JP3216810B2 - 映像データ表示システム - Google Patents

映像データ表示システム

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JP3216810B2
JP3216810B2 JP26160089A JP26160089A JP3216810B2 JP 3216810 B2 JP3216810 B2 JP 3216810B2 JP 26160089 A JP26160089 A JP 26160089A JP 26160089 A JP26160089 A JP 26160089A JP 3216810 B2 JP3216810 B2 JP 3216810B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオ映像情報を表示可能な映像データ表
示システムに関し、特にマルチウィンドウ化された映像
データ表示システムに関する。
〔従来の技術〕
近年、マイクロプロセッサを用いたパーソナルコンピ
ュータや、ワークステーションなどのコンピュータシス
テムでは、より高い性能と、より良いユーザインタフェ
ースを求めてマルチウィンドウ化の傾向にある。このよ
うな映像ウィンドウシステムでは、ワークステーション
の操作性の向上や新しい応用方法の開拓が大きな問題と
なっており、中でも、NTSC信号等の一般のビデオ信号
を、マルチウィンドウシステムでいかに扱うかが大きな
問題の一つとなっている。
従来、マルチウィンドウシステムでは、主にテキスト
情報のみを扱うにすぎなかったが、近年では、ワークス
テーションのディスプレイ上に、一般のビデオ信号に基
づく映像を動画として表示するウィンドウを設けたウィ
ンドウシステムも提案されている(たとえば、荒木他
「VP−150高精細自然画プロセッサ」,NEC技法VOL.40 N
o.7/1987,pp.28−33」参照)。
この文献に記載の装置においては、ビデオ信号がA/D
変換された後、一次メモリに蓄積され、次いで所定の画
像処理が施された後、二次メモリに蓄積される。二次メ
モリの内容は、ディスプレイの同期信号に同期して読み
出され、D/A変換された後、パーソナルコンピュータか
らのビデオ信号と合成されてディスプレイに出力され
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記文献に記載の装置においては、パーソナ
ルコンピュータによる表示画像の一部或いは全部を、VT
R,ビデオカメラ等の他の映像信号源からのビデオ信号で
置換して表示するだけであり、表示された画像を見なが
ら、ビデオ信号自体に対して、記録,編集等の処理を行
うことはできなかった。
本発明は、前記問題点を解決するために案出されたも
のであって、ビデオ信号を複数画面分一旦メモリに記録
しておき、このメモリの内容に対して所定の操作を加え
ることにより、映像データ表示システムの応用分野を広
げ、かつ、より良い操作性を有する映像データ表示シス
テムを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の映像データ表示システムは、所定の順序で並
べられた映像データを記憶する記憶手段と、前記記憶手
段に記憶された映像データの中から任意の映像データを
選択する第1の映像データ選択手段と、前記記憶手段に
記憶された映像データの中から映像データを連続的に選
択する第2の映像データ選択手段と、前記記憶手段に記
憶された映像データの中から前記第1の映像データ選択
手段により選択された映像データの直前または直後の映
像データを選択する第3の映像データ選択手段と、前記
第1乃至第3の映像データ選択手段により選択された映
像データを表示する表示手段と、を備えることを特徴と
する。
また、本発明の映像データ表示システムは、所定の順
序で並べられた映像データを記憶する記憶手段と、前記
記憶手段に記憶された映像データの中から任意の映像デ
ータを選択する第1の映像データ選択手段と、前記記憶
手段に記憶された映像データの中から映像データを連続
的に選択する第2の映像データ選択手段と、前記第1の
映像データ選択手段または前記第2の映像データ選択手
