JP2021175435A - 気体供給装置を髪色の薄色化に用いる用途及び方法 - Google Patents

気体供給装置を髪色の薄色化に用いる用途及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2021175435A
JP2021175435A JP2020080944A JP2020080944A JP2021175435A JP 2021175435 A JP2021175435 A JP 2021175435A JP 2020080944 A JP2020080944 A JP 2020080944A JP 2020080944 A JP2020080944 A JP 2020080944A JP 2021175435 A JP2021175435 A JP 2021175435A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas supply
supply device
hair
peroxide
metal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2020080944A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021175435A5 (ja
Inventor
ギャリー ツァ
Tsaur Garry
王▲ティン▼▲ファ▼
Ting-Hua Wang
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Wang Ting Hua
Original Assignee
Wang Ting Hua
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Wang Ting Hua filed Critical Wang Ting Hua
Priority to JP2020080944A priority Critical patent/JP2021175435A/ja
Publication of JP2021175435A publication Critical patent/JP2021175435A/ja
Publication of JP2021175435A5 publication Critical patent/JP2021175435A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)

Abstract

【課題】髪色を薄くするための気体供給装置と、同装置の用途及び使用方法を提供する。【解決手段】気体供給装置1は、金属過酸化物と、活性化剤と、触媒とを含んで構成される。気体供給装置は、さらに、二酸化炭素発生組成物、一酸化窒素発生組成物又は/及び水素ガス発生組成物を包んでもよい。気体供給装置1を配したフードで頭皮及び毛髪を覆うことにより、気体供給装置1からは活性酸素が頭皮及び毛髪に供給される。活性酸素は、毛髪の色の薄色化を促進する機能を有する。更に活性酸素は、毛髪の成長を促進することができる。【選択図】図4

Description

本発明は、髪色を薄くする気体供給装置、及び該装置の用途に関する。
毛髪の色は、現代の人々が気にすることであり、現在、ますます多くの若者は、流行っているファッションとして染髪し、元の髪色を変える一方、年上の人は、髪色が白くなると外見や自信に影響を与えるため、白髪の問題を改善するために、染髪をする。
毛髪の生まれた色は、主に頭皮の毛包で生成されるメラニンに関わるものであり、メラニンは、ユーメラニン(eumelanin)及びフェオメラニン(pheomelanin)に分けられ、フェオメラニン(tyrosinase)によってチロシナーゼ(tyrosine)に一連の反応を発生させて生成されるものであり、アジア人の頭皮の毛包は、主にユーメラニンを製造するため、髪色が黒色を呈するが、髪色が赤褐色の西方人は、頭皮の毛包が主にフェオメラニンを製造するため、毛髪の色が赤褐色を呈する。加齢とともに、毛包にオキシドールが徐々に累積され、オキシドールがメラニン形成に参加するフェオメラニンの活性を阻害するため、毛包におけるメラニンの生産高を低下させ、それにより、新しく生成する毛髪が黒くなり、すなわち、いわゆる白髪になる。
染髪によって、毛髪の髪色を効果的に変えることができるが、現在、染髪するときに使用される染毛剤は、すべて液体又はコロイド状態であり、使用するときに頭皮に接触して不快さをもたらすことが多く、且つ操作ステップが多くて複雑であり、さらにコストも高く、一方、毛髪染色剤は、天然の毛髪内の色素を除去、置換、カバーできる化学物質に係ることが多いが、これらの化学物質の使用により、皮膚刺激、アレルギー、切れ毛、毛髪の質の悪化や皮膚の変色などの問題を含む一連の悪影響を引き起こし、また、国際がん研究機関(IARC)の研究データにより、毛髪の染色に用いられるいくつかの染料や化学物質が、細胞の変異と発がんのリスクを向上させることが証明された。
従って、本分野では、化学物質染毛剤が人体に傷害をもたらすというリスクを解決するように、使用されやすく、コストが低く、且つ悪い副作用がない染髪方式を緊急に求めている。
さらに、毛髪を染色した後、染色後の結果に不満を持っている場合が多く、この場合、毛髪が生まれた髪色に毛髪戻るまでには、時間がかかり、新しい毛髪が成長するまでにこの気に入らない髪色のままであるしかなく、短時間に染髪結果を変えたい場合、漂白、再染色などを行う必要があり、このような方式は、高い付加費用が毛髪かかることに加えて、毛髪や皮膚に傷害を再度もたらしやすい。
従って、如何に低いコストで、人体に副作用がない方式で染髪結果を変え、染毛剤を除去し、毛髪を生まれた髪色に戻すかは、本技術分野で早速に解決しなければならない他の重要な課題となっている。
