JP3217332U - 屋根用構成体 - Google Patents

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Abstract

【課題】結露および伝熱量が低減されてなる屋根用構成体を提供する。
【解決手段】不織布11と不織布11の裏面に配設された遮熱層12とを備えてなる屋根用構成体10である。ここで、不織布11はポリエチレン繊維からなるものとされ、遮熱層12は保護被膜が形成されたアルミフィルムとされてなるものとされる。屋根用構成体10においては、遮熱層12の裏面に遮熱断熱体が配設されてなるのが好ましい。その場合、遮熱断熱体が、発泡ポリエチレンフォームからなる断熱層と、断熱層を被覆してなるアルミフィルムからなる遮熱層とを含み、アルミフィルムに保護被膜が形成されてなるのがさらに好ましい。
【選択図】図1

Description

本考案は屋根用構成体に関する。さらに詳しくは、結露および伝熱量が低減されてなる屋根用構成体に関する。
従来より、金属屋根用断熱材には、金属屋根の結露防止や、保温、保冷などの観点からポリオレフィン系発泡体シートが多用されている。
前記金属屋根用断熱材としては、例えば、特許文献1には、ポリオレフィン系発泡体シートの片面に粘着加工面を有し、その粘着加工面と金属板および粘着加工自背面との粘着力や粘着加工面表面皮強度を規定したものが提案されている。
しかるに、かかる金属屋根用断熱材は、ポリオレフィン系発泡体シートを一端部側からロール状に巻き取られた状態で施工先に供給されて使用されることがある。その際、ロール状に巻き取られていた金属屋根用断熱材に巻き癖が残り、その反発力によって金属屋根材と貼り合わせた金属屋根用断熱材の端部において、剥離が生じるといった問題があった。
特許文献1の提案にかかる金属屋根用断熱材の問題点を解決すべく、特許文献2には、図5に示すように、ポリオレフィン系発泡体シート110と、前記ポリオレフィン系発泡体シート110の一面に貼合されたフィルム114と、前記フィルム114上に形成された粘着層116とを具備し、前記粘着層116を金属屋根材に粘着させる金属屋根用断熱材において、前記ポリオレフィン系発泡体シート110の他面に互いに平行な筋状しぼ部120を形成してなるものが提案されている。
しかしながら、特許文献2の提案においては遮熱性能については、一切開示がなされていない。
かかる従来技術の課題に鑑み、本願出願人は、遮熱・断熱性能に優れた屋根構造R‘を既に提案している(特許文献3)。
しかるに、特許文献3の屋根構造R‘は、図6に示すように、角波型鋼板203の下部に高機能遮熱断熱遮音シート220を配設しているが、高機能遮熱断熱遮音シート220の表面はアルミ箔シートとされているので、角波型鋼板203を通じてヒートブリッジと結露を生ずるという問題があることが判明した。
特開2004−44142号公報 特開2008−240346号公報 実用新案登録第3209975号公報
本考案はかかる従来技術の課題に鑑みなされたものであって、結露および伝熱量が低減されてなる屋根用構成体を提供することを的としている。
本考案の屋根用構成体は、不織布と前記不織布の裏面に配設された遮熱層とを備えてなることを特徴とする。ここで、不織布はポリエチレン繊維からなるものとされ、遮熱層は保護被膜が形成されたアルミフィルムとされてなるものとされる。
本考案の屋根用構成体においては、遮熱層の裏面に遮熱断熱体が配設されてなるのが好ましい。
その場合、遮熱断熱体が、発泡ポリエチレンフォームからなる断熱層と、前記断熱層を被覆してなるアルミフィルムからなる遮熱層とを含み、前記アルミフィルムに保護被膜が形成されてなるのが好ましい。
本考案は前記の如く構成されているので、屋根鋼板の裏面結露を著しく低減するという優れた効果を奏するとともに、鋼板屋根からの伝熱量の低減が図られるという優れた効果を奏する。
