JP3215520U - 水栓の水管構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】吐水方向を変更するのに省力化を図ると共に、水栓に便利に接合することができる水栓の水管構造を提供する。【解決手段】水栓1の水管構造10は、ジョイントユニット20及び水管ユニット30を含む。ジョイントユニット20は、吐水孔を画成するように水栓の水栓本体11に連結されて設けられた管継手21と、管継手の外側に設けられ、管継手に対して軸方向の回りを回転可能にされる回転モジュール22とを有する。水管ユニット30は、管継手21と繋ぐように設けられた水管31と、水管と管継手とが嵌入されて繋がれるように設けられた継ぎ部材32とを有する。継ぎ部材には、定位孔321が設けられ、回転モジュール22には、定位孔321に対応して係入して連結・定位される係着ユニット24が設けられている。【選択図】図3

Description

本考案は、水栓に接合する水栓の水管構造に関する。
従来、水栓本体1及び水管ユニット2とを備えている水栓構造が既に知られている(例えば特許文献1参照)。該水栓構造では、図1、図2に示すように、水栓本体100は、雄ねじ102付の継ぎ手手段101を有する。水管ユニット200は、管本体201と管本体201の一端に設けられた連結スリーブ202とを有する。管本体201は、外管203と、外管203内に嵌入された金属製の蛇腹管204と、蛇腹管204内に嵌入された内管205とを有する。連結スリーブ202は、前記継ぎ手手段101の雄ねじ102と螺合される雌ねじ206が形成されている。水栓構造を使う場合、水栓本体100を操作して管本体201から吐水し、また、管本体201を捻り回して管本体201の吐水方向を変えることができる。
台湾登録実用新案第540955号公報
該水栓構造では、水の吐出方向を変える際、管本体201を蛇腹管204と共に捻り回さなければならないので、蛇腹管204の変形に伴って発生する抵抗に対抗するほどの力を出さないと、管本体201をうまく捻り回すことができないため、操作上使い勝手が良くない問題点がある。また、水栓の長期間にわたっての利用によって蛇腹管204が変形してしまうと、損傷し易い問題点もある。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、吐水方向を変更するのに省力化を図ると共に、水栓に便利に接合することができる水栓の水管構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案は、水栓本体を有する水栓に、前記水栓の進水側から吐水側に流れる水の流動方向の前記吐水側に取り付けられて用いられる水栓の水管構造である。該水栓の水管構造は、前記吐水側に吐水孔を画成するように前記水栓本体に連結されて設けられた管継手と、前記管継手の外側に設けられ、前記管継手に対して前記流動方向に沿った軸方向の回りを回転可能にされる回転モジュールとを有する、ジョイントユニットと、前記軸方向に延伸されてなり前記管継手と繋ぐように設けられた水管と、前記水管と前記管継手とが嵌入されて繋がれるように設けられた継ぎ部材とを有する水管ユニットと、を備え、前記継ぎ部材には、前記軸方向と直交する径方向に貫通する定位孔が設けられ、前記回転モジュールには、前記定位孔に対応して係入して連結・定位される係着ユニットが設けられていることを特徴とする。
水栓の水管の吐水方向を変える際、水管の動きによってスリーブ状の継ぎ部材を介して回転モジュールが管継手に対して回転されることができる。このように、水管の吐水方向を円滑に変更することができ、従来のように、蛇腹管の変形に対抗する力を出さなければならない不都合を解消することができる。また、水管の蛇腹管などをねじることなく、水管の吐水方向を変更することができるので、操作が容易で省力化が可能である。
本考案の他の特徴および利点は、添付の図面を参照する以下の実施形態の詳細な説明において明白になるであろう。