本発明は、髪色を薄くするための気体供給装置、該装置の用途及び方法を提供することを目的とする。
従来技術の不足と欠陥に鑑みて、本発明の1つの目的は、化学物質染毛剤が毛髪及び皮膚に傷害をもたらすことを防止するとともに、髪色を変える機能を有するように、操作しやすく、コストが低く、且つ液体又はコロイド状態の化学染毛剤を使用しない髪色薄色化方式を提供することである。
前述した発明目的を実現するために、本発明は、仕切層と、該仕切層に包まれる機能ユニットとを備え、該機能ユニットが、金属過酸化物と、活性化剤と、触媒とを含む、髪色を薄くするための気体供給装置を提供する。
該仕切層は、単層又は複合層であり得、該仕切層の材質は、通気材質又は気体不透過材質であり得、該仕切層の両面の材質は、一致しなくてもよい。
該機能ユニットの該金属過酸化物は、過酸化カルシウム、過酸化マグネシウム、過酸化ナトリウム又は過酸化カリウムを含む。
該機能ユニットの該活性化剤は、アシル化合物テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(NOBS)、テトラアセチルグリコールウリル、ペンタアセチルグルコース、N−アセチルフタルイミド、1-アセチルエチル安息香酸エステル、トリアセチルエタノールアミン及びノナノイルアセチルベンゼンスルホン酸塩からなる群から選ばれる。
該機能ユニットの該触媒は、カタラーゼである。
該気体供給装置は、頭部用装置である。
該気体供給装置は、胴体又は四肢用の装置である。
前述した発明目的を実現するために、本発明に係る該気体供給装置は、毛髪の色を薄くする効率を向上させるように、さらに、二酸化炭素発生組成物又は/及び一酸化窒素発生組成物を包んでもよい。
該二酸化炭素発生組成物は、固体酸と、固体重炭酸ナトリウム又は炭酸金属とを含み、該固体酸は、乳酸又は/及びクエン酸であり、該炭酸金属は、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムを含む。
該一酸化窒素発生組成物は、金属ユニットと、硝酸カプセル化ユニットとを含み、該硝酸カプセル化ユニットは、硝酸を内部に封入し、該硝酸カプセル化ユニットを破壊することによって該硝酸を放出することができ、該硝酸が希硝酸であり、該金属ユニットは、ナトリウム、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛、鉄、錫、リード、銅、銀及びその組み合わせからなる群から選ばれ、該硝酸カプセル化ユニットは、内層が高分子膜であり、外層が金属膜であり、防気性・防水性が高い金属複合膜である。
該一酸化窒素発生組成物は、脱酸素剤、高吸水性ポリマー、活性化剤、又は触媒をさらに含んでもよく、該脱酸素剤は、鉄系脱酸素剤、亜硫酸塩系脱酸素剤、又は水素化触媒型脱酸素剤である。
該高分子膜は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、PETアルミニウムめっきフィルム、PETコーティングポリシラザン、キャストポリプロピレンフィルム(CPP)、CPPアルミニウムめっきフィルム、酸化アルミニウム複合PET/CPP、共重合エステルプラスチック及びその組み合わせからなる群から選ばれる。
該金属膜の材質は、ナトリウム、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛、鉄、錫、リード、銅、銀及びその組み合わせからなる群から選ばれる。
前述した発明目的を実現するために、本発明に係る該気体供給装置は、さらに、水素発生組成物を包んでもよい。
該水素発生組成物は、(1)金属水酸化物又は金属過酸化物及びアルミニウム粉末、(2)水素化物、又は(3)上記両者の組み合わせを含む。
該水素発生組成物における該金属水酸化物は、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを含み、該金属過酸化物は、過酸化カルシウム、過酸化マグネシウム、過酸化ナトリウム又は過酸化カリウムを含み、該水素化物は、水と反応して水素ガスを生成できる水素化物を含む。
上述した該気体供給装置であって、該機能ユニット:該二酸化炭素発生組成物の重量比率が1:100〜100:1であり、該機能ユニット:該一酸化窒素発生組成物の重量比率が1:100〜100:1であり、該機能ユニット:水素発生組成物の重量比率が1:100〜100:1である。
上述した該気体供給装置であって、該機能ユニット:該二酸化炭素発生組成物の重量比率が1:10−10:1であり、該機能ユニット:該発生一酸化窒素の重量比率は、1:10−10:1であり、該機能ユニット:水素発生組成物の重量比率が1:10−10:1である。
上述した該気体供給装置は、該仕切層に接続される少なくとも1本の導管をさらに備えることができる。
上述した該気体供給装置は、頭部着用装置又は髪ケア装置に用いることができ、該頭部着用装置は、フード、ヘルメット、帽子、シャワーキャップやスイミングキャップを含み、該髪ケア装置は、送風機、ヘアードライヤーやパーマ機を含む。
前述した発明目的を実現するために、本発明は、気体を頭皮及び毛髪に供給し、該気体は、酸素ガスであり、さらに反応して活性酸素を生成することができ、毛髪の色の薄色化を促進する機能を有し、且つ毛髪の成長を促進することができ、該気体は、さらに、二酸化炭素、一酸化窒素及び/又は水素ガスを含んでもよい、上述した気体供給装置を髪色の薄色化に用いる用途を提供する。
上述した気体供給装置を髪色の薄色化に用いる方法であって、
該気体供給装置を頭部着用装置に配置するステップ1と、
該頭部着用装置を髪色を薄くしようとする位置に1〜4時間着用するステップ2と、
1〜3日おきに、4〜5回使い続けるステップ3とを含む。
