JP3214750U - スーツケースキャスターのロック装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造がコンパクトなスーツケースキャスターのロック装置を提供する。【解決手段】ロック装置は、コントロールボックス、押し板2、押しボタン3、ブレーキライン4、連結器5を含み、コントロールボックスがスーツケースの上部の外側に固定され、押し板2及び押しボタン3がコントロールボックスに接続され、連結器5がキャスターに設置され、ブレーキライン4の両端が押し板2及び連結器5にそれぞれ接続される。押し板2と押しボタン3との間にロック機構が設置され、外力で押し板2を押すことで、ブレーキライン4によって、連結器5を移動させ、移動した後の連結器5がキャスターをロックできるとともに、ロック機構の作用のもとで、キャスターのロック状態を保持させ、外力で押しボタン3を押すことで、押し板2をリセットさせ、連結器5をキャスターから離れさせ、キャスターのロック状態を解除させる。【選択図】図2

Description

本考案は、機械技術分野に関し、特にスーツケースキャスターのロック装置に関するものである。
中国のスーツケース産業は、20年の高速発展を経て、今では世界の70%以上のシェアを占めて、全世界で覇者地位を占めている。中国が世界の製造センターだけではなく、世界の最大の消費市場である。中国のスーツケース製品の年間売上高は、すでに5000億中国元に達する。
スーツケースを便利に携帯できるために、スーツケースの底部にキャスターが取り付けられる。スーツケースは、キャスターと地面との間に形成されるスクロール摩擦によって、効果的に摩擦力を減少できるので、スーツケースを便利に移動させる。
しかし、従来のスーツケースキャスターには一般的にロック装置がないので、下り坂では安定にスーツケースをコントロールできなければ、スーツケースが滑下し、一定の安全の問題が存在している。
特許文献1に新型のスーツケースキャスターのブレーキ装置が開示される。スーツケースキャスターのブレーキ装置は、支持フレーム、ホイールキャリア、車輪の縦軸釘、車輪、ブレーキハンドル、ブレーキライン、ブレーキブロック及びブレーキブロックねじりスプリングを含む。支持フレームがホイールキャリアと接続して、ホイールキャリアにローラーが設置され、ホイールキャリアがローラーによって車輪と可動的に接続して、ホイールキャリアの底部の外側の縁に釣り合う突起が設置され、突起にはローラーに平行する固定軸が設置され、ブレーキブロックのその端部に近づく箇所に凹槽が設置され、固定軸が凹槽によってブレーキブロックと可動的に接続し、車輪の縦軸釘がホイールキャリアの内部に設置され、車輪の縦軸釘の末端がブレーキブロックねじりスプリングの一つの端部と接続し、ブレーキブロックねじりスプリングのもう一つの端部がブレーキブロックと接続し、ブレーキラインの一つの端部がブレーキブロックと接続し、ブレーキラインのもう一つの端部がブレーキハンドルと接続し、ブレーキハンドルが支持フレームに設置される。キャスターを制動する必要がある時には、ブレーキハンドルを押さえばよい。
中国考案第205905663U号公報
しかし、ブレーキ状態において、使用者がずっとブレーキハンドルを押さなければならなく、いったんブレーキハンドルを押さないと、キャスターが制動されない。これによって、上記のスーツケースキャスターのブレーキ装置は、使用が不便である。
また、ブレーキハンドルが空間を占用しているので、スーツケースの外形の構造はコンパクトでない。従来の他のスーツケースキャスターのブレーキ装置も同様の問題が存在している。
前記問題を解決するために、本考案は、操作が便利であり、構造がコンパクトであるスーツケースキャスターのロック装置を提供する。
スーツケースキャスターのロック装置は、スーツケースのハウジングとキャスターとの間に設置され、コントロールボックス、押し板、押しボタン、ブレーキライン、連結器を含む。コントロールボックスがスーツケースの上部の外側に固定され、押し板及び押しボタンがコントロールボックスに接続され、連結器がキャスターに設置され、ブレーキラインの両端が押し板及び連結器にそれぞれ接続され、押し板と押しボタンとの間にロック機構が設置され、外力で押し板を押すことで、ブレーキラインによって、連結器を移動させ、移動した後の連結器がキャスターをロックできるとともに、ロック機構の作用のもとで、キャスターのロック状態を保持させる。外力で押しボタンを押すことで、押し板をリセットさせ、リセットした後の押し板がブレーキラインによって、連結器をキャスターから離れさせ、且つキャスターのロック状態を解除させる。
コントロールボックスは、スーツケースの上部に設置され、使用者がスーツケースキャスターのロック装置を制御することに便利である。
初期状態の時、連結器がキャスターと接触しなく、この状態ではキャスターが順調に回転することができる。
キャスターをロックする必要がある時、外力で押し板を押して、移動した後の押し板がブレーキラインによって連結器を移動させ、移動した後の連結器がキャスターをロックする。この状態では、ロック機構によって、移動した後の押し板が押しボタンと接続され、キャスターがロックを保持する状態にする。
もちろん、キャスターのロック状態を解除する必要がある時、外力で押しボタンを押して、押し板と押しボタンとを分離して、押し板がリセットする。
これによって、押し板を押すことで、キャスターをロックすることができ、押しボタンを押すことで、キャスターのロックを解除できることが分かる。
スーツケースキャスターのロック装置において、コントロールボックスの内部に固定板が設置される。固定板に滑車及び位置決め槽が設置され、ブレーキラインが筒状のスリーブ及びスリーブの内部に設置されるロープを含み、スリーブの一つの端部が位置決め槽に固定され、ロープが滑車に巻きつけられ、且つロープの上端が押し板に接続される。
滑車は、ロープが他の部品と接触することを防止できる。具体的には、滑車の側部に環状の凹槽が設置され、ロープが凹槽にはめ込まれる。
位置決め槽は、ブレーキラインのスリーブを固定することに用いられ、ブレーキラインの端部を安定的に連接する。
スーツケースキャスターのロック装置において、コントロールボックスの内部の空洞部が直方体の形状であり、その側部に開口が設置される。押し板が平板状であり、その側部には押し板に垂直するガイド部が設置され、ガイド部の幅がコントロールボックスの内部の空洞部の幅と釣り合って、押し板の下端が滑車の下部に位置して、ロープが押し板の下端と接続する。
ガイド部とコントロールボックスの内部の空洞部とが釣り合うので、コントロールボックスが押し板を導くことができ、押し板が外力作用のもとで、上方及び下方へのみ移動できる。
押し板の下端とロープとが接続される箇所は、滑車の下方に位置し、且つロープが滑車に接続される。この構造が押し板を下方に移動させ、ブレーキラインによって連結器を上方へ移動させることができ、上方に移動した後の連結器がキャスターをロックする。
スーツケースキャスターのロック装置において、ガイド部は、板状の第一板体及び板状の第二板体を含み、第一板体が押し板に垂直であり、第一板体の内側の端部が押し板の中部に接続される。第二板体が押し板に平行であり、第二板体の内側の端部が第一板体の外側の端部に接続される。
第一板体がコントロールボックスの内側と接触して、安定的なガイドが形成される。第二板体が下記の二つの作用を有する。第一、第一板体及び第二板体がコントロールボックスの内側と接触して、更に安定的なガイドが形成される。第二、コントロールボックスの開口を覆うので、不純物がコントロールボックスの内部に入ることを防止できる。
スーツケースキャスターのロック装置において、押しボタンは、板状の台座及び台座の上部に設置される押し部を含み、押し板の上部が台座の外側に近づいている。
この構造がコントロールボックスの開口を覆うことができるので、不純物がコントロールボックスの内部に入ることを防止できる。
スーツケースキャスターのロック装置において、ロック機構は、ロックスプリング、ロック突起及びロック槽を含み、ロック槽が押し板に設置され、ロック突起が台座の下部に設置され、ロック突起及びロック槽がかみ合って、ロックスプリングの両端が押しボタン及びコントロールボックスにそれぞれ作用する。且つ、ロックスプリングの弾力作用のもとで、ロック突起をロック槽にはめ込むことができる。
押し板が下方に移動した後、押し板に設置されるロック槽及び押しボタンに設置されるロック突起が対向して設置されているので、ロックスプリングの弾力作用のもとで、ロック突起がロック槽にはめ込まれる。この構造が下方に移動した後の押し板をある位置に保持させるので、キャスターのロック状態を保持させる。
もちろん、外力で押しボタンを押すことで、ロックスプリングが収縮して、ロック突起とロック槽が分離して、キャスターのロック状態が解除される。
スーツケースキャスターのロック装置において、押し部及び台座が一体構造であり、押し部の内部が空洞を有して、ロックスプリングの一つの端部が押し部の内部に位置する。
押し部が下記の二つの作用を有する。第一に、突起の押し部は、使用者が押しボタンを押すことに便利である。第二に、ロックスプリングの端部に対して、位置決めをして、ロックスプリングの移動を防止できる。
スーツケースキャスターのロック装置において、更に、スーツケースの底部に固定される接続筒を含み、接続筒の内部に第一リセットスプリング及びハンドルが設置される。第一リセットスプリングの両端がハンドル及び接続筒にそれぞれ作用して、第一リセットスプリングの弾力作用のもとで、ハンドルが下方へ移動することができる。連結器がハンドルの下端に接続され、ハンドルが下方に移動した後、連結器とキャスターとが分離状態を保持し、ロープの下端はハンドルの上端と接続している。
第一リセットスプリングの弾力作用のもとで、ハンドルが下方へ移動できる。下方に移動した後のハンドルが連結器とキャスターとに分離状態を保持させる。即ち、第一リセットスプリングの弾力作用のもとで、キャスターが自由に回転できる。
押し板が押されると、ブレーキラインのロープが上方に引き上げられる。上方に引き上げられたロープが第一リセットスプリングの弾力を克服した後、ハンドルを上方へ移動させ、上方に移動した後のハンドルが連結器によって、キャスターをロックする。
スーツケースキャスターのロック装置において、キャスターは、輪軸及び輪体を含み、輪軸がスーツケースの底部に水平に設置され、輪体が軸向に沿って輪軸に接続される。
強度を高めるために、輪体の数量が二つであり、二つの輪体が軸向に沿って輪軸の両端にそれぞれ接続される。もちろん、輪体が輪軸に対して、回転できる。
輪体の内側に複数の位置決め凹槽を有して、連結器が上方に移動した後、輪体の内側の位置決め凹槽に収容されるので、キャスターがロック状態を保持する。
逆に、押し板が押されないと、第一リセットスプリングの弾力作用のもとで、連結器が位置決め凹槽にはめ込まないので、キャスターが回転できる。
スーツケースキャスターのロック装置において、ハンドルは、筒状の固定スリーブ、可動スリーブ及び桿状の本体を含み、固定スリーブがスーツケースに固定され、本体が固定スリーブの内部に設置され、本体の下端が固定スリーブから伸び出て、連結器と接続される。本体の上端が固定スリーブから伸び出て、可動スリーブと接続される。
スーツケースキャスターのロック装置において、本体にスリップリングが設置され、本体の上端に第二リセットスプリングが被せられる。第二リセットスプリングの両端がスリップリングと本体の上端にそれぞれ作用する。且つ、第二リセットスプリングの弾力作用のもとで、スリップリングが下方へ移動することができ、可動スリーブがスリップリングと接続される。
上方に引き上げられたロープが可動スリーブを上方に移動させ、可動スリーブがスリップリングと接続されるので、スリップリングが上方へ所定の距離移動した後、第二リセットスプリングが圧縮し続けられない。この時には、本体が一緒に上方へ移動する。本体が上方に移動した後、連結器を上方へ移動させ、上方に移動した後の連結器がキャスターをロックする。
第二リセットスプリング及びスリップリングが所定の緩衝作用を発揮する。即ち、スリップリングが所定の距離移動した後、ハンドルをゆっくりと、上方へ移動させる。これによって、連結器とキャスターとが突然に剛性接触することを防止できる。
本考案のスーツケースキャスターのロック装置は、キャスターがロックされる状態に切り替えられる時には、押し板に外力を与えることを停止しても、キャスターのロック状態を保持させることができる。従って、スーツケースキャスターのロック装置の安定性が高くて、操作が簡単である。
また、コントロールボックスの内部に設置される押しボタン及び押し板が空間を占用しなく、コントロールボックスが押し板を安定的に導くことができるので、スーツケースキャスターのロック装置の構造がコンパクトであり、更にスーツケースキャスターのロック装置の安定性を高め、高い実用的な価値を有する。
スーツケースキャスターのロック装置の構造を示す図である。 スーツケースキャスターのロック装置がロック解除状態の時の構造を示す図である。 スーツケースキャスターのロック装置がロック状態の時の構造を示す図である。 スーツケースキャスターのロック装置におけるコントロールボックスの構造を示す図である。 スーツケースキャスターのロック装置におけるブレーキラインの構造を示す図である。
以下、図面を参照して、本考案について詳しく説明する。
図1を参照すると、スーツケースは、内部が空洞であるハウジングを含み、スーツケースを移動することに便利であるために、スーツケースの底部に回転できるキャスター11が接続される。
スーツケースキャスターのロック装置は、ハウジングとキャスターとの間に設置される。
図2及び図3を参照すると、スーツケースキャスターのロック装置は、コントロールボックス1、押し板2、押しボタン3、ブレーキライン4、連結器5を含む。コントロールボックス1がスーツケースの上部の外側に固定され、押し板2及び押しボタン3がコントロールボックス1に接続され、連結器5がキャスター11に設置され、ブレーキライン4の両端が押し板2及び連結器5にそれぞれ接続され、押し板2と押しボタン3との間にロック機構が設置される。外力で押し板2を押すことで、ブレーキライン4によって、連結器5を移動させ、移動した後の連結器5がキャスター11をロックできるとともに、ロック機構の作用のもとで、キャスター11のロック状態を保持させる。外力で押しボタン3を押すことで、押し板2をリセットさせ、リセットした後の押し板2がブレーキライン4によって、連結器5をキャスター11から離れさせ、且つキャスター11のロック状態を解除させる。
図4及び図5を参照すると、コントロールボックス1の内部に固定板6が設置される。固定板6に滑車7及び位置決め槽6aが設置され、ブレーキライン4が筒状のスリーブ4a及びスリーブ4aの内部に設置されるロープ4bを含み、スリーブ4aの一つの端部が位置決め槽6aに固定され、ロープ4bが滑車7に巻きつけられ、且つロープ4bの上端が押し板2に接続される。
本実施例において、ブレーキライン4、滑車7及び位置決め槽6aにより制御ユニットを形成する。固定板6には、二つの制御ユニットを有し、二つの制御ユニットが固定板6に対称的に設置される。もちろん、実際の応用に応じて複数の制御ユニットを設置することもできる。
コントロールボックス1の内部の空洞部が直方体の形状であり、その側部に開口が設置される。押し板2が平板状であり、その側部に押し板2に垂直なガイド部が設置され、ガイド部の幅がコントロールボックス1の内部の空洞部の幅と釣り合って、押し板2の下端が滑車7の下部に位置して、ロープ4bが押し板2の下端と接続する。
ガイド部は、板状の第一板体2a及び板状の第二板体2bを含み、第一板体2aが押し板2に垂直であり、第一板体2aの内側の端部が押し板2の中部に接続される。第二板体2bが押し板2に平行であり、第二板体2bの内側の端部が第一板体2aの外側の端部に接続される。
押しボタン3は、板状の台座3a及び台座3aの上部に設置される押し部3bを含み、押し板2の上部が台座3aの外側に近づいている。
ロック機構は、ロックスプリング8、ロック突起3a1及びロック槽2cを含み、ロック槽2cが押し板2に設置され、ロック突起3a1が台座3aの下部に設置され、ロック突起3a1及びロック槽2cがかみ合って、ロックスプリング8の両端が押しボタン3及びコントロールボックス1にそれぞれ作用する。且つ、ロックスプリング8の弾力作用のもとで、ロック突起3a1をロック槽2cにはめ込むことができる。
本実施例において、押し板2を順調にリセットさせるために、コントロールボックス1の内部にロック解除スプリング17が設置され、ロック解除スプリング17の両端が押し板2の下部及びコントロールボックス1にそれぞれ作用して、ロック解除スプリング17の弾力作用のもとで、押し板2を上方へ移動させることができる。
押し部3b及び台座3aが一体構造であり、押し部3bの内部が空洞を有して、ロックスプリング8の一つの端部が押し部3bの内部に位置する。
スーツケースキャスターのロック装置は、更に、スーツケースの底部に固定される接続筒9を含み、接続筒9の内部に第一リセットスプリング10及びハンドルが設置される。第一リセットスプリング10の両端がハンドル及び接続筒9にそれぞれ作用して、第一リセットスプリング10の弾力作用のもとで、ハンドルが下方へ移動することができる。連結器5がハンドルの下端に固定され、ハンドルが下方に移動した後、連結器5とキャスター11とが分離状態を保持し、ロープ4bの下端はハンドルの上端と接続している。
キャスター11は、輪軸11a及び輪体11bを含み、輪軸11aがスーツケースの底部に水平に設置され、輪体11bが軸向に沿って輪軸11aに接続される。
ハンドルは、筒状の固定スリーブ12、可動スリーブ13及び桿状の本体14を含み、固定スリーブ12がスーツケースに固定され、本体14が固定スリーブ12の内部に設置され、本体14の下端が固定スリーブ12から伸び出て、連結器5と接続される。本体14の上端が固定スリーブ12から伸び出て、可動スリーブ13と接続される。
本体14にスリップリング15が設置され、本体14の上端に第二リセットスプリング16が被せられる。第二リセットスプリング16の両端がスリップリング15と本体14の上端にそれぞれ作用する。且つ、第二リセットスプリング16の弾力作用のもとで、スリップリング15が下方へ移動することができ、可動スリーブ13がスリップリング15と接続される。
コントロールボックスは、スーツケースの上部に設置され、使用者がスーツケースキャスターのロック装置を制御することに便利である。
初期状態の時、連結器がキャスターと接触しなく、この状態ではキャスターが順調に回転することができる。
キャスターをロックする必要がある時、外力で押し板を押して、移動した後の押し板がブレーキラインによって連結器を移動させ、移動した後の連結器がキャスターをロックする。この状態では、ロック機構によって、移動した後の押し板が押しボタンと接続され、キャスターがロックを保持する状態にする。
もちろん、キャスターのロック状態を解除する必要がある時、外力で押しボタンを押して、押し板と押しボタンとを分離して、押し板がリセットされる。
これによって、押し板を押すことで、キャスターをロックすることができ、押しボタンを押すことで、キャスターのロックを解除することができることが分かる。
上記は、本考案の具体的な実施形態についての詳しい説明である。当業者は、本考案の実質及び精神から遊離しない範囲において、様々な変形や変更を行なうことができ、これらは本考案の保護範囲に属する。
1 コントロールボックス
2 押し板
2a 第一板体
2b 第二板体
2c ロック槽
3 押しボタン
3a 台座
3a1 ロック突起
3b 押し部
4 ブレーキライン
5 連結器
6 固定板
6a 位置決め槽
7 滑車
8 ロックスプリング
9 接続筒
10 第一リセットスプリング
11 キャスター
11a 輪軸
11b 輪体
12 固定スリーブ
13 可動スリーブ
14 本体
15 スリップリング
16 第二リセットスプリング
17 ロック解除スプリング

Claims (10)

  1. スーツケースキャスターのロック装置であって、スーツケースのハウジングとキャスターとの間に設置され、コントロールボックス、押し板、押しボタン、ブレーキライン、連結器を含み、前記コントロールボックスがスーツケースの上部の外側に固定され、前記押し板及び前記押しボタンが前記コントロールボックスに接続され、前記連結器がキャスターに設置され、前記ブレーキラインの両端が前記押し板及び前記連結器にそれぞれ接続され、前記押し板と前記押しボタンとの間にロック機構が設置され、外力で前記押し板を押すことで、前記ブレーキラインによって、前記連結器を移動させ、移動した後の前記連結器が前記キャスターをロックできるとともに、前記ロック機構の作用のもとで、前記キャスターのロック状態を保持させ、外力で前記押しボタンを押すことで、前記押し板をリセットさせ、リセットした後の前記押し板が前記ブレーキラインによって、前記連結器をキャスターから離れさせ、且つ前記キャスターのロック状態を解除させることを特徴とするスーツケースキャスターのロック装置。
  2. 前記コントロールボックスの内部に固定板が設置され、該固定板に滑車及び位置決め槽が設置され、前記ブレーキラインが筒状のスリーブ及び該スリーブの内部に設置されるロープを含み、前記スリーブの一つの端部が前記位置決め槽に固定され、前記ロープが前記滑車に巻きつけられ、且つ前記ロープの上端が前記押し板に接続されることを特徴とする、請求項1に記載のスーツケースキャスターのロック装置。
  3. 前記コントロールボックスの内部の空洞部が直方体の形状であり、該コントロールボックスの側部に開口が設置され、前記押し板が平板状であり、該押し板の側部に前記押し板に垂直なガイド部が設置され、前記ガイド部の幅がコントロールボックスの内部の空洞部の幅と釣り合って、前記押し板の下端が前記滑車の下部に位置して、前記ロープは前記押し板の下端と接続されることを特徴とする、請求項2に記載のスーツケースキャスターのロック装置。
  4. 前記ガイド部は、板状の第一板体及び板状の第二板体を含み、該第一板体が前記押し板に垂直であり、該第一板体の内側の端部が前記押し板の中部に接続され、前記第二板体が前記押し板に平行であり、該第二板体の内側の端部が前記第一板体の外側の端部に接続されることを特徴とする、請求項3に記載のスーツケースキャスターのロック装置。
  5. 前記押しボタンは、板状の台座及び該台座の上部に設置される押し部を含み、前記押し板の上部が前記台座の外側に近づいていることを特徴とする、請求項2に記載のスーツケースキャスターのロック装置。
  6. 前記ロック機構は、ロックスプリング、ロック突起及びロック槽を含み、該ロック槽が前記押し板に設置され、前記ロック突起が前記台座の下部に設置され、前記ロック突起及び前記ロック槽がかみ合って、前記ロックスプリングの両端が前記押しボタン及び前記コントロールボックスにそれぞれ作用して、前記ロックスプリングの弾力作用のもとで、前記ロック突起を前記ロック槽にはめ込むことができることを特徴とする、請求項5に記載のスーツケースキャスターのロック装置。
  7. 前記押し部及び前記台座が一体構造であり、該押し部の内部が空洞を有して、前記ロックスプリングの一つの端部が前記押し部の内部に位置することを特徴とする、請求項6に記載のスーツケースキャスターのロック装置。
  8. 更に、前記スーツケースの底部に固定される接続筒を含み、前記接続筒の内部に第一リセットスプリング及びハンドルが設置され、該第一リセットスプリングの両端が前記ハンドル及び前記接続筒にそれぞれ作用して、該第一リセットスプリングの弾力作用のもとで、前記ハンドルが下方へ移動することができ、前記連結器が前記ハンドルの下端に固定され、該ハンドルが下方に移動した後、前記連結器と前記キャスターとが分離状態を保持し、前記ロープの下端は前記ハンドルの上端と接続されることを特徴とする、請求項7に記載のスーツケースキャスターのロック装置。
  9. 前記キャスターは、輪軸及び輪体を含み、該輪軸が前記スーツケースの底部に水平に設置され、前記輪体が軸向に沿って前記輪軸に接続されることを特徴とする、請求項8に記載のスーツケースキャスターのロック装置。
  10. 前記ハンドルは、筒状の固定スリーブ、可動スリーブ及び桿状の本体を含み、該固定スリーブが前記スーツケースに固定され、前記本体が前記固定スリーブの内部に設置され、前記本体の下端が前記固定スリーブから伸び出て、前記連結器と接続され、前記本体の上端が前記固定スリーブから伸び出て、前記可動スリーブと接続されることを特徴とする、請求項9に記載のスーツケースキャスターのロック装置。
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