JP3216387U - 弾性ボール拾集具 - Google Patents

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Abstract

【課題】軽い作業で効率よく弾性ボールを拾集できる弾性ボール拾集具とする。【解決手段】上方に開口した開口部5を備え、下側の底部3と、この底部3を囲むように立設された側壁部4とで収容空間Sが形成され、拾集対象となる弾性ボールがこの収容空間Sに収容される弾性ボール拾集具1において、底部3は、弾性ボールの径よりも狭く設定された所定間隔hで並べ設けられた複数の棒状部材30を備える。また、側壁部4よりも上方に延びる支柱6と、支柱6に設けられ使用者が把持するためのグリップ部7を備える。グリップ部7は、使用者が起立姿勢で把持できる位置に設けられ、使用者がグリップ部7を把持して底部3を弾性ボールに押し付けて、一対の棒状部材30に挟まれた弾性ボールを弾性変形させて棒状部材30の間を通過させることで、弾性ボールを収容空間Sに収容する。【選択図】図1

Description

本考案は、コートや床に散乱したテニスボール、ビーチに散乱したビーチボール等の弾性ボールを迅速かつ効率的に拾集することができる弾性ボール拾集具に関する。
通常、例えばテニス等の練習において、サーブ、ボレー、スマッシュ等の練習をした後には、多数のテニスボールがコート一面に散らばってしまい、これらを拾い集める作業が必要である。そうしたところ、散らばったボールは、練習継続の邪魔になるばかりでなくプレイ中に踏んだりした場合に転倒の危険性が高くなるため、なるべく迅速に拾集することが求められる。そしてボールの拾集手段としては、一つ一つ手で拾い集めて、それをラケットの網の上に載せて運ぶといったことが行われていた。しかしこの手段では、腰を屈めたり背を丸めたりして拾集作業を行うこととなり、腰痛等を引き起こす懸念もあった。
そこで、腰を屈めなくても拾集できるように用具、機械等を使用したものが提案されている。
例えば、長尺の棒の下端に、一方の側部が開口し他方の側部に底部が形成されたかごが取り付けられたものが開示されている(特許文献1)。片方の手で棒を持ってかごを地面に固定し、もう片方の手で例えばラケット等を持ち、その先端部を利用してかごの中にボールをかき入れるようにしたものである。
また、上方に開口した略直方体のかごであって、底部に、上方に回動可能かつ水平方向に移動可能な可動枠と、この可動枠から所定距離を開けて平行に配された固定枠とを備えたものが開示されている(特許文献2)。固定枠と可動枠との間に挟まれたボールに押されて可動枠が動き、固定枠と可動枠との間隔が広がることで、ボールを通過させるようにしたものである。具体的には、外側の固定枠と可動枠との間のボールを通過させる場合には、可動枠が内側に移動して外側の固定枠との間隔が広がる。一方、内側の固定枠と可動枠との間のボールを通過させる場合には、可動枠が上方に回動して内側の固定枠との間隔が広がる。
特開2002−325865号公報 実開昭63−172460号公報
しかし、上記従来の特許文献1のものでは、両手での作業となり、かごを固定する力とかごの中にボールをかき入れる力とを要するので、作業疲れが出やすく効率性に欠けてしまう。
また、上記従来の特許文献2のものでは、外側の固定枠と可動枠との間にあるボールと、内側の固定枠と可動枠との間にあるボールとで、それぞれボールを通過させるための可動枠の動きが異なる。そのため、外側の固定枠と可動枠との間、及び内側の固定枠と可動枠との間に位置するボールを同時に通過させることができず、効率性に劣る。また、拾集されてかごの中に収容されたボールにより、可動枠の移動が妨げられるおそれがある。
本考案は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、使用者の負担を軽減し、効率よく弾性ボールを拾集できる弾性ボール拾集具を提供することにある。
上記の目的を達成するために、この考案では、使用者が起立姿勢のままで把持できるグリップ部を設け、これを把持して押し下げることで、ボールの弾性を利用して弾性ボールを拾集できるようにした。