水素ガスが白髪を黒髪に改善することができることを開示した研究があり、従って、白髪の使用者が、上記ステップ1の前にまず水素ガスを頭皮及び毛髪に用い、毛髪を黒色に変えてから、本発明に係る気体供給装置を用いて活性酸素を頭皮及び毛髪に供給し、黒い髪色を薄くし、毛髪の色を変える機能を実現することができる。
該方法は、反応を加速するように、使用前にまず少しの水を該気体供給装置にスプレーすることができる。
本発明の他の目的は、操作しやすく、コストが低く、且つ副作用がない毛髪染毛剤の除去方式を提供することである。
前述した発明目的を実現するために、本発明は、上述した該気体供給装置を毛髪における染毛剤の除去に用いる用途を提供し、毛髪における染毛剤に除去することは、髪色を生まれた髪色に戻すことである。
本発明に係る髪色を薄くする方法は、毛髪と皮膚に刺激を与えたり、アレルギーを引き起こしたりすることなく、従来使用された化学染毛剤よりコストが低く、操作が簡単であり、毛髪の色を効果的に変えることができる。
本発明は、髪色の薄色化に用いることができる頭部着用装置又は髪ケア装置をさらに開示する。該頭部着用装置は、頭皮又は毛髪を酸素ガス及び他の気体環境にすることができ、且つ皮膚に密着して、該酸素ガス又は他の気体が毛包により吸収されやすく、さらに、持ち運ぶことができるという利点を有する。該髪ケア装置は、髪ケアで使用者の毛髪及び頭皮を酸素ガス及び他の気体の環境にすることができ、髪ケア及び髪色の薄色化を同時に行い、且つ該気体環境が毛包成長を促進する効果も有する。
本発明の該気体供給装置の模式図である。 本発明の該気体供給装置の分解図である。 本発明の該気体供給装置の断面図である。 本発明の該気体供給装置にフードが配置される模式図である。 本発明の実施例2の該気体供給装置の断面図である。 本発明の実施例3の該気体供給装置の断面図である。 本発明の実施例3の他の気体供給装置の断面図である。 本発明の実施例4の該気体供給装置の断面図である。 本発明の該気体供給装置に導管が増設される模式図である。 本発明の該気体供給装置に髪ケア装置が配置される模式図である。 該気体供給装置のフードを実際に着用するときの使用形態図である。 実施例1の被験者の使用前の毛髪の色の写真図である。 実施例1の被験者の使用後の毛髪の色の写真図である。 実施例4の被験者の使用前(Day 1)及び使用後(Day 5)の毛髪の色の写真図である。
本発明の明細書に記載のすべての科学技術用語は、特に定義しない限り、いずれも当業者が理解できる意味である。
本明細書の用語「生まれた髪色」とは、成熟に発育した後、健康で損傷や老化のない大人の毛包から成長した毛髪の色であり、この毛髪の色は、人それぞれの健康な毛包の色素生産能によって異なる。
本明細書の用語「薄色化」とは、毛髪の色を生まれた髪色より浅い色系に変え、たとえば、黒色毛髪を褐色毛髪に変えたりし、この色の変化が生まれた髪色又は使用の程度によって異なる。
本発明は、髪色を薄くする気体供給装置1を提供し、図1〜3に示すように、仕切層11と該仕切層11に包まれる機能ユニット12とを備え、該仕切層11は、単層又は複合層であり得、該仕切層11の材質は、通気材質又は気体不透過材質であり得、本発明の一好適な実施例では、気体が出入りできるように、該仕切層11の使用者に接近する一側が通気性構造111であり、該仕切層11の両面の材質が一致しなくてもよく、該機能ユニット12は、金属過酸化物、活性化剤、触媒を含み、該金属過酸化物は、過酸化カルシウム、過酸化マグネシウム、過酸化ナトリウム又は過酸化カリウムを含む。
該機能ユニット12の該活性化剤は、アシル化合物であり、テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(NOBS)、テトラアセチルグリコールウリル、ペンタアセチルグルコース、N−アセチルフタルイミド、1-アセチルエチル安息香酸エステル、トリアセチルエタノールアミン及びノナノイルアセチルベンゼンスルホン酸塩からなる群から選ばれ、該機能ユニット12の該触媒は、カタラーゼである。
本発明は、髪色を薄くする用途を提供し、該気体供給装置1を用いて活性酸素を頭皮及び毛髪に供給し、該活性酸素は、毛髪の色の薄色化を促進する機能を有し、且つ毛髪の成長を促進することができる。該機能ユニット12は、環境中の水蒸気又は人から放出される水蒸気と作用し、活性酸素を生成してもよく、水性液体を別途用意して作用してもよく、その反応方程式は、以下のとおりである。
2XO2+2H2O→2X(OH)2+O2 (Xは、カルシウム、マグネシウムである)
2Y2O2+2H2O→4Y(OH)+O2(Yは、ナトリウム、カリウムである)
上記反応中間産物であるオキシドール(H22)は、弱酸と同様に、アルカリ性媒体においてオキシドール負イオンに解離する。
22+OH-→HOO-+H2
オキシドール負イオンは、求核剤であり、オキシドールによる遊離基の形成を開始させることができる。
HOO-+H22→HOO+HO+OH-
両者は、いずれも比較的高い活性を有し、毛髪の色素を酸化分解させて、漂白のような効果を奏し、髪色を薄くすることができる。
該気体供給装置1は、頭部用装置である。
該気体供給装置1は、胴体又は四肢用装置である。
本発明は、さらに、上記原理を染色後の毛髪に用いた後、染毛剤を除去する機能を有することを発見し、従って、毛髪における染毛剤を除去する方法を提供し、上述した該気体供給装置1を用いて活性酸素を頭皮及び毛髪に供給し、該毛髪における染毛剤を除去することは、髪色を生まれた髪色に戻すことである。
以下の実施例にて本発明を説明するが、前記実施例は、当業者が本発明の内容を理解して実施できるように、本発明の技術的要旨及び特徴を説明するために過ぎず、本発明の特許範囲を限定するものではなく、すなわち、本発明に開示される精神に基づいて行われた同等変化や修飾であれば、本案の特許範囲に含まれることを理解されたい。
実施例1、気体によって髪色を薄くする実験
