JP3217661U - 全開式自体粘着ズボン - Google Patents

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Abstract

【課題】全開式自体粘着ズボンの構造を提供する。【解決手段】主にズボン1、ループ織物2及びフック織物3で構成する全開式自体粘着ズボンの構造で、ズボン1は少なくとも一つの開口11を含み、ループ織物2はズボン1の開口11位置の一つの片側に設置し、ループ織物3は複合紡績糸によって織られ、且つ開繊処理を行い、複数の細い繊維に展開し、それにより複数の細い繊維の交差部分がループを形成し、フック織物3をズボン1の開口11位置の別側に設置し、フック織物3はホットメルトの人造繊維の混紡糸で作られ、且つホットメルト人造繊維に対して焼結を行い、それにより、ホットメルト人造繊維の末端は球状末端を形成し、ループ織物2を介し、フック織物3と互いに対応して結合することができ、それにより開口11を閉じる或いは開けることで、任意に粘着することができ、且つ脱着が便利な自体粘着ズボンの構造に達する。【選択図】図1

Description

本考案は一種のズボンに関し、特に任意に粘着することができ、且つ脱着が便利な自体粘着ズボンの構造に関する。
マジックテープ(登録商標)は面ファスナー、ベルクロ(登録商標)などの別名称があり、一種の繊維の特性を利用して物品をしっかり固定する技術である。通常は二つの織物で組成し、一面はフックと呼ばれ、表面にフック状の構造があり、材質は比較的硬い。
別面はループと呼ばれ、表面にループ状の構造があり、材質は比較的柔らかい。二つの織物をしっかり押さえると、フックのフック構造は、ループのループ構造に入り込み、物品をしっかり固定する効果に達する。また、離す場合、力を入れてフックとループを剥がせば良い。
マジックテープ(登録商標)は発明されて以来、大変幅広く応用され、自在に使用できるため、人々の服、物品、靴、安全装置などの品物に大量のマジックテープ(登録商標)を使用し、しっかり固定するための解決案としてきた。多数回使用しても、マジックテープ(登録商標)の固定力は尚も信頼できるものである。
その中、マジックテープ(登録商標)の優れた特性により、大量に人々が着る服にも応用された。例えば病院で使用度の高い術衣は、医療行為のニーズにより、患者が着る服は、便利且つ迅速に脱着でき、通気性がよく、快適性を備えた物である必要がある。
よって、マジックテープ(登録商標)は大量に病院の術衣に使用されるが、以下の問題は未だ解決されていない。
一、マジックテープ(登録商標)の耐用性を確保するために、マジックテープ(登録商標)の材質はナイロンをセレクトするが、ナイロンの材質は比較的硬いため、術衣を快適に着用することができない。
二、術衣は清潔及び衛生の要求が高く、マジックテープ(登録商標)はフック及びループなどの構造を含み、固定する機能性はあるが、その構造ゆえに汚れが附き易く、細菌の温床になる可能性さえもある。
三、マジックテープ(登録商標)は多数回の使用でも一定の強度で粘着する。しかし、病院の術衣はどれも一時的な使用である。つまり、患者が着用して汚した、或いは退院すれば術衣は交換することがあり、頻繁に洗濯する結果、マジックテープ(登録商標)の強度が弱くなる結果を招く。
四、術衣に別途フック及びループのマジックテープ(登録商標)を縫製する必要があるため、患者の皮膚がフック或いはループのマジックテープ(登録商標)に触れた際、往々にして皮膚アレルギーを起こす、或いは皮が剥けることもあるなどを鑑みて、更なる改善が必要であった。
実用新案登録第3066252号公報 特開2006−322118公報
前記公知構造の欠点を解決するため、本考案は任意に粘着し、且つ脱着が便利な全開式自体粘着ズボンを提供することを主な課題とする。
上述の目的を解決するために、本考案は全開式自体粘着ズボンの構造を提供するものである。本考案に含まれるのはズボン、ループ織物及びフック織物である。ズボンは少なくとも一つの開口を含む。ループ織物は該ズボンの開口における位置の一つの片側に設置し、該ループ織物は複合紡績糸によって織られている。
且つ開繊処理を行い、複数の細い繊維に展開し、それにより該複数の細い繊維の交差部分がループを形成し、及び、フック織物を該ズボンの開口位置の別側に設置し、該フック織物はホットメルトの人造繊維の混紡糸で作られ、且つ該ホットメルト人造繊維に対して焼結を行い、それにより、ホットメルト人造繊維の末端は球状末端を形成する。その中、該ループ織物は該フック織物と互いに対応して結合することができ、それにより該開口を閉じる或いは開ける。
一つの最良実施例として、該開口は該ズボンのウエストから該ズボンのすそまで延伸する。
一つの最良実施例として、該開口は該ズボンのすそから該ズボンの別のすそまで延伸する。
一つの最良実施例として、該ループ織物と該フック織物を該ズボンの同じ面に設置する。
一つの最良実施例として、該ループ織物と該フック織物を該ズボンの異なる面に設置する。
本考案の該ズボンにおける開口位置の両サイドはそれぞれループ織物及びフック織物を具有するため、該ループ織物は該フック織物と互いに対応して結合することができ、それにより該開口を閉じる或いは開けることができる。
よって、本考案は該ズボンの該開口を任意に粘着して開ける或いは閉じることができ、便利に脱着できる自体粘着ズボンである。
本考案の該ズボンは少なくとも一つの開口を含み、本考案の該ループ織物は、該フック織物と互いに対応して結合することができ、それにより該開口を閉じる或いは開けることで、任意に粘着することができ、且つ脱着が便利な自体粘着ズボンの構造に達する。
本考案の全開式自体粘着ズボンの立体略図である。 本考案の全開式自体粘着ズボンのループ織物及びフック織物の構造略図である。 本考案の全開式自体粘着ズボンのフック織物の構造略図である。
上述の目的及び効果に達するために、本考案が採用する技術手段及び構造は、図面及び最良実施例を参照しながら、詳細に説明する。
