JP3217649U - ユニバーサルジョイント用シール - Google Patents
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Abstract
【課題】簡便な構造で製品品目を判別可能なユニバーサルジョイント用シールを提供する。【解決手段】ユニバーサルジョイントにおけるカップ21の内周面に嵌合される金属環2と、金属環2に保持され、ユニバーサルジョイントにおける十字軸22に摺動可能に接触するシールリップ3とを備えるユニバーサルジョイント用シール1であって、金属環2に、シール外部から目視可能な位置に設けられた段差形状よりなる品目表示部2cを設けたことを特徴とする。【選択図】図1
Description
本考案は、密封装置の一種であるユニバーサルジョイント用シールに関する。本考案のユニバーサルジョイント用シールは例えば、自動車関連の分野で用いられ、または産業機械の分野などで用いられる。
従来から図4に示すユニバーサルジョイント用シール1が知られている。
すなわちこのユニバーサルジョイント用シール1は、ユニバーサルジョイントにおけるカップ21の内周面に嵌合される金属環2と、この金属環2に保持され、ユニバーサルジョイントにおける十字軸22に摺動可能に接触するシールリップ3とを備えている。金属環2は、筒状部2aおよびフランジ部2bを一体に備えて断面L字形に形成されている。一方、シールリップ3は、金属環2の内周側に接着されたゴム状弾性体よりなり、ジョイント外部Aの異物がジョイント内部Bのベアリング23のほうへ侵入しないようリップ先端をジョイント外部A側へ向けている。
すなわちこのユニバーサルジョイント用シール1は、ユニバーサルジョイントにおけるカップ21の内周面に嵌合される金属環2と、この金属環2に保持され、ユニバーサルジョイントにおける十字軸22に摺動可能に接触するシールリップ3とを備えている。金属環2は、筒状部2aおよびフランジ部2bを一体に備えて断面L字形に形成されている。一方、シールリップ3は、金属環2の内周側に接着されたゴム状弾性体よりなり、ジョイント外部Aの異物がジョイント内部Bのベアリング23のほうへ侵入しないようリップ先端をジョイント外部A側へ向けている。
上記ユニバーサルジョイント用シール1においては、その製品サイズが小さいことから、例えばゴム材料違い等による製品品目の相違をシール1の外観から判別するのが難しいという問題がある。通常のオイルシールであれば刻印による判別も可能であるが、ユニバーサルジョイント用シール1では製品サイズがきわめて小さいため、刻印を表示するスペースを確保するのが難しい。また、仮に刻印を表示できたとしても、製品の組付け工程などで目視で確認することは困難である。また、識別用にペイントを塗布する案もあるが、部品コストの上昇が懸念される。
本考案は以上の点に鑑みて、簡便な構造で製品品目を判別可能なユニバーサルジョイント用シールを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本考案のユニバーサルジョイント用シールは、ユニバーサルジョイントにおけるカップの内周面に嵌合される金属環と、前記金属環に保持され、前記ユニバーサルジョイントにおける十字軸に摺動可能に接触するシールリップとを備えるユニバーサルジョイント用シールであって、前記金属環は、品目表示部を備え、前記品目表示部は、シール外部から目視可能な位置に設けられた段差形状よりなることを特徴とする。
また、実施の態様として、上記記載のユニバーサルジョイント用シールにおいて、前記金属環は、筒状部およびフランジ部を一体に備えて断面L字形とされ、前記筒状部および前記フランジ部の間の角部に前記品目表示部が設けられていることを特徴とする。
また、実施の態様として、上記記載のユニバーサルジョイント用シールにおいて、前記品目表示部は、前記筒状部および前記フランジ部を繋ぐ断面円弧形の段差形状として設けられていることを特徴とする。
また、実施の態様として、上記記載のユニバーサルジョイント用シールにおいて、前記品目表示部は、前記筒状部および前記フランジ部を繋ぐ断面直線形のテーパー状の段差形状として設けられていることを特徴とする。