固体酸素源として過酸化カルシウム(CaO2)100g、触媒としてカタラーゼ(CAT)0.5g、活性化剤としてテトラアセチルエチレンジアミン(TAED)10gを用いて前述気体供給装置1の機能ユニット12を製作し、フードに配置し、図4に示すように、髪色を薄くする効果をさらにテストした。
黒髪の被験者数名を募集し、被験者に毎回該フードを1〜4時間着用させ、1〜3日おきに4〜5回使い続け、被験者が該フードを実際に着用した様子が図11に示され、被験者の頭皮状况及び毛髪の色の変化を観察して記録した。
図12に示すように、該被験者の毛髪の色は、使用する前に黒色(PANTONE Black C)であり、該フードを4〜5回使い続けた後、黒色から赤褐色に変わり、図13に示すように、該髪色は、PANTONEカラーコード番号1675C(赤褐色)であり、薄くなる傾向が明瞭であり、且つ色の変化が著しかった。
さらに、被験者が該フードを着用するとき、不快さを感じることがなく、該フードを外した後にも、頭皮に発赤や腫れ又はアレルギーの状況がなく、本発明に係る方法及び装置が頭皮に刺激性又は悪い副作用を与えることがないことを示した。
実施例2、気体によって髪色を薄くする実験−二酸化炭素発生組成物との併用
本実施例は、さらに、前述した気体供給装置1で二酸化炭素発生組成物13を包み、該二酸化炭素発生組成物13は、固体酸と、固体重炭酸ナトリウム又は炭酸金属とを含んだ。
該二酸化炭素発生組成物13における該固体酸は、乳酸又は/及びクエン酸であり、該炭酸金属は、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムであり、該固体酸:固体重炭酸ナトリウム又は炭酸金属の重量比率は、1:100〜100:1であり、好ましくは、1:10−10:1であった。
本実施例で使用されるステップは、以下のとおりであった。
1.固体酸素源として過酸化マグネシウム(MgO2)1.10g、触媒としてカタラーゼ(CAT)0.5g、活性化剤としてテトラアセチルエチレンジアミン(TAED)0.05gを用いて機能ユニット12を製作し、0.7グラムのクエン酸と0.5グラムの重炭酸ナトリウムを用いて二酸化炭素発生組成物13を製作した。
2.上記該機能ユニット12と二酸化炭素発生組成物13を用いて本発明の前記該気体供給装置1を製作し、図11に示すように、フードに配置し、図4に示すとおりであった。
3.使用者が毎日該フードを1〜4時間着用し、1〜3日おきに、4〜5回使い続けた。
本実施例の二酸化炭素発生組成物13は、環境中の水蒸気又は人から放出される水蒸気と作用し、二酸化炭素を生成することができ、その反応方程式は、以下のとおりであった。
3NaHCO3+C34(OH)(COOH)3(C34(OH)(COONa) 3+3H2O+3CO2
研究によれば、二酸化炭素は、微小血管を拡張する機能を有するため、気体(酸素ガス)の交換レートを加速することができ、従って、本実施例は、二酸化炭素を用いて共同作用させ、反応を加速する機能を有するようになり、それによって、優れた髪色を薄くする効果を得た。
実施例3、気体によって髪色を薄くする実験-一酸化窒素発生組成物との併用
本実施例は、さらに、前述した該気体供給装置1を一酸化窒素発生組成物で包み、該一酸化窒素発生組成物は、金属ユニット14と、硝酸カプセル化ユニット141とを含み、該硝酸カプセル化ユニット141は硝酸を内部に封入し、該硝酸カプセル化ユニット141を破壊することによって該硝酸を放出することができ、該硝酸が希硝酸であり、該金属ユニット14は、ナトリウム、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛、鉄、錫、リード、銅、銀及びその組み合わせからなる群から選ばれ、該硝酸カプセル化ユニット141は、防気性・防水性が高い金属複合膜であり、内層が高分子膜、外層が金属膜であり、該高分子膜は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、PETアルミニウムめっきフィルム、PETコーティングポリシラザン、キャストポリプロピレンフィルム(CPP)、CPPアルミニウムめっきフィルム、酸化アルミニウム複合PET/CPP、共重合エステルプラスチック及びその組み合わせからなる群から選ばれ、該金属膜の材質は、ナトリウム、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛、鉄、錫、リード、銅、銀及びその組み合わせからなる群から選ばれた。
該一酸化窒素発生組成物は、脱酸素剤、高吸水性ポリマー、活性化剤、又は触媒をさらに含んでもよく、該脱酸素剤は、鉄系脱酸素剤、亜硫酸塩系脱酸素剤、又は水素化触媒型脱酸素剤を含んだ。
本発明の実施例では、使用する必要があるとき、該硝酸カプセル化ユニット141を破壊することによって希硝酸を放出することができ、該希硝酸が該金属ユニット14に会うと反応して一酸化窒素を生成し、その反応は、以下のとおりであった。
3X+8HNO3→3X(NO32+2NO↑+4H2
Y+4HNO3→Y(NO33+NO↑+2H2
3Z+4HNO3→3ZNO3+NO↑+2H2
Xは、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛、鉄、錫、リード、又は銅であり、Yは、アルミニウム、鉄、又は銅であり、Zは、ナトリウム又は銀であり、該硝酸は、希硝酸であり、該硝酸と水の重量比率は、1:3−1:20であり、好ましくは、1:4−1:6、最も好ましくは、1:5であった。
本実施例で使用されるステップは、以下のとおりであった。
1.固体酸素源として過酸化カリウム(K22)50g、触媒としてカタラーゼ(CAT)1g、ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(NOBS)0.3gを用いて機能ユニット12を製作した。
2.硝酸カプセル化ユニット141と金属ナトリウム5gを用いて一酸化窒素発生組成物を製作した。
