JP3216285U - コーンバー装置 - Google Patents

コーンバー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3216285U
JP3216285U JP2018000804U JP2018000804U JP3216285U JP 3216285 U JP3216285 U JP 3216285U JP 2018000804 U JP2018000804 U JP 2018000804U JP 2018000804 U JP2018000804 U JP 2018000804U JP 3216285 U JP3216285 U JP 3216285U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
inner tube
outer tube
tube
elastic member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2018000804U
Other languages
English (en)
Inventor
英之 秋山
英之 秋山
Original Assignee
アサヒリース株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アサヒリース株式会社 filed Critical アサヒリース株式会社
Priority to JP2018000804U priority Critical patent/JP3216285U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3216285U publication Critical patent/JP3216285U/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Abstract

【課題】長さの調整が容易であり、短時間での長さ調整が可能なコーンバーを提供する。【解決手段】伸縮可能な本体部11を備え、本体部11は、内側管16及び外側管17をスライド可能に繋げて構成され、内側管16及び外側管17が重なり合った重合部分25に入り込んで固定するストッパ機構部24を有する。また、ストッパ機構部24は、内側管16の中に配置され、弾性部材32の付勢により内側管16と外側管17により構成される重合部分25に入り込む。ストッパ機構部24は、内側管16及び外側管17に設けられたストッパ孔38、39に進入するストッパ31を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、例えば、工事現場等でロードコーンと組み合わせて使用されるコーンバーに関する。
一般に、工事現場等では区画用品としてコーンバーが用いられることがある。コーンバーは、例えばABSやPP等の合成樹脂製のパイプの両端にリングを備えている。そして、コーンバーのリングを円錐状のロードコーンに被せ、ロードコーンの上端をリングに通過させることで、2つのロードコーンの間にコーンバーが架け渡される。
特開2016−118080号公報
上述のようなコーンバーとしては、長さ調節が可能な伸縮式のものが市販されているが、これらは長さを自在に変えられることに主眼が置かれたものであり、長さの調整に要する時間や手間に十分に配慮されたものであるとはいい難い。また、コーンバーは、工事現場等で使用されるものであり、比較的大きな負荷が作用することも考えられる。そして、コーンバーは、耐久性が重要であるにも関わらず合成樹脂製のものが主流であり、耐久性や剛性が不十分となることもあった。
本考案はこのような課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、長さの調整が容易であり、短時間での長さ調整が可能なコーンバーを提供することにある。
上記目的を達成するために本考案は、伸縮可能な本体部を備え、前記本体部は、複数の管状部材をスライド可能に繋げて構成され、2つの前記管状部材が重なり合った重合部分に入り込んで固定するストッパ部を有することを特徴とするコーンバー装置にある。
また、他の考案は、前記管状部材には、外側に配置される外側管と、前記外側管の内側に進入した内側管とがあり、
前記ストッパ部は、前記内側管の中に配置され、弾性部材の付勢により前記内側管と前記外側管により構成される前記重合部分に入り込むことを特徴とするコーンバー装置にある。
本考案によれば、長さの調整が容易であり、短時間での長さ調整が可能なコーンバー装置を提供することができる。
(a)は本考案の第1実施形態に係るコーンバー装置の最大伸長時の状態を概略的に示す平面図、(b)はコーンバー装置の最大収縮時の状態を概略的に示す平面図、(c)はストッパ機構部を概略的に示す説明図である。 (a)は本考案の第2実施形態に係るコーンバー装置のストッパ機構部を概略的に示す説明図、(b)は外側管のストッパ孔を示す説明図である。
以下、本考案のコーンバー装置に係る第1実施形態を図面に基づいて説明する。図1(a)には、コーンバー装置としての伸縮式コーンバー(以下「コーンバー」と称する)10を示している。このコーンバー10は、その全長を複数段階(ここでは4段階)に変更することが可能なものである。
