JP3214496B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

食器洗浄機

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JP3214496B2 JP28354199A JP28354199A JP3214496B2 JP 3214496 B2 JP3214496 B2 JP 3214496B2 JP 28354199 A JP28354199 A JP 28354199A JP 28354199 A JP28354199 A JP 28354199A JP 3214496 B2 JP3214496 B2 JP 3214496B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食器洗浄機の内部で
食器を保持する食器カゴを備えてなる食器洗浄機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の食器洗浄機用の食器カゴは、線材
を組んだ食器カゴの左右両側下部に複数個(例えば、片
側に4個)のローラーを取り付け、ローラーを転がして
食器カゴを移動させていた。複数個のローラーにより、
食器が充分に入った重量ある食器カゴを楽に移動させる
ことができ、また洗浄槽内のガイドレールと扉の間の隙
間での脱輪を防ぐことができた。
【0003】
【発明の解決すべき課題】しかしながら、以上の従来の
食器洗浄機用の食器カゴでは食器カゴ一つに複数(例え
ば、8個)のローラーを取り付けるため、組立の手間が
かかり、また部品代もかさみ、コスト高になるという問
題があった。
【0004】そこで、本発明は、簡単な構造で低コスト
の食器洗浄機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の食器洗
浄機は、食器カゴと、該食器カゴに取り付けられた板状
体を備え、前記板状体が、当該食器カゴのスライド方向
に延び、且つ当該食器カゴを支持する洗浄槽内壁もしく
は扉上に形成された支持部に対向する平坦な下面が形成
された平板部を備えていることを特徴とする。したがっ
て、支持部に対向する平坦な下面が形成された平板部が
支持部上を円滑にスライドし、食器洗浄機からの食器カ
ゴの出し入れがしやすいので作業性が向上する。
【0006】請求項2の発明は、線材を組んで構成した
食器カゴと、前記食器カゴのスライド方向に延び、且つ
当該食器カゴを支持する洗浄槽内壁もしくは扉上に形成
された支持部に対向する平坦な下面が形成された板状体
と、前記食器カゴを支持する平板部と相違する箇所に形
成され、前記線材を介して食器カゴを取付可能な取付部
とを有することを特徴とする。したがって、請求項1の
発明と同様に、支持部に対向する平坦な下面が形成され
た平板部が支持部上を円滑にスライドし、食器洗浄機か
らの食器カゴの出し入れがしやすいので作業性が向上す
る。
【0007】請求項3の発明は、前記板状部と取付部は
合成樹脂にて一体で成形されていることを特徴とする。
取付部が合成樹脂にて一体成形されてなる板状体はそれ
自体が安価に製造できるだけではなく、組立の手間がか
からない。また部品点数を低減することができ、部品代
を低減して、コストを低くすることができる。
【0008】請求項4の発明は、前記板状体は、前記食
器カゴに着脱可能であることを特徴とする。したがっ
て、板状体を食器カゴ本体から取り外して清掃したり、
破損したときは取り替えることができる。
【0009】請求項5の発明は、板状体が、板状体の取
付部より食器カゴの線材が外れる方向に移動することを
規制する側壁面を持つことを特徴とする。したがって、
食器カゴに当接する側壁面を取付部に嵌合した線材が外
れる方向に形成すれば、線材が取付部から外れる前に、
線材が立ち上げられた板状体の側壁面に当接し、板状体
が食器カゴ本体から外れにくい。
【0010】請求項6の発明は、前記板状体の側壁面は
板状体が取り付けられる線材と異なる線材に当接するこ
とを特徴とする。したがって、食器カゴに当接する側壁
面を取付部に嵌合した線材が外れる方向に形成すれば、
線材が板状体の取付部から外れる前に、板状体が取り付
けられた線材とは異なる線材が板状体の側壁面に当接
し、板状体が食器カゴ本体から簡単には離脱しないよう
にすることができる。
