JP3214772U - キャスター - Google Patents

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Abstract

【課題】家具に負荷がかかった時、移動することができ、また除荷された時、制止・定位することができるキャスターを提供する。【解決手段】保持筒23内に止めブロック3が上下移動可能に収容して設けられ、保持筒23内において止めブロック3との間に弾性部材4が設けられている。キャスター本体21に負荷が掛からない場合、弾性部材4が上下方向に伸長し、保持筒23が押し付けられて保持筒23が上方に移動され、フランジ24が輪溝64においてリム体62側に移動してリム体62寄りの溝壁と当接されると、車輪6の回転が規制されて定位され回転不能状態になる。【選択図】図7

Description

本考案は、椅子又はそれに類する対象物の脚に取り付けられるキャスターに関する。
従来からキャスターは、移動や搬送を容易にする目的で、家具、例えばベビーベッド等の底部に取り付けられて使われるものである。このようなキャスターは、図1〜図5に示すように、キャスターフレーム11や、ばね12、輪軸14、一対の車輪15を含む。キャスターフレーム11は、家具の底部に連結されている。ばね12は、負荷がかかると圧縮され、除荷されると伸長する復元力を有するように上下に伸縮可能にキャスターフレーム11に設けられている。一対の車輪15は、キャスターフレーム11に覆われて輪軸14を介して回転可能に取り付けられている。キャスターフレーム11は、ばね12によって一対の車輪15から所定の間隔をおいて離れて設けられている(図2、図3)。ばね12は、その上端がキャスターフレーム11側に連結され、その下端がばね受け13に連結されている。ばね受け13は輪軸14と当接するようにキャスターフレーム11内に設けられている。キャスターフレーム11は、ばね12が圧縮されると車輪15が回転不能になるよう車輪15のホイールハブ151と突き当てるブレーキ当て112が設けられている。図4、図5に示すように、負荷がかかる(図4、図5中、下向き矢印)、例えばベビーベッドに乳幼児を乗せると、キャスター11が押圧され、ばね12が連動して圧縮されると共に、キャスター11のブレーキ当て112がホイールハブ151に押し当たって車輪15が回転できなくなり止められる。
台湾実用新案公告第295046号明細書
上記従来のキャスターを用いると、家具に負荷がかかると固定されるように制動され、除荷されると移動されることができるが、椅子等の家具に人が座るように負荷がかかった時には簡単に移動することができず、また除荷された時には安定して定位することができない不都合がある。また、別にブレーキとしてストッパーを付設したキャスターもあるが、構造的に複雑になる。
本考案は、上記不都合に鑑みてなされたものであり、家具に負荷がかかった時にも移動することができ、また除荷された時にも制止・定位することができるキャスターを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係るキャスターは、被取付体の底部に取り付けられ、前記被取付体を載置する載置面と接触しながら移動可能に構成されるキャスターであって、前記載置面と接触しながら走行するものであって走行する方向である走行方向に横断する横断方向に対向するよう配置され、それぞれの対向する内側からボス孔を画成するように環状に突き出て設けられたボス体と、前記ボス体と同心に前記ボス体よりも径大に突き出て設けられ、前記ボス体との間に環状の輪溝が前記内側より窪んで形成されたリム体とを有する2つの車輪と、前記2つの車輪が互いに所定の間隔を置いて対向するように前記2つの車輪の間を連結して設けられ、前記横断方向に横長になり、各前記車輪の前記ボス孔に対応して嵌合される両端部と前記両端部の間の中間部とを有する車軸と、その両側に前記車軸を介して前記車輪をそれぞれ取付支持するように前記被取付体の底部に連結されるキャスター本体であって、前記2つの車輪の間に前記横断方向及び前記走行方向の双方と直交する上下方向に沿って延伸されるように形成された保持筒を有し、前記保持筒の下部から窪んで上側に延伸される収容孔が設けられ、前記保持筒の外周面にフランジが対応する前記車輪に向かって突き出て対応する前記輪溝に入り込むように設けられ、前記保持筒の前記フランジの下側に、前記車軸の前記中間部が挿通されて前記保持筒内に位置されると共に前記両端部がそれぞれ対応する前記車輪に向かって突き出るように前記車軸が貫通して配置される貫通孔が設けられている、前記キャスター本体