JP3216127U - 点滴用容器及び、点滴液容器の被覆体 - Google Patents

Abstract

【課題】視力の弱い人でも点滴液容器内の点滴液残量を容易に把握できる点滴液用容器及び、点滴液容器の被覆体（被覆フィルム）を提供する。【解決手段】既存の点滴液用容器１の透明部分に様々な図形４を施す。また、ポリ塩化ビニール等のフィルムに、様々な図形４を均等の間隔で複数ケ所に印刷して点滴液用容器を被覆する。本考案は、透明な点滴用容器１へ図形４を施した容器に点滴液３を充填して、図形４の背面から視ると、凸レンズ効果と光の屈折効果により点滴液部の図形４が拡大されて標示される。また、ポリ塩化塩化ビニール等のフィルムに図形４を施したフィルムで容器を被覆した容器の点滴液部の図形４も拡大されて標示されるので、視力の弱い人でも容易に容器の点滴液残量を把握できる。また、構造が簡単なので安価に加工できる。【選択図】図１

Description

本考案は、医療施設で患者の点滴注射に用いる点滴液用容器と、容器の被覆体に関する。

医療施設において、患者が点滴注射を投与されているなかで、点滴液容器内の点滴液残量が減じたときに視力の弱い人は、点滴液残量を容易に把握でき難かった。

特開２０００−２５４２０７

考案を解決しようとする課題

本考案は、視力の弱い人でも点滴液容器内の点滴液残量を容易に把握できる点滴液用容器と容器被覆体を考案した。

課題を解決するための手段

既存の点滴液用容器の透明部に様々な図形を施した。また、容器を被覆するためにポリ塩化ビニール等のフィルムに様々な図形を印刷した。

考案の効果

上述の様に、既存の点滴液用容器の透明部へ様々な図形を施した容器内の点滴液充填部の図形が、凸レンズ効果と光の屈折効果によって拡大されて標示される。
また、ポリ塩化ビニール等の被覆体に印刷した図面も、被覆した容器内の点滴液充填部が拡大されて標示される。

容器の透明部へ、縦状に長方形の図形を施した本考案の実施例を示す図面である。 容器に点滴液を充填した状態で、透明部の図形が拡大されて標示された実施例を示す図面である。 容器内の点滴液が約５分の４投与された状態の図面である。 透明なポリ塩化ビニール等のフィルムに、例えば均等の間隔で３ケ所に長方形の図形を印刷して筒状にした実施例の斜視図である。 透明なポリ塩化ビニール等のフィルムに、例えば均等の間隔で３ケ所に長方形の図形を印刷した容器用の被覆フィルムの実施例の正面図である。

既存の点滴液用容器の透明部へ、様々な図形を施した容器に点滴液を充填すると、容器の凸レンズ効果と光の屈折効果によって、図形の背面から視ると図形が拡大されて標示される形状としたことにより、点滴液容器の点滴液投与に携わる人も、点滴液を投与されている患者で視力の弱い人でも、容器の点滴液残量を容易に把握できる。
また、透明なポリ塩化ビニール等のフィルムに、例えば様々な図形を印刷したフィルムで容器を被覆した容器に、点滴液を充填すると図形の背面から視ると、図形が拡大され標示される。

点滴液用容器及び、点滴液用容器の被覆体に施す図形は、丸形・角形・風景等の様々な図形ができる。

点滴用容器の被覆体は、フィルム状でもシート状や袋状の形状もできる。

以下、添付図面によって、実施例を説明する。既存の点滴液容器１の透明部に、長方形の図形４を施した。また、透明なポリ塩化ビニール等のフィルム８に、長方形の図形４を均等の間隔で３ケ所に印刷した他、２は点滴液面、３は点滴液、５は図面の点滴液部が拡大されて標示されている図形、６は点滴液出口部、７は吊り上げ部。

容器内の点滴液充填量が減ると、拡大されて標示されている図形も減少される。また、既存の点滴液用容器の透明部へ、様々な図形を施すこともできる。

１ 点滴液容器
２ 点滴液面
３ 点滴液
４ 図形
５ 点滴液部が拡大され標示されている図形
６ 点滴液出口部
７ 吊り上げ部
８ 被覆フィルム

Claims (2)

1. 既存の点滴液用容器の透明な部分に、様々な図形を施したことを特徴とした点滴液用容器。
2. 透明なポリ塩化ビニール等のフィルムに様々な図形を施し、点滴用容器の透明部を被 覆することを特徴とした点滴液用容器の被覆フィルム。

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