従来の水栓の一例の一部を概略的に示す図である。 図1の水栓の操作状態を説明する図である。 本考案に係る第1の実施例の水管構造を備えた水栓を示す分解斜視図である。 第1の実施例の水管構造におけるジョイントユニットを示す分解斜視図である。 第1の実施例に係る水管構造を備えた水栓でありその一部を断面して示す側面図である。 図5の線VI−VIに沿った断面図である。 水栓の水管構造の操作状態を説明する図である。 図6と類似の図であり、回転環が管継手に対して時計回りに回転される状態を示す図である。 図6と類似の図であり、回転環が管継手に対して反時計回りに回転される状態を示す図である。 本考案に係る第2の実施例の水管構造を備えた水栓を示す分解斜視図である。 第2の実施例の水管構造におけるジョイントユニットを示す分解斜視図である。 第2の実施例に係る水管構造を備えた水栓をその一部を断面して示す組立側面図である。 図12の線XIIIに沿った断面図である。 図13と類似の図であり、回転環が管継手に対して時計回りに回転される状態を示す図である。 図13と類似の図であり、回転環が管継手に対して反時計回りに回転される状態を示す図である。
以下、本考案に係る水管構造のいくつかの実施例について図面を参照して説明する。なお、同一構成及び機能を有する構成要素については、同一番号を付してその説明を省略する。
(第1の実施例)
図3は、第1の実施例の水管構造を備えた水栓を示す分解斜視図、図4は、本実施例の水管構造におけるジョイントユニットを示す分解斜視図、図5は、本実施例に係る水管構造を備えた水栓でありその一部を断面して示す側面図である。水管構造10は水栓1の進水側から吐水側に流れる水の流動方向における吐水側に取り付けられて用いられるものである。図中、水栓1は、水栓本体11及びハンドル12を備えており、ハンドル12はレバー式のものが用いられ、吐水・止水の切換え操作をする。水管構造10は、ジョイントユニット20と水管ユニット30とを含み、水栓本体11と同軸に組みつけられ、水栓本体11側の基端部と吐水側の吐水端部とを有し、該基端部に対してその軸心を中心として該吐水端部が所定の角範囲だけ回動されて所定の向きに変更することが可能なものである。
ジョイントユニット20は、水栓本体11に設けられた管継手21と、管継手21の外側に回転可能に設けられた回転モジュール22とを有する。
この例では、管継手21は、水の流動方向に沿って延伸される、水を吐水する吐水孔210を画成する管壁211を有し、管壁211は自身の中心軸に沿う方向である軸方向に互いに相反する内壁面211a及び外壁面211bを有する。
管継手21は、その外壁面211bにおける進水側端部と吐水側端部にピッチが異なるねじが形成されており、その両端部の間に軸方向の吐水側(図4において上側)において軸方向と直交する径方向に窪んで環状に形成されたスロット212と、スロット212の吐水側において回転モジュール22に向かって径方向の外側に軸状に突き出る突起213と、外壁面211bにおける吐水側端部の突起213に近い側に径方向の外向きに環状に突き出る第1の段部214と、スロット212を間におくように第1の段部214から離間して進水側端部寄りに環状に突き出る第2の段部217とが設けられている。この例では、第1の段部214及び第2の段部217の間におけるスロット212は深さが異なる複数の溝から形成されている。
回転モジュール22は、第1の段部214と第2の段部217によって制限されるよう管継手21に回転可能に嵌合されるように設けられた回転環23と、水管ユニット30側と係着可能に回転環23に設けられた係着ユニット24とを有する。
回転環23は、管継手21のスロット212を取り囲むように第1の段部214及び第2の段部217の間に介装され、開口230を画成するように互いに離間した一対の自由端部232、232を有する略C字状断面を形成した環状体であり、その軸方向の回りの周方向の一方の自由端部232から他方の自由端部232に至るように延伸されるフランジ233が回転環23の径方向の外向きにつば状に突き出て形成されている。この例では、一対の自由端部232は、回転環23の軸心を中心として略100°だけ離れて開口230を画成するように設けられている。回転環23の開口230に管継手21の突起213が配置されるように回転環23が管継手21に嵌合されて装着される。
管継手21の突起213が回転環23の開口230に配置されるように回転環23が管継手21に装着されていることで、回転モジュール22が管継手21に対して予め定められた限界位置に回転された時(図7、図8参照)、一対の自由端部232、232のいずれかの一方の自由端部232が突起213に当接される。このように、管継手21の突起213と、回転環23の開口230とは、回転モジュール22の管継手21に対しての回転範囲を制限する回転制限機構として形成される。
