JP3215621B2 - 駆動装置 - Google Patents

駆動装置

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JP3215621B2
JP3215621B2 JP4565196A JP4565196A JP3215621B2 JP 3215621 B2 JP3215621 B2 JP 3215621B2 JP 4565196 A JP4565196 A JP 4565196A JP 4565196 A JP4565196 A JP 4565196A JP 3215621 B2 JP3215621 B2 JP 3215621B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人力を主たる動力源と
して走行・駆動・推進する、自転車・車椅子・人力飛行
機・水上/水中推進体、ホテル・病院・倉庫などで稼働
するワゴン・カート・運搬車、その他、手回しで作動す
るウインチ、昇降・撹拌・プレス・介護機器などの駆動
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人力駆動装置として多く見掛けるもの
に、イ)自転車のペダルクランク方式、ロ)手動ウイン
チのアームクランク方式、ハ)フィットネス機器とか小
型エンジンの始動などに用いるチェーン又はロープ牽引
方式、ニ)ローイング=舟漕ぎ方式などを挙げることが
できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】クリーンエネルギーが
強く求められている今日、動力源を人力に頼る諸装置、
機械、乗物等について、よりいっそう有効な手段を見つ
けようと考えるのは理に適っている。操者の姿勢、機械
の種類、駆動方式等に就いて、肉体疲労の軽減も含めて
見直すとき、人間の筋力は『押し』と『引き』に優れて
いる。本発明は、この人間の筋力の『押し』と『引き』
に適したリニアドライブ(往復直線運動)方式の新たな
駆動装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記新たな駆動装置は、
固定歯車(2)、駆動歯車(4)の歯数比を2:1とし、駆動
歯車、第1アイドル歯車(3)及び固定歯車よりなる歯車
列と、第1アイドル歯車(3)と一体に回転するとともに
歯数が第1アイドル歯車より多い第2アイドル歯車(3a)
と従動歯車(5)とよりなる歯車列と、駆動歯車、第1ア
イドル歯車及び第2アイドル歯車を保持する従動レバー
(11)と、従動レバーに回転自在に支持され、駆動歯車を
固着してなる入力軸(7)と、第1,第2アイドル歯車を
従動レバーに回転自在に支持するアイドラー軸(9)と、
入力軸(7)に一方の端部を結合し他方の端部にハンドル
(14)を有し、腕の長さが従動レバーの腕の長さに等しい
入力レバー(13)と、第1ワンウェイクラッチ(6)を介し
て従動レバーが嵌合され、第2ワンウェイクラッチ(6a)
を介して従動歯車が嵌合される出力軸(10)と、出力軸を
回転自在に支持するとともに、出力軸の軸心が固定歯車
の中心と同軸になるように固定歯車を固定する保持枠
(1)と、からなり、ハンドルの往復動による従動レバー
の揺動方向と従動歯車の回転方向が反対となり、ハンド
ルの往動又は復動で従動レバーの第1ワンウェイクラッ
チが作用し、ハンドルの復動又は往動で従動歯車の第2
ワンウェイクラッチが作用して出力軸に回転を与えるこ
とを特徴とするもの(請求項1)、また、固定歯車
(2)、駆動歯車(4)の歯数比を2:1とし、駆動歯車、第
1アイドル歯車(3)及び固定歯車よりなる歯車列と、第
1アイドル歯車(3)と一体に回転するとともに歯数が第
1アイドル歯車より多い第2アイドル歯車(3a)と従動歯
車(5)とよりなる歯車列と、駆動歯車、第1アイドル歯
車及び第2アイドル歯車を保持する従動レバー(11)と、
従動レバーに回転自在に支持され、駆動歯車を固着して
なる入力軸(7)と、第1、第2アイドル歯車を従動レバ
ーに回転自在に支持するアイドラー軸(9)と、入力軸(7)
に一方の端部を結合し他方の端部にペダルを有し、腕の
長さが従動レバーの腕の長さに等しい入力レバー(13)
と、ペダルを元の位置に戻す復帰スプリングと、第1ワ
ンウェイクラッチ(6)を介して従動レバーが嵌合され、
第2ワンウェイクラッチ(6a)を介して従動歯車が嵌合さ
れる出力軸(10)と、出力軸を回転自在に支持するととも
に、出力軸の軸心が固定歯車の中心と同軸になるように
固定歯車を固定する保持枠(1)と、からなり、ペダルの
往復動による従動レバーの揺動方向と従動歯車の回転方
