JP3217658U - 縦型食材スライサー - Google Patents

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剛 大山
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Abstract

【課題】一般家庭において、硬い食材(例えば、切餅や南瓜)でも容易に薄切りにしていくことができる調理用スライサーを提供する。【解決手段】縦型食材スライサー1は、縦型枠体2と、縦型枠体2に沿って摺動可能な食材ホルダー3とを備える。縦型枠体2は、基底部21と、基底部21から上方に延びた滑走面22aを有した立設部23と、滑走面22aの一部に刃先24aが上方に向くように設けられた刃体24とを備える。食材ホルダー3は、胴体31と、胴体31の一部に設けられた食材収納空間32と、食材収納空間32に食材5を載置した状態で、この食材ホルダー3を滑走面22aに沿って摺動する際に食材5を滑走面22a及び刃体24に向けて押圧・保持する押圧部33とを備える。食材ホルダー3は、基底部21に向けて食材5を押し下げるための掴み部34を更に備えることが好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は、一般家庭において、通常の包丁類や調理器具では細断することが困難な硬い食材(例えば、切餅や南瓜)を容易に薄切りにしていくことができる食材スライサーに関する。
近年、市販の切餅を更に薄切りにしたスライス切餅を使った料理が多数提案されている。例えば、スライス切餅を、鍋料理、しゃぶしゃぶ、ピザ、グラタンの材料の一つにしたり、油で揚げてフライにしたりすることが提案されている。スライス切餅は、肉や乳製品と比べて、油やカロリーを抑えることができるため、健康志向の食材として人気を博している。
徐々に人気が高まっているスライス切餅も最近では市販され始めているが、通常の定形(立方体)の切餅に比べ、値段が高い割に内容量が少ない。また、所望の量だけスライス切餅を料理に投入したいといった時など、通常の切餅を薄切りにしていく方が都合の良い場合が割と多いと本考案者らは考えている。
ところで、一般家庭にて従来の台所用品を用いて、切餅など食材の中でも硬い材料を、切断したり、薄切りにしたりすることは容易ではない。
例えば、特許文献1及び2は、硬い材料を強い力で切断し易くするとともに手指などを怪我させないようにするために通常の包丁に追加の部材を取り付けたものである。しかしながら、これらの器具は、硬い食材から多数の薄切りスライスを作り出すのに適したものではない。
また、特許文献3及び4は、支軸が設けられた固定板に対して当該支軸によって回転可能な刃体を取り付けた切断具であり、これらの器具も、硬い食材から多数の薄切りスライスを作り出すのに適したものではない。
このように、餅を切断するための器具として特許文献1〜4が存在するが、これらは、主に伸し餅を切断して切餅を切り出すための器具であって、切餅を連続的に薄切りにしていくための調理器具ではない。
ところで、大根、きゅうり、その他の野菜食材を薄切りにするための調理器具として、調理用スライサー(例えば、特許文献5及び6を参照)が、従来から存在する。このような従来のスライサー100を使用する場合、図8に示すように、一方の手でスライサー100を傾斜した状態で保持しつつ、他方の手で食材5を刃の付いたスライサー滑走面100a上に押し付けながら食材5のスライスを実行する。この際、滑走面100aへ食材を垂直に押し当てる力F1と、滑走面100aに沿って食材5を平行に摺動させる力F2との両方を食材5に同時に作用させなければならない。特に、食材5が硬い場合には、この従来のスライサー100では、思うように薄切りにすることができないばかりか、力の入れ過ぎにより自身の指まで怪我する恐れもあり、とても安全かつ快適に使用できるものではない。
切餅のように硬い食材を一般家庭で簡単に薄切りにするための調理器具は、上述したように、本考案者らが知る限り、キッチン用品市場には存在しない。
特開2008−307073号公報 実開昭60−086245号公報 特開2000−190285号公報 実開昭60−142094号公報 特開2008−142882号公報 特開平09−173223号公報