具体的には、第1の考案では、上方に開口した開口部を備え、下側の底部と、該底部を囲むように立設された側壁部とで収容空間が形成され、拾集対象となる弾性ボールが該収容空間に収容される弾性ボール拾集具を前提とする。そして、前記底部は、前記弾性ボールの径よりも狭く設定された所定間隔で並べ設けられた、複数の棒状部材を備え、前記側壁部または前記底部から上方に延びる支柱と、該支柱に設けられ使用者が把持するためのグリップ部を備え、前記グリップ部は、前記使用者が起立姿勢で把持できる位置に設けられ、前記使用者が前記グリップ部を把持して前記底部を前記弾性ボールに押し付けて、複数の前記棒状部材に挟まれた前記弾性ボールを弾性変形させて複数の前記棒状部材の間を通過させることで、前記弾性ボールを前記収容空間に収容するように構成されている。なお、「使用者が起立姿勢で把持できる位置」とは、使用者が深く膝や腰を曲げずに立った状態で把持できる位置をいうものとする。
この第1の考案では、使用者が起立姿勢でグリップ部を把持できて、その状態で底部を弾性ボールに押し付けることで、弾性ボールを収容空間に収容することができる。よって、拾集作業における使用者の負担を軽減できるとともに、複数の弾性ボールを効率よく拾集して収容することができる。
第2の考案では、第1の考案において、前記グリップ部は、前記弾性ボール拾集具の重心位置を通る鉛直線上またはその近傍に設けられている。なお、「その近傍」とは、重心位置を通る鉛直線上から少しずれた場合も含むものとする。
この第2の考案では、使用者が把持するグリップ部が、重心位置を通る鉛直線上またはその近傍に設けられているので、持ち運びや拾集作業の際に全体の安定感が向上する。
第3の考案では、第1または第2の考案において、前記グリップ部の高さを変更できる変更機構が設けられている。
この第3の考案では、変更機構が設けられているので、使用者の身長等に応じて作業しやすい位置にグリップ部の高さを変更することができる。
第4の考案では、第1から第3のいずれか1つの考案において、前記支柱部は、着脱可能に設けられている。
この第4の考案では、前記支柱部を取り外すことができるので、使用しない場合、運搬する場合等において弾性ボール拾集具をコンパクトにすることができる。
第5の考案では、第1から第4のいずれか1つの考案において、前記支柱部は、伸縮可能に設けられている。
この第5の考案では、支柱部を伸縮させることで、使用者が作業しやすい長さにしたり、収納しやすい長さにしたりすることができる。
以上説明したように、本考案によると、使用者が起立姿勢でグリップ部を把持できて、その状態で底部を弾性ボールに押し付けることで、弾性ボールを収容空間に収容することができるので、拾集作業における使用者の負担を軽減できるとともに、複数の弾性ボールを効率よく拾集して収容することができる。
図1は、本考案の実施形態1に係る弾性ボール拾集具の斜視図である。 図2は、図1の弾性ボール拾集具に弾性ボールが拾集される状態を説明する部分断面図であり、(A)は弾性ボール拾集具を弾性ボールに当接させた状態で、(B)は弾性ボールが拾集される途中の状態で、(C)は弾性ボールが弾性ボール拾集具内に収容された状態を示す。 図3は、本考案の実施形態2に係る弾性ボール拾集具の部分断面図である。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本考案、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものでは全くない。
(実施形態1)
図1に示すように、弾性ボール拾集具1は、例えば金属製の線条材が組み合わされてなり、略かご状に形成されている。具体的には、矩形状の底部3と、底部3を取り囲むように立て設けられた4枚の矩形状の側壁部4とで収容空間Sが形成され、この収容空間Sに、例えば硬式テニスボールである弾性ボールA(図2参照)を収容できるようになっている。また、上方に向けて開口し、この開口部5から、弾性ボールAを出し入れできるようになっている。
また、対向する2面の側壁部4に沿ってそれぞれ上下方向に延びる縦フレーム61と、この2本の縦フレーム61の上端同士を接続する横フレーム62とで構成された支柱6が設けられている。横フレーム62には、使用者が把持するためのグリップ部7が設けられている。
底部3は、外郭を形成する矩形状の底枠31と、底枠31のうち一組の対向する辺を結ぶように延びる、例えば3本の丸棒32とで構成されている。丸棒32は、それぞれ両端が底枠31に溶接固定されている。以下、この丸棒32の延びる方向をX方向とし、X方向と水平に直交する方向をY方向として説明する。底枠31のうち丸棒32と平行に、すなわちX方向に延びる2本の底枠31、及び3本の丸棒32が棒状部材30となる。これらの棒状部材30は、例えば金属製で円棒状に形成されている。