向が反対となり、ペダルの往動又は復動で従動レバーの
第1ワンウェイクラッチが作用し、ペダルの復動又は往
動で従動歯車の第2ワンウェイクラッチが作用して出力
軸に回転を与えることを特徴とするもの(請求項2)、
また、第1入力リンク(15)、他方の端部に歯型が形成さ
れている第1従動リンク(16)、これらリンクの一方の端
部を回転自在に連結する第1トグルピン(8)からなる第
1トグルリンクと、第2入力リンク(15a)、他方の端部
に歯型が形成されている第2従動リンク(16a)、これら
リンクの一方の端部を回転自在に連結する第2トグルピ
ン(8a)からなる第2トグルリンクと、第1,第2従動リ
ンク(16)、(16a)の他方の端部に設けられた第1のワン
ウェイクラッチ(6b)、第2のワンウェイクラッチ(6c)
と、第1,第2のワンウェイクラッチ(6b)、(6c)を介し
て第1、第2従動リンク(16)、(16a)の他方の端部が、
その歯型が互いに噛み合うように嵌合される第1出力軸
(10a)、第2出力軸(10b)と、第1,第2出力軸を回転自
在に支持する保持枠(1)と、第1,第2入力リンクの他
方の端部を連結するハンドル(17)と、からなり、第1ト
グルリンクと第2トグルリンクとは対称に設けられ、ハ
ンドルの往動又は復動で第1のワンウェイクラッチが作
用して第1出力軸に回転を与え、復動又は往動で第2の
ワンウェイクラッチが作用して第2出力軸に回転を与え
ることを特徴とするもの(請求項3)である。
【0005】
【作用】請求項1に係る発明は、ハンドル(14)を往動又
は復動させると、入力レバー(13)が揺動し、入力軸(7)
及びこれに固着した駆動歯車(4)が回転し、次いで、第
1アイドル歯車(3)が、固定歯車(2)と噛み合いながら行
き来して、従動レバー(11)を揺動させることになる。揺
動する従動レバーは、第1ワンウェイクラッチ(6)を介
して出力軸(10)を回転する。この時、従動歯車(5)は従
動レバー(11)と反対の方向に回転し第2ワンウェイクラ
ッチ(6a)は作用しない。ハンドル(14)を復動又は往動さ
せると、往動又は復動の場合とは反対に揺動、回転し、
従動歯車(5)は第2ワンウェイクラッチ(6a)を介して出
力軸(10)を回転する。この時、従動レバー(11)は従動歯
車(5)と反対の方向に揺動し、第1ワンウェイクラッチ
(6)は作用しない。請求項2に係る発明も、ハンドルと
ペダルの違いはあるが、同様に作用する。請求項3に係
る発明は、ハンドル(17)を往動又は復動させると、第
1,第2入力リンク(15)、(15a)及び第1,第2従動リ
ンク(16)、(16a)が揺動し、この揺動により、第1従動
リンク(16)は第1のワンウェイクラッチ(6b)を介して第
1出力軸(10a)を回転する。この時、第2従動リンク(16
a)の第2のワンウェイクラッチ(6a)は作用しない。ハン
ドル(14)を復動又は往動させると、往動又は復動の場合
とは反対に揺動し、この揺動により、第2従動リンク(1
6a)は第2のワンウェイクラッチ(6c)を介して第2出力
軸(10b)を回転する。この時、第1従動リンク(16)の第
1のワンウェイクラッチ(6b)は作用しない。
【0006】
【実施の態様】請求項1に係る発明を図1,2に記載さ
れている実施例に基づいて説明する。保持枠(1)は、固
定歯車(2)を固定するとともに、出力軸(10)を回転自在
に支持している。出力軸の軸心は固定歯車の中心と同軸
となるようにしている。出力軸(10)には第1ワンウェイ
クラッチ(6)を介して従動レバー(11)が嵌合され、第2
ワンウェイクラッチ(6a)を介して従動歯車(5)が嵌合さ
れている。第1ワンウェイクラッチ(6)は、第2ワンウ
ェイクラッチ(6a)とは反対の回転方向で作用するように
設けられている。従動レバー(11)には、入力軸(7)が回
転自在に支持されており、この入力軸(7)にキー(12)を
介して駆動歯車(4)が固着されている。駆動歯車(4)と噛
み合う第1アイドル歯車(3)とこの第1アイドル歯車(3)
と一体に回転し、歯数が第1アイドル歯車(3)より多い
第2アイドル歯車(3a)とがアイドラー軸(9)を介して従
動レバー(11)に回転自在に支持されている。入力レバー
(13)は、一端が入力軸(7)の端部に結合されており、そ
の他端にはハンドル(14)を有している。ハンドル(14)の
動きが図2のリニアドライブ(往復直線運動)軌道に沿
うように固定歯車(2)と駆動歯車(4)の歯数比を2:1と
し、入力レバー(13)と従動レバー(11)の腕の長さを等し
くしている。駆動歯車(4)、第1アイドル歯車(3)及び固
定歯車(2)よりなる歯車列と、第1アイドル歯車(3)と一
体に回転するとともに歯数が第1アイドル歯車より多い
