JP3214839U - 頭及び頸を支える効果があるシート - Google Patents

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Abstract

【課題】車椅子を使用する人の頭及び頸を支える効果を備えるシートを提供する。【解決手段】頭及び頸を支える効果があるシートは、もたれ部10及び座り部20を有し、もたれ部は、内部に設置されると共に、可撓性を備える板体であるライニング及び、もたれ部を車椅子に装着固定するためにもたれ部の左右両側に設置される固定ユニット12を備える。座り部は、もたれ部の底端に連接され、車椅子の座り部に配置される。座り部の上面に、フランネルシートと貼り合うための少なくとも1つの接着部21が設けられる。また、もたれ部における上下方向に異なる位置に配置される2つの枕30、40を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、特に車椅子に使われて乗車者の頭及び頸を支える効果を備えるシートに関するものである。
車椅子は、医療や、保健に使われる補助器具であり、主に身体の機能障害や歩行困難となった者に利用され、介護者が車椅子を押して怪我や体力が弱い要介護者を移動させるものである。既存の車椅子は、座り部及び背もたれ部を有し、座り部に面ファスナーが設置され、該面ファスナーによりフランネルシートを座り部に装着固定して座り心地をよくすることができる。その背もたれ部は、座り部の後側に結合され、乗車者の背中をもたせかける効果を提供することができる。
しかしながら、既存の車椅子は、高齢者や、重態の病人などの体力が弱い人に対して、背もたれの高さが不足で頭及び頸を支える構成を有しないので、乗車者が車椅子にもたれかかって頭を一方の肩に垂れる姿勢となる。この姿勢は、乗車者の首に負担をかかって体に悪いため、怪我してしまう虞があった。
本考案に係る頭及び頸を支える効果があるシートは、
もたれ部及び座り部を有し、
前記もたれ部は、内部に設置されると共に、可撓性を備える板体であるライニング及び、該もたれ部を車椅子に装着固定するために、該もたれ部の左右両側に設置される固定ユニットを備え、
前記座り部は、もたれ部の底端に連接され、車椅子の座り部に配置されるものである。
かかる頭及び頸を支える効果があるシートにおいて、
前記固定ユニットは、もたれ部の左右両側に取り付けられるオスファスナー及びメスファスナーを備え、該オスファスナー及びメスファスナーが車椅子を巻き取るように折り返して車椅子の背凭れに係合されることにより、もたれ部を車椅子に装着固定することが好ましい。
かかる頭及び頸を支える効果があるシートにおいて、
前記座り部の底面に、面ファスナーに接着するための、フランネル面である第二貼り付け部が設けられることが好ましい。
かかる頭及び頸を支える効果があるシートにおいて、
前記座り部の上面に、フランネルシートと貼り合うための面ファスナーである少なくとも1つの接着部が設けられることが好ましい。
かかる頭及び頸を支える効果があるシートにおいて、
前記座り部の上面に、2本の細長状の面ファスナーである接着部が間隔をおいて配置するように設けられることが好ましい。
かかる頭及び頸を支える効果があるシートにおいて、
前記もたれ部の後側にフランネル面である第一貼り付け部が設けられることが好ましい。
かかる頭及び頸を支える効果があるシートにおいて、
少なくとも1つの第一枕を有し、該第一枕の左右両側にそれぞれ、面ファスナーである取付部が設けられ、該取付部を折り返して第一貼り付け部に貼り付けることにより、第一枕をもたれ部に対して上下方向に調整可能に装着することが好ましい。
かかる頭及び頸を支える効果があるシートにおいて、
前記もたれ部における上下方向に異なる位置に配置される2つの第一枕を有することが好ましい。
かかる頭及び頸を支える効果があるシートにおいて、
前記もたれ部の後側における固定ユニットの高度位置よりも高い箇所に収納部材が取り付けられることが好ましい。
かかる頭及び頸を支える効果があるシートにおいて、
前記もたれ部の後側にフランネル面である第一貼り付け部が設けられることが好ましい。
かかる頭及び頸を支える効果があるシートにおいて、
少なくとも1つの第一枕を有し、該第一枕の左右両側にそれぞれ、面ファスナーである取付部が設けられ、該取付部を折り返して第一貼り付け部に貼り付けることにより、第一枕をもたれ部に対して上下方向に調整可能に装着することが好ましい。
かかる頭及び頸を支える効果があるシートにおいて、
前記もたれ部における上下方向に異なる位置に配置される2つの第一枕を有することが好ましい。
かかる頭及び頸を支える効果があるシートにおいて、
前記もたれ部の後側における固定ユニットの高度位置よりも高い箇所に収納部材が取り付けられることが好ましい。
本考案に係る頭及び頸を支える効果があるシートは、ライニングを有することから、乗車者の体を支える効果を提供し、また、該ライニングが可撓性を備える薄い板であるため、折り畳んで収納することもでき、使用上に非常に便利である。