コーンバー10は、金属製で管状の本体部11と、本体部11の軸方向の両端に設けられた2つのリング部12を有している。これらのうちリング部12は、円錐状のロードコーン(図示略)を差し込めるようにしているものであり、リング部12の材質としては合成樹脂などを採用することが可能である。
ここで、ロードコーンは、道路や工事現場などにおいて、規制や区分けを目的として置かれる保安具として一般によく知られているものである。そして、ロードコーンは、錘となるゴム製のコーンウェイトを組み合せられて使用される場合がある。このようなロードコーンは、「パイロン」、「三角コーン」、「ラバーコーン」、或いは「セーフティーコーン」などとも呼ばれている。
図1(a)に示すように、コーンバー10の本体部11は、内側管16と外側管17を有している。内側管16の内径は、外側管17の外径よりも僅かに小さくなっており、内側管16の一端部は、外側管17の内側に挿入されている。そして、内側管16は、外側管17と一部を重ね合わせたまま軸方向(長さ方向)にスライドできるようになっている。ここで、内側管16と外側管17には、黄色の下地に黒で所定の幅を有する斜めの線(帯)が描かれている。また、内側管16と外側管17の長さは、例えばそれぞれ1000mmとすることが可能である。
本体部11には、長さ調整機構部21が設けられている。長さ調整機構部21は、図1(c)に示すような、ストッパ部としてのストッパ機構部24により構成されている。ストッパ機構部24には、内側管16内に配置されたストッパ31と弾性部材32とが備えられている。ストッパ31は、円柱状に形成された軸部33と、軸部33における軸方向の途中の部位から側方に張り出したフランジ部34を有している。そして、軸部33の先端には、球面状の曲面部35が形成されている。
弾性部材32としては、ねじりコイルばねが用いられており、弾性部材32を構成する鋼製ワイヤの一方の端部36は、ストッパ31の軸部33における基端側においてフランジ部34に係止するよう、巻回下状態に加工されている。また、弾性部材32を構成する鋼製ワイヤの他方の端部37は、内側管16の内周面に係止している。
ここで、本実施形態においては、弾性部材32における他方の端部37の、内側管16への係止は、弾性部材32の弾性復元力を利用して行われている。ただし、これに限らず、例えば、内側管16の内周面にプレス加工等により所定の凹凸を形成して、弾性部材32における他方の端部37を係止させるといったことも可能である。
ストッパ31は、弾性部材32の弾性復元力を利用して、内側管16の径方向に進退動作することが可能である。内側管16には、ストッパ31の軸部33を進入させることが可能なストッパ孔38が設けられている。さらに、内側管16と重なり合った外側管17にもストッパ孔39が貫通するよう設けられている。そして、内側管16と外側管17の両方のストッパ孔38、39の位置を略一致させた状態で、ストッパ31の軸部33が、両方のストッパ孔39に進入している。
ストッパ31は、鎹(かすがい)のように機能し、内側管16と外側管17に入り込むことで、内側管16と外側管17を連結している。ストッパ31におけるフランジ部34の位置は、曲面部35の先端が、外側管17のストッパ孔39内に収まるよう設定されている。フランジ部34の形状は、平板状でも良く、或いは、内側管16の内周面に沿うよう湾曲した曲面形状であってもよい。
弾性部材32の弾性復元力は、フランジ部34の内側管16への押し付け力が、ストッパ31を通常程度の使用の態様ではがたつきを生じないよう設定されている。そして、弾性部材32の弾性復元力は、例えば指定ねじれ角で発生するねじりモーメントの値等を用いて表すことが可能である。さらに、ストッパ31の素材や、軸部33の外径などといった諸条件は、内側管16と外側管17の両方(或いは片方)のストッパ孔38、39の中で、通常程度の使用の態様では摩耗し過ぎたり、がたつき過ぎたりせずロックできるように設定されている。
また、外側管17のストッパ孔39は複数形成されており、複数のストッパ孔39は、外側管17のリング部12に向い、同一直線状に所定間隔で配置されている。本実施形態では、外側管17におけるストッパ孔39の数は合計で4個であり、ストッパ孔39の間隔は250mm程度となっている。なお、これに限定されず、ストッパ孔39の数や間隔は変更することが可能である。また、ストッパ孔39の間隔は、一定ではなく、例えば一部の間隔が他の部位の間隔と異なるようにすることも可能である。
また、ストッパ孔38、39の形状としては、図1(b)に示すような真円状に限らず、例えば長穴状、正方形状、長方形状、三角形状、多角形状等であってもよい。また、ストッパ31の軸部33の断面形状も、真円状に限らず、例えば正方形状、長方形状、三角形状、多角形状等とすることが可能である。さらに、フランジ部34の輪郭形状も、真円状や矩形状などとすることが可能である。
このように本体部11にはストッパ機構部24が設けられており、各ストッパ機構部24では、内側管16と外側管17が、径方向のがたつきが過大とならない状態で重なり合って重合部分25を形成している。さらに、各ストッパ機構部24では、ストッパ31が、内側管16と外側管17と過大ながたつきを生じないよう接するとともに、弾性部材32がクリップのように機能し、ストッパ31を内側管16に押し付けている。このため、各ストッパ機構部24においては、内側管16と外側管17の連結の強度が十分に確保される。