3.図6に示すように、上記該機能ユニット12と一酸化窒素発生組成物を用いて本発明の前記該気体供給装置1を製作し、図4に示すように、フードに配置し、図7に示すように、両者の組成物の成分を仕切りするように、該気体供給装置1を仕切層11を介して、異なる領域に分けることができた。
4.使用者が毎日該フードを1〜4時間着用し、1〜3日おきに、4〜5回使い続けた。
研究によれば、一酸化窒素は、微小血管を拡張し、血液の流れを加速するなどの機能を有するため、気体(酸素ガス)の交換レートを加速することができ、従って、本実施例は、一酸化窒素を用いて共同作用させ、反応を加速する機能有するようになり、それによって、優れた髪色を薄くする効果を得たことを示した。
実施例4、気体によって髪色を薄くする実験一水素ガスとの併用
本実施例は、さらに、前述した該気体供給装置1を水素発生組成物と併用し、該水素ガス発生組成物15は、(1)金属水酸化物又は金属過酸化物及びアルミニウム粉末、(2)水素化物、又は(3)上記両者の組み合わせを含んだ。
該水素ガス発生組成物15における該金属水酸化物は、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを含み、該金属過酸化物は、過酸化カルシウム、過酸化マグネシウム、過酸化ナトリウム又は過酸化カリウムを含み、該水素化物は、水と反応して水素ガスを生成できる水素化物を含んだ。
過去の研究によれば、水素ガスは、白髪を改善する機能を有し、水素ガスを用いて毛髪及び毛包内のオキシドールを除去し、反応式は、以下のとおりであった。
2+H22→2H2
本実施例では、該水素ガス発生組成物15が金属水酸化物及びアルミニウム粉末を含む場合、該金属水酸化物が該アルミニウム粉末と反応して水素ガスを生成することができ、反応は、以下のとおりであった。
2Al+2H2O+X(OH)2→X(AlO2)2+3H2(Xは、カルシウム、マグネシウムである)
2Al+2H2O+2Y(OH)→2YAlO2+3H2(Yは、ナトリウム、カリウムである)
該水素ガス発生組成物15が金属過酸化物及びアルミニウム粉末を含む場合、該金属過酸化物が環境中の水蒸気と反応して金属水酸化物を生成できるとともに、酸素ガスを生成でき、反応方程式は、以下のとおりであった。
2XO2+2H2O→2X(OH)2+O2(Xは、カルシウム、マグネシウムである)
2Y2O2+2H2O→4Y(OH)+O2(Yは、ナトリウム、カリウムである)
生成される金属水酸化がさらに上記該金属水酸化物及びアルミニウム粉末の反応式によって水素ガスを生成できた。
本実施例で使用されるステップは、以下のとおりであった。
1.固体酸素源として過酸化ナトリウム(Na22)1.2g、触媒としてカタラーゼ(CAT)0.05g、及びペンタアセチルグルコース0.04gを用いて前述した気体供給装置1の該機能ユニット12を製作し、1グラムの過酸化ナトリウム、1グラムの水酸化ナトリウム、10グラムのアルミニウム粉末及び適量のシュウ酸を用いて水素ガス発生組成物15を製作した。
2.図8に示すように、上記該機能ユニット12と水素ガス発生組成物15を用いて本発明の前記該気体供給装置1を製作し、図4に示すように、フードに配置した。
3.使用者が毎日該フードを1〜4時間着用し、1〜3日おきに、4〜5回使い続けた。
本実施例は、1名の被験者の実験結果を図14に示し、該被験者の使用前(Day 1)の毛髪の色が白色であり、該フードを5日使い続けた後(Day 5)、該被験者の毛髪の色が白色からPANTONEカラーコード番号160C(褐色)に変わり、原因としては、水素ガスによる影響により、白髪を改善し、且つ本発明の処方による影響により、髪色を薄くする効果を実現するためであり、髪色は、薄くなる傾向が明瞭であり、且つ変化が著しかった。本発明の他の実施例も、該水素ガス発生組成物15と該機能ユニット12をそれぞれ用いて異なる気体供給装置1を製作することができ、まず水素ガス供給装置を用いて白髪を黒髪に改善し、さらに本発明の機能ユニット12を備えた気体供給装置1を用いて黒髪を薄く染色し、白髪を改善することを実現するとともに、染髪の機能を有した。
実施例5、気体による毛髪染毛剤の除去実験
固体酸素源として過酸化カルシウム(CaO2)50g、触媒としてカタラーゼ(CAT)0.5g、活性化剤としてトリアセチルエタノールアミン10gを用いて前述した気体供給装置1の機能ユニット12を製作し、フードに配置し、図4に示すとおりであった。
本実施例は、異なる髪色を有する染髪者に用いられ、使用者が毎日該フードを1〜4時間着用し、1〜3日おきに、4〜5回使い続け、使用者の元の毛髪における染料を徐々に除去し、且つ毛髪の色を生まれた髪色に戻すことができ、毛髪染毛剤を除去する機能を有した。
実施例6、導管を備える気体供給装置
本発明に係る該気体供給装置1は、少なくとも1本の導管16をさらに備えてもよく、図9に示すように、該導管16は、該仕切層11に接続され、該気体供給装置1により生成された気体を導出するために用いることができた。
実施例7、気体供給装置を備える髪ケア装置
本発明に係る気体供給装置1は、髪ケア装置と併用することができ、図10に示すように、前述した該気体供給装置1を髪ケア装置に配置し、髪ケアでは、頭皮及び毛髪に活性酸素を供給し、毛髪の色素を酸化分解させて、染髪のような効果を奏し、髪色を薄くした。
好ましい反応物割合を見出しするために、0.01〜100グラムの上記各実施例の反応物に対して、その気体生成効率をテストし、結果によれば、該機能ユニット12:該二酸化炭素発生組成物13の重量比率が1:100〜100:1、最適な重量比率が1:10−10:1であり、該機能ユニット12:該一酸化窒素発生組成物の重量比率が1:100〜100:1であり、最適な重量比率が1:10−10:1であり、該機能ユニット12:水素ガス発生組成物15の重量比率が1:100〜100:1であり、最適な重量比率が1:10−10:1であることを発見した。