段により選択された映像データを表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明の映像データ表示システムは、所定の順
序で並べられた映像データを記憶する記憶手段と、前記
記憶手段に記憶された映像データの中から任意の映像デ
ータを選択し、この選択された映像データを起点として
前記記憶手段に記憶された映像データを連続的に選択す
る映像データ選択手段と、前記映像データ選択手段によ
り選択された映像データを表示する表示手段と、を備え
ることを特徴とする。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら実施例に基づいて本発明の
特徴を具体的に説明する。
第1図は本発明の映像ウィンドウシステムの第1の実
施例の原理的な構成を示すブロック図である。
第1の実施例の映像ウィンドウシステムは、第1図に
示すように、少なくとも、VTR,ビデオカメラ等の映像再
生装置1から出力されるビデオ信号による画像(以下、
ビデオ映像という)を表示可能な映像ウィンドウ2と、
この映像ウィンドウ2に表示されたビデオ映像に対応す
るビデオ信号を実時間でメモリに記録する映像データ記
録手段3と、キーボード4及びマウス5より入力された
信号を解釈するインタフェース手段6と、このインタフ
ェース手段6によって解釈された信号により、映像デー
タ記録手段3に記録されている複数の映像データの集合
からユーザの意図する任意の映像データを選択し映像ウ
ィンドウ2或いは他の映像ウィンドウ7に表示するため
の映像データ再生表示手段8とから構成されている。
この映像ウィンドウシステムにおいては、モニタモー
ドと再生モードの2種類の表示モードをとることができ
る。通常は、モニタモードとなっており、映像ウィンド
ウ2には、映像再生装置1からのビデオ映像が表示され
ており、また、再生モードでは、映像データ再生表示手
段8からのビデオ映像が表示される。
また、キーボード4及びマウス5より入力された信号
は、インターフェース手段6によって映像データ再生表
示手段8の制御信号として出力され、映像データ記録手
段3に記録された複数の映像データから一画面分の映像
データを選択する。選択された映像データは、映像デー
タ再生表示手段8により前記映像ウィンドウ2または他
の映像ウィンドウ7に表示される。
次に、上記第1の実施例の具体的な構成について、第
2図のブロック図を参照して説明する。また、本実施例
のディスプレイ画面の例を第3図に示す。
第2図の例では、映像再生装置1内のビデオ映像表示
手段9において、ビデオ入力端子10より入力されたビデ
オ信号を、A/D変換器11によりディジタル信号に変換
し、ビデオ信号のフィールドレートに従って書込み制御
器12によりビデオメモリ13に書き込む。ビデオメモリ13
の内容は、表示するディスプレイの走査レートに従って
制御された読出し制御器14により読み出されてディジタ
ルビデオ信号とされる。このディジタルビデオ信号は、
ビデオ入力をモニタするモニタモードと、記録された画
像データを表示する再生モードとを切り替えるための切
替器15を経由し、更に、表示される映像ウィンドウのサ
イズに応じて、折返し雑音を防ぐために空間フィルタ16
を通してバッファ17に保存される。
一方、テキスト情報を表示するためのコンピュータ,
ワークステーション等からのディスプレイ入力も、ディ
スプレイ入力端子18を介して画像合成器19に入力されて
表示のための同期が取られ、バッファ17に保存されたデ
ィジタルビデオ信号と合成され、ビデオ出力端子20から
ビデオ出力としてディスプレイ装置に出力される。
第3図は、ディスプレイ画面の一例を示しており、デ
ィスプレイ装置の表示部51には、キーボード4(第1図
参照)から入力されたコマンド等をエコーバックして表
示したり、システムからの応答を表示するテキストウィ
ンドウ52,後述する映像データ記録手段2の映像データ
メモリバンク22から読み出された1画面分の画像データ
を表示するビデオ表示ウィンドウ53,画像データの一部
を切り出して表示してテキストデータとともに表示する
テキストウィンドウ54等が表示されている。なお、テキ
ストウィンドウ54においては、たとえば、ビデオ表示ウ
ィンドウ53に表示されている画像の一部領域をマウス5
等により指定し、キーボード4から入力された文字列が
表示されるテキストウィンドウ54内にコピーすることに