図1に示すのは、本考案の全開式自体粘着ズボンの立体略図である。図で分かるように、本考案は一種の全開式自体粘着ズボンであり、それを人体が着るズボン1に応用している。いわゆるズボン1とは、長ズボン、短パンを含み、主に人体の腹部、脚部の位置を覆い隠すズボンのことを指す。
しかし、実際のニーズに基づき、異なる長さにデザインすることもあり、長さは人体のすねの位置まである可能性もあるが、それに限られない。ここの記述は、主に本説明書におけるズボン1の定義をするものである。該全開式自体粘着ズボンの主な訴求は、任意に粘着することができ、且つ脱着が便利である。該全開式自体粘着ズボンに含まれるのはズボン1、ループ織物2及びフック織物3である(図1を参照)。
該ズボン1に含まれるのは一つの開口11である。いわゆる開口11とは、開けてズボン1を着る或いは脱ぐのに用いる開口11を指す。例えば該開口11は、該ズボン1に元ある二つの穴を接続することができるが、それに限られない。
いわゆる穴とは、人体の四肢を入れるところであり、例えば:ズボン1のウエスト12からズボン1のすそ13までである。最良実施例として、本実施例では、該開口11は該ズボン1のウエスト12から該ズボン1のすそ13にまで延伸し、及び該開口11は該ズボン1のすそ13から該ズボン1の別のすそ13にまで延伸するもので、計二つ設置している。
図2から図3に示すのは、図2は本考案の全開式自体粘着ズボンのループ織物及びフック織物の構造略図である。図3は本考案の全開式自体粘着ズボンのフック織物の構造略図である。該ループ織物2は該ズボン1の開口11における位置の一つの片側に設置し、該ループ織物2は複合紡績糸によって織られている。且つ開繊処理を行い、複数の細い繊維に展開する。図2に示すように、該複数の細い繊維の交差部分がループ21を形成する。更に説明をすると、複数の細い繊維が交差する際に、複数個のループ21が生じる。
該フック織物3を該ズボン1の開口11位置の別側に設置し、該フック織物はホットメルトの人造繊維の混紡糸で作られ、且つ該ホットメルト人造繊維に対して焼結を行う。それにより、図3に示すように、ホットメルト人造繊維の末端は球状末端31を形成する。更に説明すると、該球状末端31は、該複数の細い繊維が交差して生じる複数個のループ21に引っかかるために用いることができる。
その中、該ループ織物2は該フック織物3と互いに対応して結合することができ、それにより該開口11を閉じる或いは開ける。閉じる際、該ループ織物2を該フック織物3に押し付けることで、球状末端31は該複数の細い繊維が交差して生じる複数個のループ21に引っかかり(図に未掲載)、それにより該開口11を閉じることができる。また、開ける際には、力を入れて直接該ループ織物2及び該フック織物3を引っ張れば開けることができる(図に未掲載)。
最良実施例として、該ループ織物2と該フック織物3は該ズボン1の同じ面に位置する。つまり、該ループ織物2と該フック織物3は、該ズボン1の同じ面に設置し、互いに接続する必要がある際、該ループ織物2と該フック織物3のうち一つを折り返すことで接続しやすくなる。
該ループ織物2と該フック織物3を該ズボン1の異なる面に設置する際、つまり、該ループ織物2と該フック織物3を該ズボン1の異なる面に設置し、互いに接続する必要がある際、該ループ織物2と該フック織物3は折り返す必要がなく、直接接続することができる。
また、その中、該ループ織物2を該ズボン1の内面に設置し、該フック織物3を該ズボン1の外面に設置する。該ループ織物2を該ズボン1の外面に設置し、該フック織物3を該ズボン1の内面に設置する。つまり、該ループ織物2及び該フック織物3を該ズボン1の一部の位置にのみ設置することができ、また、該ズボン1の内面或いは外面に沢山設置することもでき、制限されない。
上述の構造、組成デザインを介し、本考案の使用作動状況を下記のように説明する:図ではっきり分かるように、本考案の構造により、人々は該ズボン1を任意に粘着することで、該開口11を開ける或いは閉じることができ、脱着しやすい効果に達する。
本考案は従来のマジックテープ(登録商標)製品と比べ、複合紡績糸のみを利用して作られ、プラスティックなど分解しにくい材料を含まず、確実に地球にかける負担を少なくし、エコになる。本考案は従来のマジックテープ(登録商標)製品と比べ、汚れにくく、術衣、病衣など、高い衛生度が要求される環境に特に適用される。本考案は従来のマジックテープ(登録商標)製品と比べ、長時間、且つ多数回使用しても、粘着度が弱まることがない。本考案は従来のマジックテープ(登録商標)製品と比べ、複合紡績糸で作られているため、快適且つ通気性があり、人が着用するのにより最適である。
更に説明をすると、本考案は前開き、或いはサイド開きの任意な開口11のいずれのデザインでも、介護者はもっと便利に患者の脱着をサポートしやすく、体を拭くのももっと便利になり、体はよりさっぱりとできる。本考案の材質は軽くて柔らかく、より体にフィットする。本考案のズボン1は綿の材質で作られ、手触りは柔らかく快適、吸汗性及び速乾性のいずれも優れている。本考案は立体的な裁断を採用し、任意に粘着できるデザインである。
最後に、本考案の全開式自体粘着ズボンは、特にシルバー族、長期療養する方、自分で衣服を着るのに困難のある方、術後衣服を着るのに不便な方、パーキンソン病患者(手が無意識に震え、ボタンを合わせられない)、骨折患者、腕を高く上げにくい方、長期寝たきりの患者、中風の患者に適している。
よって、全部の図式に示すように、本考案を使用する際、従来技術と比べ、確実に下記のメリットがある:本考案の全開式自体粘着ズボンは、任意に粘着することができ、脱着が便利である。
以上の実施例による本考案の詳細な説明は本考案の範囲を制限するものではない。本技術に熟知する者は、固定構造の変更などの適当な変更および調整を行うことができ、これらの変更および調整を行っても本考案の重要な意義は失われず、本考案の範囲に含まれる。
1 ズボン
11 開口
12 ウエスト
13 すそ
2 ループ織物
21 ループ
3 フック織物
31 球状末端