【0011】請求項7の発明は、前記板状体は外側側面
が食器カゴよりも外側に突出するようにして食器カゴに
取り付けられると共に、前記外側側面がスライド時に食
器カゴの線材より先に洗浄槽内面と当接するよう配設さ
れたことを特徴とする。したがって、食器カゴ本体が洗
浄槽内壁に当接する前に、板状体の外側側面が当接し、
食器カゴ本体側面と洗浄槽側面との接触が避けられ、食
器カゴ本体の樹脂膜に傷つく恐れがない。
【0012】請求項8の発明は、前記板状体の上面を食
器カゴの中心側に向かって傾斜させたことを特徴とす
る。したがって、左右の板状体にかかった洗浄水は汚れ
とともに傾斜に沿って洗浄槽の中心に向って案内されて
洗浄槽内へ落ち、付着した汚れや洗浄水はすぐに流れ落
ちるので洗浄後の水たれや汚れなどの問題もない。
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の食器
洗浄機につき図面を参照して説明する。 実施の形態1 以下に本発明の食器洗浄機の第1の実施の形態である実
施の形態1につき説明する。図1及び図2に示される食
器カゴ1は、複数の線材を枠組してなる食器カゴ本体1
aと、食器カゴ本体1aの下端に食器カゴ1の前後方向
(移動方向)に平行に取り付けられる板状体2とからな
る。ここで、食器カゴ本体1aについて図1〜図5によ
って説明する。
【0016】食器カゴ本体1aは、鋼やステンレス等を
用いた線材からなる2本の第1外枠11の内側に、食器
カゴ本体1aの左右側面及び底面を構成する4本の第2
外枠12、食器カゴ本体1aの前後面及び底面を構成す
る7本の第3外枠13をそれぞれ溶着してなり、さらに
第3外枠に複数の食器支持片14を溶着してなる。ま
た、第1外枠の左右内側側面には線材からなる把手部材
15がそれぞれ溶着されている。そして、これら線材を
溶着した後に、食器(図示せず)及び食器カゴ本体1a
を保護するために、食器カゴ本体1aの全体をポリプロ
ピレンやナイロン等の樹脂被膜でコーティングしてい
る。
【0017】把手部材15は、第1外枠より上部の握り
部15bをやや外側に折曲げ、また最上端を食器支持片
14よりも高く形成して、把手部材15を持ちやすくし
ている。また、把手部材15の下端15aは、食器カゴ
本体1aの底面に沿って内側に曲げられていて、その先
端に板状体2が取付けられている。
【0018】次に、板状体について図5〜図16によっ
て説明する。板状体2は、平板部21の上部に、把手部
材15の下端15aに取り付けられる2つの取付部2
2、23を前後に形成してなる。平板部21と取付部2
2、23は、例えば、ポリアセタールのような樹脂で一
体成形されている。平板部21は、下面が平坦な平板の
前後端部21a、21bが上方に湾曲した形状になって
おり、食器カゴ1の移動時には平坦部分がスライド面と
して機能するとともに、平板の前後端部が載置面の突起
などに引っ掛かるのを防いでいる。平板部21は、例え
ば、長さ170mm、幅10mmの大きさであり、載置
面上に多少の凹凸があっても安定して置くことができ
る。また、平板部21及び取付部22、23の上面は、
食器カゴ1の中心側に向かって傾斜している。そのた
め、平板部21及び取付部22、23の上面の残菜等の
汚れや洗浄水はこの傾斜に沿って速やかに洗浄槽内に落
下するので洗浄後の水たれや汚れが少ない。なお、平板
部21の角部の面取りを大きくとれば、スライド面との
引っ掛かりをなくして円滑にスライドできる。
【0019】取付部22、23は、平板部21の上面か
ら内側面にかけて形成され、蒲鉾型形状になっている。
取付部22、23の外側面には、把手部材15の下端1
5aが挿入される穴24、25がそれぞれ形成される。
一方の取付部22には丸穴24が形成され、もう一方の
取付部23には長円状穴25が形成される。そのため、
把手部材15の下端15a同士の間隔の微小な歪による
寸法誤差があっても、長円状穴25で誤差を吸収して、
取付可能となっている。一方の取付部22の丸穴24
は、開口部近傍の穴径が把手部材15の径よりも大き
く、奥側ほど穴径が小さくなるテーパ形状であり、把手
部材15の下端15aが楽に挿入できる寸法となってい
る。また、穴の奥側には複数の山型突起24aが奥行き
方向に形成されており、把手部材15の下端15aがき
っちりと嵌合固定されるようになっている。
【0020】他方の取付部23の長円状穴25は、開口
