JP3217318B2 - 光受信用前置増幅器とオフセット電圧可変のピーク検出器 - Google Patents

光受信用前置増幅器とオフセット電圧可変のピーク検出器

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JP3217318B2
JP3217318B2 JP32159298A JP32159298A JP3217318B2 JP 3217318 B2 JP3217318 B2 JP 3217318B2 JP 32159298 A JP32159298 A JP 32159298A JP 32159298 A JP32159298 A JP 32159298A JP 3217318 B2 JP3217318 B2 JP 3217318B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光受信用の前置増
幅器と、該前置増幅器に好適に使用されるオフセット電
圧可変のピーク検出器とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、将来のFTTH(fiber to the h
ome)の実現に向けて、PDS(passive double star)
光加入者システムの研究が盛んに行われている。一般家
庭への光ファイバの導入は、既存のメタリック加入者網
に比べて経済性が課題となっている。こうした背景か
ら、局に接続された複数本の光ファイバの各々をスター
カプラで複数本の光ファイバに分岐させるように構成さ
れた光加入者網が有望視されている。分岐光ファイバの
各々に1加入者が接続される。各加入者が局の設備を共
用することにより、双方向のディジタル通信サービスが
各加入者に安価に提供されるのである。
【0003】各加入者宅における光受信器は、光ファイ
バからの光信号に応じた電流信号を生成するためのフォ
トダイオードと、該電流信号を電圧信号に変換するため
の前置増幅器と、該電圧信号を一定振幅の電圧信号に変
換するためのAGC(automatic gain control)回路と
を備えたものである。このAGC回路の出力からクロッ
ク信号が抽出され、該クロック信号に同期してディジタ
ルデータの再生が行われる。
【0004】ところで、局と加入者宅との間の距離、す
なわち光ファイバの長さは、加入者により様々である。
したがって、ある加入者Pへは高強度の光信号が到達す
るが、他の加入者Qへは光ファイバ中の光の減衰に起因
して微弱な光信号しか到達しないという事態が生じ得
る。加入者P宅の光受信器に光減衰器を付加することも
考えられるが、コスト低減のために同じ回路構成を有す
る光受信器を全ての加入者宅に配置しようとすると、微
小電流から大電流までを扱うことのできる広ダイナミッ
クレンジ特性が前置増幅器に要求される。
【0005】そこで、本願発明者は特願平8−2819
64号(特開平10−126167号:平成10年5月
15日公開)において、反転増幅回路と、該反転増幅回
路の入力端子と出力端子との間に接続された帰還抵抗と
に加えて、ソースが前記反転増幅回路の入力端子に、ゲ
ートが前記反転増幅回路の出力端子に、ドレインが接地
点にそれぞれ接続されたシャントトランジスタを備えた
前置増幅器を提案した。この前置増幅器では、大電流の
入力時にシャントトランジスタをオンさせて過剰電流を
接地点に流し込むことにより、広ダイナミックレンジ特
性を実現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】光受信用の前置増幅器
は、後段のAGC回路が差動入力型である場合には、入
力電流Iinに応じてベース電圧Vbase(光のオフレベル
に相当する電圧)とピーク電圧Vpeak(光のオンレベル
に相当する電圧)との間で振れる出力電圧Voutだけで
なく、該出力電圧Voutの論理値の決定に用いられる参
照電圧Vrefをも出力する必要がある。ところが、上記
特願平8−281964号(特開平10−126167
号)に記載された前置増幅器の参照電圧Vrefとして、
ベース電圧Vbaseとピーク電圧Vpeakとの算術平均電
圧、すなわち(Vbase+Vpeak)/2を採用すると、シ
