JP3216284U - 巻き込まれ防止装置 - Google Patents

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成幸 西脇
成幸 西脇
実 関野
実 関野
昌吾 山田
昌吾 山田
前島 浩二
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Abstract

【課題】作業員が誤ってウインチロープを持っても、サブブーム装置のサブブーム先端部のシーブに掛けられたウインチロープに、作業員の手が巻き込まれることを防止できる巻き込まれ防止装置を提供することである。【解決手段】結束バンド22は、サブブーム先端部の根元にリング25を通して巻き付けられリング25をサブブーム先端部に固定し、作業員の手がウインチロープ18に巻き込まれるのを防止する保護カバー23は、ウインチロープ18を貫通して取り付けられ、紐24の一方は保護カバー23に固定され、他方は結束バンド22により固定されたリング25にカラビナ26を介して着脱可能に取り付けられ、サブブーム装置のサブブーム先端部のシーブ19に掛けられたウインチロープ18に作業員の手が巻き込まれるのを防止する。【選択図】 図2

Description

本考案は、高所作業車に用いられるサブブーム装置のサブブーム先端部のシーブに掛けられたウインチロープに作業員の手が巻き込まれるのを防止する巻き込まれ防止装置に関する。
一般に、高所の所望位置で作業を行なう場合、伸縮・起伏・旋回等が自在なブームを搭載した高所作業車が使用されている。そして、ブームの先端部には作業員が乗る作業台が水平旋回可能に設けられ、また、ブームの先端部には旋回可能にサブブーム装置が設けられている。
サブブーム装置はウインチを有しており、ウインチにはウインチロープが捲回されている。一方、サブブーム装置のサブブーム先端部にはウインチロープを掛け回すことのできるシーブが取り付けられおり、ウインチからウインチロープを繰り出すことで、シーブを介してウインチロープは下方に垂れ下がった状態になる。ウインチロープの先端部にはフックが設けられこのフックに吊り荷を掛止する。
ここで、吊り荷の重量が過大であると、高所作業車の安全性が低下する恐れがあるので、ウインチに作用する吊り荷の荷重を荷重測定手段を備えずして高所作業車の安全の低下を未然に防止できるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。これは、ウインチを駆動するモータMに流れる電流が許容最大電流値よりも大きい場合にはモータMに供給される電力の供給を停止させるものである。
特開平11−246183号公報
特許文献1のものでは、ロードセル等の荷重測定手段を備えることなく、ウィンチに過大な重量の吊り荷が作用したことを検出でき、高所作業車の安全性の低下を未然に防止することができるが、サブブーム装置のサブブーム先端部のシーブに掛けられたウインチロープに、作業員の手が巻き込まれるのを防止する機能は有していないことから、作業員が誤って手をウインチロープに巻き込まれる可能性がある。
本考案の目的は、作業員が誤ってウインチロープを持っても、サブブーム装置のサブブーム先端部のシーブに掛けられたウインチロープに作業員の手が巻き込まれることを防止できる巻き込まれ防止装置を提供することである。
請求項1の考案に係る巻き込まれ防止装置は、高所作業車に用いられるサブブーム装置のサブブーム先端部のシーブに掛けられたウインチロープに作業員の手が巻き込まれるのを防止する巻き込まれ防止装置において、前記サブブーム先端部の根元にリングを通して巻き付けられ前記リングを前記サブブーム先端部に固定する結束バンドと、前記ウインチロープを貫通して取り付けられ前記ウインチロープに作業員の手が巻き込まれるのを防止する保護カバーと、一方は前記保護カバーに固定され他方は前記結束バンドにより固定された前記リングに着脱可能に取り付けられるカラビナを有し前記カラビナを介して前記保護カバーを前記結束バンドに連結する紐とを備えたことを特徴とする。
請求項2の考案に係る巻き込まれ防止装置は、請求項1において、前記紐の長さは、前記保護カバーを前記ウインチロープに容易に取り付けできる長さとすることを特徴とする
請求項1の考案によれば、ウインチロープを貫通してウインチロープに作業員の手が巻き込まれるのを防止する保護カバーを取り付け、保護カバーをサブブーム先端部に巻き付けられた結束バンドのリングに紐で取り付けるので、作業員が誤ってウインチロープを持ったとしても、保護カバーによりウインチロープに作業員の手が巻き込まれるのを防止できる。
請求項2の考案によれば、紐の長さは保護カバーをウインチロープに容易に取り付けできる長さとするので、作業員は安全に保護カバーをウインチロープに取り付けることができる。
本考案の実施形態に係る巻き込まれ防止装置を高所作業車に適用した構成図。 本考案の実施形態に係る巻き込まれ防止装置の詳細図。
以下、本考案の実施形態を説明する。図1は本考案の実施形態に係る巻き込まれ防止装置を高所作業車に適用した構成図である。配電工事を行う電柱11に近接して高所作業車12が配置される。高所作業車12にはブーム13が搭載されており、このブーム13の先端部には作業員14が乗る作業台15が水平旋回可能に設けられ、また、旋回可能にサブブーム装置16が設けられている。ブーム13は伸縮・起伏・旋回等が自在である。
