことを特徴とする配線ボックス検出器。 - 【請求項4】 壁面で覆われた円筒状の配線ボックスの
中心部に位置する部位に印を付けられるように中心用透
孔および丸形状の配線ボックスの周縁の輪郭となるよう
に壁面板にケガキすることができる複数個のケガキ用透
孔が形成されたベース板と、このベース板に前記配線ボ
ックスの周縁に設けられた共振回路を検出すると該配線
ボックスの中心部に前記中心用透孔が位置する少なくと
も3個以上の発振検出コイルおよびこの少なくとも3個
以上の発振検出コイルで前記配線ボックスの周縁を検出
した場合に表示する該少なくとも3個以上の発信検出コ
イルに接続された電球、LEDランプ等の少なくとも3
個以上の表示具を有する表示回路とからなる配線ボック
ス検出回路とを備えることを特徴とする配線ボックス検
出器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33572995A JP3218278B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 配線ボックス検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33572995A JP3218278B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 配線ボックス検出器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09152489A JPH09152489A (ja) | 1997-06-10 |
JP3218278B2 true JP3218278B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=18291824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33572995A Expired - Lifetime JP3218278B2 (ja) | 1995-11-29 | 1995-11-29 | 配線ボックス検出器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3218278B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE202005011783U1 (de) * | 2005-07-27 | 2005-10-27 | Robert Bosch Gmbh | Ortungsgerät |
JP5250331B2 (ja) * | 2008-08-05 | 2013-07-31 | 株式会社電幸社 | 配線ボックス等の検出器 |
-
1995
- 1995-11-29 JP JP33572995A patent/JP3218278B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09152489A (ja) | 1997-06-10 |
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