JP3217432B2 - カラー画像データ処理方法 - Google Patents

カラー画像データ処理方法

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JP3217432B2
JP3217432B2 JP06211092A JP6211092A JP3217432B2 JP 3217432 B2 JP3217432 B2 JP 3217432B2 JP 06211092 A JP06211092 A JP 06211092A JP 6211092 A JP6211092 A JP 6211092A JP 3217432 B2 JP3217432 B2 JP 3217432B2
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  • Color Image Communication Systems (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラー画像データ処理
方法に関し、特にフルカラー画像を扱うファクシミリ装
置やプリンタあるいは複写機等におけるカラー画像デー
タ処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、フルカラー画像を扱うカラー画像
処理装置では、例えば、カラー原稿をカラースキャナを
使って読み取る際に、Y(イエロ:黄)、M(マゼン
タ:紅)、C(シアン:藍)の3原色に色分解し、各色
の混合比率をデータ化することにより、全ての物体色を
再現することができる。そして、このようにして得られ
たカラー画像データは、各画素単位でデータ化された
後、データ圧縮処理が行われて、画像メモリに記憶され
ていた。
【0003】上記した従来のカラー画像データ処理方法
は、カラー画像の各画素毎にYMCの濃度データが記憶
されるため、使用される色の数に関わらず圧縮処理を行
う前の画像データ量は常に一定であった。図3は従来の
カラー画像データ処理方法を説明する図である。図3
は、YMCの3色を用いて、各色の濃度を256諧調
(8ビット)で表現し、カラー原稿の1頁が2300×
1600ドット、A4、200dpiの画像データを取
り扱う画像処理装置を用いた場合である。従来は、図3
に示されるように、1頁の画像データがYMCのそれぞ
れの濃度データが各画素について与えられる。すなわ
ち、従来の画像データ量は、次式で表される。
【0004】 3色×8ビット×1頁分の画素数 =24ビット×(2300×1600)ドット =88.32Mビット …………(1) このように、従来は使用される色の数に関わらず、1頁
分のデータ量は常に88.32Mビットとなり、このデ
ータを圧縮処理した後、画像メモリに記憶されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のカラー画像データ処理方法は、現像色がYMCの3色
で、各色の濃度が256諧調の場合、(28 3 =224
色のフルカラー画像データとなり、1つの色を指定する
のに24ビットが必要である。そして、このようなカラ
ー画像が扱えるカラー画像処理装置は、どのようなカラ
ー画像(使用色数が異なる画像)であっても、1ドット
に対応する色を24ビットで表すので、1頁分のカラー
画像データはこれを1頁の画素数分(2300×160
0)だけ記憶する必要があり、常にデータ量が多く、そ
れだけ容量の大きな画像メモリを使う必要があるという
問題があった。
【0006】ところが、マルチカラーのように使用色の
少ない画像(例えば4色)であっても、従来の画像デー
タは24ビット×画素数で表わされていた。しかし、通
常の印刷物でも全ての色を使用しているものはほとんど
なく、フルカラーの印刷物であっても、これより使用色
が数分の1以下の印刷物であっても、従来のカラー画像
データ処理方法ではデータ量が変わらないことになる。
【0007】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、データ圧縮処理する前のカラー画
像データ量をできるだけ少なくすることができるカラー
画像データ処理方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
圧縮処理前のカラー画像データを処理してメモリに記憶
させるカラー画像データ処理方法において、データ処理
を行うカラー画像中に使用されている色毎に2値データ
で色を表示する工程と、前記カラー画像の各画素に対応
させて前記表示された色の中からそれぞれ色指定を行っ
てカラー画像データ化する工程と、を含み、前記使用色
毎に色を表示したデータと各画素に対応させて色を指定
するデータとをメモリに記憶させることを特徴とする。
像データ処理方法。