X方向に延びる5本の棒状部材30は、互いに等間隔で配されて、間に4つの間隔hが開いている。この間隔hが、弾性ボールAを拾集する際に、弾性ボールAが収容空間Sに入り込むための挿入口9となる。
挿入口9の間隔hは、拾集対象となる弾性ボールAの直径よりも僅かに狭く設定されている。詳細は後述するが、底部3を弾性ボールAに上方から押し当てると、挿入口9の下に存する弾性ボールAが上方からの押圧力により弾性変形して挿入口9を通過して、収容空間Sに収容される。弾性ボールAは挿入口9を通過すると、弾性復帰して元の形状に戻り、逆方向(上方から下方)への通過は阻止されて、収容状態を維持することが可能となっている。
4枚の側壁部4は、底枠31の4つ角部及び開口部5を形成する開口枠51の4つの角部をそれぞれ上下に結ぶ4本の側壁枠41と、底枠31、開口枠51及び側壁枠41とで囲まれた枠内にて、線条材を格子状に交差させて網状に形成された網部42と、で構成されている。網部42は、収容空間Sに収容された弾性ボールAが飛び出さないように、底部3の間隔hよりもさらに狭い間隔で交差させた態様となっている。
支柱6の縦フレーム61は、Y方向に延びて設けられた2つの側壁部4にそれぞれ、上下方向に延びて設けられている。これら2本の縦フレーム61の下端はそれぞれ、Y方向に延びる底枠31のY方向中間部に溶接固定され、Y方向に延びる開口枠51と交差する途中の箇所においても、その開口枠51に溶接固定されている。2本の縦フレーム61は、側壁部4よりも上方まで長く延びて、その上端同士は、X方向に延びる横フレーム62で一体的に接続されている。
使用者が把持するためのグリップ部7は、横フレーム62の中間部分に設けられている。具体的には、横フレーム62の両端から同距離において下方に延びる2本のグリップ支持フレーム63と、グリップ支持フレーム63の下端同士を接続する弧状のグリップフレーム64とを備える。2本のグリップ支持フレーム63とその間に位置する横フレーム62と、グリップフレーム64とで、グリップ部7を構成する。グリップフレーム64が弧状になっているため、使用者が楽に把持することができ、把持状態を維持しやすい。
さらに、グリップ部7は使用者が起立姿勢で把持できる高さに設けられている。すなわち、その高さまで縦フレーム61が延びている。なお、使用者が起立姿勢で把持できる高さとは、使用者が深く膝や腰を曲げずに立った状態で把持できる高さをいうものとし、軽く膝を曲げた姿勢や、少し身体を傾けた姿勢で把持できる高さも含むものとする。特に、持ち運びにおいては肘を伸ばした状態で把持して運ぶ方が使用者の負担が少なくて済むため、直立で腕を自然に下ろした状態でグリップ部7を把持して底部3が地面から少し浮いた状態となることが好ましい。すなわち、地面に載置した状態においては、僅かに身体を傾けて把持できる高さにグリップ部7があることが好ましい。
また、縦フレーム61の下端が底枠31に固定されているため、詳細は後述するが、使用者がグリップ部7を把持して弾性ボールAに上方から底部3を押し当てた際に、使用者の押圧力が底部3に確実に伝わりやすい。また、長期的な使用であっても、歪みや変形を防止することができる。
また、本考案にかかる弾性ボール拾集具1はX方向及びY方向に対称で、縦フレーム61がY方向中間部分に設けられており、図1に示すように、弾性ボール拾集具1全体の重心位置を通過する鉛直線Jが、底部3の中央部分を通っている。そしてこの鉛直線Jに重なるように、グリップ部7が設けられている。すなわち、弾性ボール拾集具1の重心位置を通過する鉛直線J上にグリップ部7が設けられているため、使用者がグリップ部7を把持して運んだり、拾集に使用したりする際に、全体のバランスを取りやすく安定しやすい。また、拾集する際に、弾性ボールAの真上から押し当てやすいので、重心位置から大きくずれた位置にグリップ部が設けられた場合と比べて、少ない力で拾集することができる。
図1及び図2に基づいて、弾性ボールAを拾集する状態について説明する。ここでは、例として弾性ボールAが地面に2つ並んでいる場合を挙げて説明する。
まず、使用者が、グリップ部7を片手で把持して、地面に並んでいる2つの弾性ボールAに対して、上方から弾性ボール拾集具1の底部3を当接させる。そうすると、棒状部材30に接触した弾性ボールAはそれぞれ挿入口9に対応するよう誘導され、図2(A)に示すように、それぞれ棒状部材30,30,30の間の挿入口9,9から一部進入した状態となる。なお、ここでは、2つの弾性ボールAを3本の棒状部材30の間の2つの進入口9から進入させる場合を挙げて説明するが、5本の棒状部材30の間の4つの進入口9から進入させる場合においても同様である。また、複数の弾性ボールAがX方向に並んだ状態で、同じ挿入口9から進入させる場合においても同様である。