ャントトランジスタへの分流に起因した出力電圧Vout
の振幅の偏りにより、AGC回路への入力デューティフ
ァクタの劣化(クロックデューティの劣化)が生じ、ひ
いてはクロック抽出回路の誤動作を引き起こすことにな
る。
【0007】本発明の目的は、広ダイナミックレンジ特
性を有する前置増幅器におけるクロックデューティの劣
化を抑制することにある。本発明の他の目的は、光受信
用前置増幅器に好適に使用されるオフセット電圧可変の
ピーク検出器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の光受信用前置増幅器は、シャントトランジ
スタに分流する電流に応じて参照電圧を補正することと
したものである。具体的には、受光素子から光のオフレ
ベルに相当するベース電流Ibaseと光のオンレベルに相
当するピーク電流Ipeakとの間で振れる入力電流Iinを
入力するための入力端子と、前記ベース電流Ibaseに対
応したベース電圧Vbaseと前記ピーク電流Ipeakに対応
したピーク電圧Vpeakとの間で振れる出力電圧Voutを
出力するための出力端子と、前記入力端子と前記出力端
子との間に接続された反転増幅回路と、前記入力電流I
inを流すように前記入力端子と前記出力端子との間に接
続された帰還抵抗と、前記入力電流Iinが大きい場合に
前記入力端子と前記出力端子との間の電圧差に応じて前
記入力電流Iinの一部を分流させるように、前記入力端
子に接続されたソースと、前記出力端子に接続されたゲ
ートとを有するシャントトランジスタと、該シャントト
ランジスタに分流する電流に比例したオフセット電圧V
ofを用いて前記ピーク電圧Vpeakを補正することにより
得られる補正ピーク電圧と、所定の電圧(例えばベース
電圧Vbase)との内分電圧を生成するための手段と、前
記内分電圧を前記出力電圧Voutの論理値の決定に用い
られる参照電圧Vrefとして出力するための参照端子と
を備えた構成を採用したものである。
【0009】また、本発明のピーク検出器は、第1及び
第2の電流源と、第1〜第4のトランジスタと、カレン
トミラー回路と、ホールド容量と、単方向導通素子と、
バッファ回路とを備えた構成を採用したものである。こ
こに、第1のトランジスタは、第1の電流源によりバイ
アスされたソースと、ピーク値の検出対象となる電圧
(例えば上記出力電圧Vout)が与えられるゲートとを
有するトランジスタである。第2のトランジスタは、第
1のトランジスタとともに第1の差動トランジスタペア
を構成するように、該第1のトランジスタのソースに結
合されたソースを有するトランジスタである。第3及び
第4のトランジスタは、第2の差動トランジスタペアを
構成するように各々のソースが互いに結合されかつ該ソ
ースが第2の電流源によりバイアスされ、かつ各々のゲ
ート間に可変のオフセット電圧が与えられるトランジス
タである。カレントミラー回路は、第1及び第4のトラ
ンジスタのドレインに接続された入力端子と、第2及び
第3のトランジスタのドレインに接続された出力端子と
を有する。該カレントミラー回路の出力端子は、単方向
導通素子を介してホールド容量に接続される。バッファ
回路は、ホールド容量に保持された電圧を補正ピーク電
圧として出力し、かつ該補正ピーク電圧を第2のトラン
ジスタのゲートに与えるための回路である。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る前置増幅器
を用いた光受信器の構成例を示している。図1の光受信
器は、光ファイバからの光信号に応じた電流信号Iinを
生成するためのフォトダイオード1と、電流信号Iinを
電圧信号Voutに変換しかつ該電圧信号Voutに対する参
照電圧信号Vrefを生成するための前置増幅器2と、参
照電圧信号Vrefを用いて電圧信号Voutを一定振幅の電
圧信号に変換するためのAGC回路3と、該AGC回路
3の出力からクロック信号を抽出するためのクロック抽
出回路4と、該クロック信号に同期してAGC回路3の
出力からディジタルデータを再生するための識別再生回
路5とで構成されている。なお、図1中のフォトダイオ
ード1を除く全ての要素はワンチップの集積回路に収め
