JP3217927U - 肌の酸素供給による美白及び加熱機能を備えた通気性材料 - Google Patents

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Abstract

【課題】マスク、フェイスマスク、フェイスパック、ブラジャー、ヌーブラ、母乳パッド、生理用ナプキン(布ナプキン)、おむつ、パンティーライナー、使い捨て衛生用品、絆創膏、包帯ガーゼ、ボックスコンテナなどを含む家庭用衛生用品に適用可能である通気性材料を提供する。【解決手段】酸素供給による美白と加熱機能を備えた通気性材料であって、気体の進出用穴を備えた、機能ユニット4を固定するための吸水材質の内部コア1と、内部コア1を被覆するための外部被覆層と、水蒸気に遇うと、美白気体と酸素を生成する酸素供給美白ユニットと、水蒸気と反応して熱エネルギーを生成することで、該被覆層の内部空間の温度を上昇させ、該酸素供給美白ユニットの該美白気体と酸素を生成する速度を向上させ、且つ活性酸素気体と熱源を提供可能な加熱ユニットとで構成した機能ユニット4を含む。【選択図】図2

Description

本考案は、気体を通じて、肌の酸素供給による美白及び加熱機能を実現する製品とその応用に関するものであり、医学美容技術分野に関する。
人の肌にあるメラニンは、肌の紫外線からの傷害と戦うために存在しているが、現代人の美意識から考えれば、メラニンの沈着は多くの人々に、例えば、そばかす、老人斑、肝斑、汗斑、乳輪のメラニン沈着による黒っぽさ、デリケートゾーンのメラニン沈着などの、多大な苦痛を引き起こしてしまう。
肌でのメラニン沈着は、遺伝的要因、肌の老化、肌の低酸素状態、過度な摩擦、ホルモン含有局所用医薬品後遺症、妊娠、エストロゲンの分泌など、を含む多種な原因で引き起こす可能性はある。
メラニンは、メラニン細胞によって、主に肌の表皮における基底層(stratum basale)で生成された後、代謝に伴い、徐々に有棘層、顆粒層、透明層に押し込まれ、最後、一番外側の角質層まで転移する。
市販の美白製品は、液体、ペーストやミルク状のものが多いが、液体の美白製品に対して、過大な分子量と液体表面張力の影響を受けて、その効果が角質層から表皮の基底層まで浸透することは特に難しいということは、この種の製品が著しい美白効果を発揮することができない主な原因となっており、液体美白製品を除き、メラニンを除去する方法は、また外科手術、即ちレーザーでメラニンを除去する方法もあり、しかし、万が一、レーザーが真皮層まで打つと、肌に永続的な創傷をもたらしやすいので、この方法には一定のリスクがある。
また、市販の美白製品は作用部に敷くものは多く、フェイスパックを例として、寒い天気では、毛穴の緊縮によって、美白成分に対する吸収効果が低下しやすくなったり、且つ冷たい液体が肌に作用する場合、ユーザに不快感を与えたりすることがあり、上記問題を解決すために、フェイスパックを加熱する、或いは温かいタオルで顔に敷く方法を採用する人はいるとしても、市販の美白製品は、その成分(ビタミンC)が昇温で活性構造が破られるため、代わりに美白効果を下げてしまい、それにより、上記問題は依然として解決しないといけない。
また、環境汚染の深刻化、巨大な仕事の圧力や緊張したライフスタイルが原因で、数多くの現代人が慢性低酸素状態にあるようになった。サラリーマンによく見られる疲労、背痛、あくび、眠気、其れとも一日の仕事後にめまいがしたり、考えることができなくなったりすること、頭痛、目の不快感は全部、「慢性低酸素症」に関する現象であるかもしれなく、長期の低酸素状態は、手のしびれ、肌に明るさの欠乏、めまい、目のかすみ、無力、創造力の低下、思考能力の悪化など、多くの症状を引き起こす可能性がある。一部の人々は、しばしば疲れを感じ、肝臓が最初に悪いと疑われたが、実際には、これらの症状は低酸素で引き起こした。