と、前記保持筒の前記収容孔に上下移動可能に嵌合されるように設けられ、前記車軸が挿通される挿通孔が形成されている止めブロックと、その一端部が前記保持筒の前記収容孔の上側に連結され、その他端部が前記止めブロックに連結されるように前記保持筒の前記収容孔に装着され、負荷が掛かると圧縮され、除荷されると伸長して元の形に復元する弾性力を有する弾性部材と、を有し、負荷が前記キャスター本体に掛からない場合、前記弾性部材が伸長し、前記弾性部材に前記保持筒及び前記止めブロックが押し付けられて、前記保持筒が前記止めブロックに対して上方に移動され、前記フランジが前記輪溝において前記リム体側に移動して前記リム体寄りの溝壁と当接されると、前記車輪の回転が規制され、不動に定位されて、回転不能状態になり、前記キャスター本体に負荷が掛かっている場合、前記弾性部材が圧縮され、前記保持筒が押し下げられて前記止めブロックに対して下方に移動され、前記保持筒の下方移動により前記フランジが前記ボス体側に移動され、前記フランジの前記輪溝における前記リム体側の溝壁との当接状態が解除されて前記車輪が回転可能状態になる、ことを特徴とする。
本考案に係るキャスターは、キャスター本体の保持筒内に止めブロックが上下移動可能に装着され、保持筒内において止めブロックとの間に弾性部材が設けられている。キャスター本体に負荷が掛からない場合、弾性部材が上下方向に伸長し、保持筒が押し付けられて上方に移動されて、フランジがリム体側に移動して輪溝におけるリム体寄りの溝壁と当接されると、車輪の回転が規制されて定位され、回転不能状態になる。
従来のキャスターの1例の構成を示す分解斜視図である。 図1のキャスターにおけるホイールが転動可能な状態を示す正面断面図である。 図2の線III―IIIの断面図である。 図1のキャスターにおけるホイールが転動不能な状態を示す正面断面図である。 図4の線V―Vの断面図である。 本考案のキャスターの1例を示す分解斜視図である。 図6のキャスターにおけるホイールが転動不能な状態を示す正面断面図である。 図7の線VIII―VIIIの断面図である。 図6のキャスターにおけるホイールが転動可能な状態を示す正面断面図である。 図9の線X―Xの断面図である。
本考案の他の特徴および利点は、添付の図面を参照する以下の実施形態の詳細な説明において明白になるであろう。
以下、本考案に係るキャスターの1例について図面を参照して説明する。
本考案に係るキャスターは、多くの場合にはオフィス等において使用される椅子等の被取付体(図示せず)の底面側に複数取り付けられて、被取付体を載置する載置面7が例えば地面と接触しながら移動可能にするよう用いられ、図6に示すように、例えば双輪式のものであり、概ねキャスター本体2と2つの車輪6と制動構造とを備えている。
図6に示すように、キャスター本体2は、プラスチック素材等によりほぼ扇形状の外形に一体状に成形されており、その両側に横長の車軸5を介して2つの車輪6、6が回転自在に取付支持されるベースフレーム21を有し、ベースフレーム21の被取付体側の上部及び車輪6の上半部を覆うように車輪6の周方向に沿って略円弧状に形成されたトップカバー22が設けられている。ベースフレーム21はその車軸5から偏心した箇所に上下に延伸される竪柱25がトップカバー22よりも上側にトップカバー22を貫通して突き出て設けられている。竪柱25は上下に延伸される縦孔251が設けられている。例えばボルト状の旋回軸(図示せず)は、その下部が縦孔251に回転可能に嵌合されると共に、旋回軸の上部が被取付体の底面側に固定される。
ベースフレーム21は、両側の車輪6、6の間に、車軸5が貫通して支持される柱状の保持筒23が設けられている。保持筒23は、車輪6が走行する方向である走行方向及び走行方向に横断する方向である横断方向の双方と直交する上下方向に沿って上下延伸されると共に下部が開放された筒状体である。該保持筒23は、その下部開口より窪んで上下に延伸される収容孔231が設けられ、また、その車輪6、6寄りの両側に車軸5が挿通される貫通孔232が収容孔231と空間的に連通するように設けられ、また、その貫通孔232の上方に側面視で略円弧状をなすフランジ24が両側の車輪6、6寄りの外周面からつば状に突き出て設けられている。これによって、キャスターが旋回軸を中心に自由に旋回すると共に、車輪6、6が回転して走行して任意の方向に移動可能なものとして使用される。