られ、該集積回路が不図示の正電源Vdd及び接地電源V
ssに接続される。フォトダイオード1は、光ファイバか
らの光信号に応じた電流信号を生成するための受光素子
であって、外部電源Vextから前置増幅器2へ入力電流
Iinを流し込むように配置されている。
【0011】図2は、図1中の前置増幅器2の内部構成
を示している。図2の前置増幅器2は、光のオフレベル
に相当するベース電流Ibaseと光のオンレベルに相当す
るピーク電流Ipeakとの間で振れる入力電流Iinを、ベ
ース電流Ibaseに対応したベース電圧Vbaseとピーク電
流Ipeakに対応したピーク電圧Vpeakとの間で振れる出
力電圧Voutに変換するための増幅器であって、入力電
流Iinを入力するための入力端子11と、出力電圧Vou
tを出力するための出力端子12と、入力端子11と出
力端子12との間に互いに並列に接続された反転増幅回
路13及び帰還抵抗14と、入力端子11と接地電源V
ssとの間に接続されたシャントトランジスタ15とを備
えたものである。反転増幅回路13は、利得Aを有する
増幅回路であって、図示は省略するが正電源Vddと接地
電源Vssとに接続されている。帰還抵抗14は、抵抗値
Rfを有するものである。図2の例では、シャントトラ
ンジスタ15としてPMOSトランジスタが選択されて
いる。このPMOSトランジスタ15のソースは入力端
子11に接続され、ゲートは出力端子12に接続され、
ドレインはカレントミラー回路21を介して接地電源V
ssに接続されている。
【0012】ここで、入力端子11の電圧をVinで表
す。入力端子11と出力端子12との間が帰還抵抗14
で結ばれているので、Iin=Ibase=0ならば、Vin=
Vout=Vbaseである。この時点のPMOSトランジスタ
15はオフ状態である。フォトダイオード1は、ある大
きさの入力電流Iinを入力端子11に流し込む。したが
って、出力電圧Voutは、ベース電圧Vbaseよりも低い
方に振れることになる。つまり、出力電圧Voutは、ベ
ース電圧(最大電圧)Vbaseとピーク電圧(最小電圧)
Vpeakとの間で振れる。このピーク電圧Vpeakは、ピー
ク電流Ipeakに比例して低くなる。一方、電圧Vinは、
反転増幅回路13の利得Aが非常に大きいため、ベース
電圧Vbaseのままほぼ一定である。したがって、入力端
子11と出力端子12との間の電圧差Vin−Vout、す
なわちPMOSトランジスタ15のゲートソース間電圧
は、入力電流Iinに比例して増大する。ただし、PMO
Sトランジスタ15がオフ状態を維持している間は、入
力電流Iinが全て帰還抵抗14に流れ込む。ここで、帰
還抵抗14に流れ込む電流をIfとすると、Iin=Ifで
ある。そして、上記電圧差Vin−VoutがPMOSトラ
ンジスタ15のしきい値電圧Vtを越えるほど大きい入
力電流Iinがフォトダイオード1により流し込まれる
と、PMOSトランジスタ15がターンオンする。その
結果、入力電流Iinの一部がPMOSトランジスタ15
を介して接地電源Vssに流れ込むようになる。ここで、
PMOSトランジスタ15のドレイン電流をIdとする
と、Iin=If+Idである。つまり、入力電流Iinが大
きい場合には、該入力電流Iinの一部がPMOSトラン
ジスタ15に分流するのであって、PMOSトランジス
タ15がない場合に比べて帰還抵抗14に流れ込む電流
Ifが減少する。したがって、高感度を実現するように
帰還抵抗値Rfを大きく設定しても、出力電圧Voutの過
剰な降下を抑制することができ、リンギングの発生を抑
えつつ広ダイナミックレンジ化が図られる。なお、帰還
抵抗14に起因した熱雑音を低減させて光受信器の感度
を向上させるためには、帰還抵抗値Rfを40kΩ以上
に設定する必要がある。
【0013】図2の前置増幅器2は、更に、参照電圧V
refを出力するための参照端子20と、PMOSトラン
ジスタ15に分流する電流Idに比例した電流を生成す
るように第1及び第2のNMOSトランジスタ21a,
21bで構成されたカレントミラー回路21と、該カレ
ントミラー回路21により生成された電流をオフセット
電圧Vofに変換するための抵抗(R0)22と、カレン