2001年欧州の医学雑誌に登載された論文によると、高酸素水の飲用は、筋肉の疲労程度を反映する乳酸値を低下させることができ、それは、酸素摂取量の増加が疲労を軽減して健康を改善することに有用であることを判明した。
深刻な汚染された空気環境においては、マスクを着用する人がますます増えて、特にインフルエンザの最中ではさらに増え、マスクは、進入する空気にある埃や細菌を濾過することができるが、着用する時のマスクは、顔と接触するため、多くの不快感や健康問題をひきおこすこともある。
マスクの内部に呼気した二酸化炭素と水蒸気の増加につれて、酸素含有量は、オープン空間の供給量ほどではなくなり、マスク内の空気品質の低下によって、長期の着用はユーザに不快感を与えることは多い。
従って、酸素を供給しながら、優れた美白効果を有する通気性材料を提供することは、本考案において解決すべき課題である。
従来技術の欠点に対処するために、本考案では、内部加熱を通じて美白効果を上昇させるとともに、保温効果に達成可能な気体状態の酸素供給美白製品が提供された。
関連する特許は以下のとおりである:
本考案者は、以前の台湾特許案、申請番号106102558にて、固体酸素源、活性剤、触媒を含み、気体で美白効果を達成可能な、肌の美白機能を有する酸素供給材料を開示し、該前案は、美白気体の放出によって、液体美白成分の低吸収率や寒い天気での不快感という不足を解決するものであり、本案において、考案者は更に、固体熱源を追加し、肌と隔離した加熱方法を採用することは、内部温度を40℃に維持する保温効果を有する以上、内部での美白気体の作用温度を向上させることで、美白気体の生成と毛穴の拡張を加速し、それにより、良好な美白効果を達成することができるようにし、優れた市場応用価値を有している。
台湾特許公開番号201605499では、温度を自発に調節可能な多機能フィルムが開示され、それは保温層を有し、化学原料の固液転移の相転移による発熱や吸熱を原理とするが、該前案の放熱原理と反応とも本案とは異なり、且つその固液相転移の応用は本案製品の応用範囲から脱離し、また、本案の活性酸素による美白と酸素供給という更なる応用はなく、なお、本案の加熱方法は、該前案の肌との直接的接触とは違っている肌と隔離したものを使用して、直接的接触での加熱が肌に引き起こす可能性のある障害を避けた。
台湾特許公開番号201605622では、その発熱層における発熱組成物に、酸化可能金属、活性炭、無機金属塩、水、高分子保湿剤、吸水剤が含まれた自己発熱保温フィルムが開示され、しかしながら、該前案は同じ、本案の美白特徴を持たなく、且つ本案は肌と隔離した加熱方法を採用し、同様で、該前案の肌と直接に接触して加熱する方法とは異なり、本案は、直接的接触での加熱が肌に引き起こす可能性のある障害を軽減する効果が更に良い。
本考案は、安全な内部加熱により、美白効果を向上させる気体で酸素供給美白を実現し、追加の水や体表における水分との反応を通じて、酸素と活性酸素を生成可能な通気性材料を提供し、肌の健康呼吸に必要な酸素を提供する他、肌の美白機能を有する、ヒドロペルオキシルラジカル(HOO-)、スーパーオキサイドアニオン(O2−)、過酸化水素ラジカル(HOO・)を含む気体活性酸素を同時に提供し、活性酸素気体は、分子量が非常に小さく、直径が1nmほどあるため、表皮層の隙間(表皮の隙間は、直径が200nm〜80000nm)から通過し、肌の基底層まで達してメラニンと作用することで、メラニンを浅く、更に透明になるようにすることができる。また、本考案は、水や酸素と作用して、放熱反応ができる酸化カルシウムや還元鉄である固体熱源によって、安定な熱源を供給し、温度を40℃に保持し、不織布で反応物と肌との直接接触を阻止することができ、該熱源は、肌に温かさと快適さを安全に保つことができる他、好ましくは気密層と選ばれるその外部被覆層も、外層の温度が変化しないようにすることができ、更に、固体酸素源、活性剤や触媒と混じり合うことで、該熱源は、活性酸素の生成速度と反応効率を同期に向上させると同時に、肌を加熱して毛穴の拡張を促進することにより、肌に対する美白効果を強化可能になった。