本考案に係る頭及び頸を支える効果があるシートを車椅子に装着する場合は、固定ユニットのオスファスナーとメスファスナーとの係合関係により、もたれ部を車椅子に装着固定することができ、また、面ファスナーにより座り部を車椅子の座り部及びフランネルシートに接着することができ、第一枕及び第二枕も、面ファスナーによりもたれ部に対して乗車者に応じた高度位置に調整したり装着固定したりすることができる。
したがって、本考案に係る頭及び頸を支える効果があるシートは、既存の車椅子の背もたれの高さが不足という問題を解決して、体力が弱い乗車者に頭及び頸を支える構成を備えるため、座り心地をよくさせる。また、本考案に係る頭及び頸を支える効果があるシートを車椅子に装着する時、座り部や第一枕及び第二枕などの装着は、簡単で使いやすいことから、実用性が高くて、頭及び頸を支える構成を提供する。
本考案に係る頭及び頸を支える効果があるシートの分解斜視図である。 本考案に係る頭及び頸を支える効果があるシートの正面図である。 本考案に係る頭及び頸を支える効果があるシートの背面図である。 本考案に係る頭及び頸を支える効果があるシートにおいて、車椅子に接着固定した状態を示す説明図である。
本考案に係る車椅子用シートの実施例は、図1に示すように、もたれ部10と、座り部20と、第一枕30と、第二枕40を有する。
図1及び図3に示すように、前記もたれ部10は、乗車者の背を支える背もたれであり、底縁近傍にチャック101が取り付けられ、ライニング11と、固定ユニット12と、第一貼り付け部13と、収納部材14を備え、該ライニング11は、もたれ部10の内部に設置され、可撓性を備える薄い板であり、チャック101を介してもたれ部10の内部に嵌設され、該ライニング11により乗車者の体を支える効果を提供すると共に、該ライニング11の可撓性により折り畳んで収納することができる。
図1及び図4に示すように、前記固定ユニット12は、もたれ部10における中間段の左右両側に設置され、オスファスナー121及びメスファスナー122を備え、本実施例において、乗車者から見ると、該オスファスナー121は、もたれ部10の右側に取り付けられ、バックル及びベルトからなり、バックルがベルトに沿って移動することにより、該オスファスナー121がもたれ部10に対する長さを適当に調整することができ、該メスファスナー122は、オスファスナー121の高度位置に対応するようにもたれ部10の左側に取り付けられる。使用する時、図4に示すように、そのオスファスナー121及びメスファスナー122は、車椅子60を巻き取るように折り返してから、背凭れ61の上部のあたりに互いに係合される。
図3に示すように、前記第一貼り付け部13は、フランネル面であり、もたれ部10の後側に設けられる。図3及び図4に示すように、前記収納部材14は、ネットポケットであり、もたれ部10の後側におけるオスファスナー121及びメスファスナー122の高度位置よりも高い箇所に取り付けられ、それによれば、車椅子の押す人に対して、収納部材14が手頃な高さに設置されたことから、収納部材14を利用しやすくて、小物などのものを収納することができる。
前記座り部20は、もたれ部10の底端に連接され、車椅子60の座り部62に向き合うように配置される。図2及び図3に示すように、該座り部20は、2つの接着部21及び第二貼り付け部22を備え、そのうち、2つの接着部21は、間隔をおいて座り部20の上面に設けられる。本実施例において、該2つの接着部21は、2本の細長状の面ファスナーであることが好ましい。前記第二貼り付け部22は、フランネル面であり、座り部20の底面に設けられる。
本考案に係る車椅子用シートを車椅子60に装着する時、座り部20は、第二貼り付け部22を介して車椅子60の座り部62にある面ファスナー(図示せず)に接着される。それによれば、乗車者が座り部20を装着した車椅子60に座ると、座り部20が車椅子60に対してずれてシワが生まれにくいことから、座り心地がよくなる。図4に示すように、その座り部20にさらに、フランネルシート70を設置してもよく、該フランネルシート70は、座り部20の接着部21に貼り付けられることが好ましい。それによれば、乗車者がフランネルシート70に座ると、優れた座り心地を向上させる。
図1及び図4に示すように、前記第一枕30及び第二枕40は、もたれ部10における上下方向に異なる位置に配置され、該第一枕30及び第二枕40における左右両側にそれぞれ、面ファスナーである取付部31、41が設けられ、該第一枕30及び第二枕40をもたれ部10に装着する場合、まず第一枕30及び第二枕40を乗車者に応じた高さに調整し、そのうち、該第一枕30は、もたれ部10における乗車者の腰に応じた位置に調整して、該第二枕40は、もたれ部10における乗車者の頸に応じた一に調整すると、取付部31及び取付部41をそれぞれ折り返して面ファスナーによりもたれ部10の第一貼り付け部13に接着される。該第一貼り付け部13は、フランネル面であることから、第一枕30及び第二枕40が取付部31及び取付部41によりもたれ部10に接着されることができる。また、その第一枕30及び第二枕40は、もたれ部10に対して高度位置を調整可能となるものである。