保持筒23は、この例では、図7に示されているように、トップカバー22と一体状に連結され、対向する車輪6、6よりも被取付体側に近いように突き出て設けられた上部封止壁233と、上部封止壁233とにより収容孔231を画成するように上部封止壁233から下方に突き出て設けられた囲い壁234とを有する。上部封止壁233は、下述する弾性部材4の一端が取り付けられる取付凸部235が、好ましくは収容孔231よりも径小に収容孔231に向かって突き出されて設けられている。貫通孔232は、囲い壁234において車軸5が左右移動不能で且つ上下移動可能にするようにその横幅が車軸5の軸径と略同一でありその縦幅が該車軸5の軸径よりも大である縦長の形状に形成されている。収容孔231は、図6のように上下が長く形成され、横断面が円形でない例えば略矩形状になっている。
保持筒23は、上部封止壁233と対向して収容孔231に移動可能に嵌合される止めブロック3が配置され、上部封止壁233と止めブロック3との間にコイルばね等の弾性部材4が収容孔231に装着されている。止めブロック3は、好ましくは収容孔231に嵌入して相対的に回転不能になるよう収容孔231に対応してその上下方向の横断面が円形状でないように形成されればよく、例えば略矩形状になっている(図7)。
止めブロック3は、車軸5が挿通される挿通孔31が設けられ、また、弾性部材4の他端部が装着する取付突起32が、好ましくは収容孔231よりも径小に取付凸部235に向かって突き出て設けられている。このように、車軸5が貫通孔232及び挿通孔31を介して車輪6,6にそれぞれ嵌入され、車軸5が挿通されている止めブロック3は収容孔231内において上下動可能であり、また、収容孔231に対して回転不能である。
弾性部材4は、その一端部が上部封止壁233の取付凸部235に、またその他端部が止めブロック3の取付突起32にそれぞれ装着されて収容孔231に容置され、負荷が掛かると圧縮され、除荷されると伸長して元の形に復元する弾性力を有し、常時保持筒23を上方に移動させるものとして例えば金属材料からなる圧縮コイルばねを用いる。この例では、弾性部材4は、本考案に係るキャスターが取り付けられた被取付体に負荷が掛からない時、保持筒23が上方に移動して定位されるように伸長する復元力を有するものであれば、上記の例に制限されない。
2つの車輪6は例えば地面等の載置面7と接触して回転移動するものであって横断方向に対向して配置されるものである。各車輪6は、対向する車輪6側の内側から突き出ると共にボス孔60を画成するように環状に設けられたボス体61と、ボス体61よりも径大でボス体61とにより環状の輪溝64が形成されるようにその外周縁から内方に突き出てボス体61と同心に環状に設けられたリム体62とを有し、ボス体61とリム体62とは複数本のスポーク体によって連結されている。また、車輪6は対向する内側と背中側の外側を覆うようにホイールカバー63が配置されている。ベースフレーム21のフランジ24は、好ましくはリム体61と同心のアーク状に形成され、車輪6の輪溝64に入り込むように突き出て設けられている。
車軸5は、2つの車輪6が互いに所定の間隔を置いて対向して、止めブロック3の挿通孔31及び保持筒23の貫通孔232、232を挿通して両側の車輪6、6それぞれのボス孔60に嵌合されて2つの車輪6の間を連結するように走行方向に横断する横断方向に長く延伸されており、保持筒23及び止めブロック3を挿通する中間部51と、中間部51の両端から保持筒23から突き出るように延伸して車輪6のボス孔60、60に嵌入する2つの端部52、52とを有する。
リム体62は、ホイールカバー63よりも外側に環設され、概ねボス体61に近い硬質層621と、硬質層621の外側にボス体61から離れて硬質層621と一体状に形成された軟質層622とにより構成されている。硬質層621は、支持力の大きいポリプロピレン(PP)材料からなり、軟質層622は、載置面7と接触するために重圧に耐えられ、摩耗に強く、スリップも防止することができるようにポリウレタン(PU)材料からなる。
この例では、リム体62は異なる材料で2層状に構成されているが、同一の材料例えばPP材料からなってもよい。また、ボス体61とリム体62とはスポークを介して一体状に成形され、また、ボス体61とホイールカバー63とは一体状に成形されてもよい。
該キャスターの制動構造は、椅子等の家具に負荷がかかると移動可能にされるが、負荷がかからない時には所定の位置に定位されて自由に移動してしまうことがないように車輪6の回転とキャスター本体2の旋回とを規制するものであり、この例では、弾性部材4、保持筒23とリム体62とが協同して該キャスターの制動構造として構成される。