考案の上記目的に達するために、本考案は、酸素供給による美白と加熱機能を備えた通気性材料であって、気体の進出用穴を備えた、機能ユニットを固定するための吸水材質の内部コアと、前記内部コアを被覆するための外部被覆層と、水蒸気に遇うと、美白気体と酸素を生成する酸素供給美白ユニットと、水蒸気と反応して熱エネルギーを生成することで、該被覆層の内部空間の温度を上昇させ、該酸素供給美白ユニットが該美白気体と酸素を生成する速度を向上させ、且つ活性酸素気体と熱源を提供可能な加熱ユニットと、で構成した機能ユニットを含む、ことを特徴とする通気性材料。
考案の上記目的に達するために、前記外部被覆層は、不織布や通気性プラスチックフィルムであってもよい肌に優しい材質の通気性構造である内層と、気密材料の外層からなる。
考案の上記目的に達するために、前記通気性材料において、酸素供給美白ユニットは、固体酸素源、活性剤、触媒を含む。
考案の上記目的に達するために、前記通気性材料において、固体酸素源は、過酸化物と過炭酸物からなる群から選ばれる。
考案の上記目的に達するために、前記通気性材料において、該過酸化物は、過酸化カルシウム、過酸化マグネシウム、過酸化ナトリウム、過酸化カリウムからなる群から選ばれる。
考案の上記目的に達するために、前記通気性材料において、前記過炭酸物は、過炭酸ナトリウムと過炭酸カルシウムからなる群から選ばれる。
考案の上記目的に達するために、前記通気性材料において、該活性剤は、アシル化合物である。
考案の上記目的に達するために、前記通気性材料において、該アシル化合物は、テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(NOBS)、テトラアセチルグリコールウリル、ファイブアセチルグルコース、N−アセチルフタルイミド、1−アセチルエチル安息香酸メチル、トリアセチルエタノールアミンとノナノイルアセトフェニルスルホン酸塩からなる群から選ばれる。
考案の上記目的に達するために、前記通気性材料において、該触媒は、カタラーゼである。
考案の上記目的に達するために、前記通気性材料において、該加熱ユニットは、酸化カルシウム(CaO)や還元鉄とする固体熱源である。
本考案は、前記通気性材料の新用途、即ち肌に酸素を供給して実現する美白効果、そして加熱機能を提供する機能をもう一つの目的とし、ここで、酸素供給による美白は、前記通気性構造の中に活性酸素と高濃度の酸素が生成された後、気体様態で前記通気性構造から通り抜け、それで肌の酸素供給による美白効果に達することである。
考案の上記目的に達するために、前記加熱機能は、前記固体熱源が前記通気性構造において、肌と隔離した様態で加熱することにより、活性酸素の生成速度を加速して美白効果を上昇させる上、肌を温かく保つ機能である。
考案の上記目的に達するために、前記通気性材料はさらに、例えばマスク、フェイスマスク、フェイスパック、ブラジャー、ヌーブラ、母乳パッド、生理用ナプキン(布ナプキン)、おむつ、パンティーライナー、使い捨て衛生用品、絆創膏、包帯ガーゼ、ボックスコンテナを含む家庭用衛生用品に適用可能である。
本考案に開示された加熱と肌に対する酸素供給美白機能を有する通気性材料は、前記家庭用衛生用品に適用可能であり、普通の美白製品と比べれば、美白の他、保湿機能も有しており、ユーザが寒さへの暴露を避けて温かく保持することができ、更に活性酸素の生成作用温度を向上させ、活性酸素の生成を加速し、毛穴を拡張させ、もっと良い美白効果に達するようにすることができる。