この状態で、使用者が弾性ボール拾集具1を押し下げると、図2(B)に示すように、棒状部材30に挟まれた弾性ボールAが両側から圧を受けてそれぞれ弾性変形し、その状態で間隔hを通って、挿入口9から収容空間Sに進入する。なお、図2(B)においては、分かりやすくするために弾性変形の程度を誇張して示している。
この時、使用者が把持するグリップ部7が、重心位置の鉛直線J上の上方に設けられているため、弾性ボールAに対して真上から押し当てやすい。そうすると、グリップ部7が重心位置に対して偏って設けられている場合に比べて、広範囲に拾集しやすい。すなわち、底部3の下方範囲内に位置する複数の弾性ボールAに対して、ほぼ同時に拾集作業を行うことが可能である。また、持ち運びする際にも安定しやすく使用者の負担を軽減することができる。なお、実際の拾集作業においては、弾性ボールAに対して真上から底部3全体を押し当てる場合のみならず、底枠31の一辺を先に地面に当接させて、そこを起点として押し当てる場合も考えられる。しかしその場合であっても、最終的には底部3全体を使って押し当てた方が効率よく拾集作業を行うことができるため、グリップ部7が重心位置の鉛直線J上の上方に設けられていることによる効果を享受できる。
またこの時、グリップ部7と一体に接続された支柱6の縦フレーム61の下端は、底部3の底枠31に溶接固定されているため、耐久性に優れる。すなわち、使用者が拾集作業を行う際に圧力を加える方向に沿って真っ直ぐに縦フレーム61が延び、その下端が底部3まで延びて固定されているため、長期的に使用される場合においても、上下方向からの圧に対して変形や歪みが生じにくく耐久性に優れる。
さらにこの時、棒状部材30は円棒状であるため、これに当接した弾性ボールAに傷を付けにくく、相対的に滑りやすいのでスムーズに拾集できる。
そして、弾性ボールAの最も径の大きい中間部分が挿入口9を通過すると、弾性ボールAの大部分は収容空間S側に進入し、図2(C)に示すように、弾性復帰して元の通常状態に戻る。この時、各挿入口9の間隔hは、弾性ボールAの通常状態における直径dよりも僅かに小さく設定されている。そのため、一旦収容空間S側に進入した弾性ボールAは自重によって逆方向、すなわち挿入口9の上方から下方に抜け落ちることはなく、収容状態が維持される。なお、弾性ボールAを拾集する状態について分かりやすいよう、図2(A)、(B)、(C)を用いて段階的に説明したが、実際の拾集作業においては、図2(A)〜(C)まで通して瞬時に行われるものであり、各挿入口9から複数の弾性ボールAをほぼ同時に拾集することができる。
このように、使用者が地面に散らばった複数の弾性ボールAに対して底部3を上方から押し当てるだけで、複数の弾性ボールAを収容空間Sに収容することができ、効率よく拾集できる。この時、使用者は起立姿勢で作業を行うことができるので負担が軽減され、上方から下方へ体重をかけやすいので、軽い力で作業を行うことができる。また、片手で作業を行うことができるため、例えばもう片方の手でラケットを持ったままの状態であっても拾集できる。また、そのまま持ち運ぶことも可能である。また、上側に開口部5を広く設けているので、拾集した弾性ボールAを別のかご等に移す場合も容易である。
(実施形態2)
実施形態2について、図3に基づいて説明する。実施形態2では、実施形態1と異なる部分のみ説明し、同様の部分については説明を省略する。実施形態2が実施形態1と異なる部分は、支柱601と、側壁部401の構成である。支柱601の縦フレーム611が、側壁部401に設けられた取付部材20に、ボルトB及びナットNで着脱可能に取り付けられている。この構成によると、支柱601を取り外すことで、例えば運搬時や不使用時に、全体をコンパクトにすることができる。
また、縦フレーム611及び取付部材20に、ボルトBを挿通するための孔が上下方向に複数設けられている。取付部材20、ボルトB、ボルトBを挿通するための孔、及びナットNで、変更機構を構成している。よって例えば、図3における左半分に示したように、縦フレーム611を底部3まで下げて縦フレーム611及び取付部材20の3つの孔を利用してボルト締結したり、右半分に示したように、縦フレーム611を少し上げて2つの孔を利用してボルト締結したりすることができる。すなわち、縦フレーム611の孔及び取付部材20の孔の組合せを適宜選択してボルトBを挿通することで、縦フレーム611の長さ、すなわちグリップ部7の高さを変更できるようになっている。この構成によって、使用者の身長等に合わせて作業しやすい高さとなるよう支柱601を伸縮させて、グリップ部7の位置を調整できる。