部近傍の小径寸法が把手部材15の径よりも大きく、奥
側ほど穴径が小さくなるテーパ形状であり、把手部材1
5の下端15aが楽に挿入できる寸法となっている。ま
た、穴の奥側には複数の山型突起25aが奥行き方向に
形成されており、把手部材15の下端15aがきっちり
と嵌合固定されるようになっている。特に、この長円状
穴25においては、山型突起25aが横方向に複数並設
されているので、長円状穴25のどの部分に把手部材1
5の下端15aが挿入されてもきっちりと嵌合固定され
る。
【0021】なお、前述のように食器カゴ1の把手部材
15は、線材に樹脂被膜でコーティングしてなるので柔
軟性がある。そのため、食器カゴ本体1aから板状体2
を人の手で簡単に取り外すことができる。また、板状体
2を取付向きの間違えがなく食器カゴ本体1aに取り付
けることができ、食器カゴ1が洗浄槽のガイドレールか
ら外れるようなこともなくなる。,
【0022】食器カゴの使用方法について図1及び図2
9〜図31によって説明する。食器カゴ1は、食器洗浄
機の洗浄槽内壁5に形成されたガイドレール51に載置
されて食器の洗浄に使用される。食器の出し入れは、食
器カゴ1を食器洗浄機の出入口71付近のガイドレール
51もしくは扉上に移動させて行う、または食器カゴ1
を食器洗浄機から取り出して流し台のカウンター上(図
示せず)に置いて行う。その場合、板状体2の平板部2
1が食器カゴ1及び食器の荷重を受けるので安定して載
置でき、食器の出し入れ時に食器カゴ1が動くなどの不
具合がなくなる。 また、食器カゴ1自体を洗浄する時
には、板状体2を食器カゴ本体1aから取り外すことが
できるので、板状体21と食器カゴ本体1aの間の微小
な隙間にたまった汚れも充分に落とすことができる。
【0023】実施の形態2 本発明の実施の形態2を図17によって説明する。な
お、図中、実施の形態1と同一構成については、同一符
号を付してその説明を省いた。本実施の形態では、板状
体2の平板部21の中央部近傍を切り欠いて、逃げ26
を設けた。他については実施の形態1と同様である。し
たがって、例えば図30に示される洗浄槽内の洗浄ノズ
ル6の回転軌跡と板状体2が重合する場合には、洗浄ノ
ズル6の回転軌跡に逃げ26を位置させるようにすれ
ば、洗浄ノズル6の回転不良を防ぐことができ、洗浄能
力を保つことができる。
【0024】実施の形態3 本発明の実施の形態3を図18によって説明する。本実
施の形態では、食器カゴ1の把手部材15の下端15a
に実施の形態1よりも短い板状体3を前後に2つずつ取
り付けた。他については実施の形態1と同様である。し
たがって、実施の形態2と同様、洗浄槽内の洗浄ノズル
6の回転軌跡を逃げた平板とすることができる。
【0025】実施の形態4 本発明の実施の形態4を図19によって説明する。本実
施の形態では、板状体4の平板部41の幅寸法を広くと
り、外側側面を食器カゴ本体1aの外側側面よりも外方
に突出させている。他については実施の形態1と同様で
ある。したがって、洗浄槽内で食器カゴ1をスライドさ
せるときには、平板部41の外側側面が洗浄槽の内側面
5に当接するので、洗浄槽の内側面5と食器カゴ本体1
aが接触することなく、食器カゴの樹脂膜が傷つく恐れ
がない。。
【0026】実施の形態5 本発明の実施の形態5を図20〜図26によって説明す
る。本実施の形態では、板状体2の平板部21の外側側
面を立ち上げた側壁27を有する。また、平板部21の
前後端部21a、21bを上方に湾曲させ、その上端が
食器カゴ本体1aの底面よりやや上方に位置する。ま
た、前後端部の外側側面に大きな丸み29を付けている
とともに、全ての角部には面を取って丸みを付けてい
る。さらに、平板部21の底面には角度αの傾斜をつけ
ている。他については実施の形態2と同様である。
【0027】したがって、取付部22、23から、把手
部材15の下端15aが抜けようとすると、側壁27が
第2外枠12に当接して、食器カゴ本体1aから板状体
2が外れるのを防止する。また、外側側面の丸み29
が洗浄槽の内側面5に当たって食器カゴ1が斜めになる
ことなく軌道修正されて、食器洗浄機に対して平行に収
納されること、平板部21の底面の設置面積が小さく
摩擦抵抗が減ること、板状体2の湾曲によって、前後
端部21a、21bが扉とレールとの間隙などに入り込
み引掛かることがない、などによって食器カゴ1の食器