本発明の気体供給装置1は、頭部着用装置又は髪ケア装置に用いることができ、該頭部着用装置は、フード、ヘルメット、帽子、シャワーキャップやスイミングキャップを含み、該髪ケア装置は、送風機、ヘアードライヤーやパーマ機を含む。
本発明は、上述した気体供給装置を髪色薄色化に用いる用途を提供し、気体を頭皮及び毛髪に供給し、該気体は、酸素ガスであり、さらに反応して活性酸素を生成することができ、毛髪の色の薄色化を促進する機能を有し、且つ毛髪の成長を促進することができ、該気体は、さらに、二酸化炭素、一酸化窒素及び/又は水素ガスを含んでもよい。
本発明は、
該気体供給装置を頭部着用装置に配置するステップ1と、
該頭部着用装置を髪色を薄くしようとする位置に1〜4時間着用するステップ2と、
1〜3日おきに、4〜5回使い続けるステップ3とを含む、上述した気体供給装置を髪色薄色化に用いる方法を提供する。
白髪の使用者は、ステップ1の前にまず水素ガスを頭皮及び毛髪に用い、毛髪を黒色に染色してから、本発明に係る気体供給装置を用いて活性酸素を頭皮及び毛髪に供給し、黒い髪色を薄くし、毛髪の色を変える機能を実現することができる。
該方法は、反応を加速するために、使用前に少しの水を該気体供給装置にスプレーすることができる。
本発明は、上述した該気体供給装置を毛髪の染毛剤の除去に用いる用途をさらに提供し、毛髪における染毛剤を除去することは、髪色を生まれた髪色に戻すことである。
よって、本発明は、新しい毛髪を薄くする方法を提供し、毛髪の色の変化を促進できる染髪方式と考えることができ、本発明に係る方法は、従来の方法に比べて、コストが安く、操作しやすく及びメインテナンスしやすいという利点を有する。
本発明に係る該方法は、上記各実施例の該気体供給装置を用いて活性酸素及び他の気体を頭皮及び毛髪に供給することができ、毛髪の色の薄色化を促進する機能を実現し、該他の気体は、二酸化炭素、一酸化窒素及び/又は水素ガスを含む。
本発明に係る方法は、さらに、染髪課題に用いることができ、該染髪は、毛髪の髪色を変えることに限られず、胴体及び四肢の毛色を変えることにも用いることができ、本発明は、従来の染髪用方法に比べて、化学染料を使用しないので、細胞の変異と発がんなどのリスクがなく、頭皮又は肌に刺激を与えることなく染髪の効果を実現することができる。
また、頭皮が酸素不足であると、毛包がプログラム細胞死(programmed cell death)状態に入り、毛包の損傷や萎縮を引き起こし、異常な脱毛状況が発生し、毛髪の量が減少してしまって、はげる恐れもあることを示す研究があり、それからわかるように、本発明の機能ユニット12を備える気体供給装置1は、毛髪の成長にも寄与する。
さらに、本発明に係る髪色を薄くする方法は、頭部着用装置又は髪ケア装置と併用することができる。本発明に係る頭部着用装置は、持ち運ぶことができるという軽量化利点を有するため、使用者が随時に染髪することができ、本発明に係る髪ケア装置は、使用者が髪ケアと同時に染髪することができ、時間を節約するという利点を有する。
以上の詳細な説明は、本発明の実現可能な実施例についての具体的な説明であり、該実施例は、本発明の特許範囲を限定するものではなく、本発明の技術や要旨から逸脱することなく、行われる等同実施や変更は、いずれも本発明の特許範囲に含まれる。
上記複数の機能は、新規性及び進歩性を十分に満たす法的特許要件であり、法律に基づいて出願し、発明を奨励するために、貴庁が本発明の特許出願を合格にすることを懇請する。
1−気体供給装置
11−仕切層
111−通気性構造
12−機能ユニット
13−二酸化炭素発生組成物
14−金属ユニット
141−硝酸カプセル化ユニット
15−水素発生組成物
16−導管

Claims (28)

  1. 仕切層と、該仕切層に包まれる機能ユニットとを備え、該機能ユニットは、金属過酸化物と、活性化剤と、触媒とを含む、髪色を薄くするための気体供給装置。
  2. 該仕切層は、単層又は複合層であり得る、請求項1に記載の気体供給装置。
  3. 該機能ユニットの該金属過酸化物は、過酸化カルシウム、過酸化マグネシウム、過酸化ナトリウム又は過酸化カリウムを含む、請求項1に記載の気体供給装置。
  4. 該機能ユニットの該活性化剤は、テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム(NOBS)、テトラアセチルグリコールウリル、ペンタアセチルグルコース、N−アセチルフタルイミド、1-アセチルエチル安息香酸エステル、トリアセチルエタノールアミン及びノナノイルアセチルベンゼンスルホン酸塩からなる群から選ばれるアシル化合物、請求項1に記載の気体供給装置。
  5. 該機能ユニットの該触媒は、カタラーゼである、請求項1に記載の気体供給装置。
  6. 頭部用装置である、請求項1に記載の気体供給装置。
  7. 胴体又は四肢用の装置である、請求項1に記載の気体供給装置。
  8. さらに、二酸化炭素発生組成物又は/及び一酸化窒素発生組成物を包んでもよい、請求項1に記載の気体供給装置。
  9. 該二酸化炭素発生組成物は、固体酸と、固体重炭酸ナトリウム又は炭酸金属とを含む、請求項8に記載の気体供給装置。
  10. 該二酸化炭素発生組成物における該固体酸は、乳酸又は/及びクエン酸である、請求項9に記載の気体供給装置。
  11. 該二酸化炭素発生組成物における該炭酸金属は、硫酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸ナトリウム又は炭酸カリウムを含む、請求項9に記載の気体供給装置。