なお、ボルトBとナットNによる締結手段に限られるものではなく、他の手段を用いてもよい。
(その他の実施形態)
前記実施形態1及び2では、Y方向に延びるように設けられた側壁部4,401に沿って2本の支柱6,601を設けるようにしたが、支柱6,601の位置はこれに限られるものではなく、例えばX方向に延びるように設けられた側壁部4,401に沿って設けてもよいし、角部に設けてもよい。また、支柱6,601の数は、2本に限られるものではなく、中心に1本としてもよいし、2本以上設けてもよい。
また、前記実施形態のグリップ部7はこの形状に限られるものではなく、使用者が把持して押し下げやすい構造であればよく、例えば、樹脂製の円筒を横フレーム62に外挿したようなものでもよい。
なお、側壁部4,401の構成は、側壁枠41と網部42に限られるものではなく、収容空間Sに収容された弾性ボールAが飛び出さないようになっていればよい。例えば、網部42は格子状でなく筋状としてもよいし、樹脂製の網等でもよい。なお、多数の弾性ボールAを収容した際に、ほとんど変形しない素材や形状とした方が好ましい。また、側壁部4,401は、透明なアクリル樹脂板等の合成樹脂材や木材で構成されていてもよいし、これらの樹脂材や木材の組合せや金属材との組合せとしてもよい。
また、前記実施形態1及び2では、棒状部材30を金属製としているが、弾性ボールAが弾性変形して通過できればよいものであり、硬質樹脂材であってもよい。
また、前記実施形態2では、変更機構によって支柱601を着脱可能にし、かつ高さ調整可能とした構成としているが、これらを兼ねた構造ではなく、着脱可能なことと、高さ調整可能なことのいずれか一方のみ可能な構成としてもよい。
また、支柱601を伸縮させる手段としては、前記実施形態2の構成に限られるものではなく、例えば、支柱を複数の筒状部材で構成し、支柱の長さを多段に変更可能な伸縮ポールとしてもよい。また、支柱を長さ方向に折り畳み可能な構成としてもよい。
また、弾性ボールAとしては、挿入口9の間隔hよりも僅かに大きい直径であって、挿入口9を通過するときに弾性変形して通過でき、通過後は元の形状に弾性復帰できる弾性ボールであればよく、例えば、硬式テニスボール、軟式テニスボール、ビーチテニスボール、ソフトボール、軟式野球用ボール等に適用可能である。
1 弾性ボール拾集具
3 底部
4,401 側壁部
5 開口部
6,601 支柱
7 グリップ部
20 取付部材(変更機構)
30 棒状部材
A 弾性ボール
B ボルト(変更機構)
N ナット(変更機構)
S 収容空間
h 間隔

Claims (5)

  1. 上方に開口した開口部を備え、下側の底部と、該底部を囲むように立設された側壁部とで収容空間が形成され、拾集対象となる弾性ボールが該収容空間に収容される弾性ボール拾集具において、
    前記底部は、前記弾性ボールの径よりも狭く設定された所定間隔で並べ設けられた、棒状部材を備え、
    前記側壁部または前記底部から上方に延びる支柱と、該支柱に設けられ使用者が把持するためのグリップ部を備え、
    前記グリップ部は、前記使用者が起立姿勢で把持できる位置に設けられ、
    前記使用者が前記グリップ部を把持して前記底部を前記弾性ボールに押し付けて、複数の前記棒状部材に挟まれた前記弾性ボールを弾性変形させて複数の前記棒状部材の間を通過させることで、前記弾性ボールを前記収容空間に収容するように構成されていることを特徴とする弾性ボール拾集具。
  2. 前記グリップ部は、前記弾性ボール拾集具の重心位置を通る鉛直線上またはその近傍に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の弾性ボール拾集具。
  3. 前記グリップ部の高さを変更できる変更機構が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の弾性ボール拾集具。
  4. 前記支柱は、着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の弾性ボール拾集具。
  5. 前記支柱は、伸縮可能に設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の弾性ボール拾集具。
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