内側管16を外側管17に対し、例えば作業者が軸方向へ相対的にスライド変位させる力を作用させ、ストッパ31をいずれかのストッパ孔39に進入させることで、内側管16の、外側管17からの突出量が変化し、コーンバー10の長さが変わる。本実施形態では、外側管17のストッパ孔39が250mm程度の間隔で4つ形成されていることから、コーンバー10の長さは、250mm程度ずつ4段階に変化する。
このスライド変位の動作を行わせる際、外側管17におけるストッパ孔39の周縁部が、ストッパ31の曲面部35の曲面に沿って移動し、曲面部35に乗り上げる。そして、外側管17は、曲面部35上で滑りながらスライド移動し、ストッパ31を弾性部材32の弾性復元力に抗しながら、内側管16の内部に向けて押し下げる。そして、内側管16と外側管17のストッパ31による係合関係が解除され、外側管17がスライド可能となる。ここで、外側管17におけるストッパ孔39の周縁部において、曲面部35に接する角部に、スライド移動が滑らかになるようR加工や面取り加工を施すことが考えられる。
以上説明したような本実施形態のコーンバー10によれば、ストッパ機構部24のストッパ31を、外側管17のストッパ孔39に選択的に差込むことで、コーンバー10の長さを変化させることができる。したがって、コーンバー10の長さの調整が容易であり、短時間で長さ調整を行うことができる。そして、コーンバー10やロードコーン(図示略)が設置される現場の状況に応じた区画作業を、短時間で行うことができる。また、作業時間を短縮することで確保した時間を、他の作業に振り向けることが可能となる。
また、本実施形態のコーンバー10によれば、内側管16を外側管17に対し相対的にスライドさせ、ストッパ31を外側管17のストッパ孔39に進入させるのみで、内側管16と外側管17のロックを行うことができる。そして、伸縮という目的のために、伸縮方向への操作のみを行うことで目的を達成することが可能である。このため、伸縮させるために必要な作業を直感的に把握し易く、不慣れな作業者であっても事前の説明等を受けずに容易にコーンバー10を伸縮させることができる。
さらに、本実施形態のコーンバー10によれば、外側管17に複数(ここでは4つ)のストッパ孔39を設けていることから、コーンバー10の長さ調整を複数段階で行うことが可能である。また、ストッパ31を使用した構造により内側管16と外側管17を連結させているので、例えば、コーンバー10が運搬中に誤って伸長してしまうといったことを防止できる。
さらに、本体部11が金属製であるので、例えば本体部11の全てを合成樹脂製とした場合に比べて、自動車や歩行者等の接触があった場合に音を生じやすい。このため、自動車等の接触があっても作業者が接触に気付かないといったようなことを防止できる。また、本体部11は、内側管16と外側管17に分割された構造を有しているため、内側管16と外側管17の干渉により、自動車等の接触の際に最大限音を発生させることができる。また、内側管16と外側管17の連結を、ストッパ31や弾性部材32により行っていることから、自動車等の接触の際に、内側管16と外側管17の相対的な変位により衝撃を吸収できたり、接触のエネルギを音に変換できたりする。さらに、コーンバー10に過大な衝撃が加わった際には、内側管16と外側管17が分離して路上に落ちることなどにより、音が発生し易い。そして、これらのことから、コーンバー10を、自動車等の接触があった場合の十分な安全策が施されたものとすることができる。
なお、本考案は要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。例えば、内側管16や外側管17の内少なくとも一方の材質を合成樹脂とすることが可能である。また、弾性部材32を図2(a)に示すような形態とし、ストッパ31を省略することも可能である。
図2(a)は、本考案の第2実施形態に係る弾性部材42と、その周辺部を示している。図2(a)において、図1(c)に示す第1実施形態と同様の部分については同一符号を付している。第2実施形態に係る弾性部材42では、ストッパ部45が、弾性部材42を構成するワイヤを折り曲げ加工して一体に形成されている。ストッパ部45は、山型に形成されており、内側管16と外側管17の両方のストッパ孔38、39に進入している。
また、ストッパ部45の先端部は外側管17から数ミリ(ここでは2mm)程度突出している。さらに、内側管16や外側管17のストッパ孔38、39は、図2(b)に外側管17のみを示すように、ストッパ部45の形状に概ね整合するように長孔状に形成されている。さらに、弾性部材42の一方の端部36は、内側管16の内周面に、弾性部材42が生じる付勢力を介して係止している。
このようにすることで、内側管16と外側管17の連結に係る部品点数を省略できる。そして、前述した第1実施形態に比べて、部品コストの削減できるとともに、組み立てを容易に行うことが可能となる。さらに、第1実施形態においては、場合によってはストッパ31との弾性部材32との分離を考慮する必要が生じるが、本実施形態ではそのような点を考慮する必要がなく、信頼性に優れている。
10 コーンバー(コーンバー装置)
11 本体部
12 リング部
16 内側管(管状部材)
17 外側管(管状部材)
24 ストッパ機構部(ストッパ部)
31 ストッパ
32、42 弾性部材
38、39 ストッパ孔
35、45 ストッパ部