【0009】請求項2記載の発明は、圧縮処理前のカラ
ー画像データを処理してメモリに記憶させるカラー画像
データ処理方法において、2n-1 +1 〜2n 色を扱う
カラー画像処理装置で、カラー画像中の使用色が2m
(但し、m<n)以下の場合は、データ処理を行うカラ
ー画像中に使用されている色毎に2値データで色を表示
し、各使用色をmビットのカラー番号に割り付けてカラ
ー番号対応表を作成する工程と、前記カラー画像の各画
素に対応させて前記カラー番号で色指定を行ってカラー
画像データ化する工程と、を含み、前記カラー番号対応
表と各画素に対応させてカラー番号で色を指定するデー
タとをメモリに記憶させることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明では、データ処理を行うカ
ラー画像中の使用色毎に2値データで色が表示され、カ
ラー画像の各画素に対応させて前記表示された色の中か
ら色指定を行ってカラー画像データ化することにより、
カラー画像中の使用色が24色未満の場合は、圧縮処理
する前の画像データ量を従来よりも少なくすることがで
きる。
【0011】請求項2記載の発明では、2n-1 +1〜2
n 色を扱うカラー画像処理装置で、カラー画像中の使用
色が2m 色(但し、m<n)以下の場合に、データ処理
を行うカラー画像中の使用色毎に2値データで色を表示
し、各使用色をmビットのカラー番号に割り付けてカラ
ー番号対応表を作成して、カラー画像の各画素に対応さ
せてカラー番号で色指定を行ってカラー画像データ化す
ることにより、使用色が73万色以下の場合は、圧縮処
理する前の画像データ量を従来よりも少なくすることが
できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。 第1実施例 図1は請求項1記載の発明に係るカラー画像データ処理
方法の一実施例を説明する図である。図1に示されるよ
うに、本第1実施例では、データ処理を行うカラー画像
中に使用されている色を、それぞれY(イエロ)、M
(マゼンタ)、C(シアン)の3原色に色分解して、そ
の混合比(濃度)によって色を表示することができる。
その場合、色情報は3色であり、濃度情報は256諧調
を8ビットで表現できるので、1色の表現に3色×8ビ
ット=24ビットが必要となる。
【0013】そこで、カラー画像中の使用色が、第1
色、第2色、第3色………第i色まであるとすると、全
使用色を表示するには、(24×i)ビットを要する。
次に、本第1実施例では、データ処理を行うカラー画像
1頁分の画素数は、上記従来例と同様に(2300×1
600ドット、A4判、200dpi)とすると、図1
に示すように、ドット位置のタテとヨコのアドレスを1
画素づつずらした各画素に対して、上記使用色を表示し
たi色の中からいずれかの色を指定することによって、
カラー画像データ化することができる。
【0014】これにより、第1実施例における画像デー
タ量は、次式で表すことができる。 (色指定データ+1頁分の画素数)×使用色数 =(24ビット+(2300×1600)ドット)×i色 ≒3.68×i Mビット …………(2) 従って、従来では上記(1)式で示したように、1頁分
のカラー画像データ量が常に88.32Mビット必要で
あったが、本第1実施例では(2)式のように3.68
iMビットとなり、従来に比べてi/24のデータ量と
なる。例えば、4色マルチカラーの場合は、i=4とな
り、従来に比べて1/6のデータ量にすることができ
る。
【0015】さらに、本第1実施例の場合、特定の色毎
に分離されており、空白領域が多くなるため、各色毎に
データを圧縮した場合は、データ量を非常に小さくする
ことができる利点がある。 第2実施例 図2は請求項2記載の発明に係るカラー画像データ処理
方法の一実施例を説明する図である。上記した第1実施
例の場合は、使用する色が24色未満であれば従来例よ
りも圧縮処理前のデータ量を少なくできるので有効であ
るが、24色以上になるとデータ量は従来例と同じかそ
れよりも多くなってしまう。このため、本第2実施例で
は、2n-1 +1〜2n 色を扱うカラー画像処理装置を使
う際に、カラー画像中の使用色が2m 色(m<n)以下
であれば、各使用色をmビットのカラー番号に割り付け
ることができる。
【0016】このため、このカラー番号に割り付けた使
用色は、図2に示されるように、第1色から第2m 色ま
でに対応しており、各使用色毎に上記第1実施例と同様
にYMCの3原色に色分解すると共に、各原色毎の濃度
により色を表示することができる。この図2に示すよう
に、まず、各使用色とカラー番号とを対応させたカラー
番号対応表を作成する。そして、このカラー番号対応表
のデータは、例えばテーブルなどに格納しておいて、カ
ラー番号を適宜入力することにより、所望の使用色デー
タが取り出せるように構成されている。