トミラー回路21の入力端子を逆バイアスするための第
3のNMOSトランジスタ23と、出力電圧Voutのピ
ーク値Vpeakを検出しかつオフセット電圧Vofを用いて
該ピーク値Vpeakを補正することにより補正ピーク電圧
Vpeak−Vofを生成するためのピーク検出器24と、前
記ベース電圧Vbaseと同じ電圧を生成するためのベース
電圧発生器25と、前記補正ピーク電圧Vpeak−Vofと
前記ベース電圧Vbaseとの算術平均電圧を前記参照電圧
Vrefとして生成するための分圧回路26とを備えてい
る。
【0014】図2の構成を更に詳細に説明すると、第1
のNMOSトランジスタ21aのドレイン及びゲート並
びに第3のNMOSトランジスタ23のドレインは、P
MOSトランジスタ15のドレインに接続されている。
第1及び第2のNMOSトランジスタ21a,21bの
各々のゲートは互いに接続されている。第2のNMOS
トランジスタ21bのドレインは、抵抗22を介して正
電源Vddに接続されている。第1、第2及び第3のNM
OSトランジスタ21a,21b,23の各々のソース
は、いずれも接地電源Vssに接続されている。第3のN
MOSトランジスタ23のゲートには、PMOSトラン
ジスタ15がオフ状態である場合にカレントミラー回路
21の出力電流が完全にカットオフされるように、バイ
アス電圧Vbiasが供給される。ピーク検出器24は、5
個の主要端子V1,V2,V3,V4,RESETを有
するものである。端子V1には、ベース電圧Vbaseとピ
ーク電圧Vpeakとの間で振れる出力電圧Voutが供給さ
れる。端子V2と端子V3との間には、オフセット電圧
Vofが供給される。端子V4は、補正ピーク電圧Vpeak
−Vofを分圧回路26へ供給するための端子である。分
圧回路26は、互いに等しい抵抗値を有する2個の抵抗
Rd1,Rd2の直列接続により構成されている。したがっ
て、 Vref={Vbase+(Vpeak−Vof)}/2 =(Vbase+Vpeak)/2−Vof/2 …(1) である。
【0015】図3は、図2の構成における式(1)の参照
電圧Vrefの発生原理を示している。仮に参照電圧生成
式として、 Vref'=(Vbase+Vpeak)/2 …(2) を採用すると、PMOSトランジスタ15への分流に起
因した出力電圧振幅の偏りにより、AGC回路3への入
力デューティファクタの劣化が生じ、クロック抽出回路
4の誤動作を引き起こすことになる。ところが、式(1)
を参照電圧生成式として採用すると、参照電圧Vrefが
PMOSトランジスタ15に流れる電流Idに応じて出
力電圧振幅の中間電圧Vref'よりもVof/2だけ低くな
るので、図3に示すようにTa=Tbとなり、デューティ
ファクタが改善される。ここに、Taは出力電圧Voutの
LOWレベルの期間であり、Tbは出力電圧VoutのHI
GHレベルの期間である。
【0016】図4は、図2中のピーク検出器24の内部
構成例を示している。図4において、31はゲートに一
定電圧Vb1が与えられたPMOSトランジスタM1から
なる第1の電流源、32はソースが互いに結合された2
個のPMOSトランジスタM2,M3からなる第1の差
動トランジスタペア、33はダイオード接続されたNM
OSトランジスタM4と、NMOSトランジスタM5と
からなるカレントミラー回路、34はダイオード接続さ
れたNMOSトランジスタM6からなる単方向導通素
子、35はホールド容量(CH)、36は2個のNMO
SトランジスタM7,M8からなるソースフォロワ又は
バッファ回路、37はゲートに一定電圧Vb1が与えられ
たPMOSトランジスタM12からなる第2の電流源、
38はソースが互いに結合された2個のPMOSトラン
ジスタM13,M14からなる第2の差動トランジスタ
ペアである。
【0017】図4の構成を詳細に説明すると、PMOS
トランジスタM1は、第1の差動トランジスタペア32
をバイアスするように、正電源VddとPMOSトランジ
スタM2及びM3の各々のソースとの間に接続されてい
る。PMOSトランジスタM2のドレインはNMOSト
ランジスタM4のドレイン及びゲートに、PMOSトラ
ンジスタM3のドレインはNMOSトランジスタM5の
ドレインにそれぞれ接続されている。NMOSトランジ