本考案では、金属環およびシールリップを備えるユニバーサルジョイント用シールにおいて金属環に段差形状よりなる品目表示部が設けられているため、この品目表示部をシール外部から目視で確認することにより、当該シールを品目表示部を備えていない他品目のシールまたは異なる段差形状よりなる品目表示部を備える他品目のシールと判別することが可能とされる。したがって製品サイズが小さくて刻印を表示することが困難な場合や、コスト増大を懸念して識別用ペイントを塗布することが困難な場合であっても、簡便な構造で製品品目を判別可能なユニバーサルジョイント用シールを提供することができる。
また、金属環が筒状部およびフランジ部を一体に備えて断面L字形とされ、これら筒状部およびフランジ部の間の角部に品目表示部が設けられていることにより、以下の作用効果が発揮される。
すなわち当該構成によると、シールリップを接着保持するフランジ部の内周側端部が品目表示部よりもジョイント外部側に配置されないため、シールリップを設計する空間をフランジ部の内周側端部のジョイント外部側に十分に確保することが可能とされる。したがって従来対比でシールリップの設計の自由度を維持したままで、シールに品目判別機能を付加することが可能とされる。
図1および図2に示すように、ユニバーサルジョイント用シール1は、ユニバーサルジョイントにおけるカップ(ベアリングカップ)21の先端部内周面に嵌合される金属環2と、この金属環2に保持されるとともにユニバーサルジョイントにおける十字軸22の外面に摺動可能に接触するシールリップ3とを備えている。
金属環2は、筒状部2aおよび径方向内向きのフランジ部2bを一体に備えて断面L字形(半裁断面L字形)に形成され、筒状部2aの外周面をもってカップ21の内周面に嵌合されている。
シールリップ3は、金属環2の内周側であって筒状部2aの内周面およびフランジ部2bの端面に接着(架橋接着)されたゴム状弾性体によって形成され、ジョイント外部Aの異物がジョイント内部Bのベアリング23のほうへ侵入しないようにリップ先端をジョイント外部Aのほうへ向けている。シールリップ3は複数のシールリップ3が並んで設けられている。
また加えて、このユニバーサルジョイント用シール1では、金属環2に、このユニバーサルジョイント用シール1がどのような品目であるかを表示するための品目表示部2cが設けられている。
品目表示部2cは、その機能からして、シール1の外部から目視可能(視認可能)な位置に設けられ、具体的には、金属環2が上記したように筒状部2aおよびフランジ部2bを一体に備えて断面L字形に形成されているので、視認可能な角度範囲をできるだけ広く設定できるよう、これら筒状部2aおよびフランジ部2bの間の角部に設けられている。
品目表示部2cは、段差形状よりなるものとされている。段差形状は立体形状の一種であるので、金属環2は筒状部2aおよびフランジ部2b以外の第3の立体形状を備えることになる。
段差形状は、具体的には、金属環2の筒状部2aおよびフランジ部2bを繋ぐ内側へ向けて凸の断面円弧形の段差形状とされている。したがってこの段差形状では、ゴム状弾性体を接着するその内面2dについても内側へ向けて凸の断面円弧形に形成されている。
品目表示部2cは、金属環2の全周に亙って設けられ、すなわち品目表示部2cは環状に設けられている。
また、品目表示部2cは、金属環2を板状素材からプレス加工するときにこのプレス加工の一環として形成されている。
上記構成を備えるユニバーサルジョイント用シール1においては、金属環2およびシールリップ3を備えるユニバーサルジョイント用シール1において金属環2に段差形状よりなる品目表示部2cが設けられているため、この品目表示部2cをシール1外部から目視で確認することにより、当該シール1を品目表示部を備えていない他品目のシールまたは異なる段差形状よりなる品目表示部を備える他品目のシールと判別することが可能とされている。したがって製品サイズが小さくて刻印を表示することが困難な場合や、コスト増大を懸念して識別用ペイントを塗布することが困難な場合であっても、簡便な構造で製品品目を判別可能なユニバーサルジョイント用シール1を提供することができる。
また、金属環2が筒状部2aおよびフランジ部2bを一体に備えて断面L字形とされるとともに、これら筒状部2aおよびフランジ部2bの間の角部であって筒状部2aおよびフランジ部2bを繋ぐ位置に品目表示部2cが設けられているため、以下の作用効果が発揮される。