係着ユニット24は、この例では、正面視で略V字状のスリット231が形成されるように切り欠いて弾性的に径方向に揺動可能なアーム部241が設けられている。アーム部241の中央片の先端部には、ロッド242が径方向の外向きに突き出て設けられている。ロッド242が押され、アーム部241が管継手21側の内方に押動されると、管継手21のスロット212に入って退避することができる。
水管ユニット30は、軸方向に延伸されてなり管継手21と繋ぐように設けられた水管31と、水管31の吐水側に取り付けられた吐水部材33と、水管31の進水側に水管31と管継手21とが嵌入されて繋がれるように設けられた継ぎ部材32とを有する。吐水部材33は水管31の吐水側にスリーブ状に装着されている。
水管31は、水の流路を画成する多重管構造であり、その内方から外側の順番に内側管部材313と、内側管部材313から所定の隙間だけ離間する外側管部材311と、内側管部材313と外側管部材311との間の隙間に配置される中間管部材312とが配置されている。中間管部材312は、例えば可撓性を備えた金属製の蛇腹管等のフレキシブルチューブが用いられる。
継ぎ部材32は、図3等に示すように、水管31と管継手21との間に繋ぐように水管31が連結されているものであって、軸方向に延伸される内孔を画成する周壁を有する筒状体であり、フランジ233に当接されるまで回転モジュール22にスリーブ状に外嵌されている。継ぎ部材32の周壁には、管継手21に対応してその内周面にねじが形成されており、また、アーム部241のロッド242に対応して嵌入・係着される定位孔321が径方向に貫通して設けられている。
継ぎ部材32が回転環23が装着された管継手21と螺合されながら外側管部材311及び管継手21に外嵌された時、継ぎ部材32によってロッド242が当てられると、アーム部241が管継手21側の内方に押されて、管継手21の環状スロット212に入って退避するようになり、ロッド242が継ぎ部材32に当接されなくなるとアーム部241が管継手21よりも外方に跳ね返りながらアーム部241のロッド242が継ぎ部材32の定位孔321に係入して定位される。これによって、水管31が継ぎ部材32を介して回転モジュール22と連結され、水管31と回転モジュール22とが一緒に管継手21に対して動かされるようになる。
なお、図示しないが、ロッド242が定位孔321に螺入して係着されるためにロッド242と定位孔321とはそれぞれ対応して互いに螺合可能なねじが形成されてもよい。ロッド242は、定位孔321に係着可能な柱状部材であればよいがこれに制限されない。
このように回転モジュール22が回転可能に水管31が継ぎ部材32によって回転モジュール22と連結されることによって、吐水方向を変えるように水管31を左右側に動かす転向操作をすると、継ぎ部材32を介して回転モジュール22が連動して水管31と共に管継手21に対して回されるようになる。
水管ユニット30はまた、吐水部材33側に設けられた泡沫装置34や、継ぎ部材32側に配置された貫通孔付のナット35、ナット35の回転モジュール22から離れた側に配置されたパッキン部材36等を有してよい。泡沫装置34は、吐出する水の中に空気を十分に含ませて泡沫状の吐水を行うものである。なお、泡沫装置34は、公知のものであるので、詳細な説明を省略する。
ナット35はその中央に貫通孔が設けられ、その外周にねじが切られ、管継手21の上端面に当接されるように継ぎ部材32内に螺合される。パッキン部材36は、横断面が円形であり、ナット35と水管31との間に装着されて水が漏れるのを防ぐものとして、継ぎ部材32の内周面と接すると共にナット35の吐水側の上端面と中間管部材312の流路の上流側の進水端部314の下端面とに当接するように配置されている。このようにすると、水管31の水が継ぎ部材32との隙間から漏れることを防ぐことができる。
上記のように構成された水栓の水管構造について添付図面を参照しながらその動作及び作用を説明する。