図7、図8に示すように、椅子等の家具に負荷がかからない場合、弾性部材4が伸長しているのでキャスター本体2及び止めブロック3が押し付けられて、保持筒23が止めブロック3及び車輪6に対して上方(例えば椅子の座席側)に移動される。保持筒23の上方移動によりフランジ24が輪溝64において上方に移動してリム体62つまり硬質層621寄りの溝壁に突き当たって当接されて車輪6が不動に定位される。これと同時に、車軸5が止めブロック3の下方移動に連動して貫通孔232において下方に移動して囲い壁234の貫通孔232における下方孔壁に突き当たって当接される。これによって、車輪6の回転が規制され、車輪6が回転不能に定位される。
なお、保持筒23と止めブロック3とは、自身の上下方向の中心軸に対して回転しないので、フランジ24が輪溝64におけるリム体62側の溝壁に当接して定位された状態をより確実にすることができる。
図9、図10に示すように、椅子等の家具に負荷がかかっている(矢印)と、弾性部材4が圧縮されるので、キャスター本体2が下方に押圧され、保持筒23が止めブロック3に対して下方(例えば椅子が置かれている載置面7側)に移動される。これによってフランジ24がボス体61側に移動され、フランジ24の輪溝64におけるリム体62側の溝壁との当接が解消される。ここで、貫通孔232の上下方向の幅は輪溝64の溝幅よりも小であるので、車軸5は保持筒23の下方移動によって、貫通孔232における上側壁に当接されて定位される。これによって、フランジ24は輪溝64のリム体62つまり硬質層621寄りの溝壁から離れて当接されないと同時に、ボス体61寄りの溝壁にも当接されないので、車輪6が可動状態になり、車輪6が回転できて移動可能になる。
以上により、本考案に係るキャスターは、別にブレーキとしてのストッパーを付設することなく、構造的に簡易化することができる。キャスター本体2に負荷がかかった時、例えばオフィス等に置かれる椅子の場合、ユーザーが座っている時には、車輪6の回転不能状態が解除され、移動可能になるので、仕事上使い勝手がよい。また、負荷が掛からない時例えば椅子に座っていない時には、動かないよう定位されるので、地震などの時にも勝手に動いたりすることがなくなり、避難行動を制限したり妨げたりせずに済み、安全性の向上を図ることができる。
なお、フランジ24が、その側面視で略円弧状に形成されるようにリム体62と同心に環状になっている場合、その全面をもってリム体62の硬質層621のボス体61側の内周面に突き当たって接触されるので、フランジ24と硬質層621との当接面積が最大になり、車輪6の摩擦制止効果をより高めることができる。
なお、フランジ24と硬質層621との当接面をブラスト処理等の粗面加工により粗面化処理層を形成したり、ブレーキ用のパッド等の摩擦材を設けたりして摩擦力を増すことができる。粗面化処理は、既知の方法で実行できるため、ここではその詳細は省略する。
以上、本考案の好ましい実施形態を説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
本考案に係るキャスターは、負荷がかからない時には回転せずに定位され、負荷がかかった時には回転・移動できるキャスターとして有用である。
2 キャスター本体
21 ベースフレーム
22 トップカバー
23 保持筒
231 収容孔
232 貫通孔
233 上部封止壁
234 囲い壁
235 取付凸部
24 フランジ
25 竪柱
251 縦孔
3 止めブロック
31 挿通孔
32 取付突起
4 弾性部材
5 車軸
51 中間部
52 端部
6 車輪
60 ボス孔
61 ボス体
62 リム体
621 硬質層
622 軟質層
63 ホイールカバー
64 輪溝
7 載置面

Claims (9)

  1. 被取付体の底部に取り付けられ、前記被取付体を載置する載置面と接触しながら移動可能に構成されるキャスターであって、
    前記載置面と接触しながら走行するものであって走行する方向である走行方向に横断する横断方向に対向するよう配置され、それぞれの対向する内側からボス孔を画成するように環状に突き出て設けられたボス体と、前記ボス体と同心に前記ボス体よりも径大に突き出て設けられ、前記ボス体との間に環状の輪溝が前記内側より窪んで形成されたリム体とを有する2つの車輪と、
    前記2つの車輪が互いに所定の間隔を置いて対向するように前記2つの車輪の間を連結して設けられ、前記横断方向に横長になり、各前記車輪の前記ボス孔に対応して嵌合される両端部と前記両端部の間の中間部とを有する車軸と、
