JP3218114U - 高圧ルーム - Google Patents

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英紀 天野
英紀 天野
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日本気圧バルク工業株式会社
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Abstract

【課題】
常圧よりも高圧な状態を維持しつつ、高圧下で特定の疾患に対する対処手段を備える高圧ルームを提供することができる。
【解決手段】
居住空間を形成するチャンバと、チャンバ内の気圧を、常圧よりも高圧に維持するための加圧手段と、チャンバ内の天井又は壁から、人がぶら下がることができるぶら下がり手段とを備え、ぶら下がり手段が棒状部材、吊り輪状部材又は垂下部材であることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、室内の気圧を常圧より高圧に維持可能な居住空間を有する高圧ルームに関する。
従来より、室内の気圧を常圧より高圧に設定して高圧酸素治療や高地トレーニングが行われている。例えば、特許文献1の気圧トレーニング装置は、気密可能な気密室と、気密室内に設けられ気密室内の空気を排気して減圧する減圧ポンプ及び、気密室外に設けられ気密室内に空気を給気して加圧する加圧ポンプと、減圧ポンプ及び加圧ポンプを通電制御するポンプ制御手段と、を有し、ポンプ制御手段は、最初にポンプを減圧動作させることで気密室内を減圧状態で一定時間継続させた後、ポンプを加圧動作させることで、気密室内を常圧よりも高い加圧状態で一定時間継続させ、その後減圧状態と加圧状態とを所定間隔で交互に繰り返すようポンプを制御することを特徴としている。
特開2015−37446号公報
しかしながら、従来の気圧トレーニング装置では、常圧よりも高圧な状態を維持することはできても、高圧下で特定の疾患に対する対処手段を有する手段を備えてはいない。
本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、常圧よりも高圧な状態を維持しつつ、高圧下で特定の疾患に対する対処手段を備える高圧ルームを提供することができる。
請求項1記載の高圧ルームは、居住空間を形成するチャンバと、チャンバ内の気圧を、常圧よりも高圧に維持するための加圧手段と、チャンバ内の天井又は壁から、人がぶら下がることができるぶら下がり手段とを備えることを特徴とする。
請求項2記載の高圧ルームは、ぶら下がり手段が、チャンバ内の天井又は壁に横臥して設けられた棒状部材であることを特徴とする。
請求項3記載の高圧ルームは、ぶら下がり手段が、チャンバ内の天井又は壁に設けられた吊り輪状部材であることを特徴とする。
請求項4記載の高圧ルームは、ぶら下がり手段が、チャンバ内の天井又は壁に設けられた人の上半身を吊り下げる垂下部材であることを特徴とする。
本願考案の高圧ルームによれば、常圧よりも高圧な状態を維持しつつ、高圧下で特定の疾患に対する対処手段を備えることができる。
本考案に係る高圧ルームの構成の一例を示す説明図である。 本考案に係る高圧ルームの構成の他の例を示す説明図である。 本考案に係る高圧ルームの構成のさらに他の例を示す説明図である。
以下、本考案の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本考案に係る高圧ルームの構成の一例を示す説明図である。図2は、本考案に係る高圧ルームの構成の他の例を示す説明図である。図3は、本考案に係る高圧ルームの構成のさらに他の例を示す説明図である。
図における高圧ルーム1は、居住空間であり室内であるチャンバ内10aの気圧を常圧より高圧に維持可能なものである。居住空間を形成するチャンバ10と、チャンバ内10aの気圧を上げるための加圧手段である加圧用コンプレッサ20と、チャンバ内10aの気圧を、常圧よりも高圧な状態を維持したまま所定圧、気圧を下げることを基本的な動作とし、常圧に戻す場合には常圧に向かってチャンバ内10aの気圧を下げるための減圧手段である減圧用コンプレッサ22とを備えている。また、チャンバ内10aの気圧をモニタするための圧力計30も備えている。尚、高圧としては、1.2気圧から3気圧程度までである。
チャンバ10は、人の身体が完全に収まる大きさで、基本的には、人が立った状態で上方向に手を伸ばすことができる大きさである。尚、広さは、複数人が入ることができる広さでもよく、様々である。そして、チャンバ10は、図示しない出入口があり、チャンバ10を閉じた状態では、チャンバ内10aは密閉空間になるような構造である。