第2アイドル歯車(3a)と従動歯車(5)とよりなる歯車列
とが構成されている。そして、ハンドル(14)を往動又は
復動させると、入力レバー(13)が揺動し、入力軸(7)及
びこれに固着した駆動歯車(4)が回転し、次いで、第1
アイドル歯車(3)が、固定歯車(2)と噛み合いながら行き
来して、従動レバー(11)を揺動させることになる。揺動
する従動レバーは、第1ワンウェイクラッチ(6)を介し
て出力軸(10)を回転する。この時、従動歯車(5)は従動
レバー(11)と反対の方向に回転し、第2ワンウェイクラ
ッチ(6a)は作用しない。ハンドル(14)を復動又は往動さ
せると、往動又は復動の場合とは反対に揺動、回転し、
従動歯車(5)は第2ワンウェイクラッチ(6a)を介して出
力軸(10)を回転する。この時、従動レバー(11)は従動歯
車(5)と反対の方向に揺動し、第1ワンウェイクラッチ
(6)は作用しない。請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明において、ハンドル(14)にかえてペダルを設け
るとともに、ペダルを元に戻す復帰スプリングを設けた
ものであり、請求項1に係る発明と同様の作用を生じ
る。なお、復帰スプリングを設けることに代えて、2組
で一対の機構に仕立て左右の足の「押し」の動作が、常
時、相手の「引き」を誘起する仕組みにすることもでき
る。請求項3に係る発明を図3、4に記載されている実
施例に基づいて説明する。保持枠(1)は、第1出力軸(10
a)と第2出力軸(10b)を回転自在に支持している。第1
入力リンク(15)と第1従動リンク(16)の一方の端部とを
第1トグルピン(8)を介して回転自在に連結して第1ト
グルリンクとし、同じく、第2入力リンク(15a)と第2
従動リンク(16a)の一方の端部とを第2トグルピン(8a)
を介して回転自在に連結して第2トグルリンクとしてい
る。第1従動リンク(16)、第2従動リンク(16a)の他方
の端部には歯型が形成されているとともに、第1のワン
ウェイクラッチ(6b)、第2のワンウェイクラッチ(6c)が
設けられている。これら第1従動リンク(16)、第2従動
リンク(16a)の他方の端部は、第1,第2のワンウェイ
クラッチ(6b)、(6c)を介して、その歯型が互いに噛み合
うように第1出力軸(10a)、第2出力軸(10b)に嵌合され
ている。第1入力リンクと第2入力リンクの他方の端部
はハンドル(17)を介して連結されている。そして、第1
トグルリンクと第2トグルリンクとは対称になってい
る。第1のワンウェイクラッチ(6b)は、ハンドル(17)の
往動又は復動における第1従動リンク(16)の揺動で作用
するように設け、第2のワンウェイクラッチ(6c)は、ハ
ンドル(17)の復動又は往動における第2従動リンク(16
a)の揺動で作用するように設けられている。したがっ
て、ハンドル(17)を往動又は復動させると、第1,第2
入力リンク(15)、(15a)及び第1,第2従動リンク(1
6)、(16a)が揺動し、この揺動により、第1従動リンク
(16)は第1のワンウェイクラッチ(6b)を介して第1出力
軸(10a)を回転する。この時、第2従動リンク(16a)の第
2のワンウェイクラッチ(6c)は作用しない。また、ハン
ドル(14)を復動又は往動させると、往動又は復動の場合
とは反対に揺動し、この揺動により、第2従動リンク(1
6a)は第2のワンウェイクラッチ(6c)を介して第2出力
軸(10b)を回転する。この時、第1従動リンク(16)の第
1のワンウェイクラッチ(6b)は作用しない。
【0007】
【発明の効果】車椅子の場合、通常、大きい車輪の外側
にあるハンドリングを、操者が手回しして動く仕組みに
なっている。それ故に、車輪の位置や大きさを操者の手
・足の届く範囲内にしかもっていけない構造上の悩みが
ある。ブレーキが別個なため、ハンドリングから手を離
した途端に、上り坂で後退したり、下り坂で予想以上に
早く転がり降りる危険を伴って、運転時に余分なストレ
スが多い。更に、手首や袖が車輪に触れて汚れることも
ある。本発明にはそれがない。ハンドルやペダル部近く
に、前進/後退/ニュートラル/ブレーキなど、操縦に
必要な機能を集中して備えやすく、運転操作の自由度が
飛躍的に向上する。又、自転車で、円回動するペダルの
有効な駆動力は、全円周360度のうち、地面に鉛直な
方向に向かった、下降局面だけだが、本発明の駆動装置
は、ワンウェイクラッチの作用により遊び角(約1度)
以外、絶えず被駆動体への駆動力を供給することができ
る。また、ワンウェイクラッチの逆転防止機能は、後ず
さりに対して自動ロックの役割を果たし、操者の不安を