    その両側に前記車軸を介して前記車輪をそれぞれ取付支持するように前記被取付体の底部に連結されるキャスター本体であって、前記2つの車輪の間に前記横断方向及び前記走行方向の双方と直交する上下方向に沿って延伸されるように形成された保持筒を有し、前記保持筒の下部から窪んで上側に延伸される収容孔が設けられ、前記保持筒の外周面にフランジが対応する前記車輪に向かって突き出て対応する前記輪溝に入り込むように設けられ、前記保持筒の前記フランジの下側に、前記車軸の前記中間部が挿通されて前記保持筒内に位置されると共に前記両端部がそれぞれ対応する前記車輪に向かって突き出るように前記車軸が貫通して配置される貫通孔が設けられている、前記キャスター本体と、
    前記保持筒の前記収容孔に上下移動可能に嵌合されるように設けられ、前記車軸が挿通される挿通孔が形成されている止めブロックと、
    その一端部が前記保持筒の前記収容孔の上側に連結され、その他端部が前記止めブロックに連結されるように前記保持筒の前記収容孔に装着され、負荷が掛かると圧縮され、除荷されると伸長して元の形に復元する弾性力を有する弾性部材と、を有し、
    前記キャスター本体に負荷が掛からない場合、前記弾性部材が伸長し、前記弾性部材に前記保持筒及び前記止めブロックが押し付けられて、前記保持筒が前記止めブロックに対して上方に移動され、前記フランジが前記輪溝において前記リム体側に移動して前記リム体寄りの溝壁と当接されると、前記車輪の回転が規制され、不動に定位されて前記車輪が回転不能状態になり、
    前記キャスター本体に負荷が掛かっている場合、前記弾性部材が圧縮され、前記保持筒が押し下げられて前記止めブロックに対して下方に移動され、前記保持筒の下方移動により前記フランジが前記ボス体側に移動され、前記フランジの前記輪溝における前記リム体側の溝壁との当接状態が解除されて前記車輪が回転可能状態になる、ことを特徴とするキャスター。
  2. 前記保持筒は、前記車輪よりも前記被取付体側に近いように突き出て設けられた上部封止壁と、前記上部封止壁とにより前記収容孔を画成するように前記上部封止壁から下方に突き出て設けられた囲い壁とを有し、
    前記上部封止壁は、前記弾性部材の一端部が装着される取付凸部が前記収容孔に向かって突き出されて設けられ、
    前記止めブロックは、前記弾性部材の他端部が装着される取付突起が、前記取付凸部に対向して突き出されて設けられ、
    前記弾性部材は、負荷がかかると圧縮変形し、除荷されると伸長して元の形に戻る弾性力を有する圧縮コイルばねであることを特徴とする請求項1に記載のキャスター。
  3. 前記フランジは、前記リム体と同心のアーク状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のキャスター。
  4. 前記収容孔は、前記上下方向の横断面が円形状でない形状を有し、
    前記止めブロックは、前記収容孔に嵌入して相対的に回転不能にするためにその前記上下方向の横断面が前記収容孔に対応して円形状でない形状を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかの一項に記載のキャスター。
  5. 前記収容孔は、その前記上下方向の横断面が略矩形状に形成され、
    前記止めブロックは、その前記上下方向の横断面が略矩形状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載のキャスター。
  6. 前記車輪は、その前記内側と背中側の外側を覆うように前記ボス体及び前記リム体と連結されるようにホイールカバーが配置されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの一項に記載のキャスター。
  7. 前記リム体は、前記ホイールカバーよりも外側に環設され、前記ボス体に近い硬質層と、前記硬質層の外側に前記ボス体から離れて前記硬質層と一体状に形成された軟質層とにより構成されることを特徴とする請求項6に記載のキャスター。
  8. 前記硬質層は、ポリプロピレン材料からなり、前記軟質層は、ポリウレタン材料からなることを特徴とする請求項7に記載のキャスター。
  9. 前記キャスター本体は更に、前記保持筒を取付支持するベースフレームと、前記ベースフレームの前記被取付体側の上部及び前記車輪の上半部を覆うように前記車輪の周方向に沿って略円弧状に形成されたトップカバーと、前記ベースフレームの前記車軸から偏心した箇所に上下に延伸されるように前記トップカバーよりも上側に前記トップカバーを貫通して突き出て設けられた竪柱とを有することを特徴とする請求項1〜8のいずれかの一項に記載のキャスター。
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