  12. 該一酸化窒素発生組成物は、金属ユニットと、硝酸カプセル化ユニットとを含み、該硝酸カプセル化ユニットは、硝酸を内部に封入し、該硝酸カプセル化ユニットを破壊することによって該硝酸を放出することができ、該硝酸が希硝酸であり、該金属ユニットは、ナトリウム、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛、鉄、錫、リード、銅、銀及びその組み合わせからなる群から選ばれ、該硝酸カプセル化ユニットは、内層が高分子膜、外層が金属膜であり、防気性・防水性が高い金属複合膜である、請求項8に記載の気体供給装置。
  13. 該一酸化窒素発生組成物は、脱酸素剤、高吸水性ポリマー、活性化剤、又は触媒をさらに含んでもよく、該脱酸素剤は、鉄系脱酸素剤、亜硫酸塩系脱酸素剤、又は水素化触媒型脱酸素剤を含む、請求項12に記載の気体供給装置。
  14. 該高分子膜は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート(PET)、PETアルミニウムめっきフィルム、PETコーティングポリシラザン、キャストポリプロピレンフィルム(CPP)、CPPアルミニウムめっきフィルム、酸化アルミニウム複合PET/CPP、共重合エステルプラスチック及びその組み合わせからなる群から選ばれる、請求項12に記載の気体供給装置。
  15. 該金属膜の材質は、ナトリウム、マグネシウム、アルミニウム、亜鉛、鉄、錫、リード、銅、銀及びその組み合わせからなる群から選ばれる、請求項12に記載の気体供給装置。
  16. さらに、水素発生組成物を包んでもよい、請求項1に記載の気体供給装置。
  17. 該水素発生組成物は、
    (1)金属水酸化物又は金属過酸化物及びアルミニウム粉末、
    (2)水素化物又は
    (3)上記両者の組み合わせを含む、請求項16に記載の気体供給装置。
  18. 該水素発生組成物における該金属水酸化物は、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウム、水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムを含み、該金属過酸化物は、過酸化カルシウム、過酸化マグネシウム、過酸化ナトリウム又は過酸化カリウムを含み、該水素化物は、水と反応して水素ガスを生成できる水素化物を含む、請求項17に記載の気体供給装置。
  19. 該仕切層に接続される少なくとも1本の導管をさらに備えることができる、請求項1に記載の気体供給装置。
  20. 頭部着用装置又は髪ケア装置に用いることができる、請求項1に記載の気体供給装置。
  21. 該頭部着用装置は、フード、ヘルメット、帽子、シャワーキャップやスイミングキャップを含む、請求項20に記載の気体供給装置である。
  22. 該髪ケア装置は、送風機、ヘアードライヤーやパーマ機を含む、請求項20に記載の気体供給装置。
  23. 気体を頭皮及び毛髪に供給し、該気体は、酸素ガスであり、さらに反応して活性酸素を生成することができる、請求項1に記載の気体供給装置を髪色の薄色化に用いる用途。
  24. 該気体は、さらに、二酸化炭素、一酸化窒素及び/又は水素ガスを含んでもよい、請求項23に記載の用途。
  25. 該気体供給装置を頭部着用装置に配置するステップ1と、
    該頭部着用装置を髪色を薄くしようとする位置に1〜4時間着用するステップ2と、
    1〜3日おきに、4〜5回使い続けるステップ3とを含む、請求項1に記載の気体供給装置を髪色の薄色化に用いる方法。
  26. ステップ1の前にまず水素ガスを頭皮及び毛髪に用いることができる、請求項25に記載の方法。
  27. 使用前にまず少しの水を該気体供給装置にスプレーすることができる請求項25に記載の方法。
  28. 毛髪における染毛剤を除去することは、髪色を生まれた髪色に戻すことである、請求項1に記載の気体供給装置を毛髪における染毛剤の除去に用いる用途。
JP2020080944A 2020-05-01 2020-05-01 気体供給装置を髪色の薄色化に用いる用途及び方法 Pending JP2021175435A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020080944A JP2021175435A (ja) 2020-05-01 2020-05-01 気体供給装置を髪色の薄色化に用いる用途及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020080944A JP2021175435A (ja) 2020-05-01 2020-05-01 気体供給装置を髪色の薄色化に用いる用途及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021175435A true JP2021175435A (ja) 2021-11-04
JP2021175435A5 JP2021175435A5 (ja) 2022-01-24

Family

ID=78300103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020080944A Pending JP2021175435A (ja) 2020-05-01 2020-05-01 気体供給装置を髪色の薄色化に用いる用途及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021175435A (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11225817A (ja) * 1997-12-08 1999-08-24 Mikio Sugimoto 頭髪用キャップ
JP2007534773A (ja) * 2004-04-30 2007-11-29 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 着色、漂白、又はパーマの後の改善された毛髪コンディショニングのための方法及びキットパーツ