取り除く点も無視できない効果を提供する。
【0008】人力作動機器に例を取れば、アームクラン
ク型の場合に顕著であるが、ハンドルの位置と力のいれ
具合に因って、機器がぐらつくことは多くの人が経験し
ている。本発明の駆動装置は、その点、力の方向を床、
或いは、地面に向かって踏み込んだり、逆に、機器その
ものの重みに抗して上方に引き上げる等と、重力や床面
の反力を利用出来るばかりか、ハンドルやペダルの挙動
空間が小さくて済むことになる。
【0009】理論的問題に触れると、円回動するペダル
はその回転運動の中心の周囲に、クランク長を半径とす
る挙動領域を必要とするが、本発明の往復直線運動は回
転運動の中心を中心とする放射線状のいかなる角度から
も、回転運動の中心に向かって、或いは回転運動の中心
から外に向かって作動すればよいのだから、円回動する
従来型ペダルクランクより反円分だけ回転運動の中心の
配置の自由度が広がる。
【0010】人間の筋肉或いは動作は、押し引きにおい
て、筋力又は持久力を最もよく発揮し、疲労も少ないこ
とが知られている。本発明は、このことに適した駆動装
置である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係わる本発明駆動装置の正面図であ
る。
【図2】請求項1に係わる本発明駆動装置の側面図であ
る。
【図3】請求項3に係わる本発明装置の側面図である。
【図4】第3図のA−A部の断面図である。
【符号の説明】
1 保持枠 2 固定歯車 3 第1アイドル歯車 3a 第2アイドル歯車 4 駆動歯車 5 従動歯車 6 第1ワンウェイクラッチ 6a 第2ワンウェイクラッチ 6b 第1のワンウェイクラッチ 6c 第2のワンウェイクラッチ 7 入力軸 8 第1トグルピン 8a 第2トグルピン 9 アイドラー軸 10 出力軸 10a 第1出力軸 10b 第2出力軸 11 従動レバー 12 キー 13 入力レバー 14 ハンドル 15 第1入力リンク 15a 第2入力リンク 16 第1従動リンク 16a 第2従動リンク 17 ハンドル
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−110236(JP,A) 特開 昭57−120760(JP,A) 特開 昭58−89594(JP,A) 特開 昭58−172196(JP,A) 実開 昭58−158088(JP,U) 実公 昭17−2439(JP,Y1) 実公10753(大正14年)(JP,Y1 T) ニコラス P.チロニス 編著 横山 良明 訳「自動化ブックス(2)実例 メカニカル・コントロール(1)」(昭 54−8−10)大河出版 P.140−142 野口 尚一「機構學」(昭17−11− 20)山海堂出版部 P.425−431(第15 −29図) 芦葉 清三郎「機械運動機構」(昭32 −10−15)技報堂 P.36−37(166. カルダン円応用の直線運動機構(3)) 機械の素復刊委員会 編「新編 機械 の素」(1976−3−25)理工学社 P. 78(11.8 3個の平歯車による平行運 動(その1)) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 21/20,21/40 F16H 35/00,37/12 B62M 1/04,1/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定歯車(2)、駆動歯車(4)の歯数比を2:
    1とし、駆動歯車、第1アイドル歯車(3)及び固定歯車
    よりなる歯車列と、 第1アイドル歯車(3)と一体に回転するとともに歯数が
    第1アイドル歯車より多い第2アイドル歯車(3a)と従動
    歯車(5)とよりなる歯車列と、 駆動歯車、第1アイドル歯車及び第2アイドル歯車を保
    持する従動レバー(11)と、 従動レバーに回転自在に支持され、駆動歯車を固着して
    なる入力軸(7)と、 第1,第2アイドル歯車を従動レバーに回転自在に支持
    するアイドラー軸(9)と、 入力軸(7)に一方の端部を結合し他方の端部にハンドル
    (14)を有し、腕の長さが従動レバーの腕の長さに等しい
    入力レバー(13)と、 第1ワンウェイクラッチ(6)を介して従動レバーが嵌合
    され、第2ワンウェイクラッチ(6a)を介して従動歯車が
    嵌合される出力軸(10)と、 出力軸を回転自在に支持するとともに、出力軸の軸心が
    固定歯車の中心と同軸になるように固定歯車を固定する
    保持枠(1)と、 からなり、 ハンドルの往復動による従動レバーの揺動方向と従動歯