本考案の実施形態1に係る屋根用構成体の概略図である。 本考案の実施形態2に係る屋根用構成体の概略図である。 同実施形態に用いられる遮熱断熱層体の概略図である。 同実施形態の変形例の概略図である。 特許文献2の提案に係る金属屋根用遮熱断熱積層体の概略図である。 特許文献3の提案に係る屋根構造の断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本考案を実施形態に基づいて説明するが、本考案はかかる実施形態のみに限定されるものではない。
実施形態1
図1に、本考案の実施形態1に係る屋根用構成体Kを概略図で示す。本実施形態では、屋根用構成体Kは屋根用遮熱体10とされる。
屋根用遮熱体10は、図1に示すように、不織布11と不織布11の裏面に配設されたアルミフィルム(アルミ薄膜)12とからなるものとされる。屋根用遮熱体10は、厚みが0.4mmないし0.6mm程度とされる。不織布11は、例えばポリエチレン繊維からなるものとされる。また、アルミフィルム12には、図示はされていないが、保護被膜が形成されている。なお、以下の実施形態におけるアルミフィルムにも同様に保護被膜が形成されている。
このように、本実施形態の屋根用遮熱体10は、表面が不織布とされているので、鋼板製屋根材の裏面に配設されても結露を著しく低減する。また、不織布11は熱抵抗が大きいので、屋根下地材への伝熱量が低減される。さらに、不織布11の表面はザラザラしているので、屋根鋼板との接触面積が減少するので屋根鋼板からの伝熱量が低減されるとともに、滑りにくいという利点があり施工中の安全性が向上する。
また、裏面にアルミフィルム12が形成されているので、遮熱効果も発揮される。
実施形態2
図2に、本考案の実施形態2に係る屋根用構成体Kを概略図で示す。
実施形態2は、実施形態1を改変してなるものであって、図2に示すように、屋根用遮熱体10の裏面に遮熱断熱層体20を配設してなるものとされる。遮熱断熱層体20は、屋根用遮熱体10の裏面に一体化させて配設されるのが好ましい。
以下、本実施形態の遮熱断熱層体20を中心に説明する。
遮熱断熱層体20は、図3に示すように、発泡ポリエチレンフォームからなる断熱層21と、断熱層21の裏面に一体化させて形成されたアルミフィルム(アルミ薄膜) 22とを含むものとされ、全体の厚みは5.5mmないし6.5mm程度とされる。
屋根用遮熱体10の幅は、遮熱断熱層体20の幅と同一とされてもよいが、図4に示すように、屋根用遮熱体10の一側を所定幅、例えば30mm程度伸ばすのが好ましい。こうすることにより、遮熱断熱層体20,20間の隙間を塞ぐことができる。
このように、本実施形態の屋根用構成体Kは、前記の如く構成されているので、実施形態1に比して断熱性能が発揮される。また、断熱層22の裏面にアルミフィルム22が配設されているので、二重の遮熱効果が発揮される。
本考案は建築産業に適用できる。
K 屋根用構成体
10 屋根用遮熱体
11 不織布
12 アルミフィルム(アルミ薄膜)
20 遮熱断熱層体
21 断熱層
22 アルミフィルム(アルミ薄膜)

Claims (4)

  1. 不織布と前記不織布の裏面に配設された遮熱層とを備えてなることを特徴とする屋根用構成体。
  2. 不織布がポリエチレン繊維からなるものとされ、遮熱層は保護被膜が形成されたアルミフィルムとされてなることを特徴とする請求項1記載の屋根用構成体。
  3. 遮熱層の裏面に遮熱断熱体が配設されてなることを特徴とする請求項1記載の屋根用構成体。
  4. 遮熱断熱体が、発泡ポリエチレンフォームからなる断熱層と、前記断熱層を被覆してなるアルミフィルムからなる遮熱層とを含み、
    前記アルミフィルムに保護被膜が形成されてなる
    ことを特徴とする請求項3記載の屋根用構成体。
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