より、文書中にビデオ映像中の任意のシーンの一部分を
切り出して組み込んだマルチメディアドキュメントを作
成することが可能となる。
また、映像データ記録手段2は、ビデオ入力端子10よ
り入力されたビデオ信号を記録するために、ディジタル
信号に変換されたビデオ映像データD0,D1,D2,・・をビ
デオメモリ13より入力し、書込み制御器12により、0か
ら始まりフィールドごとに増加するフィールド番号0,1,
2,・・をつけて映像データメモリバンク22に保存する。
映像データメモリバンク22への格納状態の一例を第1表
に示す。
また、インタフェース手段6において、マウス5(第
1図参照)からマウス入力端子24を介して供給される位
置情報は、座標計数器25で数えられマウスカーソル55
(第3図参照)の座標として保持される。また、マウス
ボタン検出器26により、マウスボタンのオン/オフ情報
を検出し、映像データ再生表示手段8に出力する。この
実施例では、第4図に示すように右ボタン5R,中ボタン5
C,左ボタン5Lの3種類のボタンを具有するマウス5を考
える。また、第3図に示すように、マウスカーソル55
は、表示部51上のスクロールバー56の一部を指示してい
るとする。なお、スクロールバー56はビデオ表示ウィン
ドウ53の右辺に隣接して配置されており、同ビデオ表示
ウィンドウ53の高さと略等しい長さを有している。座標
計数器25は、マウスボタン5L,5C,5Rが押されたことを検
出して、その時の座標を正規化器27に出力する。正規化
器27は、該座標値からスクロールバー56の全体の長さL
に対するスクロールバー56上の指示された地点の起点か
らの距離lの比を計算し、0から1までのαとして映像
データ再生表示手段8に出力する。
映像データ再生表示手段8においては、前記映像デー
タメモリバンク22に記載されている画像データの数Mを
記録画像数保持器29に保持している。また、記録した映
像データを再生してビデオ表示ウィンドウ53に表示する
際に、前記映像データメモリバンク22に記録された画像
データのうち、どのフィールドがビデオ表示ウィンドウ
53に表示されているかを示す画像計数器30と、前記イン
タフェース手段6の正規化器27の出力αと記録画像数保
持器29からの出力Mから表示すべき画像に対応するフィ
ールド番号Fを求める乗算器31とを備えている。
前記マウス5の右ボタン5Rが押されたことがマウスボ
タン検出器26により検出されると信号CUが発生し、この
信号CUにより、前記画像計数器30はカウントアップさ
れ、その結果、すぐ後に記録されているフィールドの画
像データがビデオ表示ウィンドウ53に表示される。
また、左ボタン5Lが押された事を検出する信号CDによ
り、前記画像計数器30はカウントダウンされ、その結
果、直前に記録されたフィールドの画像データがビデオ
表示ウィンドウ53に表示される。
また、前記インタフェース手段6の正規化器27より出
力された0から1までの値αと、前記記録画像数保持器
29の内容Mとを乗算器31で乗算することにより、マウス
5で指示された画像データのフィールド番号Fが求めら
れており、中ボタン5Cが押された事を検出する信号LDに
より、該フィールド番号Fを前記画像計数器30にロード
する。ロードの結果、前記映像データメモリバンク22に
記録された当該フィールド番号の画像データがビデオ表
示ウィンドウ53に表示される。
これにより、たとえば、マウス5の右または左ボタン
5R,5Lにより、あたかもビデオテープレコーダのコマ送
りを行うかのように、記録された映像データを見ること
ができる。また、マウス5の中ボタン5Cにより、記録さ
れた映像データのうち特定の一場面を直接的に選択し表
示することができる。さらに、マウス5の中ボタン5Cを
押したまま、マウスカーソル55をスクロールバー56上で
ずらすことにより、マウス5で指示された画像データの
フィールド番号Fが変化しながら連続的に前記画像計数
器30にロードされるので、ビデオ表示ウィンドウ53には
スクロールバー56上でマウス5により指示された位置に
対応する映像データが連続的に表示され、あたかもビデ
オテープレコーダの早送り再生や巻戻し再生のような処
理が、簡単にできるようになる。
これにより、一連の動画像から任意のシーンを必要に