図1は、酸素供給による美白と加熱機能を備えた通気性材料の構造を示す案内図である。 図2は、機能ユニットが内部コアの内側にある時の表面の構造を示す案内図である。 図3は、機能ユニットが内部コアの外側にある時の表面の構造を示す案内図である。 図4は、機能ユニットが内部コア間にある時の構造を示す案内図である。
以下は、下記実施例を参照しながら本考案を説明するが、説明された実施例は本考案を制限するわけではない。
図1、図2、図3に示すように、本考案は酸素供給による美白と加熱機能を備えた通気性材料を提供し、酸素供給美白の加熱機能を有する、内部コア1の内側表面、外側表面、或いは前記内部コア1間で均一に分布可能な、固体酸素源、触媒、活性剤と固体熱源を混合させて構成した機能ユニット4を固定するための吸水材質の内部コア1と、前記内部コア1を被覆するための外部被覆層5とを含み、前記外部被覆層5は、気体が自由に通過可能であるように、不織布や通気性プラスチックフィルムであってもよい肌に優しい材質の通気性構造である内層2と、通気性材質や気密性材料であってもよいが、活性酸素と酸素気体を徐放する効果をより良好にするために、好ましくは気密性材料が選択され、気密層の設計により、外層の温度が内部の加熱に影響されないようにし、内部気体の作用濃度を向上させ、作用効果を強化することができる外層3とで構成される。
ここで、前記固体酸素源と前記固体熱源とは、質量比が5:1〜10:1で、前記触媒と前記固体酸素源とは、質量比が0.5:100〜5:100で、前記活性剤と前記固体酸素源とは、質量比が0.5:100〜10:100である。
その結果、気体状態の活性酸素は、被覆された環境でかなり高い濃度を保持でき、固体熱源によって提供した熱源によって、肌の吸収効果を高めるように、活性酸素と酸素気体の生成効率を向上させ、毛穴の拡張を進める。下記は本考案製品の応用であり、実際に経験してからアンケートをするためにボランティアを募集した、結果には、本考案の製品が、市販および本考案者の美白前案よりも優れた美白効果と快適度を有することが明示された。
実施例1 肌に対する美白と加熱機能を有するフェイスパック
固体酸素源である過酸化カルシウム(CaO)100g、触媒であるカタラーゼ(CAT)0.5g、活性剤であるテトラアセチルエチレンジアミン(TAED)10gと還元鉄で取り替わってもよい固体熱源である酸化カルシウム10gと均一に混じり合い、その後、肌から排出した水分(汗)や体液(尿や血液)、空気中の水分(湿度)、又は別に調製した水性液体と作用させる。
活性酸素を生成する反応式は2CaO+2HO→2Ca(OH)+Oである;
上記反応では、中間産物である過酸化水素(H)は、弱酸のように、アルカリ性媒体中に過酸化水素アニオンへ解離する;
+OH−→HOO−+H
過酸化水素アニオンは、過酸化水素をラジカルに形成させることができる求核試薬である;
HOO−+ H→ HOO・+HO・+OH−
両者とも比較的高い活性を持って、メラニンを酸化分解させるようにして漂白作用を達成する。
一方では、その固体熱源の反応式が
CaO+HO→Ca(OH)+heat又は4Fe+3O→2Fe+heatである
製品の効果を了解するために、各製品に対して、50名のボランティアを募集して、ボランティアを本考案、本考案の美白前案と市販のフェイスパックを試用する三組に分け、フェイスパックを毎日半時間敷くように、二週を試用させた後、独立して評価アンケートに記入させる。ボランティアは、年齢が35〜50歳であり、評価標準は、美白効果と着用中の快適度に基づいて1〜10点で採点させる。
フェイスパックの応用効果比較表
その結果、本考案の製品を使用したボランティアは、二週後、美白効果でも、使用中の快適度でも、全部8点まで上がった点数を出し、美白点数が5点、快適度が4点しかない普通の美白製品を使用したボランティアからの評価を超えることは著しく、本案の考案者による美白前案に6点を得た美白効果と快適度よりも優秀である。
実施例2 肌に対する美白と加熱機能を有するヌーブラ