本考案は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、一般家庭等において、通常の包丁類や調理器具では細断することが困難な硬い食材(例えば、切餅や南瓜)を容易に薄切りにしていくことができる縦型食材スライサーを提供することを目的とする。
すなわち、本考案は、例えば、次の構成・特徴を採用するものである。
(態様1)
縦型枠体と、前記縦型枠体に沿って摺動可能な食材ホルダーと、を備えた縦型食材スライサーであって、
前記縦型枠体は、基底部と、前記基底部から上方に延びた滑走面を有した立設部と、前記滑走面の一部に刃先が上方に向くように設けられた刃体と、を備え、
前記縦型枠体及び前記食材ホルダーの少なくとも一方には、前記滑走面に沿って前記食材ホルダーを上下方向に案内する摺動ガイド部が設けられ、かつ、
前記食材ホルダーは、胴体と、前記胴体の一部に設けられた食材収納空間と、前記食材収納空間に食材を載置した状態で前記食材ホルダーを前記滑走面に沿って摺動する際に前記食材を前記滑走面及び前記刃体に向けて押圧・保持する押圧部と、を備えることを特徴とする縦型食材スライサー。
(態様2)
前記食材ホルダーは、前記食材の一部が前記刃先に接触した際に、前記基底部に向けて前記食材を押し下げるための掴み部を更に備えることを特徴とする態様1に記載の縦型食材スライサー。
(態様3)
前記押圧部は、前記食材に接する押圧面と支軸とを備えたフラップと、前記フラップに押圧力を付与する弾性体と、を備え、
前記食材収納空間の一部には、前記支軸を回転可能に保持する軸受部を備え、
前記フラップは、前記食材を前記食材収納空間に挿入する際には前記押圧面が前記滑走面から離れるように回転し、
前記弾性体は、前記食材が前記食材収納空間に挿入されて前記押圧面が移動するに応じて前記押圧面を押し戻すことにより、前記食材ホルダーを摺動する際に前記滑走面及び前記刃体に向けて前記食材を押圧することを特徴する態様1又は2に記載の縦型食材スライサー。
(態様4)
前記立設部の内側面に前記滑走面が設けられ、
前記立設部には、前記内側面と外側面とを貫通する食材出口が前記刃体の近傍に更に設けられており、前記刃体によって薄切りにされた食材が前記食材出口を通過して前記立設部の前記外側面に排出されることを特徴とする態様1〜3のいずれかに記載の縦型食材スライサー。
本考案の縦型食材スライサーによれば、薄切りにされる食材が食材収納空間内に配置されるとともに押圧部によって滑走面及び刃体に向けて食材を押圧・保持することが可能である。このような構造により、本考案のユーザーは食材をスライスする間、該食材を直接掴む必要は全く無いため、手指等を怪我する恐れが無くなる。
また、縦型枠体は、基底部と、基底部から垂直に延びた滑走面と、滑走面上に設けられかつ上方を向いた刃先が付いた刃体と、を備えている。これにより、食材収納空間に食材を載置した状態で食材ホルダーを縦型枠体に沿って摺動させた際に、基底部に向けて下方に移動した食材の一部は、上方を向いた刃先に真正面から接触し、切断されるようになる。つまり、ユーザーが付与する力は全て、食材(例えば、切餅)の切断に用いられるため、切餅や南瓜のような硬い食材であったとしても、いとも簡単にスライスできるようになる。
一方、滑走面及び刃体へ向けた食材の押圧及び保持は、押圧部によって実現されるため、ユーザーが直接関与する必要は無く、より安全な操作となるのである。
本考案の縦型食材スライサーの分解斜視図である。 図1とは別の角度から見た縦型食材スライサーの分解斜視図である。 縦型枠体及び食材ホルダーの背面図を示す。 縦型枠体及び食材ホルダーの断面図を示す。 本考案の縦型食材スライサーの使用方法を説明した図である。 本考案の縦型食材スライサーの使用方法を説明した図である。 使用前の切餅と、使用後の多数の切餅スライスと、を撮影した画像である。 従来の調理用スライサーを使用した際の力のベクトルを説明した図である。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づき説明するが、本考案は、下記の具体的な実施例に何等限定されるものではない。なお、各図において同一又は対応する要素には同一符号を用いる。