洗浄機からの出し入れが円滑となる。なお、板状体2は
ポリアセタール製なので柔軟性であり、手で変形させな
がら容易に食器カゴ1から取り外せる。
【0028】実施の形態6 本発明の実施の形態6を図27及び図28によって説明
する。本実施の形態では、把手部材15の下端15aに
取り付けられた取付部22に拘束部材31を備える。U
字状の拘束部材31の突起31aが取付部22の段部2
2aと嵌合する。他については実施の形態1と同様であ
り、取付部23にも同様の拘束部材を備える。したがっ
て、取付部22から、把手部材15の下端15aが抜け
るようとするのを防止する。
【0029】実施の形態7 次に、本発明による食器洗浄機のガイドレールの一実施
の形態について図29〜図31によって説明する。ガイ
ドレール51は、図31に示すように、食器洗浄機の洗
浄槽の内壁5に内向きに突出形成され、食器カゴ1の板
状体2の下面を受けて支持している。ガイドレール51
の前端は緩やかに下方傾斜させ、食器カゴ1搬入時に板
状体2が引っ掛かるのを防止している。また、ガイドレ
ール51の上面には、奥行き方向に間隔を置いてガイド
レール51を横断する数条の浅い溝51aを設けてい
る。食器カゴ1がガイドレール51上に載置されると、
板状体2下面と溝51aの間に隙間が形成される。その
隙間は、板状体2と洗浄槽内壁5の間に貯まるスパイス
や粉末状の細かいゴミが洗浄水とともにガイドレール5
1の端から流される水抜きとなる。そのため、洗浄後に
食器カゴ1をスライド移動させるとき、細かいゴミがス
ライド面に入り込むことがないので、違和感なくスライ
ドできる。また、洗浄槽内壁5とガイドレール51の隅
部に細かいゴミがこびり付くことがないので清潔であ
る。
【0030】なお、排水を良好に行うために、溝51a
は内向きに傾斜させてもよい。なお、本発明は以上の各
実施の形態に限定されるものではない。例えば、平板部
の上面に取付部を形成するのに換えて、平板部の内側側
面あるいは上面に線材挿入用の穴を形成して、板状体の
形状の簡略化を図ることもできる。その場合には、板状
体の表面の凹凸がなくなるので汚れが付着しにくくな
る。 また、取付部の穴を貫通孔としたり、食器カゴ本
体の線材の挿入係止可能な切り欠きとしたり、スリット
状としたりすることなどが可能である。なお、貫通孔と
した場合には、線材の挿入の向きを間違わないように、
貫通孔の一開口に挿入防止用加工を施すのが望ましい。
また、板状体を垂直方向に薄い平板とせずに横幅方向に
薄い平板とすることもできる。
【0031】さらに、また、把手部材の下端を外側向き
に折曲げ、板状体を外側から挿入固定することもでき
る。その場合には、板状体が把手部材から外れかかる
と、洗浄槽に衝突するのですぐにわかる。したがって、
板状体が外れたまま洗浄を行い、洗浄ノズルの回転不良
を引き起こして洗浄能力の悪化を招くことがない。な
お、本実施の形態では板状体は把手部材に取り付けられ
ているが、食器カゴ本体のいずれの線材に取付けられて
も良いものである。また、食器カゴ本体の線材に別体の
取付部材を取付けて、それに板状体を取付けることもで
きる。その場合には、食器カゴ本体の形状を複雑にする
必要がなく、製造コストがさらに安くなる。。
【0032】
【発明の効果】以上のように本出願の食器洗浄機によれ
ば、食器カゴ本体側面と洗浄槽側面との接触が避けら
れ、食器カゴ本体の樹脂膜に傷がつく恐れがないと共に
食器の出し入れ時に食器カゴが不意に移動することがな
く安定しているので食器カゴから食器の出し入れがしや
すく、また、食器カゴをスライドして移動させやすく食
器洗浄機からの食器カゴの出し入れがしやすいので作業
性が向上する。また、ローラーを必要としないので、構
造が簡単で部品代、組立代ともに安価となり低コスト化
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の形態1の食器洗浄機用食器カゴの
要部を示す斜視図
【図2】図1の食器カゴ本体から板状体を外した状態を
示す要部の斜視図
【図3】図1の食器カゴの全体平面図
【図4】図3の正面図
【図5】図3の左側面図
【図6】図1の板状体の平面図
【図7】図6の正面図
【図8】図6の背面図
【図9】図6の右側面図
【図10】図6の底面図
【図11】図7のF−F断面図
【図12】図7のA部の拡大図
【図13】図7のB部の拡大図
【図14】図7のC−C部の拡大断面図