固体酸素源である過酸化マグネシウム(MgO)10g、触媒であるカタラーゼ(CAT)0.5g、活性剤であるテトラアセチルエチレンジアミン(TAED)0.05gと固体熱源である還元鉄1gと均一に混じり合い、肌から排出した水分(汗)や体液(尿や血液)、空気中の水分(湿度)、又は別に調製した水性液体と作用させる。
製品の効果を了解するために、各製品に対して、50名のボランティアを募集して、ボランティアを本考案、本考案の美白前案と市販のヌーブラを試用する三組に分け、毎日8時間を着用するように、二週を試用させた後、独立して評価アンケートに記入させる。ボランティアは、年齢が25−50歳であり、評価標準は、乳輪の軽減効果と着用中の快適度に基づいて1〜10点で採点させる。
ヌーブラの応用効果比較表
その結果、本考案の製品を使用したボランティアは、二週後、快適度が7点、美白効果が5点まで上がった点数を出し、快適度が3点、美白点数が2点しかない普通の美白製品を使用したボランティアからの評価を超えることは著しく、本案の考案者による美白前案に5点を得た快適度と3点の美白効果よりも優秀である。
実施例3 肌に対する美白と加熱機能を有するフェイスマスクの応用
フェイスマスクは、内部コアの内、外側表面、それとも内部コア間に均一的分布してもよい機能性成分を固定するための内部コアと外部被覆層からなる。
前記外部被覆層は、肌に優しい材質の通気性構造である内層と、通気性材質や気密性材料であってもよいが、活性酸素と酸素気体を徐放する効果をより良好にするために、好ましくは気密性材料が選択される外層で構成され、他の調製技術は従来技術を採用すればよい。
固体酸素源である過酸化カリウム(K)50g、触媒であるカタラーゼ(CAT)1g、活性剤であるノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(NOBS)0.3gと固体熱源である酸化カルシウム10gと均一に混じり合い、肌から排出した水分(汗)や体液(尿や血液)、空気中の水分(湿度)、又は別に調製した水性液体と作用させる。
本実施例においては、年齢が70〜80で、重度の老人斑を有している25名の女性ボランティアを募集する。
ボランティアは、中断せず12時間前記フェイスマスクを使用する(短時間シャワー、食事などを無視してもよい)ように、二週を試用させた後、同様で評価アンケートに記入させ、美白度で老人斑の解消程度を表す。
フェイスマスクの応用効果比較表
その結果、本考案の製品を使用したボランティアは、二週後、美白効果が8点、使用中の快適度が8点まで上がった点数を出し、美白点数が5点、快適度が2点しかない普通の美白製品を使用したボランティアからの評価を超えることは著しく、本案の考案者による美白前案に5点を得た美白効果と5点の快適度よりも優秀である。
実施例4 肌に対する美白と加熱機能を有する包帯ガーゼの応用
皮膚が損傷する時に、損傷部位では、外力により皮膚の破損、更に真皮層までの損傷が発生し、微小細管が破られたことで血液の傷口まで酸素を供給する能力を直接に悪い影響を及ぼし、その時、肌は酸素の欠乏で癒し周期が長くなってしまう、同時に、傷口の癒し過程にも、メラニン沈着に連れて色むらは生じられ、嫌気性菌による感染でも引き起こす可能性はある。
包帯ガーゼ(絆創膏、不織布包帯)の中間層に、固体酸素源である過酸化ナトリウム(Na)2g、触媒であるカタラーゼ(CAT)0.05g、ファイブアセチルグルコース0.04gと固体熱源である還元鉄0.4gと均一に混じり合い、肌から排出した水分(汗)や体液(尿や血液)、空気中の水分(湿度)、又は別に調製した水性液体と作用させる。
本実施例においては、年齢が25〜50で、最近怪我をしたボランティアを25名募集する。
ボランティアは、中断せず12時間前記包帯ガーゼを使用する(短時間シャワー、食事などを無視してもよい)ように、一週を試用させた後、同様で評価アンケートに記入させる。