サブブーム装置16はウインチ17を有しており、ウインチ17にはウインチロープが捲回されている。サブブーム装置16のサブブーム先端部にはウインチ17からのウインチロープ18を掛け回すことのできるシーブ19が取り付けられている。ウインチ17からウインチロープ18を繰り出すことで、シーブ19を介してウインチロープ18は下方に垂れ下がった状態になり、ウインチ17でウインチロープ18を巻き上げることでウインチロープ18を上方に巻き上げる。ウインチロープ18の先端部にはフック20が設けられ、このフック20に配電工事用の吊り荷が掛止される。
本考案の巻き込まれ防止装置21は、結束バンド22と、保護カバー23と、紐24とを備えている。結束バンド22はサブブーム先端部の根元に巻き付けられ、保護カバー23はウインチロープ18を貫通して取り付けられ、紐24は保護カバー23と結束バンド22とを連結する。これにより、巻き込まれ防止装置21は作業員14の手がウインチロープ18に巻き込まれるのを防止する。
図2は本考案の実施形態に係る巻き込まれ防止装置21の詳細図である。図2に示すように、結束バンド22はサブブーム先端部の根元にリング25を通して巻き付けられ、リング25をサブブーム先端部に固定するものである。保護カバー23は作業員が誤ってウインチロープ18を持っても、作業員の手がウインチロープ18に巻き込まれシーブ19に接触することがないように保護するものである。保護カバー23はシーブ19から垂れ下がったウインチロープ18を貫通して取り付けられる。保護カバー23としては、ウインチロープ18の軸方向に半割れの円筒体を用いる。これは、ウインチロープ18の途中からでも保護カバー23の取り付けを可能とするためである。これにより、ウインチロープ18の周囲を軸方向に包囲するように装着することによって、ウインチロープ18を貫通した状態で取り付けられる。
次に、紐24は結束バンド22と保護カバー23とを連結するものである。紐24の一方は保護カバー23に固定されている。紐24の他方にはカラビナ26が取り付けられており、カラビナ26により結束バンド22のリング25に着脱可能に取り付けられる。カラビナ26が結束バンド22のリング25に装着されると、保護カバー23は結束バンド22に連結される。保護カバー23をカラビナ26により結束バンド22のリング25に着脱可能に取り付けるようにしたのは、高所作業車の走行時やサブブームを使用しないときには、保護カバー23を必要としないので保護カバー23を容易に取り外し可能とするためである、
ここで、紐24の長さは、作業員14が保護カバー23をウインチロープ18に容易に取り付けできる長さとする。実用的には25cm〜30cmぐらいの長さが好ましい。
このように、本考案の実施形態の巻き込まれ防止装置21はサブブーム装置16に改造を加えることなく構成できる。また、その構成要素である結束バンド22、保護カバー23、紐24、リング25、カラビナ26は、市販の部材を使用することができるので安価に製作できる。
以上、本考案の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、考案の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、考案の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、考案の範囲や要旨に含まれるとともに、登録実用新案請求の範囲に記載された考案とその均等の範囲に含まれる。
11…電柱、12…高所作業車、13…ブーム、14…作業員、15…作業台、16…サブブーム装置、17…ウインチ、18…ウインチロープ、19…シーブ、20…フック、21…巻き込まれ防止装置、22…結束バンド、23…保護カバー、24…紐、25…リング、26…カラビナ

Claims (2)

  1. 高所作業車に用いられるサブブーム装置のサブブーム先端部のシーブに掛けられたウインチロープに作業員の手が巻き込まれるのを防止する巻き込まれ防止装置において、
    前記サブブーム先端部の根元にリングを通して巻き付けられ前記リングを前記サブブーム先端部に固定する結束バンドと、
    前記ウインチロープを貫通して取り付けられ前記ウインチロープに作業員の手が巻き込まれるのを防止する保護カバーと、
    一方は前記保護カバーに固定され他方は前記結束バンドにより固定された前記リングに着脱可能に取り付けられるカラビナを有し前記カラビナを介して前記保護カバーを前記結束バンドに連結する紐と、
    を備えたことを特徴とする巻き込まれ防止装置。
  2. 前記紐の長さは、前記保護カバーを前記ウインチロープに容易に取り付けできる長さとすることを特徴とする請求項1に記載の巻き込まれ防止装置。
JP2018000803U 2018-03-06 2018-03-06 巻き込まれ防止装置 Active JP3216284U (ja)

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