スタM4のドレイン及びゲートとNMOSトランジスタ
M5のゲートとは互いに接続されている。NMOSトラ
ンジスタM4及びM5の各々のソースは、接地電源Vss
に接続されている。NMOSトランジスタM5のドレイ
ンはNMOSトランジスタM6のソースに接続されてい
る。NMOSトランジスタM6のドレイン及びゲート
は、ホールド容量35を介して正電源Vddに接続され、
ゲートがRESET端子に接続されたPMOSトランジ
スタM11を介して正電源Vddに接続され、かつNMO
SトランジスタM7のゲートに接続されている。RES
ET端子には、ホールド容量35に保持されたピーク電
荷を放電させるための信号が与えられる。NMOSトラ
ンジスタM7のドレインは、正電源Vddに接続されてい
る。NMOSトランジスタM7のソースは、端子V4に
接続されるとともに、ゲートに一定電圧Vb2が与えられ
たNMOSトランジスタM8を介して接地電源Vssに接
続されている。NMOSトランジスタM7のソース電圧
は、PMOSトランジスタM3のゲートにフィードバッ
クされる。一方、PMOSトランジスタM12は、第2
の差動トランジスタペア38をバイアスするように、正
電源VddとPMOSトランジスタM13及びM14の各
々のソースとの間に接続されている。PMOSトランジ
スタM13のドレインはNMOSトランジスタM5のド
レインに、PMOSトランジスタM14のドレインはN
MOSトランジスタM4のドレイン及びゲートにそれぞ
れ接続されている。3個のPMOSトランジスタM2,
M13及びM14の各々のゲートは、それぞれ端子V
1,V3及びV2に接続されている。
【0018】図4のピーク検出器24によれば、ベース
電圧Vbaseとピーク電圧Vpeakとの間で振れる出力電圧
Voutが端子V1に供給される。端子V2と端子V3と
の間にはオフセット電圧Vofが供給される。したがっ
て、第2の差動トランジスタペア38は、オフセット電
圧Vofに応じた電流を第1の差動トランジスタペア32
とは逆相でカレントミラー回路33に流し込む。結局、
この流し込まれた電流をキャンセルするだけの電圧がピ
ーク電圧Vpeakから差し引かれ、これにより得られた補
正ピーク電圧Vpeak−Vofが端子V4から出力されるこ
とになる。
【0019】図5は、図2中のピーク検出器24の他の
内部構成例を示している。図5の構成は、図4中の単方
向導通素子34を構成するダイオード接続されたNMO
SトランジスタM6を、ゲートに一定電圧Vb3が与えら
れたNMOSトランジスタM6、すなわちゲート接地さ
れたカスコードトランジスタに置き換え、かつ2個のN
MOSトランジスタM9,M10からなる第2のバッフ
ァ回路39を付加してなるものである。NMOSトラン
ジスタM7のソース電圧がPMOSトランジスタM3の
ゲートにフィードバックされる点は、図4の場合と同様
である。図5によれば、NMOSトランジスタM6のド
レインは、NMOSトランジスタM9のゲートに接続さ
れている。NMOSトランジスタM9のドレインは、正
電源Vddに接続されている。NMOSトランジスタM9
のソースは、端子V4に接続されるとともに、ゲートに
一定電圧Vb2が与えられたNMOSトランジスタM10
を介して接地電源Vssに接続されている。
【0020】図5の構成によれば、カスコードトランジ
スタM6の採用によりNMOSトランジスタM5のドレ
イン電圧の変動が抑制される結果、高精度のピーク検出
動作を実現できる。しかも、第2のバッファ回路39か
ら端子V4を引き出しているので、端子V4の影響がP
MOSトランジスタM3のゲートに及ぶことを防止で
き、ピーク検出動作を安定化することができる。
【0021】なお、フォトダイオードが入力端子11か
ら電流を吸い出すように構成された光受信器の場合に
は、入力端子11と正電源Vddとの間にNMOSトラン
ジスタで構成されたシャントトランジスタを設ける。こ
の場合の出力電圧Voutは、ベース電圧(最小電圧)Vb
aseとピーク電圧(最大電圧)Vpeakとの間で振れる。
したがって、シャントトランジスタに分流する電流を反
映したオフセット電圧をVofとするとき、所要の補正ピ