上述した構成を有すれば、本考案に係る車椅子用シートは、もたれ部10の内部に可撓性を備えるライニング11が内蔵されることから、乗車者を支える構造として十分な強度を提供すると共に、折り畳んで収納することもできるので、使用上に利便性が高い。さらに、もたれ部10は、オスファスナー121及びメスファスナー122の係合関係により車椅子60に装着される。一方、その座り部20は、面ファスナーを利用して接着または分離可能となるため、座り部20を簡単に車椅子60の座り部62及びフランネルシート70に接着されることができる。さらに、その第一枕30及び第二枕40も面ファスナーを利用してもたれ部10に対して上下方向に調整自在となるため、乗車者に応じて適当な高度に調整することができる。
本考案に係る頭及び頸を支える効果があるシートは、乗車者の背を支えるだけではなく、体力の弱い乗車者に対して頭及び頸を支えることもでき、座り心地を向上させる。また、本考案に係る頭及び頸を支える効果があるシートにおいて、車椅子60に装着する場合は、座り部20及び第一枕30、40の取り付けまたは取り外しが非常に簡単で使いやすいことから、実用性が高くて、乗車者の頭及び頸を支えることができる。
10 もたれ部
101 チャック
11 ライニング
12 固定ユニット
121 オスファスナー
122 メスファスナー
13 第一貼り付け部
14 収納部材
20 座り部
21 接着部
22 第二貼り付け部
30 第一枕
31 取付部
40 第二枕
41 取付部
60 車椅子
61 背凭れ
62 座り部
70 フランネルシート

Claims (13)

  1. もたれ部及び座り部を有し、
    前記もたれ部は、内部に設置されると共に、可撓性を備える板体であるライニング及び、該もたれ部を車椅子に装着固定するために、該もたれ部の左右両側に設置される固定ユニットを備え、
    前記座り部は、もたれ部の底端に連接され、車椅子の座り部に配置されることを特徴とする頭及び頸を支える効果があるシート。
  2. 前記固定ユニットは、もたれ部の左右両側に取り付けられるオスファスナー及びメスファスナーを備え、該オスファスナー及びメスファスナーが車椅子を巻き取るように折り返して車椅子の背凭れに係合されることにより、もたれ部を車椅子に装着固定することを特徴とする請求項1に記載の頭及び頸を支える効果があるシート。
  3. 前記座り部の底面に、面ファスナーに接着するための、フランネル面である第二貼り付け部が設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の頭及び頸を支える効果があるシート。
  4. 前記座り部の上面に、フランネルシートと貼り合うための面ファスナーである少なくとも1つの接着部が設けられることを特徴とする請求項3に記載の頭及び頸を支える効果があるシート。
  5. 前記座り部の上面に、2本の細長状の面ファスナーである接着部が間隔をおいて配置するように設けられることを特徴とする請求項4に記載の頭及び頸を支える効果があるシート。
  6. 前記もたれ部の後側にフランネル面である第一貼り付け部が設けられることを特徴とする請求項5に記載の頭及び頸を支える効果があるシート。
  7. 少なくとも1つの第一枕を有し、該第一枕の左右両側にそれぞれ、面ファスナーである取付部が設けられ、該取付部を折り返して第一貼り付け部に貼り付けることにより、第一枕をもたれ部に対して上下方向に調整可能に装着することを特徴とする請求項6に記載の頭及び頸を支える効果があるシート。
  8. 前記もたれ部における上下方向に異なる位置に配置される2つの第一枕を有することを特徴とする請求項7に記載の頭及び頸を支える効果があるシート。
  9. 前記もたれ部の後側における固定ユニットの高度位置よりも高い箇所に収納部材が取り付けられることを特徴とする請求項8に記載の頭及び頸を支える効果があるシート。
  10. 前記もたれ部の後側にフランネル面である第一貼り付け部が設けられることを特徴とする請求項1または2に記載の頭及び頸を支える効果があるシート。
  11. 少なくとも1つの第一枕を有し、該第一枕の左右両側にそれぞれ、面ファスナーである取付部が設けられ、該取付部を折り返して第一貼り付け部に貼り付けることにより、第一枕をもたれ部に対して上下方向に調整可能に装着することを特徴とする請求項10に記載の頭及び頸を支える効果があるシート。
  12. 前記もたれ部における上下方向に異なる位置に配置される2つの第一枕を有することを特徴とする請求項11に記載の頭及び頸を支える効果があるシート。
  13. 前記もたれ部の後側における固定ユニットの高度位置よりも高い箇所に収納部材が取り付けられることを特徴とする請求項12に記載の頭及び頸を支える効果があるシート。
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