すなわち当該構成によると、シールリップ3を接着保持するフランジ部2bの内周側端部が品目表示部2cよりもジョイント外部A側に配置されないため、シールリップ3を設計する空間をフランジ部2bの内周側端部のジョイント外部A側に十分に確保することが可能とされる。したがって従来対比でシールリップ3の設計の自由度を維持したままで、シール1に品目表示部2cによる品目判別機能を付加することが可能とされる。
尚、品目表示部2cを構成する段差形状としては、様々な形状とすることが考えられる。
その一例を挙げると、図3の例では、段差形状が、金属環2の筒状部2aおよびフランジ部2bを繋ぐ断面直線形のテーパー状の段差形状とされている。したがってこの段差形状では、ゴム状弾性体を接着するその段差内面2dについても同様に断面直線形のテーパー状に形成されている。
1 ユニバーサルジョイント用シール
2 金属環
2a 筒状部
2b フランジ部
2c 品目表示部
2d 内面
3 シールリップ
21 カップ
22 十字軸
23 ベアリング
A ジョイント外部
B ジョイント内部
2 金属環
2a 筒状部
2b フランジ部
2c 品目表示部
2d 内面
3 シールリップ
21 カップ
22 十字軸
23 ベアリング
A ジョイント外部
B ジョイント内部
Claims (4)
- ユニバーサルジョイントにおけるカップの内周面に嵌合される金属環と、前記金属環に保持され、前記ユニバーサルジョイントにおける十字軸に摺動可能に接触するシールリップとを備えるユニバーサルジョイント用シールであって、
前記金属環は、品目表示部を備え、
前記品目表示部は、シール外部から目視可能な位置に設けられた段差形状よりなることを特徴とするユニバーサルジョイント用シール。 - 請求項1記載のユニバーサルジョイント用シールにおいて、
前記金属環は、筒状部およびフランジ部を一体に備えて断面L字形とされ、
前記筒状部および前記フランジ部の間の角部に前記品目表示部が設けられていることを特徴とするユニバーサルジョイント用シール。 - 請求項2記載のユニバーサルジョイント用シールにおいて、
前記品目表示部は、前記筒状部および前記フランジ部を繋ぐ断面円弧形の段差形状として設けられていることを特徴とするユニバーサルジョイント用シール。 - 請求項2記載のユニバーサルジョイント用シールにおいて、
前記品目表示部は、前記筒状部および前記フランジ部を繋ぐ断面直線形のテーパー状の段差形状として設けられていることを特徴とするユニバーサルジョイント用シール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018002167U JP3217649U (ja) | 2018-06-12 | 2018-06-12 | ユニバーサルジョイント用シール |
Applications Claiming Priority (1)
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JP3217649U true JP3217649U (ja) | 2018-08-23 |
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Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2022091550A1 (ja) * | 2020-10-28 | 2022-05-05 | ナブテスコ株式会社 | 真空シール装置、及び、駆動伝達装置 |
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2018
- 2018-06-12 JP JP2018002167U patent/JP3217649U/ja active Active
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WO2022091550A1 (ja) * | 2020-10-28 | 2022-05-05 | ナブテスコ株式会社 | 真空シール装置、及び、駆動伝達装置 |
JP7485778B2 (ja) | 2020-10-28 | 2024-05-16 | ナブテスコ株式会社 | 真空シール装置、及び、駆動伝達装置 |
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