図5に示すように、管継手21と回転モジュール22の回転環23に継ぎ部材32がスリーブ状に装着される場合、継ぎ部材32が係着ユニット24のアーム部241のロッド242と接触することでアーム部241が管継手21側の内方に押動され、管継手21のスロット212に入って退避する状態となり、更に継ぎ部材32を回すと、ロッド242が継ぎ部材32の定位孔321に対応して係入され、継ぎ部材32が回転モジュール22と連結される。このように、水管31が継ぎ部材32を介して回転モジュール22と連結される。
水管31の吐水方向を換える際には、水管31を図7の左側又は右側に動かし、継ぎ部材32を介して回転モジュール22を管継手21に対して所定の位置に回転させる。この時、水管31における中間管部材312は捻られることなくそのまま回される。
本実施例に係る水管構造では、水栓つまり水管31の吐水方向を変える際、水管31を動かす。水管31の動きによってスリーブ状の継ぎ部材32を介して回転モジュール22が管継手21に対して回転されることができる。このように、水管31の吐水方向を円滑に変更することができ、従来のように、蛇腹管204の変形に対抗する力を出さなければならない不都合を解消することができる。本実施例に係る水管構造によれば、水管31の蛇腹管などの中間管部材312をねじることなく、水管31の吐水方向を変更することができるので、操作が容易で省力化が可能である。
また、一対の自由端部232、232間の開口に管継手21の突起213が配置されているので、突起213が一対の自由端部232、232のいずれかの一方に突き当たることができる。従って、回転モジュール22が管継手21に対して一対の自由端部232、232の開口間隔だけ所定の範囲内で回転されることができる。このように、水管31が所定の範囲を大きく超えて動いてしまうことがなくなる。
(第2の実施例)
図10は、本考案に係る第2の実施例の水管構造を備えた水栓を示す分解斜視図、図11は、第2の実施例の水管構造におけるジョイントユニットを示す分解斜視図、図12は、第2の実施例に係る水管構造を備えた水栓をその一部を断面して示す組立側面図、図13は、図12における線XIII−XIIIの断面図である。この実施例は、第1の実施例と略同様な構成を備えている。
図10、図11に示すように、管継手21の外壁面211bの環状スロット212には、管継手21の軸心を中心とする円弧状に湾曲して延びる溝穴215が設けられている。溝穴215は、管継手21の軸心を中心として例えば略260°といった所定の角間隔だけ離れた周方向の両側の溝端部216、216を有する。
回転モジュール22は、管継手21に回転可能に嵌合されるように設けられた回転環25を有する。回転環25は、管継手21の環状スロット212を取り囲むように第1の段部214及び第2の段部217の間に介装され、幅狭のスリット状開口251を画成するように互いに離間した一対の自由端部252、252を有する略C字状断面を形成した環状体である。回転環25は、周方向の一方の自由端部252から他方の自由端部252に至るように延伸されるフランジ253が回転環25の径方向の外向きにつば状に突き出て形成されている。
回転環25には、ナット26が設けられ、ナット26に螺合されるボルト等のロッド部材27が用いられる。ナット26は、回転環25に径方向に貫通する例えば雌ねじが形成されたねじ孔261が設けられている。ロッド部材27は支柱部271と支柱部271の一端と一体状になり支柱部271よりも径大なヘッド部272とを有する。ロッド部材27をナット26に装着する際、溝穴215に入るまで支柱部271が継ぎ部材32の定位孔321に螺合しながら挿入してナット26のねじ孔261に螺合されると共に、ヘッド部272が定位孔321の外部に残るように定位される。これによって、図14、図15に示すように、回転モジュール22が管継手21に対して回される時、ロッド部材27は溝穴215に移動され、両側の溝端部216のいずれかに突き当たるので、回転モジュール22の管継手21に対する回転範囲が制限される。このように、回転モジュール22の管継手21に対しての回転範囲を制限する回転制限機構は、溝穴215とロッド部材27とにより形成している。
このように構成された水管構造の動作及び作用について図12〜15を参照して説明する。
図12、図13に示すように、水管ユニット30の継ぎ部材32を管継手21及び回転環25にスリーブ状に装着し、ロッド部材27を溝穴215に入れるように継ぎ部材32の定位孔321に挿通してナット26のねじ孔261に螺入する。これによって水管ユニット30が継ぎ部材32を介して管継手21と連結され、水栓本体11に取り付けられる。
図12、14、15に示すように、水管31を所定の向きに回す時、継ぎ部材32を介して回転モジュール22の回転環25が回されて管継手21に対して回動される。この時、水管31における中間管部材312は捻られることなくそのまま回される。回転環25が回動された時、ロッド部材27は溝穴215にて所定の箇所に移動され、また、両側の溝端部216のいずれかに突き当たることにより止まる。溝穴216の形成により、ロッド部材27が所定の範囲内で移動することができる。
なお、水管31を所定の向きに定位して回らないようにする場合、支柱部271が溝穴216における管継手21の外壁面211bに当接するだけの長さを有するロッド部材27を用いて、支柱部271の先端が外壁面211bに当接するまで回して定位するようにしてもよい。
以上のように、第2の実施例に係る水管構造は第1の実施例と同様な効果を奏することができる。
本実施例に係る水栓の水管構造によれば、水栓つまり水管31の吐水方向を変える際、水管31を動かすと、スリーブ状の継ぎ部材32を介して回転モジュール22が管継手21に対して回転されることができるので、水管31の吐水方向を円滑に変更することができる。また、水管31の蛇腹管などの中間管部材312をねじることなく、水管31の吐水方向を変更することができ、従来のように、蛇腹管204の変形に対抗する力を出さなければならない不都合を解消することができるので、向きの変更操作が容易で省力化が可能である。
以上、本考案の好ましい実施形態を説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本考案に係る水栓の水管構造は、台所、洗い場等に備え付けられた水栓の水管構造として有用である。
1 水栓
10 水管構造
11 水栓本体
12 ハンドル
20 ジョイントユニット
21 管継手
210 吐水孔
211 管壁
211a 内壁面
211b 外壁面
212 スロット
213 突起
214 第1の段部
215 溝穴
216 溝端部
217 第2の段部
22 回転モジュール
23 回転環
230 開口
231 スリット
232 自由端部
233 フランジ
24 係着ユニット
241 アーム部
242 ロッド
25 回転環
251 開口
252 自由端部
253 フランジ
26 ナット
261 ねじ孔
27 ロッド部材
271 支柱部
272 ヘッド部
30 水管ユニット
31 水管
311 外側管部材
312 中間管部材
313 内側管部材
32 継ぎ部材
321 定位孔
33 吐水部材
34 泡沫装置
35 ナット
36 パッキン部材

Claims (10)

  1. 水栓本体を有する水栓に、前記水栓の進水側から吐水側に流れる水の流動方向の前記吐水側に取り付けられて用いられる水管構造であって、
    前記吐水側に吐水孔を画成するように前記水栓本体に連結されて設けられた管継手と、前記管継手の外側に設けられ、前記管継手に対して前記流動方向に沿った軸方向の回りを回転可能にされる回転モジュールとを有する、ジョイントユニットと、
    前記軸方向に延伸されてなり前記管継手と繋ぐように設けられた水管と、前記水管と前記管継手とが嵌入されて繋がれるように設けられた継ぎ部材とを有する水管ユニットと、を備え、
    前記継ぎ部材には、前記軸方向と直交する径方向に貫通する定位孔が設けられ、
    前記回転モジュールには、前記定位孔に対応して係入して連結・定位される係着ユニットが設けられている、ことを特徴とする水栓の水管構造。
  2. 前記管継手の前記吐水側にて前記径方向の外向きに環状に突き出る第1の段部と、環状スロットを間におくように前記第1の段部から離間して前記管継手の前記進水側にて環状に突き出る第2の段部とが設けられ、
    前記回転モジュールは、前記第1の段部と前記第2の段部との間に前記管継手に回転可能に嵌合される回転環が設けられ、
    前記係着ユニットは、前記回転環の一部に正面視で略V字状のスリットが形成されるように切り欠いて弾性的に前記径方向に揺動可能に設けられたアーム部が設けられ、