(縦型食材スライサーの用途)
本考案の実施例について、図1〜図7を参照しながら以下に説明する。本実施例に係る縦型食材スライサー1は、硬い食材5(例えば、切餅や南瓜)でも容易に薄切りにしていくことができる家庭用調理器具である。ここで、硬い食材5とは、例えば、図示の切餅の他、南瓜、牛蒡、チーズ、サラミ等が挙げられるが、必ずしもこれらの例示の食材に限定されない。
(縦型食材スライサーの主要構成部材)
縦型食材スライサー1(以下、単に「食材スライサー」又は「スライサー」とも呼ぶ。)は、主要な構成部材として、縦型枠体2と、縦型枠体2に沿って摺動可能な食材ホルダー3と、を備える。なお、これらの構成部材2,3は、軽量化や生産性向上等の観点から、樹脂製のものが好ましいが、樹脂以外の材質(例えば、金属、ガラス、陶器)のものを使用してもよい。
(縦型枠体の構造)
ここで、縦型枠体2は、基底部21と、この基底部21から上方に延びた滑走面22a(図1参照)を有した立設部23と、滑走面22aの一部に刃先24aが上方に向くように設けられた刃体24と、を備える。なお、縦型枠体2は、滑走面22aを内側面として有した前方中央壁22と、前方中央壁22の左右端から後方に延びた第1・第2側壁25,26と、を備える。前方中央壁22及び第1・第2壁25,26の一端は基底部21に接続する一方、これらの部材22,25,26の他端は縦型枠体2の入口開口部27に向けて延びている。ここで、滑走面22aと刃先24aとの間には所望の隙間(図示せず)だけ設けられていることが好ましい。後述するように、所望の隙間に応じた厚さに食材5が薄切りにされる。
(摺動ガイド部)
また、縦型枠体2及び食材ホルダー3の少なくとも一方には、滑走面22aに沿って食材ホルダー3を上下方向に案内する摺動ガイド部4が設けられる。図示の例では、縦型枠体2側には第1・第2側壁25,26の内壁に凹状断面(水平方向断面)を有したガイド凹部41が形成される一方、食材ホルダー3の両外壁に凸状断面を有したガイド凸部42が形成される。これにより、縦型枠体2の一端に形成された入口開口部27から食材ホルダー3を挿入していくと、ガイド凸部42がガイド凹部41によって案内されながら、食材ホルダー3が縦型枠体2内を移動するように規制される。つまり、後述するように、食材5を収容した食材収納空間32が滑走面22aに沿って縦型枠体2に対して上下に移動することができるようになる。
(食材ホルダーの構造)
次に、食材ホルダー3は、胴体31と、胴体31の一部(図示では胴体31の下端31aに近い下部)に設けられた食材収納空間32と、この食材収納空間32に食材5を載置した状態で食材ホルダー3を滑走面22aに沿って摺動する際に、食材5を滑走面22a及び刃体24に向けて押圧・保持する押圧部33と、を備えることを特徴とする。
(食材ホルダーの掴み部)
また、この食材ホルダー3は、食材5の一部が刃先24aに接触した際に、食材5(具体的には食材5を収容した食材ホルダー3全体)を基底部21に向けて押し下げるための掴み部34を更に備えることが好ましい。掴み部34は、胴体31の上端31b近傍(つまり、食材収納空間32が設置された下端31aから離れた部分)に設置されることが更に好ましい。
(押圧部の好適な構造)
次に、押圧部33の好適な構造の一例を示す。なお、図3(a)及び(b)に縦型枠体2及び食材ホルダー3の背面図を示す。また、図4(a)に図3(a)のA−A線で破断した縦型枠体2の断面図を示し、図4(b)に図3(b)のB−B線で破断した食材ホルダー3の断面図を示す。なお、図4(c)は、食材5(図中、破線参照)を食材収納空間32に挿入する際のフラップ35の移動を示した食材ホルダー3の断面図である。
押圧部33は、食材5に接する押圧面35aと支軸35bとを備えたフラップ35と、このフラップ35に押圧力を付与する弾性体36(図示では、コイルバネ)と、を更に備える。そして、食材収納空間32の一部には、支軸35bを回転可能に保持する軸受部37を備える(図3(b)並びに図4(b)及び(c)を参照)。フラップ35は、上記構造を有することにより、以下のような動作や作用を発揮する。
(押圧部による押圧力の説明)