応じて簡単な操作で取り出すことができ、たとえば、コ
ンピュータグラフィックによる映像とビデオテープレコ
ーダからのビデオ画像とを合成して新たな画像を創作す
るようなマルチメディアドキュメントの編集作業におい
て、より良いユーザインタフェースを提供することが可
能となる。
次に、本発明の第2の実施例について、第5図の原理
ブロック図及び第6図の具体ブロック図を参照して説明
する。なお、第1図〜第3図に示す第1の実施例と対応
する部材等には同一符号を付し、重複説明は省略する。
第5図に示す第2の実施例の原理ブロック図は、第1
図に示す第1の実施例の原理ブロック図と比較して、映
像データ再生表示手段8と映像ウィンドウ2との間に、
プレビューデータ表示手段32が設けられている点が異な
っている。このプレビューデータ表示手段32は、映像デ
ータ記録手段3に記録されている複数の映像データの集
合から、連続した一連複数の映像データを表示するため
のものであり、映像データ再生表示手段8からの指示に
基づき、着目する映像データ及びこの前後の複数の映像
データを記録するためのメモリを備えている。
この第5図に示す第2の実施例においても、第1の実
施例と同様に、映像ウィンドウ2には、通常は映像再生
装置1からのビデオ映像が表示されており、また、再生
表示のときには、映像データ再生表示手段8からのビデ
オ映像を表示することもできる。また、プレビューデー
タ表示手段32に記録されている画像データを読み出すこ
とにより、着目する映像データと並んで前後に記録され
た複数の映像データが、記録された時間順に映像ウィン
ドウ2に表示される。本実施例では、この映像ウィンド
ウを特にプレビューウィンドウと呼んで区別する。一
方、マウス5及びキーボード4より入力された信号は、
インターフェース手段6によって映像データ再生表示手
段8の制御信号として出力され、映像データ記録手段3
に記録された複数の映像データから一画面分の映像デー
タを選択する。選択された映像データは、映像データ再
生表示手段8により前記映像ウィンドウ2等に表示され
ると同時に、プレビューウィンドウには、該選択された
映像データの前後に記録された複数の映像データと共に
表示される。なお、第5図の例では、プレビューウィン
ドウは映像ウィンドウ2に含まれている。
第6図は第2の実施例の具体的なブロック図を示して
おり、第2図に示す第1の実施例の具体ブロック図と比
較して異なっているのは、映像データメモリバンク22の
出力が空間フィルタ34を介してプレビューデータメモリ
35に供給され、このプレビューデータメモリ35の出力が
バッファ36を介して画像合成器19に供給されていること
である。なお、プレビューデータメモリ35には、書込み
制御器12,読出し制御器14から制御信号が供給されてい
る。なお、第7図は第2の実施例によるディスプレイ画
面の例を示す。
本実施例では、第7図に示すように、ビデオ表示ウィ
ンドウ53とは別にプレビューウィンドウ57が表示され、
このプレビューウィンドウ57には、着目する映像データ
とその前後5フィールド分、すなわち、合計11個の映像
データDn-5,Dn-4,・・,Dn,・・,Dn+4,Dn+5を表示できる
ものを考える。
空間フィルタ34,プレビューデータメモリ35を備えた
プレビューデータ表示手段32は、前記映像データ再生表
示手段8から出力された前記フィールド番号Fを入力
し、映像データメモリバンク22から、当該フィールド番
号Fに対応する映像データ及び前後5フィールド、合計
11フィールドの画像データを、空間フィルタ34を経由し
てプレビューデータメモリ35に格納する。格納された11
フィールド分の画像データは、ビデオ映像表示手段9に
出力され、プレビューウィンドウ57として表示される。
これにより、第7図に示すように、プレビューウィン
ドウ57に表示された複数の映像データを同時に見ること
で、映像データの前後の関係や流れを把握することがで
きるようになる。更に、プレビューウィンドウ57上で、
マウス5を操作し、右ボタン5R又は左ボタン5Lを押せ
ば、画像計数器30により指示されるフィールド番号が、
1だけ増加又は減少するので、当該フィールド番号に対
応する画像データが映像データメモリバンク22から読み
出されてビデオ表示ウィンドウ53に表示されるととも
に、変更後のフィールド番号を中心とした11フィールド
