JP3216842U6 - 位牌の台座に空洞を設け遺品入れた位牌。 - Google Patents

Abstract

【課題】位牌の台座に空洞を設け遺品を入れた位牌を提供する。
【解決手段】位牌の台座２に空洞８を設け、台座２の前面に家紋を書き入る。台座２の裏側に扉１０を取り付け、扉１０を開き台座２の空洞８内に遺品又は遺灰を入れ、位牌の裏面４には生前の名前５及び出身地６と亡日７を書き入れ、普段は位牌のおもて面を前に出し供養し、彼岸及びお盆等の時には位牌を回し、裏側を前に向けて扉１０を開き供養するようにした。
【選択図】図２

Description

考案の詳細な説明

本考案は、位牌の台座の中に空洞を設け空洞の後面に扉を取り付け、空洞内に遺品又は位灰を収める。

従来の位牌は、戒名等を書き入れ台座にきらびやかな彫刻を施した物が多数であった。

従来の位牌を質素な形にしてタンスの上等に置ける様にしたもので、豪邸ではきらびやかな位牌でもよいが一般の家庭では似合わない。又転勤族等ではピカピカの位牌では置く所がない、まして最近では墓終いやお墓はいらない等の人が多数になって来ました。

位牌の台座の中に空洞を設け、台座の裏側に扉を作り、空洞内に故人の遺品又は位灰を収め、裏側の位牌には生前の名前と出身地及び亡日を書き入れ、前面の位牌には戒名等を書き台座には家紋を書き入れる。
普段には前面側を正面に出し、お彼岸及びお盆等の時にはくるりと回し裏面を前に出し、扉を開き遺品又は位灰を見て生前の名前を読み上げ供養する。

従来の位牌では戒名を見て拝むのであるが、年数が過ぎると誰の位牌か分からなくなってしまうが、此の位牌は裏面を見れば生前の名前出身地及び亡日が書いて有り、台座の扉を開けると故人の遺品又は位灰が見えるため供養出来る。

前面の位牌の台座に家紋等を入れ位牌には戒名等を書き込み、位牌の裏面には生前の名前及び出身地及び亡日を書き入れ、台座の内部に空洞を設け扉を作り、内部の空洞に故人の遺品又は位灰等を入れ位牌を回し裏面を前に出し、お彼岸及びお盆等の時は扉を開き供養する。普段は位牌を前面に向けるが、お彼岸やお盆等の時は位牌を回し裏面を前に向けて扉を開き供養する。

以下添付図面により実施例を説明する。
図２は位牌の前面であるが、位牌１の前面には戒名を書き入れ台座２の前面には家紋３等を書き入れる。位牌１の裏面４には生前の名前５及び出身地６と亡日７を書き入れ、台座２の中は空洞８を設け故人の遺品又は遺灰９を扉１０を開き収納する。

位牌の前面 位牌の裏面 位牌の側面図

１ 位牌
２ 台座
３ 家紋
４ 位牌の裏面
５ 生前の名前
６ 出身地
７ 亡日
８ 空洞
９ 遺品又は遺灰
１０ 扉

従来の位牌を質素な形にしてタンスの上等に置ける様にしたもので、豪邸ではきらびやかな位牌でもよいが一般の家庭では似合わない。又転勤族等ではピカピカの位牌では置く所がない、まして最近では墓終いやお墓はいらない等の人が多数なって来ました。
墓終いでお墓が取り壊されたため墓石の始末に困り、墓石が空き地に山積みされているようであるが、この際お墓や骨壺から開放される時期にきていると思うし、この後の葬儀を考えると火葬した後の遺骨遺灰を骨壺に全部入れますが、遺族としてはそれが当たり前と思い仏壇に飾りますが、年数が立つに従い持て余すことが多々あり、骨壺を小さくして余った遺骨遺灰は火葬場で処分してもらえば大きな骨壺の処分が助かります。
また最近遺灰を処理する業者が有り、全国から宅配便にて遺骨が送られて来るとのことですが、この様な世の中になると葬儀葬祭も考えが変わる事でしょうし、ましてや此の考案のような位牌の台座の中の空洞に、遺灰等を火葬場で容器入れ収めれば大層な骨壺は要りません。

Claims (2)

1. 位牌の台座に空洞を設け、台座の裏側に扉を取り付け、空洞内に遺品又は遺灰を収め、位牌の裏面は彼岸及びお盆等の時期には位牌の裏側を前に向け扉を開き供養する、位牌の台座に空洞を設け遺品を入れた位牌。
2. 位牌の裏面に生前の名前及び出身地と亡日を書き入れた、位牌の台座に空洞を設け遺品を入れた位牌。