Claims (4)

  1. ズボン、ループ織物及びフック織物を含み、
    ズボンは少なくとも一つの開口を含み、
    ループ織物は該ズボンの開口位置の一つの片側に設置し、該ループ織物は複合紡績糸によって織られ、且つ開繊処理を行い、複数の細い繊維に展開し、それにより該複数の細い繊維の交差部分がループを形成し、及び、
    フック織物を該ズボンの開口位置の別側に設置し、該フック織物はホットメルトの人造繊維の混紡糸で作られ、且つ該ホットメルト人造繊維に対して焼結を行い、それにより、ホットメルト人造繊維の末端は球状末端を形成し、
    その中、該ループ織物は該フック織物と互いに対応して結合することができ、それにより該開口を閉じる或いは開けることを特徴とする全開式自体粘着ズボンの構造。
  2. 前記該開口は該ズボンのウエストから該ズボンのすそまで延伸、或いは該開口は該ズボンのすそから該ズボンの別のすそにまで延伸することを特徴とする請求項1記載の全開式自体粘着ズボンの構造。
  3. 前記該ループ織物と該フック織物を該ズボンの同じ面、或いは該ズボンの異なる面に設置することを特徴とする請求項1記載の全開式自体粘着ズボンの構造。
  4. 前記該ループ織物を該ズボンの内面或いは外面に設置し、該フック織物を該ズボンの外面或いは内面に設置することを特徴とする請求項1記載の全開式自体粘着ズボンの構造。
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