ーク電圧はVpeak+Vofであって、 Vref={Vbase+(Vpeak+Vof)}/2 =(Vbase+Vpeak)/2+Vof/2 …(3) なる参照電圧生成式が採用される。
【0022】以上、光受信器のコスト低減を実現できる
ように、MOSトランジスタを採用した構成例を説明し
てきた。MOSプロセスによれば、抵抗や容量の作り込
みも容易に行える。ただし、本発明は、他の種類の半導
体プロセスの採用を妨げるものではない。
【0023】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、シャン
トトランジスタに分流する電流に応じて参照電圧を補正
することとしたので、広ダイナミックレンジ特性を有す
る前置増幅器におけるクロックデューティを改善するこ
とができる。また、該前置増幅器に好適に使用されるオ
フセット電圧可変のピーク検出器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る前置増幅器を用いた光受信器の構
成例を示すブロック図である。
【図2】図1中の前置増幅器の内部構成を示すブロック
図である。
【図3】図2の構成における参照電圧の発生原理を示す
電圧波形図である。
【図4】図2中のピーク検出器の内部構成例を示す電気
配線図である。
【図5】図2中のピーク検出器の他の内部構成例を示す
電気配線図である。
【符号の説明】
1 フォトダイオード(受光素子) 2 前置増幅器 3 AGC回路 4 クロック抽出回路 5 識別再生回路 11 入力端子 12 出力端子 13 反転増幅回路 14 帰還抵抗 15 シャントトランジスタ 20 参照端子 21 カレントミラー回路(変換手段) 22 抵抗(変換手段、電流電圧変換回路) 23 NMOSトランジスタ 24 ピーク検出器 25 ベース電圧発生器(電圧発生器) 26 分圧回路 31 第1の電流源 32 第1の差動トランジスタペア 33 カレントミラー回路 34 単方向導通素子 35 ホールド容量 36 ソースフォロワ(バッファ回路) 37 第2の電流源 38 第2の差動トランジスタペア 39 第2のバッファ回路 Iin 入力電流 Ibase ベース電流(最小電流) Ipeak ピーク電流(最大電流) Id ドレイン電流 M2 PMOSトランジスタ(第1のトランジスタ) M3 PMOSトランジスタ(第2のトランジスタ) M13 PMOSトランジスタ(第3のトランジスタ) M14 PMOSトランジスタ(第4のトランジスタ) Vof オフセット電圧 Vout 出力電圧 Vbase ベース電圧 Vpeak ピーク電圧 Vref 参照電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04B 10/14 10/26 10/28 (56)参考文献 特開 昭61−161008(JP,A) 特開 昭62−281480(JP,A) 特開 昭62−285537(JP,A) 特開 平3−60208(JP,A) 特開 平3−97304(JP,A) 特開 平3−198409(JP,A) 特開 平4−168328(JP,A) 特開 平4−306905(JP,A) 特開 平5−299999(JP,A) 特開 平6−120743(JP,A) 特開 平6−140843(JP,A) 特開 平6−244650(JP,A) 特開 平6−310937(JP,A) 特開 平8−223228(JP,A) 特開 平8−274546(JP,A) 特開 平9−186659(JP,A) 特開 平10−126167(JP,A) 特開 平10−270952(JP,A) 特表 平9−510063(JP,A) Electronics Lette rs Vol.33 No.15(1997. 07.17)ISSN:0013−5194 ”156 Mbit/s preamplifi er IC with wide dy namic range for AT M−PON application" D.Yamazaki,N.Naga se,H.Nobuhara,T.Fu naki,K.Wakao,pp.1308 −1309(INSPEC accessi on number: 5653479) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03F 3/00 - 3/72 H03G 3/20 - 3/34 H03G 5/00 - 5/28 H04B 10/00 - 10/28 INSPEC(DIALOG) PCI(DIALOG) WPI(DIALOG)