【図15】図7のD−D部の拡大断面図
【図16】図7のE−E部の拡大断面図
【図17】本発明による食器洗浄機の実施の形態2の要
部を示す斜視図
【図18】本発明による食器洗浄機の実施の形態3の要
部を示す斜視図
【図19】本発明による食器洗浄機の実施の形態4の要
部を示す正面図
【図20】本発明による食器洗浄機の実施の形態5の要
部を示す斜視図
【図21】図20の板状体の平面図
【図22】図21の正面図
【図23】図21の背面図
【図24】図21の底面図
【図25】図22のG−G部の拡大断面図
【図26】図22のH−H部の拡大断面図
【図27】本発明による食器洗浄機の実施の形態6の要
部を示す斜視図
【図28】図27の板状体の取付部の平面図
【図29】本発明による食器洗浄機のガイドレールの一
実施の形態の説明図で、上段のガイドレールを示す側面
【図30】同じく、下段のガイドレールをノズルの上方
から覗いた平面図
【図31】同じく、ガイドレールに食器カゴを載置した
状態を示す正面図
【符号の説明】
1…食器カゴ、1a…食器カゴ本体 2、3、4…板状体 15…把手部材 22、23…取付部 24…丸穴、25…長円状穴 24a、25a…山型突起 31…拘束部材 51…ガイドレール、51a…溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 克己 長野県南安曇郡豊科町大字豊科500番地 日本電熱株式会社内 (72)発明者 渡辺 道生 北九州市小倉北区中島2丁目1番1号 東陶機器株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−112235(JP,A) 実開 昭55−66658(JP,U) 実開 平1−62761(JP,U) 実公 昭46−36854(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 15/50

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器カゴと、該食器カゴに取り付けられ
    板状体を備え、前記板状体が、当該食器カゴのスライ
    ド方向に延び、且つ当該食器カゴを支持する洗浄槽内壁
    もしくは扉上に形成された支持部に対向する平坦な下面
    が形成された平板部を備えていることを特徴とする食器
    洗浄機。
  2. 【請求項2】 線材を組んで構成した食器カゴと、前記
    食器カゴのスライド方向に延び、且つ当該食器カゴを支
    持する洗浄槽内壁もしくは扉上に形成された支持部に対
    向する平坦な下面が形成された板状体と、前記食器カゴ
    を支持する平板部と相違する箇所に形成され、前記線材
    を介して食器カゴを取付可能な取付部とを有することを
    特徴とする食器洗浄機。
  3. 【請求項3】 前記板状部と取付部は合成樹脂にて一体
    で成形されていることを特徴とする請求項2に記載の食
    器洗浄機。
  4. 【請求項4】 前記板状体は、前記食器カゴに着脱可能
    であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいず
    れか一に記載の食器洗浄機。
  5. 【請求項5】 前記板状体は、板状体の取付部より食器
    カゴの線材が外れる方向に移動することを規制する側壁
    面を持つことを特徴とする請求項2ないし請求項4のい
    ずれか一に記載の食器洗浄機。
  6. 【請求項6】 前記板状体の側壁面は板状体が取り付け
    られる線材と異なる線材に当接することを特徴とする請
    求項5に記載の食器洗浄機。
  7. 【請求項7】 前記板状体は外側側面が食器カゴよりも
    外側に突出するようにして食器カゴに取り付けられると
    共に、前記外側側面がスライド時に食器カゴの線材より
    先に洗浄槽内面と当接するよう配設されたことを特徴と
    する請求項1ないし請求項6のいずれか一に記載の食器
    洗浄機。
  8. 【請求項8】 前記板状体の上面を食器カゴの中心側に
    向かって傾斜させたことを特徴とする請求項1ないし請
    求項7のいずれか一に記載の食器洗浄機。
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