具体的には、ユーザーが食材5を食材収納空間32に押し込む際には、押圧面35aが滑走面22aから離れるように支軸35bを基点に回転可能である(図4(c)の白抜き矢印を参照)。そして、弾性体36は、その反作用として、食材5が食材収納空間32に挿入された際に押し込まれた押圧面35aを弾性力(例えば、バネ力)で押し戻すことにより、食材ホルダー3を摺動しながら食材5をスライスする際に食材5を滑走面22a及び刃体24に向けて押圧することができる(図4(c)の実線矢印を参照)。
(食材出口)
立設部23には、前方中央壁22の内側面に滑走面22aが設けられるだけで無く、以下の食材出口28を設けることがさらに好ましい。すなわち、立設部23には、前方中央壁22の内側面(つまり、滑走面)22aと外側面22bとを貫通する食材出口28が刃体24の近傍に更に設けられており、刃体24によって薄切りにされた食材5の一部(つまりスライス)6がこの食材出口28を通過して立設部23の外側面22bに排出されるようになる。
(本スライサーの使用方法)
次に、図5〜図7の各図を参照しながら、本スライサー1の使用方法を例示する。食材5には切餅を使用した。
(工程1.食材収納空間への切餅の挿入・載置)
先ず、本スライサー1の主要構成部材を成す縦型枠体2及び食材ホルダー3は、分離しておく。そして、食材ホルダー3のみを一方の手に取り、他方の手で切餅5を持ち、この切餅5を食材ホルダー3の食材収納空間32に挿入していく(工程1、図5(a)も参照)。切餅5を挿入していく際には、ユーザーは、フラップ35が切餅5に接触し、押し戻すような弾性力を覚えるが、その弾性力以上の力で切餅5を食材収納空間32に押し込んでおく。
(工程2.縦型枠体の上端への切餅の移動)
縦型枠体2は、一端側の基底部21がテーブル台等の地面に設置し、他端側の入口開口部27が上方で開口した状態で、垂直に立設させる。そして、切餅5が食材収納空間32に載置された状態を保持したままで、食材ホルダー3(その下端31a側から)を、縦型枠体2の入口開口部27に内挿していく(工程2、図5(b)も参照)。食材ホルダー3の下端31a近傍には、切餅5が載置された食材収納空間32が設置されていることから、内挿開始間も無く、切餅5も縦型枠体2に内挿されていく。
(工程3.滑走面上での切餅の移動)
その後、縦型枠体2と食材ホルダー3とに設けられた摺動ガイド部4(具体的には、41,42)により、食材収納空間32に載置された切餅5も、滑走面22aに沿って上方向から下方向へ移動することになる(工程3)。切餅5は同時に押圧部33によって滑走面22aに向けて押し戻されるような押圧力を常に受けている。
(工程4.切餅のスライス)
そして、切餅5は、刃体24より高い位置で滑走面22aを滑走するが、滑走面22aの途中には刃体24が設けられているため、切餅5の一部は、間も無く、刃体24の刃先24aに接触し、切餅5の滑走が減速又は停止する。ここで、ユーザーは、上述の掴み部34でもって、食材ホルダー3を基底部21に向けて押し込んでいくことで、これに押圧保持された切餅5の一部6(具体的には、刃先24aと滑走面22aとの間に属する部分)が、切断されることになる(工程4)。つまり、滑走面22aと刃先24aとの間には所望の隙間だけ設けられているため、この所望の隙間に応じた厚さに切餅5が薄切りにされる(図6(a)も参照)。
そして、切餅スライス6は、食材出口28を通過し、縦型枠体2の外側面22bに排出され、地面(例えば、テーブル台やまな板)に落下する(図6(b)も参照)。
なお、縦型枠体2に設けられた刃体24は基底部21の真上に位置し、その刃先24aは真上に向かって延びる。一方、切餅5は食材ホルダー3の食材収納空間32に囲繞され、その切餅5の広い平面が滑走面22aに接触しながら滑走面22a上を上方向から下方向に移動する。従って、掴み部34を把持又は押圧したユーザーの手から食材ホルダー3へ与えられる力は全て、刃体24により切餅5をスライスする力に充てられる。
(工程5.縦型枠体上方への持ち上げ及びスライスの繰り返し)
スライス完了後、掴み部34を持ちながら食材ホルダー3を上方向に移動させ、食材収納空間32に載置された切餅(残った切餅)5を、刃体24設置位置より高い滑走面22a上に移動する(持ち上げる)(工程5)。そして、上記工程3〜5を繰り返すことで、切餅5から切餅スライス6を何枚も切り出していくことができるようになる。図7は、本考案のスライサー1の使用前の切餅5と、使用後に切り出された多数枚の切餅スライス6の外観を示す。