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光素子から光のオフレベルに相当する
    ベース電流と光のオンレベルに相当するピーク電流との
    間で振れる入力電流を入力するための入力端子と、 前記ベース電流に対応したベース電圧と前記ピーク電流
    に対応したピーク電圧との間で振れる出力電圧を出力す
    るための出力端子と、 前記入力端子と前記出力端子との間に接続された反転増
    幅回路と、 前記入力電流を流すように、前記入力端子と前記出力端
    子との間に接続された帰還抵抗と、 前記入力電流が大きい場合に、前記入力端子と前記出力
    端子との間の電圧差に応じて前記入力電流の一部を分流
    させるように、前記入力端子に接続されたソースと、前
    記出力端子に接続されたゲートとを有するシャントトラ
    ンジスタと、 前記シャントトランジスタに分流する電流に比例したオ
    フセット電圧を用いて前記ピーク電圧を補正することに
    より得られる補正ピーク電圧と、所定の電圧との内分電
    圧を生成するための手段と、 前記内分電圧を前記出力電圧の論理値の決定に用いられ
    る参照電圧として出力するための参照端子とを備えたこ
    とを特徴とする光受信用前置増幅器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光受信用前置増幅器にお
    いて、 前記所定の電圧は、前記ベース電圧に等しい電圧である
    ことを特徴とする光受信用前置増幅器。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の光受信用前置増幅器にお
    いて、 前記内分電圧は、前記補正ピーク電圧と前記所定の電圧
    との算術平均電圧であることを特徴とする光受信用前置
    増幅器。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の光受信用前置増幅器にお
    いて、 前記内分電圧を生成するための手段は、 前記シャントトランジスタに分流する電流を前記オフセ
    ット電圧に変換するための変換手段と、 前記出力電圧のピーク値を検出し、かつ前記変換手段か
    ら与えられた前記オフセット電圧を用いて前記ピーク値
    を補正することにより前記補正ピーク電圧を生成するた
    めのピーク検出器と、 前記所定の電圧を生成するための電圧発生器と、 前記ピーク検出器により生成された前記補正ピーク電圧
    と、前記電圧発生器により生成された電圧との内分電圧
    を生成するための分圧回路とを備えたことを特徴とする
    光受信用前置増幅器。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の光受信用前置増幅器にお
    いて、 前記変換手段は、 前記シャントトランジスタに分流する電流に比例した電
    流を生成するためのカレントミラー回路と、 前記カレントミラー回路の出力電流を前記オフセット電
    圧に変換するための電流電圧変換回路とを備えたことを
    特徴とする光受信用前置増幅器。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の光受信用前置増幅器にお
    いて、 前記シャントトランジスタがオフ状態である場合には、
    前記カレントミラー回路が完全にカットオフされるよう
    に、前記カレントミラー回路の入力端子を逆バイアスす
    るためのトランジスタを更に備えたことを特徴とする光
    受信用前置増幅器。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の光受信用前置増幅器にお
    いて、 前記ピーク検出器は、 第1の電流源と、 前記第1の電流源によりバイアスされたソースと、ピー