包帯ガーゼの応用効果比較表
その結果、本考案の製品を使用したボランティアは、一週後、美白効果が7点、使用中の快適度が6点まで上がった点数を出し、美白点数が3点、快適度が2点しかない普通の美白製品を使用したボランティアからの評価を超えることは著しく、本案の考案者による美白前案に5点を得た美白効果と4点の快適度よりも優秀である。
前記包帯ガーゼは、酸素を供給することで傷口の癒しを加速し、同時に、皮膚でのメラニン沈着による色むらの予防でも、嫌気性菌の繁殖と感染の抑制でも図られる。
肌に加熱と酸素供給による美白機能を有する前記通気性材料は、応用時に、通気性網状材料の構成をした通気性コンテナで覆われることが、一方、被覆された肌に活性酸素源を提供するとともに、本考案の前記美白製品を中間層に装着可能になり、通気性網状材料の構造と肌との間に微小な空間を形成させ、粉末が肌に直接的接触することはなくなった。前記通気性コンテナは、マスク、フェイスマスク、フェイスパック、ブラジャー、ヌーブラ、母乳パッド、生理用ナプキン(布ナプキン)、おむつ、パンティーライナー、使い捨て衛生用品、絆創膏、包帯ガーゼ、ボックスコンテナから選ばれる一種である。
本考案の製品は、ボックスコンテナをキャリアとする場合では、粉末をボックス内において通気性材質(不織布、ガーゼ)でコンテナを封止した後使ってもよく、コンテナを覆う上記中間層で粉末を装着し、それを肌と隔離させ、その構造の外層と肌との間に微小な空間を形成するようにし、活性酸素の貯蔵及び適切な濃度の保持に有利であり、肌に気体状態の美白活性酸素を持続に提供することができる。
肌に加熱と酸素供給による美白機能を有する前記通気性材料は、顆粒状や粉末状としてもよく、粉末を一体に緊縮させてもよい、肌に加熱と酸素供給による美白機能を有する前記酸素供給材料は粒径が2000目〜2mmで、通気性コンテナの穴径より大きくなり、ここで、前記酸素供給材料の粒径は40〜80目が好ましく、60目がより好ましい。
肌に加熱と酸素供給による美白機能を有する前記通気性材料は、大人用おむつ以外の換気コンテナに応用する場合では、用量が0.2g〜5g/件、大人用おむつに応用する場合では、用量が2〜25gである。
従来技術と比べると、本考案は、
(1)本考案の加熱と肌の酸素供給による美白機能を有する通気性材料は、フェイスパックに応用する場合、女性の顔に美白効果を発揮することができ、平均点数の面では、美白度と快適度とも8点となり、
(2)本考案の加熱と肌の酸素供給による美白機能を有する通気性材料は、ヌーブラに応用する場合、胸の肌に対する美白効果を有し、乳輪、乳首の色は黒褐色から肉ピンクまで転化するように、著しく浅くなり、平均点数の面では、美白度が5点で、快適度が7点となり、
(3)本考案の加熱と肌の酸素供給による美白機能を有する通気性材料は、フェイスマスクに応用する場合、老人斑は、面積が顕著に小さくなって、色が顕著に浅くなり、平均点数の面では、美白度が8点で、快適度が8点となり、
(4)本考案の加熱と肌の酸素供給による美白機能を有する通気性材料は、包帯ガーゼ(絆創膏、不織布包帯)の中間層に応用する場合、酸素を供給することで傷口の癒しを加速し、同時に、皮膚でのメラニン沈着による色むらの予防でも、嫌気性菌の繁殖と感染の抑制でも図られ、平均点数の面では、美白度が7点で、快適度が6点となり、
(5)本考案の加熱と肌の酸素供給による美白機能を有する通気性材料は、酸素の持続的供給によって、細胞の換気と生存を保持することができ、また、普通の美白製品よりも、保温効果を有し、ユーザの寒さに暴露することを避けて温かく保ち、更に、活性酸素の生成作用温度を上昇することで、活性酸素の生成を加速し、毛穴の拡張を実現し、優れた美白効果を達成できる、
という有益効果を有している。
上記は、詳細説明で本考案の実行可能な実施例に対して具体的に説明したが、該実施例は、本考案の実用新案登録請求の範囲を制限することを図らない。本実用新案の技術精神を脱離しない前提で、これらの実施例に対する同等な実施や変換が可能であり、本案の実用新案登録請求の範囲に限定されるものである。
上記複数項の効果は、新規性と進歩性に十分一致する法定特許要件に属し、法律によって出願したもので、考案を励ますように、貴局の本案考案の批准を懇請いたします。
1 内部コア
2 内層
3 外層
4 機能ユニット
5 外部被覆層

Claims (11)

  1. 酸素供給による美白と加熱機能を備えた通気性材料であって、気体の進出用穴を備えた、機能ユニットを固定するための吸水材質の内部コアと、前記内部コアを被覆するための外部被覆層と、水蒸気に遇うと、美白気体と酸素を生成する酸素供給美白ユニットと、水蒸気と反応して熱エネルギーを生成することで、該被覆層の内部空間の温度を上昇させ、該酸素供給美白ユニットが該美白気体と酸素を生成する速度を向上させ、且つ活性酸素気体と熱源を提供可能な加熱ユニットと、で構成した機能ユニットを含む、ことを特徴とする通気性材料。
  2. 前記外部被覆層は、不織布や通気性プラスチックフィルムであってもよい肌に優しい材質の通気性構造である内層と、気密材料の外層からなる、ことを特徴とする請求項1に記載の酸素供給による美白と加熱機能を備えた通気性材料。
  3. 前記機能ユニットは、内部コアの内側表面、外側表面、それとも内部コア間に均一的分布してもよい、ことを特徴とする請求項1に記載の酸素供給による美白と加熱機能を備えた通気性材料。
  4. 前記酸素供給美白ユニットは、固体酸素源、活性剤と触媒を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の酸素供給による美白と加熱機能を備えた通気性材料。
  5. 前記固体酸素源は、過酸化物と過炭酸物からなる群から選ばれる、ことを特徴とする請求項4に記載の酸素供給による美白と加熱機能を備えた通気性材料。
  6. 前記過酸化物は、過酸化カルシウム、過酸化マグネシウム、過酸化ナトリウム、過酸化カリウムからなる群から選ばれる、ことを特徴とする請求項5に記載の酸素供給による美白と加熱機能を備えた通気性材料。
  7. 前記過炭酸物は、過炭酸ナトリウムと過炭酸カルシウムからなる群から選ばれる、ことを特徴とする請求項5に記載の酸素供給による美白と加熱機能を備えた通気性材料。
  8. 前記活性剤は、アシル化合物である、ことを特徴とする請求項4に記載の酸素供給による美白と加熱機能を備えた通気性材料。
  9. 前記アシル化合物は、テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(NOBS)、テトラアセチルグリコールウリル、ファイブアセチルグルコース、N−アセチルフタルイミド、1−アセチルエチル安息香酸メチル、トリアセチルエタノールアミンとノナノイルアセトフェニルスルホン酸塩からなる群から選ばれる、ことを特徴とする請求項8に記載の酸素供給による美白と加熱機能を備えた通気性材料。
  10. 前記触媒は、カタラーゼである、ことを特徴とする請求項4に記載の酸素供給による美白と加熱機能を備えた通気性材料。
  11. 前記加熱ユニットは、酸化カルシウム(CaO)や還元鉄とする、顆粒状や粉末状としてもよい固体熱源である、ことを特徴とする請求項1に記載の酸素供給による美白と加熱機能を備えた通気性材料。
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JP2021175435A (ja) * 2020-05-01 2021-11-04 ギャリー ツァ 気体供給装置を髪色の薄色化に用いる用途及び方法

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