WO2016173515A1 (en) * 2015-04-30 2016-11-03 Garry Tsaur Air-permeable texture providing oxygen and negative oxygen ions
JP2018070579A (ja) * 2016-10-25 2018-05-10 曹 榮華 皮膚の美白効果を有する酸素供給材料
JP3217927U (ja) * 2018-05-01 2018-09-13 榮華 曹 肌の酸素供給による美白及び加熱機能を備えた通気性材料
JP2019194162A (ja) * 2018-05-01 2019-11-07 ツァ ギャリー 肌の酸素供給による美白及び加熱機能を備えた通気性材料

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11225817A (ja) * 1997-12-08 1999-08-24 Mikio Sugimoto 頭髪用キャップ
JP2007534773A (ja) * 2004-04-30 2007-11-29 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 着色、漂白、又はパーマの後の改善された毛髪コンディショニングのための方法及びキットパーツ
WO2016173515A1 (en) * 2015-04-30 2016-11-03 Garry Tsaur Air-permeable texture providing oxygen and negative oxygen ions
JP2018070579A (ja) * 2016-10-25 2018-05-10 曹 榮華 皮膚の美白効果を有する酸素供給材料
JP3217927U (ja) * 2018-05-01 2018-09-13 榮華 曹 肌の酸素供給による美白及び加熱機能を備えた通気性材料
JP2019194162A (ja) * 2018-05-01 2019-11-07 ツァ ギャリー 肌の酸素供給による美白及び加熱機能を備えた通気性材料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2018076631A1 (zh) 一种具有皮肤美白功能的供氧材料
US5603734A (en) Hair dyeing with persulfate oxidants and catechols
CA2466892A1 (en) Method for the cosmetic treatment of hair and implement for carrying out the same
KR100871282B1 (ko) 안면 주름개선용 미용패드
EP2361604B1 (en) Powder hair dye composition based on sodium percarbonate and storage package therefor
BRPI0707929A2 (pt) composições para tingimento de cabelo
US11160347B1 (en) Use and method of gas supply device for lightening hair color
JP2021175435A (ja) 気体供給装置を髪色の薄色化に用いる用途及び方法
JP3218013U (ja) スキンケアマスク
JP2021175435A5 (ja)
TWI822990B (zh) 一種氣體供應裝置用於淡化髮色的用途及方法
KR102409549B1 (ko) 모발 색상 라이트닝을 위한 가스 공급 장치의 용도 및 방법
CN101170988B (zh) 改良的氧化型染发剂和相关的局部组合物
TWM598695U (zh) 一種用於淡化髮色的氣體供應裝置
CN113520014A (zh) 一种气体供应装置、用于淡化发色的用途及方法
TWI694842B (zh) 一種促進頭髮生長及改善白髮的方法及其裝置與設備
JP2014122232A (ja) 入浴剤、皮膚外用剤、水の還元処理剤、還元水の製造方法、還元水及び対象物の還元処理方法
JP2022532156A (ja) 髪の成長を促進し白髪を改善する方法及びその装置並びに機器
TWI634905B (zh) An oxygen supply material having skin whitening function
TWI750362B (zh) 一種具有皮膚美白供氧並具加熱功能的透氣材料
Kingsley The Hair Bible: A Complete Guide to Health and Care
CN111904844A (zh) 一种促进头发生长以及改善白发的方法以及其装置与设备
KR20220093821A (ko) 게르마늄 분말과 아파타이트가 배합된 미안용마스크 제조방법
CN209187597U (zh) 一种具有皮肤美白供氧并具加热功能的透气材料
KR20060122621A (ko) 헤나를 함유한 모발 염색 또는 탈색용 조성물

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200501

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20210629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20210629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220607

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20221227