Claims (2)

  1. 伸縮可能な本体部を備え、前記本体部は、複数の管状部材をスライド可能に繋げて構成され、2つの前記管状部材が重なり合った重合部分に入り込んで固定するストッパ部を有することを特徴とするコーンバー装置。
  2. 前記管状部材には、外側に配置される外側管と、前記外側管の内側に進入した内側管とがあり、
    前記ストッパ部は、前記内側管の中に配置され、弾性部材の付勢により前記内側管と前記外側管により構成される前記重合部分に入り込むことを特徴とする請求項1に記載のコーンバー装置。
JP2018000804U 2018-03-06 2018-03-06 コーンバー装置 Expired - Fee Related JP3216285U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018000804U JP3216285U (ja) 2018-03-06 2018-03-06 コーンバー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018000804U JP3216285U (ja) 2018-03-06 2018-03-06 コーンバー装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3216285U true JP3216285U (ja) 2018-05-24

Family

ID=62186649

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018000804U Expired - Fee Related JP3216285U (ja) 2018-03-06 2018-03-06 コーンバー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3216285U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106170426B (zh) 用于转向柱组件的伸缩罩
JP5293824B2 (ja) 衝撃吸収式ステアリング装置
US9802454B2 (en) Plastic spring seat having integrated crash member
US8051742B2 (en) Steering wheel position adjustment device
US9079610B2 (en) Telescopic device of steering column for vehicle
US20120040790A1 (en) Tensioning Apparatus with Locking Bracket
CN104843052A (zh) 操舵装置
CN105531175B (zh) 伸缩式组件
KR102338794B1 (ko) 철도 차량의 충격 에너지 흡수 장치
WO2014153482A1 (en) Energy absorbing assembly for vehicle
US2757028A (en) Steering rods for motor vehicles
JP3216285U (ja) コーンバー装置
US7392736B2 (en) Piston-cylinder unit with a protective sleeve
AU2019379514A1 (en) Roadway barrier apparatus
US10814902B2 (en) Steering column assembly
US11208139B2 (en) Steering column assembly
KR102183871B1 (ko) 타이어 성형 드럼 및 그 동작 방법
CN108025757B (zh) 转向柱组件
JP2009142425A (ja) 安全帯
CN110023176B (zh) 转向柱组件
US1542553A (en) Stovepipe connection
JP2018130996A (ja) ステアリング装置
JP2009192064A (ja) 伸縮軸及びこれを使用したステアリング装置
JP2018537625A (ja) 取り外し可能なドリル部材を有する強固なセルフドリリングリベット
KR20190079271A (ko) 파이프 보호 커버

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3216285

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees