JP3215382U - 電子タバコ吸引器のバッテリー充電器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子タバコ吸引器[iQOS(登録商標)ホルダー]に対応するバッテリー充電器において、誤った電極接続を防止し、また安定した電極接続を実現する。【解決手段】横断面が楕円で紡錘形状の電子タバコ吸引器100の側面には切欠き態様の平面部102とその両側に湾曲面103,106が形成されている。バッテリー充電器側には上面壁部2に形成した楕円形状の装填孔3の下側に同横断面形状のガイド筒部8が垂下されており、その底壁9の孔からプリント配線基板11に垂設したスプリング電極10が突出させてある。ガイド筒部8の壁面には逆U字状スリット14で構成した内側傾斜の板バネ部15を所定位置に設ける。電子タバコ吸引器100が電極配設面を下側に装填孔3から挿入され、同面がスプリング電極10に当接・押圧した状態で、板バネ部15は電子タバコ吸引器100の前記湾曲面103に位置する。【選択図】図4

Description

本考案は電子タバコ吸引器のバッテリー充電器に係り、特にフィリップモリス社製の電子タバコ吸引器[iQOS(登録商標)ホルダー]に対応したものに係る。
近年の有害副流煙の問題や嫌煙志向の拡がりの中で、火を使用しない加熱式タバコの開発と普及が目覚しく、各タバコメーカーの加熱式タバコに応じた方式による電子タバコ吸引器が市販されている。
その内、世界最大のタバコメーカーであるフィリップモリス社は、蒸気発生用のグリセリンを含浸させたタバコ葉による特殊な加熱式タバコ[iQOS(登録商標)ヒートスティック(登録商標)と称される紙巻きタバコ状のもの]と、その加熱式タバコをパイプ内に内挿した状態で加熱ブレードが前記タバコ葉に刺し込まれ、そのブレードに内蔵バッテリーから通電して加熱する方式の電子タバコ吸引器[iQOS(登録商標)ホルダー]を併せて販売している。
この電子タバコ吸引器は図5に示されるものである。
外側筐体101は横断面が楕円(楕円率は約0.9)で全体的に略紡錘形状をなし、金属製筒体である内側筐体(図示せず)を内蔵させており、その内側筐体には充電制御回路・電源回路を配置させたプリント配線基板(図示せず)と円柱状のバッテリー(図示せず)と加熱ブレード104を搭載せしめ、加熱ブレード104は加熱式タバコの長さに対応させて上端の挿入孔から所定深さの位置に立設固定されている。
外側筐体101の中間区間における外周面の一部には浅い切欠き態様の平面部102が形成されており、同平面部102にはこの電子タバコ吸引器100の動作をON/OFFする押しボタンスイッチ103が設けられている。
電子タバコ吸引器100の使用に際しては、前記のとおりその上端が加熱式タバコの挿入孔になっており、加熱式タバコをその吸口部分を残して挿入するとタバコ葉の部分に加熱ブレード104が刺し込まれ、その状態で押しボタンスイッチ103を押すと充電制御回路がバッテリーから加熱ブレードへの通電を開始させる。
そして、その通電によって加熱ブレードが熱せられるとタバコ葉から蒸気が発生することになるが、使用者はその蒸気を吸口部分から吸引することになる。
ところで、この加熱式タバコと電子タバコ吸引器100による方式は紙巻きタバコに近い喫味が味わえるということで高い評価を得ているが、電子タバコ吸引器100は加熱式タバコ1本を吸う電力分しか充電できず、そのための充電にも6分間程度が必要とされている。
したがって、常に専用の携帯式バッテリー充電器[iQOS(登録商標)ポケットチャージャー]を持ち歩いて電子タバコ吸引器100のバッテリーを充電しておかなければならない。
電子タバコ吸引器100のバッテリーに対する充電は、図5の(E)に示すように、電子タバコ吸引器100の下端の開口部に設けられた平面電極105を通じて行われるが、5つの平面電極105は周方向に等間隔で配置されており、充電用電極と制御用電極としてそれぞれ2つの電極が用いられ、残りの1つはダミー電極である。
なお、前記専用の携帯式バッテリー充電器も当然にバッテリーを内蔵したものであるが、電子タバコ吸引器100に対して約20回分の充電が限界であり、電子タバコ吸引器100の使用頻度にもよるが、この携帯式バッテリー充電器に対する充電も度々行わなければならない。
このような事情から、前記専用の携帯式バッテリー充電器とは別に、下記特許文献1に示されるような、前記電子タバコ吸引器100を対象とした簡易なスタンド式バッテリー充電器などが提案・販売されている。
この特許文献1のバッテリー充電器は図6に示されるものであり、支持部151と本体部152とからなる。
支持部151は、中央に孔153が穿設されている円板部分154と、前記電子タバコ吸引器100を軸方向断面で分割した場合の半分の外周面と上端面を抱持する立設部分155とを、立設部分155の壁面が円板部分154の孔153の周囲の半分を囲む態様で一体的に形成したものである。
一方、本体部152は一端有底の短円筒筐体からなり、同筐体内に電源回路・充電制御回路(図示せず)と前記電子タバコ吸引器100の平面電極105に対応するスプリング電極156とUSBインターフェイスコネクタ157とを搭載したプリント配線基板(図示せず)が取り付けられており、その側周壁に前記コネクタ157を嵌合表出させる孔158が形成されたものである。
支持部151はその円板部分154を本体部152の開口側にネジ止めすることで取り付けられるが、円板部分154の孔153から本体部152側の5本のスプリング電極156が露出した状態になっており、充電電力はパーソナルコンピュータ等からUSBインターフェイスを介して供給される。
特許文献1のバッテリー充電器(図6)によれば、電子タバコ吸引器100の下端を立設部分155の前方から孔153に嵌入させると、電子タバコ吸引器100の各平面電極105がスプリング電極156をその弾発力に抗して押し下げ、その状態で電子タバコ吸引器100の上端を立設部分155の上端壁部分159に係合させて立設部分155の内側へ電子タバコ吸引器100の側部を押し込むと、電子タバコ吸引器100の各平面電極105がスプリング電極156に接触した状態で電子タバコ吸引器100が立設部分155で抱持支持された状態となり充電が可能になる。
実用新案登録第3211733号公報
ところで、上記特許文献1のバッテリー充電器(図6)では、電子タバコ吸引器100の下端を立設部分155の孔153に嵌合させることで、電子タバコ吸引器100側の各平面電極105と各スプリング電極156がそれぞれの充電用と制御用の電極同士が対応して接触するとされているが、電子タバコ吸引器100の下端が楕円形状であり立設部分155の孔153もそれに応じた楕円形状になっているとしても軸中心に180°異なる回転角で嵌合する条件になるため、電子タバコ吸引器100が誤ってセットされてしまうことがある。
また、電子タバコ吸引器100を装填する過程で、垂直方向に立設している各スプリング電極156に対して電子タバコ吸引器100の各平面電極105の配設面が前方斜め方向から当接・押圧せしめられるため、スプリング電極156やプリント配線基板の故障や損傷を発生させ易い。
そこで、本考案は、電子タバコ吸引器[iQOS(登録商標)ホルダー]を対象とするバッテリー充電において、前記の各問題点を解消した設置型のバッテリー充電器を提供することを目的とする。
本考案は、中間区間が楕円状筒体で両端区間が先細りになって全体的に紡錘形状をなす外側筐体の内側に電源回路・充電制御回路を配置したプリント配線基板とバッテリーと加熱ブレードを内蔵せしめ、一端を加熱式タバコの挿入孔とし、他端に前記バッテリーに対する充電電源及び充電制御のための電極配置面を構成すると共に、前記外側筐体の中間区間における外周面の一部には浅い切欠き態様の平面部とその平面部の軸方向両側に湾曲面が連続形成され、前記平面部に前記加熱ブレードへの通電のON/OFF操作を行う押しボタンスイッチを設けた電子タバコ吸引器に対して充電を行うバッテリー充電器において、
筒状又は箱状の筐体の上面壁部に前記電子タバコ吸引器の楕円状筒体部分の横断面に相当する装填孔を形成すると共に、前記装填孔の下側に同形状の横断面を有するガイド筒部を形成し、そのガイド筒部の下側に前記電子タバコ吸引器の電極配置面の各電極位置に対応させた配置関係で各スプリング電極を立設せしめ、且つ、前記電子タバコ吸引器が前記装填孔から前記ガイド筒部に挿入されて前記電極配置面側が前記スプリング電極と当接して押圧する状態で、前記湾曲面に対向する前記ガイド筒部の壁面に逆U字状スリットを形成して構成した内側傾斜の板バネ部を設けたことを特徴とする電子タバコ吸引器のバッテリー充電器に係る。
本考案によれば、ガイド筒部の所定位置に板バネ部が形成されていることにより、バッテリー充電器に対して電子タバコ吸引器が正常な角度で装填されているかどうかを挿入圧の変化から感触的に確認できる。
また、電子タバコ吸引器が正常に装填された状態では電子タバコ吸引器側の電極とスプリング電極との安定した当接接続が実現できる。
また、前記板バネ部の先端に内側面に沿って半月状突起を形成しておけば、電子タバコ吸引器の外側筐体に対する板バネ部の当接摺動を確実なものにできる。
また、前記装填孔と前記ガイド筒部を複数個併設した構成にすると共に、前記複数個のガイド筒部は2つの割型の組合せによって一体的に連続させることとし、一方の割型は各ガイド筒部の半分を連続的に構成して前記筒状又は箱状の筐体の上面壁部と一体的に形成されたものであり、他方の割型は前記板バネ部を含んで各ガイド筒部の半分を連続的に形成したものとすれば、複数の電子タバコ吸引器を同時に充電できるバッテリー充電器を効率よく製造できる。
本考案の電子タバコ吸引器のバッテリー充電器は次のような効果を奏する。
電子タバコ吸引器を装填孔に挿入するだけで、電子タバコ吸引器と電子タバコ吸引器の電源回路と充電制御回路に係る各電極同士を安定的に接続させて信頼性の高い充電を実現する。
電子タバコ吸引器を孔に挿入する際に正常な電極接続となる角度であるかどうかを挿入圧の変化から感覚的に確認することを可能にする。
電子タバコ吸引器の挿入過程において、電極面が充電器側のスプリング電極の軸方向と垂直な関係を保って接続されるため、スプリング電極やプリント配線基板の故障や損傷を防止できる。
本考案の実施形態に係る電子タバコ吸引器のバッテリー充電器の外観斜視図とその使用方法を示す図である。 電子タバコ吸引器のバッテリー充電器の中央断面斜視図である。 電子タバコ吸引器のバッテリー充電器の平面図(A)と、同平面図(A)におけるX-X矢視断面図(B)である。 電子タバコ吸引器がガイド筒部に装填されて電子タバコ吸引器の電極とプリント配線基板のスプリング電極とが接続した状態を示すバッテリー充電器の要部拡大断面図(A)と、ガイド筒部における板バネ部のY-Y矢視正面図(B)である。 電子タバコ吸引器の正面図(A)、右側面図(B)、背面図(C)、平面図(D)及び底面図(E)である。 従来技術に係る電子タバコ吸引器のバッテリー充電器の正面斜視図である。
以下、本考案の「電子タバコ吸引器のバッテリー充電器」の実施形態について図1から図5を参照しながら説明する。
図1に示すように、電子タバコ吸引器100のバッテリー充電器1は、上下端が閉じた中空筒体としての基本形状を有し、この場合は下端側の径よりも上端側の径が少し大きくなっており、側部周面は垂直方向にも滑らかな曲面で構成されている。
そして、前方へやや傾斜させて構成されている上面壁部2には2つの装填孔3,4が形成されており、電子タバコ吸引器100(図5)の内蔵バッテリーに対する充電は、その平面電極105の配設面側の端部を下側にして前記バッテリー充電器1の装填孔3,4に挿入して実行される。
なお、前記上面壁部2における各装填孔3,4の前方には小孔が形成されており、各小孔にはそれぞれLEDインジケータ5,6が取り付けられており、LEDインジケータ5,6は対応する装填孔3,4の電子タバコ吸引器100に対して充電状態にある場合に点灯し、充電完了により消灯するようになっている。
また、前記上面壁部2の周縁に被着される冠体部分と一体成形されている載置台7はバッテリー充電器1の附属品であり、充電前又は充電後の電子タバコ吸引器100を置けるようになっている。
図2はバッテリー充電器1の中央断面をとって内部を斜視図で示したものであり、また図3はバッテリー充電器1の平面図(A)と同図におけるX-X矢視断面図である。
バッテリー充電器1では装填孔3の下側に電子タバコ吸引器100を案内するガイド筒部8が垂下形成されており、そのガイド筒部8の下端は方形状の孔が穿設された底壁9になっているが、さらにその底壁9の下側には電源回路・充電制御回路と4本のスプリング電極10を搭載したプリント配線基板11が水平に支持固定されている。
そして、プリント配線基板11の上側面には4本のスプリング電極10が垂直に立設固定されており、それらスプリング電極10の接触部側がガイド筒部8の底壁9の孔を通じてガイド筒部8の内部へ突出している。
なお、図2及び図3での図示内容に基づいて、装填孔3の下側のガイド筒部8とスプリング電極10の関係について説明したが、装填孔4側についても同様の構成である。
プリント配線基板11の支持固定については、図2及び図3(B)に示すように、バッテリー充電器1の内部には各装填孔3,4から垂下されている2本のガイド筒部8,(8')だけでなく、ステーやスタッドやリムなどによる補強機構が構成されており、それらに基板を支持させる態様でネジ止めされている。
また、バッテリー充電器1に対する電力供給は、図2に示すように上部側面における背面側(載置台7の下側に相当)にマイクロUSBコネクタ12が設けられており、マイクロUSB−USBインターフェースケーブル13を介してパソコンやシガープラグ変換アダプタなどに接続することにより行われる。
供給された電力はマイクロUSBコネクタ12からケーブルでプリント配線基板11へ供給され、充電制御回路による制御の下に、電源回路を介して充電電圧がスプリング電極10に印加されると共に、充電状態においてはLEDインジケータ5,6にケーブルを介して駆動電圧が印加される。
このバッテリー充電器1における電子タバコ吸引器100との関係での機能的特徴は図4及び図5において明らかにされる。
先ず、上記で説明したように(図5)、電子タバコ吸引器100には外周面の中間区間の一部に浅い切欠き態様の平面部102が形成されており、さらに詳細には、その平面部102における軸方向両外側は湾曲面106,107を介在させて滑らかに平面へ移行させてある。
一方、図4に示すように、ガイド筒部8における軸方向の中間位置の壁面には逆U字状スリット14が形成されており、同スリット14で3方を囲まれた部分が自然状態で僅かに筒内側へ折曲せしめられた板バネ部15になっている。
また、板バネ部15の先端の筒内側には半月状突起15aが付加形成されている。
そして、ガイド筒部8における板バネ部15の軸方向に関する形成位置は、電子タバコ吸引器100が装填孔3へ挿入され、その下側端部の平面電極105の配設面がスプリング電極10の接触部を押し込んだ状態において、電子タバコ吸引器100の湾曲面106に板バネ部15の半月状突起15aが位置するように設定されている。
したがって、電子タバコ吸引器100を平面電極105の配設側端部からバッテリー充電器1の装填孔3に挿入すると、紡錘形状をなす外側筐体101の先端が板バネ部15の位置を通過した後、さらに下降すると外側筐体101の横断面(楕円)の長軸が最大となる楕円柱部分が板バネ部15に差し掛かり、外側筐体101が板バネ部15の半月状突起15aを押圧して摺動するようになる。
そのため、電子タバコ吸引器100はその全長の約3/5程度までは殆んど抵抗もなく円滑に下降してゆくが、板バネ部15の半月状突起15aの押圧・摺動状態になるとその摩擦抵抗により挿入圧が大きくなる。
そして、その状態での挿入が少し続くと板バネ部15の半月状突起15aは外側筐体101の湾曲面106へ達し、その時点で電子タバコ吸引器100の下端の平面電極105の配設面がプリント配線基板11の各スプリング電極10の接触部を下側へ押し込んでおり、各平面電極105と各スプリング電極10の圧接による電気的接続がなされている。
また、各平面電極105と各スプリング電極10はそれぞれの電源用端子同士及び制御用端子同士が対応して圧接接続されるようになっていることは当然である。
その場合、板バネ部15の半月状突起15aが外側筐体101の湾曲面106に達すると摩擦抵抗は小さくなるが、各スプリング電極10の各平面電極105に対する弾発力が電子タバコ吸引器100に作用し、挿入圧は摺動による摩擦抵抗とは別の感触として得られ、その段階で電子タバコ吸引器100の装填は完了する。
ところで、板バネ部15の弾性によりその半月状突起15aが湾曲面106に押圧せしめられているが、その押圧力は電子タバコ吸引器100を下方へ押し下げる分力を発生させ、各スプリング電極10の各平面電極105に対する弾発力と均衡をとることにより、各平面電極105と各スプリング電極10との安定した接触を確保させる。
一方、図4において、もし電子タバコ吸引器100を軸周りに180度回転させて、切欠き態様の平面部102が右側になっていたとすると、電子タバコ吸引器100はその全長の約3/5程度まで抵抗なく下降してゆき、板バネ部15の半月状突起15aの押圧・摺動状態になって摩擦抵抗で挿入圧が大きくなることは前記の図4の場合と同様であるが、湾曲面106の区間は存在しないため、その状態からそのまま各平面電極105と各スプリング電極10の圧接状態となる。
したがって、摩擦抵抗にスプリング電極10の弾発力がそのまま重畳した挿入圧の感触となり、図4の場合の電子タバコ吸引器100の挿入感触が異なり、正常な挿入ではないことが指先での押圧感触から確認できる。
そして、この場合では板バネ部15の半月状突起15aは外側筐体101の湾曲面106にあるわけではないため、指を離してしまうと電子タバコ吸引器100を下方へ押す力は作用せず、板バネ部15の半月状突起15aと外側筐体101の外周面との摩擦力でスプリング電極10の弾発力に抗してその押し込んだ位置を保持できるかどうかという状態になるため、各平面電極105と各スプリング電極10との安定した接触を確保できない。
このことから、この実施形態によれば、電子タバコ吸引器100の挿入圧の感触から誤った角度での挿入を気付かせることができ、常に正常な電極接続と安定した電極の当接状態を実現する。
また、プリント配線基板11のスプリング電極10と電子タバコ吸引器100側の平面電極105の配設面とは常に垂直な関係を保っているため、スプリング電極10が故障や損傷することを防止できる。
その他、この実施形態における各装填孔3,4に対応した2本のガイド筒部8,(8')は、2つの割型の組合せによって一体的に連続せしめられており、一方の割型は両ガイド筒部8,(8')の半分を連続的に構成して上面壁部2と一体的に形成されたもので、他方の割型は前記割型に対して側方から接合させるものであって、板バネ部15を含んで両ガイド筒部8,(8')の半分を連続的に形成したものである。
このような構造にすることで、複数のガイド筒部であっても容易に製造・組み立てできるという利点がある。
この考案は、加熱式タバコ用の電子タバコ吸引器[iQOS(登録商標)ホルダー]に対するバッテリー充電器に適用できる。
1…バッテリー充電器、2…上面壁部、3,4…装填孔、5,6…LEDインジケータ、7…載置台、8…ガイド筒部、9…底壁、10…スプリング電極、11…プリント配線基板、12…マイクロUSBコネクタ、13…マイクロUSB−USBインターフェースケーブル、14…スリット、15…板バネ部、15a…半月状突起、100…電子タバコ吸引器、101…外側筐体、102…平面部、103…押しボタンスイッチ、104…加熱ブレード、105…平面電極、106,107…湾曲面。

Claims (3)

  1. 中間区間が楕円状筒体で両端区間が先細りになって全体的に紡錘形状をなす外側筐体の内側に電源回路・充電制御回路を配置したプリント配線基板とバッテリーと加熱ブレードを内蔵せしめ、一端を加熱式タバコの挿入孔とし、他端に前記バッテリーに対する充電電源及び充電制御のための電極配置面を構成すると共に、前記外側筐体の中間区間における外周面の一部には浅い切欠き態様の平面部とその平面部の軸方向両側に湾曲面が連続形成され、前記平面部に前記加熱ブレードへの通電のON/OFF操作を行う押しボタンスイッチを設けた電子タバコ吸引器に対して充電を行うバッテリー充電器において、
    筒状又は箱状の筐体の上面壁部に前記電子タバコ吸引器の楕円状筒体部分の横断面に相当する装填孔を形成すると共に、前記装填孔の下側に同形状の横断面を有するガイド筒部を形成し、そのガイド筒部の下側に前記電子タバコ吸引器の電極配置面の各電極位置に対応させた配置関係で各スプリング電極を立設せしめ、且つ、前記電子タバコ吸引器が前記装填孔から前記ガイド筒部に挿入されて前記電極配置面側が前記スプリング電極と当接して押圧する状態で、前記湾曲面に対向する前記ガイド筒部の壁面に逆U字状スリットを形成して構成した内側傾斜の板バネ部を設けたことを特徴とする電子タバコ吸引器のバッテリー充電器。
  2. 前記板バネ部の先端の内側面に沿って半月状突起を形成した請求項1に記載の電子タバコ吸引器のバッテリー充電器。
  3. 前記装填孔と前記ガイド筒部を複数個併設した構成にすると共に、前記複数個のガイド筒部は2つの割型の組合せによって一体的に連続させることとし、一方の割型は各ガイド筒部の半分を連続的に構成して前記筒状又は箱状の筐体の上面壁部と一体的に形成されたものであり、他方の割型は前記板バネ部を含んで各ガイド筒部の半分を連続的に形成したものである請求項1又は請求項2に記載の電子タバコ吸引器のバッテリー充電器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108458804A (zh) * 2018-03-26 2018-08-28 深圳市舜宝科技有限公司 电子烟的电池温度检测方法及装置

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