分の画像データがプレビューウィンドウ57に表示され
る。これにより、マウス5を操作してあたかもビデオテ
ープレコーダのコマ送りを行うかのように記録された映
像データを見ることができる。また、マウス5の中ボタ
ン5Cを操作して、乗算器31により得られたフィールド番
号Fを直接画像計数器30にロードすることにより、記録
された映像データのうちの特定の一場面を直接的に選択
して表示することができる。
更に、マウス5の中ボタン5Cを押したままマウスカー
ソル58をスクロールバー59上でずらすことにより、ビデ
オ表示ウィンドウ53及びプレビューウィンドウ57には、
スクロールバー59上でマウス5により指示された対応す
る映像データが連続的に表示され、あたかもビデオテー
プレコーダの早送り再生や巻戻し再生のような処理が簡
単にできるようになる。
なお、第2の実施例においては、インタフェース手段
6は、プレビューウィンドウ57に対応したものに変更さ
れているものとする。
次に、本発明の第3の実施例について、第8図の原理
ブロック図及び第9図の具体ブロック図を参照して説明
する。なお、第5図〜第7図に示す第2の実施例と対応
する部材等には同一符号を付し、重複説明は省略する。
また、第10図は第3の実施例によるディスプレイ画面の
例である。
第8図に示す第3の実施例の原理ブロック図は、第5
図に示す第2の実施例の原理ブロック図と比較して、映
像データ再生表示手段8とプレビューデータ表示手段32
との間に、画像キュー部37が設けられている点が異なっ
ている。この画像キュー部37は、映像データに一意に対
応する数を記憶するためのキュー構造をしたメモリであ
る。
この第3の実施例においても、前述した第1及び第2
の実施例と同様に、映像ウィンドウ2には、通常は映像
再生装置1からのビデオ映像が表示されており、また、
再生表示のときには、映像データ再生表示手段8からの
ビデオ映像を表示することもできる。また、第2の実施
例と同様に、プレビューデータ表示手段32により、着目
する映像データと並んで前後に記録された複数の映像デ
ータが、記録された時間順にプレビューウィンドウに表
示される。
一方、マウス5及びキーボード4より入力された信号
は、インターフェース手段6によって映像データ再生表
示手段8の制御信号として出力され、映像データ記録手
段3に記録された複数の映像データから一画面分の映像
データを選択する。選択された映像データは、映像デー
タ再生表示手段8により前記映像ウィンドウ2に表示さ
れると同時に、プレビューウィンドウには、選択された
映像データが前後に記録された複数の映像データと共に
表示される。
ここで、この第3の実施例においては、マウス5を用
いて、プレビューウィンドウ上で望む映像データの範囲
を選択する操作をすると、その一連の映像データに一意
に対応する一連の数が画像キュー部37にストアされる。
この操作を繰り返すことにより、前記映像データ記録手
段3に蓄えられた任意の映像データをユーザの意図する
任意の順につなぎ合わせた動画像データを得ることがで
きる。また、この動画像は、前記画像キュー部37に蓄え
られた数をもとに、プレビューウィンドウ及び映像ウィ
ンドウ2に表示される。
第9図は上記第3の実施例の具体的なブロック図を示
しており、第6図に示す第2の実施例と比較して異なっ
ているのは、インタフェース手段6に、マウス位置を判
別するための座標比較器40,マウスカーソル58により指
示されたスクロールバー59上の範囲から複数の画像デー
タのフィールド番号の範囲に変換する範囲指示器41が設
けられていること、及び、この範囲指示器41の出力が供
給されて記憶され、その出力がプレビューデータメモリ
35に供給されるキューメモリ38を備えた画像キュー部37
が設けられていることである。
画像キュー部37には、範囲指示器41及び画像計数器30
からのフィールド番号が供給され、また、画像キュー部
37からは、フィールド番号が映像データメモリバンク22
及びプレビューメモリ35に出力される。更に、プレビュ
ーウィンドウ57上でマウスにより指示された画像に対応
するフィールド番号へ画像計数器30の内容を変更するた
めの信号が、画像キュー部37から出力される。
この第3の実施例においても、前記第1及び第2の実