    ク値の検出対象となる電圧が与えられるゲートとを有す
    る第1のトランジスタと、 前記第1のトランジスタとともに第1の差動トランジス
    タペアを構成するように、前記第1のトランジスタのソ
    ースに結合されたソースを有する第2のトランジスタ
    と、 第2の電流源と、 第2の差動トランジスタペアを構成するように各々のソ
    ースが互いに結合されかつ該ソースが前記第2の電流源
    によりバイアスされ、かつ各々のゲート間に前記オフセ
    ット電圧が与えられる第3及び第4のトランジスタと、 前記第1及び第4のトランジスタのドレインに接続され
    た入力端子と、前記第2及び第3のトランジスタのドレ
    インに接続された出力端子とを有するカレントミラー回
    路と、 前記カレントミラー回路の出力端子に接続されたホール
    ド容量と、 前記カレントミラー回路の出力端子と前記ホールド容量
    との間に介在した単方向導通素子と、 前記ホールド容量に保持された電圧を前記補正ピーク電
    圧として出力し、かつ該補正ピーク電圧を前記第2のト
    ランジスタのゲートに与えるためのバッファ回路とを備
    えたことを特徴とする光受信用前置増幅器。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の光受信用前置増幅器にお
    いて、 前記分圧回路は、互いに直列に接続された電流電圧変換
    手段により構成されたことを特徴とする光受信用前置増
    幅器。
  9. 【請求項9】 オフセット電圧可変のピーク検出器であ
    って、 第1の電流源と、 前記第1の電流源によりバイアスされたソースと、ピー
    ク値の検出対象となる電圧が与えられるゲートとを有す
    る第1のトランジスタと、 前記第1のトランジスタとともに第1の差動トランジス
    タペアを構成するように、前記第1のトランジスタのソ
    ースに結合されたソースを有する第2のトランジスタ
    と、 第2の電流源と、 第2の差動トランジスタペアを構成するように各々のソ
    ースが互いに結合されかつ該ソースが前記第2の電流源
    によりバイアスされ、かつ各々のゲート間に可変のオフ
    セット電圧が与えられる第3及び第4のトランジスタ
    と、 前記第1及び第4のトランジスタのドレインに接続され
    た入力端子と、前記第2及び第3のトランジスタのドレ
    インに接続された出力端子とを有するカレントミラー回
    路と、 前記カレントミラー回路の出力端子に接続されたホール
    ド容量と、 前記カレントミラー回路の出力端子と前記ホールド容量
    との間に介在した単方向導通素子と、 前記ホールド容量に保持された電圧を補正ピーク電圧と
    して出力し、かつ該補正ピーク電圧を前記第2のトラン
    ジスタのゲートに与えるためのバッファ回路とを備えた
    ことを特徴とするピーク検出器。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のピーク検出器におい
    て、 前記単方向導通素子は、互いに接続されたドレインとゲ
    ートとを有するトランジスタであることを特徴とするピ
    ーク検出器。
  11. 【請求項11】 請求項9記載のピーク検出器におい
    て、 前記単方向導通素子は、接地されたゲートを有するトラ
    ンジスタであることを特徴とするピーク検出器。
  12. 【請求項12】 請求項9記載のピーク検出器におい
    て、 前記バッファ回路は、 前記補正ピーク電圧を前記第2のトランジスタのゲート
    にフィードバックするための第1のバッファ回路と、 前記補正ピーク電圧を出力するための第2のバッファ回
    路とを備えたことを特徴とするピーク検出器。
  13. 【請求項13】 請求項9記載のピーク検出器におい
    て、 前記バッファ回路はソースフォロワであることを特徴と
    するピーク検出器。
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