    前記アーム部の中央片の先端部には、ロッドが前記継ぎ部材の前記定位孔に対応して係入可能に前記径方向の外向きに突き出て設けられ、
    前記継ぎ部材が前記回転環を介して前記管継手に外嵌された時、前記継ぎ部材によって前記ロッドが当接されると、前記アーム部が前記管継手側の内方に押動され、前記管継手の前記スロットに入って退避すると共に、前記継ぎ部材と前記ロッドとが当接しなくなると、前記アーム部が前記管継手側の外方に跳ね返りながら前記ロッドが前記継ぎ部材の前記定位孔に係入して定位される、ことを特徴とする請求項1に記載の水栓の水管構造。
  3. 前記回転環は、開口を画成するように互いに離間した一対の自由端部を有する略C字状断面を形成した環状体であり、
    前記管継手は、前記回転環が前記管継手に嵌合されて装着された時、一対の前記自由端部間の前記開口に対応して配置される突起が前記径方向の外側に突き出て設けられている、ことを特徴とする請求項2に記載の水栓の水管構造。
  4. 前記継ぎ部材の前記定位孔の内面にねじが形成され、
    前記係着ユニットは、前記定位孔に対応して前記定位孔のねじと螺合して係着可能なねじ付の柱状部材が設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載の水栓の水管構造。
  5. 前記継ぎ部材の前記定位孔の内面にねじが形成され、
    前記管継手の前記吐水側に前記径方向の外向きに環状に突き出る第1の段部と、環状スロットを間におくように前記第1の段部から離間して前記進水側に環状に突き出る第2の段部とが設けられ、
    前記回転モジュールは、前記第1の段部と前記第2の段部との間に前記管継手に回転可能に嵌合される回転環が設けられ、
    前記係着ユニットは、前記回転環に前記継ぎ部材の前記定位孔に対応して設けられたねじ孔と、前記定位孔及び前記ねじ孔に螺入されるように用いられるねじ付のロッド部材とを有し、
    前記ロッド部材は前記継ぎ部材の前記定位孔に螺合しながら挿入して前記ねじ孔に螺合される支柱部と、前記定位孔に挿入された時前記定位孔の外部に残るように定位されるように前記支柱部の一端と一体状になり前記支柱部よりも径大なヘッド部とを有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の水栓の水管構造。
  6. 前記管継手の前記継ぎ部材側の外壁面には、前記管継手の軸心を中心とする円弧状に湾曲して延びる溝穴が設けられ、
    前記溝穴は、前記管継手の軸心を中心として所定の角間隔だけ離れた前記軸心の回りの周方向の両側の溝端部を有し、
    前記支柱部は、前記回転モジュールが前記管継手に対して回される時に前記溝穴を移動して前記溝穴の両側の前記溝端部のいずれか一方に突き当たるように、前記定位孔及び前記ねじ孔に螺入されて両側の前記溝端部の間に配置可能な長さを有する、ことを特徴とする請求項5に記載の水栓の水管構造。
  7. 前記水管は、その内方から外側の順番に内側管部材と、前記内側管部材から所定の隙間だけ離間する外側管部材と、前記内側管部材と前記外側管部材との間に配置される中間管部材とが配置され、
    前記継ぎ部材は、前記外側管部材及び前記管継手に外嵌されるように装着されている、ことを特徴とする請求項1に記載の水栓の水管構造。
  8. 前記中間管部材は、可撓性を備えた金属製の蛇腹管であることを特徴とする請求項7に記載の水栓の水管構造。
  9. 前記水管ユニットは更に、前記水管の吐水側に前記外側管部材にスリーブ状に装着された吐水部材と、前記水管と連結されて、吐出する水の中に空気を含ませて泡沫状の吐水を行うように前記吐水部材内に設けられた泡沫装置とを有する、ことを特徴とする請求項8に記載の水栓の水管構造。
  10. 前記継ぎ部材はその前記水管側の内周面にねじが形成され、
    前記水管ユニットは更に、前記継ぎ部材内に配置され、その前記継ぎ部材側の外周面に前記継ぎ部材の前記ねじに対して螺合可能なねじが形成されたナットと、前記継ぎ部材内に配置され、前記水管及び前記ナットの間に配置されたパッキン部材とを有する、ことを特徴とする請求項7に記載の水栓の水管構造。
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