施例と同様に、映像データメモリバンク22に記憶されて
いる複数の画像データの中から、マウス5により選択さ
れた画像データをビデオ画像ウィンドウ53に表示し、更
に、この目的の画像データを含めて前後の11フィールド
分の画像データをプレビューデータ表示手段32によりプ
レビューウィンドウ57に表示する。
いま、マウスカーソル58がプレビューウィンドウ57上
に存在している状態で、該プレビューウィンドウ57に表
示されている一連の映像データのうち、ユーザの望む範
囲の領域の開始をマウス5の左ボタン5Lで指示し、終了
を右ボタン5Rで指示すると、各ボタン5L,5Rが押された
ときのマウスカーソル58の座標値がそれぞれ座標比較器
40に供給される。座標比較器40では、プレビューウィン
ドウ57上の特定の一連映像データが選択されたことが検
出され、範囲指示器41にマウスカーソル58の座標値を出
力する。範囲指示器41は、前記プレビューデータメモリ
35の出力から選択された一連映像データの個々の映像デ
ータに対応するフィールド番号を知り、時間順に一連の
フィールド番号としてキューメモリ38に書き込む。ここ
で、各映像データに対応するフィールド番号は、このシ
ステムでは、一意に定まることに注目すべきである。
前述の、プレビューウィンドウ57に表示されている一
連の映像データを選択して、対応する一連のフィールド
番号を画像キュー部37に書き込む、という操作を繰り返
すことにより、動画像データを繋ぎあわせ、新たな動画
像データを作成する。
一方、前記キューメモリ38に書き込まれた一連のフィ
ールド番号を、前記プレビューデータメモリ35に出力す
ることにより、キューメモリ38に書き込まれたフィール
ド番号に対応する画像データをプレビューウィンドウ57
に表示する。また同様に、一連のフィールド番号のうち
特定のフィールド番号を映像データメモリバンク22に出
力することにより、該フィールド番号に対応する画像デ
ータをビデオ表示ウィンドウ53に表示する。
これにより、第1及び第2の実施例と同様に、プレビ
ューウィンドウ57に表示された複数の映像データを同時
に見ながら、映像データの前後の関係や流れを把握し、
更に、プレビューウィンドウ57上でマウス5を操作する
ことにより、あたかもビデオテープレコーダのコマ送
り,早送り再生,巻戻し再生を行うかのように、記録さ
れた映像データを見ることができる。
特に、第3の実施例においては、画像キュー部37を設
けることにより、動画像データを参照し、検討の上、マ
ウス5によりユーザが希望する一連の動画像を切り出し
てつなぎ合わせ、新たな動画像データとすることが簡単
にできるようになる。
また、キューメモリ38の最大容量に対して実際に書き
込まれているフィールド番号を示すデータの量の割合
を、表示画面上51にマーカ60として表示することによ
り、画像を切り出してつなぎ合わせるという編集作業を
しながら、あとどれくらいの編集を行うことができるの
かをユーザが知ることができる。このマーカ60を表示す
るには、たとえば、キューメモリ38と画像合成器19との
間の信号経路に、キューメモリ38内のデータ量に応じて
マーカ信号の発生タイミングが変更されるマーカ発生器
(図示せず)を設ければよい。
上述のように、メモリに蓄積された複数の画像データ
のうちの表示すべき画像データに付与されたフィールド
番号等の識別番号をキューメモリに格納しておき、再生
時にこの識別番号に基づいてメモリ内の画像データを読
み出すことにより、上述のコマ送りなどの動作をさせて
映像の流れを検討した上でユーザが希望する一連の動画
像を切り出して繋ぎ合わせ、新たな動画像データを創作
することができる。しかも、フィルムやビデオテープに
よる編集と異なり、編集個所の変更が極めて容易であ
り、また、処理がディジタル的に行われるので、編集作
業による画質の劣化もない。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、ユーザの望む映
像データを速やかに表示することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の映像ウィンドウシステムの第1の実施
例の原理ブロック図、第2図は第1の実施例の具体ブロ
ック図、第3図は第1の実施例によるディスプレイ画面
の例を示す説明図、第4図はマウスの模式的な平面図、