加圧用コンプレッサ20は、チャンバ内10aの気圧を上げるための加圧手段であり、チャンバ10の外側又は内側に配置され(図では外側の例)、チャンバ内10aと連通している。加圧用コンプレッサ20は、加圧手段の一例であり、ポンプ等の他の手段であってもかまわない。
減圧用コンプレッサ22は、チャンバ内10aの気圧を、気圧を下げることを基本的な動作とし、常圧に戻す場合には常圧に向かってチャンバ内10aの気圧を下げるための減圧手段であり、チャンバ10の内側に配置され(図では内側の例)、チャンバ内10aの空気を押し出すものである。図1は、減圧用コンプレッサ22が、チャンバ内10aに配置された例であるが、チャンバ10の外側に設け、チャンバ内10aの空気を吸い出すものであってもよい。減圧用コンプレッサ22は、減圧手段の一例であり、ポンプ等の他の手段であってもかまわない。
尚、図示してはいないが、チャンバ内10aの気圧の調整のために、各種の弁構造を設けるようにしてもよい。
図1に示す高圧ルーム1には、人がぶら下がることができるぶら下がり手段32を備えている。ぶら下がり手段32の形状は様々であるが、図1の例では、チャンバ内10aの天井又は壁に横臥して設けられた棒状部材である。また、図2の高圧ルーム2では、人がぶら下がることができるぶら下がり手段34として、チャンバ内10aの天井又は壁に設けられた吊り輪状部材が設けられている。さらに、図3の高圧ルーム3では、人がぶら下がることができるぶら下がり手段36として、チャンバ内10aの天井又は壁に設けられた人の上半身を吊り下げる垂下部材が設けられている。
次に、本実施の形態における高圧ルーム1の動作の一例を説明する。まず、加圧手段である加圧用コンプレッサ20を動作させて、チャンバ内10aの気圧を、所望の気圧だけ高くするようにする。そして、に所定間隔でチャンバ内10aの気圧を、常圧よりも高圧な状態を維持したまま所定圧、気圧を下げたい場合には、加圧用コンプレッサ20の出力を調整しつつ、減圧手段である減圧用コンプレッサ22を動作させて、気圧を下げるようにする。そして、最終的に、チャンバ内10aを通常の気圧状態(常圧状態)にする時は、加圧用コンプレッサ20の動作を止めて、減圧用コンプレッサ22を動作させるようにし、必要に応じて、図示しない弁構造を開放するようにしてもよい。
そして、チャンバ内10aが、高気圧に保たれた状態で、チャンバ内10aに居る人が、ぶら下がり手段32,34,36にぶら下がるようにする。高気圧状態で人がぶら下がり手段32,34,36にぶら下がると、骨盤・背骨の間隔が開き、髄核がずれ囲んでいる線維輪が傷ついた状態のぎっくり腰が、高気圧で髄核のずれが戻されて、痛みが緩和される。また、高気圧状態で人がぶら下がり手段32,34,36にぶら下がると、骨盤・背骨の間隔が開き、線維輪に亀裂ができて髄核が外に飛び出した状態の椎間板ヘルニアにおいても、高気圧で髄核が内に戻されることで痛みが緩和される。いずれの場合も、神経を刺激しなくなることによるものである。
以上のような構造の本実施の形態に係る高圧ルーム1によれば、常圧よりも高圧な状態を維持しつつ、高圧下で特定の疾患に対する対処手段を備えている。
本考案により、常圧よりも高圧な状態を維持しつつ、高圧下で特定の疾患に対する対処手段を備える高圧ルームを提供することができる。
1・・・・・高圧ルーム
2・・・・・高圧ルーム
3・・・・・高圧ルーム
10・・・・チャンバ
10a・・・チャンバ内
20・・・・加圧用コンプレッサ
22・・・・減圧用コンプレッサ
30・・・・圧力計
32・・・・ぶら下がり手段
34・・・・ぶら下がり手段
36・・・・ぶら下がり手段

Claims (4)

  1. 室内の気圧を常圧より高圧に維持可能な居住空間を有する高圧ルームにおいて、
    該居住空間を形成するチャンバと、
    該チャンバ内の気圧を、常圧よりも高圧に維持するための加圧手段と、
    該チャンバ内の天井又は壁から、人がぶら下がることができるぶら下がり手段とを備えることを特徴とする高圧ルーム。
  2. 前記ぶら下がり手段が、前記チャンバ内の天井又は壁に横臥して設けられた棒状部材であることを特徴とする請求項1記載の高圧ルーム。
  3. 前記ぶら下がり手段が、前記チャンバ内の天井又は壁に設けられた吊り輪状部材であることを特徴とする請求項1記載の高圧ルーム。
  4. 前記ぶら下がり手段が、前記チャンバ内の天井又は壁に設けられた前記人の上半身を吊り下げる垂下部材であることを特徴とする請求項1記載の高圧ルーム。
JP2018002633U 2018-07-11 2018-07-11 高圧ルーム Active JP3218114U (ja)

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