本考案の縦型食材スライサーによれば、薄切りにされる食材が食材収納空間内に配置されるとともに押圧部によって滑走面及び刃体に向けて食材を押圧・保持することが可能である。このような構造により、本考案のユーザーは食材をスライスする間、該食材を直接掴む必要は全く無いため、手指等を怪我する恐れが無くなる。
また、縦型枠体は、基底部と、基底部から垂直に延びた滑走面と、滑走面上に設けられかつ上方を向いた刃先が付いた刃体と、を備えている。これにより、食材収納空間に食材を載置した状態で食材ホルダーを縦型枠体に沿って摺動させた際に、基底部に向けて下方に移動した食材の一部は、上方を向いた刃先に真正面から接触し、切断されるようになる。つまり、ユーザーが付与する力は全て、食材(例えば、切餅)の切断に用いられるため、切餅や南瓜のような硬い食材であったとしても、いとも簡単にスライスできるようになる。
一方、滑走面及び刃体へ向けた食材の押圧及び保持は、押圧部によって実現されるため、ユーザーが直接関与する必要は無く、より安全な操作となるのである。
このように本考案の縦型食材スライサーは、産業上の利用価値及び産業上の利用可能性が非常に高い。
1 縦型食材スライサー
2 縦型枠体
3 食材ホルダー
4 摺動ガイド部
5 食材(切餅)
6 薄切りにされた食材(切餅スライス)
21 基底部
22 前方中央壁
22a,22b 前方中央壁に設けられた内側面(滑走面),外側面
23 立設部
24,24a 刃体,刃先
25,26 第1・第2側壁
27 入口開口部
28 食材出口
31 胴体
32 食材収納空間
33 押圧部
34 掴み部
35,35a,35b フラップ,フラップに設けられた押圧面,支軸
36 弾性体
37 軸受部
41,42 ガイド凹部,ガイド凸部

Claims (4)

  1. 縦型枠体と、前記縦型枠体に沿って摺動可能な食材ホルダーと、を備えた縦型食材スライサーであって、
    前記縦型枠体は、基底部と、前記基底部から上方に延びた滑走面を有した立設部と、前記滑走面の一部に刃先が上方に向くように設けられた刃体と、を備え、
    前記縦型枠体及び前記食材ホルダーの少なくとも一方には、前記滑走面に沿って前記食材ホルダーを上下方向に案内する摺動ガイド部が設けられ、かつ、
    前記食材ホルダーは、胴体と、前記胴体の一部に設けられた食材収納空間と、前記食材収納空間に食材を載置した状態で前記食材ホルダーを前記滑走面に沿って摺動する際に前記食材を前記滑走面及び前記刃体に向けて押圧・保持する押圧部と、を備えることを特徴とする縦型食材スライサー。
  2. 前記食材ホルダーは、前記食材の一部が前記刃先に接触した際に、前記基底部に向けて前記食材を押し下げるための掴み部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の縦型食材スライサー。
  3. 前記押圧部は、前記食材に接する押圧面と支軸とを備えたフラップと、前記フラップに押圧力を付与する弾性体と、を備え、
    前記食材収納空間の一部には、前記支軸を回転可能に保持する軸受部を備え、
    前記フラップは、前記食材を前記食材収納空間に挿入する際には前記押圧面が前記滑走面から離れるように回転し、
    前記弾性体は、前記食材が前記食材収納空間に挿入されて前記押圧面が移動するに応じて前記押圧面を押し戻すことにより、前記食材ホルダーを摺動する際に前記滑走面及び前記刃体に向けて前記食材を押圧することを特徴する請求項1又は2に記載の縦型食材スライサー。
  4. 前記立設部の内側面に前記滑走面が設けられ、
    前記立設部には、前記内側面と外側面とを貫通する食材出口が前記刃体の近傍に更に設けられており、前記刃体によって薄切りにされた食材が前記食材出口を通過して前記立設部の前記外側面に排出されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の縦型食材スライサー。
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