第5図は本発明の映像ウィンドウシステムの第2の実施
例の原理ブロック図、第6図は第2の実施例の具体ブロ
ック図、第7図は第2の実施例によるディスプレイ画面
の例を示す説明図、第8図は本発明の映像ウィンドウシ
ステムの第3の実施例の原理ブロック図、第9図は第3
の実施例の具体ブロック図、第10図は第3の実施例によ
るディスプレイ画面の例を示す説明図である。 1:映像再生装置、2,7:映像ウィンドウ 3:映像データ記録手段、4:キーボード 5:マウス 6:インタフェース手段 8:映像データ再生表示手段 9:ビデオ映像表示手段 10:ビデオ入力端子、11:A/D変換器 12:書込み制御器、13:ビデオメモリ 14:読出し制御器、15:切替器 16,34:空間フィルタ、17:バッファ 18:ディスプレイ入力端子 19:画像合成器、20:ビデオ出力端子 22:映像データメモリバンク 24:マウス入力端子、25:座標計数器 26:マウスボタン検出器、27:正規化器 29:記録画像数保持器、30:画像計数器 31:乗算器 32:プレビューデータ表示手段 35:プレビューデータメモリ 36:バッファ、37:画像キュー部 38:キューメモリ、40:座標比較器 41:範囲指示値、51:表示部 52,54:テキストウィンドウ 53:ビデオ表示ウィンドウ 55,58:マウスカーソル 56,59:スクロールバー 57:プレビューウィンドウ 60:マーカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−179078(JP,A) 特開 昭64−18189(JP,A) 特開 昭64−14671(JP,A) 特開 昭62−57057(JP,A) 特開 平1−126771(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09G 5/14 G09G 5/40 H04N 5/265 H04N 5/91 G06F 15/62

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の順序で並べられた映像データを記憶
    する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された映像データ
    の中から任意の映像データを選択する第1の映像データ
    選択手段と、前記記憶手段に記憶された映像データの中
    から映像データを連続的に選択する第2の映像データ選
    択手段と、前記記憶手段に記憶された映像データの中か
    ら前記第1の映像データ選択手段により選択された映像
    データの直前または直後の映像データを選択する第3の
    映像データ選択手段と、前記第1乃至第3の映像データ
    選択手段により選択された映像データを表示する表示手
    段と、を備えることを特徴とする映像データ表示システ
    ム。
  2. 【請求項2】所定の順序で並べられた映像データを記憶
    する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された映像データ
    の中から任意の映像データを選択する第1の映像データ
    選択手段と、前記記憶手段に記憶された映像データの中
    から映像データを連続的に選択する第2の映像データ選
    択手段と、前記第1の映像データ選択手段または前記第
    2の映像データ選択手段により選択された映像データを
    表示する表示手段と、を備えることを特徴とする映像デ
    ータ表示システム。
  3. 【請求項3】所定の順序で並べられた映像データを記憶
    する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された映像データ
    の中から任意の映像データを選択し、この選択された映
    像データを起点として前記記憶手段に記憶された映像デ
    ータを連続的に選択する映像データ選択手段と、前記映
    像データ選択手段により選択された映像データを表示す
    る表示手段と、を備えることを特徴とする映像データ表
    示システム。
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