    車の回転方向が反対となり、 ハンドルの往動又は復動で従動レバーの第1ワンウェイ
    クラッチが作用し、ハンドルの復動又は往動で従動歯車
    の第2ワンウェイクラッチが作用して出力軸に回転を与
    えることを特徴とする駆動装置。
  2. 【請求項2】固定歯車(2)、駆動歯車(4)の歯数比を2:
    1とし、駆動歯車、第1アイドル歯車(3)及び固定歯車
    よりなる歯車列と、 第1アイドル歯車(3)と一体に回転するとともに歯数が
    第1アイドル歯車より多い第2アイドル歯車(3a)と従動
    歯車(5)とよりなる歯車列と、 駆動歯車、第1アイドル歯車及び第2アイドル歯車を保
    持する従動レバー(11)と、 従動レバーに回転自在に支持され、駆動歯車を固着して
    なる入力軸(7)と、 第1,第2アイドル歯車を従動レバーに回転自在に支持
    するアイドラー軸(9)と、 入力軸(7)に一方の端部を結合し他方の端部にペダルを
    有し、腕の長さが従動レバーの腕の長さに等しい入力レ
    バー(13)と、 ペダルを元の位置に戻す復帰スプリングと第1ワンウェ
    イクラッチ(6)を介して従動レバーが嵌合され、第2ワ
    ンウェイクラッチ(6a)を介して従動歯車が嵌合される出
    力軸(10)と、 出力軸を回転自在に支持するとともに、出力軸の軸心が
    固定歯車の中心と同軸になるように固定歯車を固定する
    保持枠(1)と、 からなり、 ペダルの往復動による従動レバーの揺動方向と従動歯車
    の回転方向が反対となり、 ペダルの往動又は復動で従動レバーの第1ワンウェイク
    ラッチが作用し、ペダルの復動又は往動で従動歯車の第
    2ワンウェイクラッチが作用して出力軸に回転を与える
    ことを特徴とする駆動装置。
  3. 【請求項3】第1入力リンク(15)、他方の端部に歯型が
    形成されている第1従動リンク(16)、これらリンクの一
    方の端部を回転自在に連結する第1トグルピン(8)から
    なる第1トグルリンクと、 第2入力リンク(15a)、他方の端部に歯型が形成されて
    いる第2従動リンク(16a)、これらリンクの一方の端部
    を回転自在に連結する第2トグルピン(8a)からなる第2
    トグルリンクと、 第1,第2従動リンク(16)、(16a)の他方の端部に設け
    られた第1のワンウェイクラッチ(6b)、第2のワンウェ
    イクラッチ(6c)と、 第1,第2のワンウェイクラッチ(6b)、(6c)を介して第
    1,第2従動リンク(16)、(16a)の他方の端部が、その
    歯型が互いに噛み合うように嵌合される第1出力軸(10
    a)、第2出力軸(10b)と、 第1,第2出力軸を回転自在に支持する保持枠(1)と、 第1,第2入力リンクの他方の端部を連結するハンドル
    (17)と、 からなり、 第1トグルリンクと第2トグルリンクとは対称に設けら
    れ、 ハンドルの往動又は復動で第1のワンウェイクラッチが
    作用して第1出力軸に回転を与え、復動又は往動で第2
    のワンウェイクラッチが作用して第2出力軸に回転を与
    えることを特徴とする駆動装置。
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JP2006136696A (ja) * 2004-11-13 2006-06-01 Iwao Harada ハンドルの往復操作により駆動する自走式車いすの駆動部

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実公10753(大正14年)(JP,Y1 T)
機械の素復刊委員会 編「新編 機械の素」(1976−3−25)理工学社 P.78(11.8 3個の平歯車による平行運動(その1))
芦葉 清三郎「機械運動機構」(昭32−10−15)技報堂 P.36−37(166.カルダン円応用の直線運動機構(3))
野口 尚一「機構學」(昭17−11−20)山海堂出版部 P.425−431(第15−29図)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006136696A (ja) * 2004-11-13 2006-06-01 Iwao Harada ハンドルの往復操作により駆動する自走式車いすの駆動部

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JPH09217810A (ja) 1997-08-19

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