【0017】そして、本第2実施例では、データ処理を
行うカラー画像1頁分の各画素(2300×1600ド
ット、A4判、200dpi)に対応して、mビットの
カラー番号で色を指定することによって、カラー画像デ
ータ化することができる。これにより、第2実施例にお
ける画像データ量は、次式で表すことができる。 (1頁分の画素数×mビット)+(使用色数×mビット) =〔(2300×1600)ドット+i〕×m Mビット …………(3) この(3)式で、使用色数をi=2m 色とすると、m=
20で、約95Mビットとなり、m=19で、約80M
ビットとなる。そこで、m=20を(3)式に代入し
て、iを求めると、 88.32×106 =〔(2300×1600)+i〕×20 i =88.32×106 /20−(2300×1600) =736000ビット …………(4) 上記(4)式の結果、使用色数iが約73万色以下の画
像データであれば、本第2実施例における圧縮処理され
る前のデータ量は、従来例よりも小さくすることができ
る。
【0018】以上述べたように、本第1実施例及び第2
実施例では、所定の使用色数以下の場合に、圧縮処理す
る前のカラー画像データ量を従来例よりも少なくするこ
とができる。なお、上記各実施例の場合に、データの圧
縮処理方法の組み合わせによっては、データ量がそれほ
ど圧縮されない場合も起こり得る。このため、特定の圧
縮処理方法でデータ圧縮する場合は、第1実施例、第2
実施例あるいは従来例のいずれかのカラー画像データ処
理方法のうち、圧縮処理後のデータ量が最も少なくなる
ようなデータ処理方法を選択的に採用できるように構成
することが望ましい。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、カラー画
像中の使用色毎の色データを表示し、各画素に対応させ
て前記表示した色の中から色指定を行ってカラー画像デ
ータ化するようにしたので、カラー画像中の使用色が2
4色未満であれば、圧縮処理する前の画像データ量を従
来よりも少なくすることができる。
【0020】請求項2記載の発明では、2n-1 +1〜2
n 色を扱うカラー画像処理装置で、カラー画像中の使用
色が2m 色(m<n)以下の場合に、使用色毎にmビッ
トのカラー番号に割り付けたカラー番号対応表を作成
し、各画素に対応させてカラー番号で色指定を行ってカ
ラー画像データ化するようにしたので、カラー画像中の
使用色が約73万色以下であれば、圧縮処理する前の画
像データ量を従来よりも少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明に係るカラー画像データ処
理方法の一実施例を説明する図である。
【図2】請求項2記載の発明に係るカラー画像データ処
理方法の一実施例を説明する図である。
【図3】従来のカラー画像データ処理方法を説明する図
である。
【符号の説明】

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮処理前のカラー画像データを処理して
    メモリに記憶させるカラー画像データ処理方法におい
    て、 データ処理を行うカラー画像中に使用されている色毎に
    2値データで色を表示する工程と、 前記カラー画像の各画素に対応させて前記表示された色
    の中からそれぞれ色指定を行ってカラー画像データ化す
    る工程と、 を含み、 前記使用色毎に色を表示したデータと各画素に対応させ
    て色を指定するデータとをメモリに記憶させることを特
    徴とするカラー画像データ処理方法。
  2. 【請求項2】圧縮処理前のカラー画像データを処理して
    メモリに記憶させるカラー画像データ処理方法におい
    て、 2n-1 +1 〜2n 色を扱うカラー画像処理装置で、カ
    ラー画像中の使用色が2m 色(但し、m<n)以下の場
    合は、 データ処理を行うカラー画像中に使用されている色毎に
    2値データで色を表示し、各使用色をmビットのカラー
    番号に割り付けてカラー番号対応表を作成する工程と、 前記カラー画像の各画素に対応させて前記カラー番号で
    色指定を行ってカラー画像データ化する工程と、 を含み、 前記カラー番号対応表と各画素に対応させてカラー番号
    で色を指定するデータとをメモリに記憶させることを特
    徴とするカラー画像データ処理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7209248B2 (ja) 2018-09-28 2023-01-20 学校法人金沢工業大学 繊維強化ポリプロピレン複合材料の製造方法及び繊維強化ポリプロピレン複合材料

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