JP3214006U - 眼鏡、眼鏡フレーム及び眼鏡フレーム用シール - Google Patents
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Abstract
【課題】常時使用する眼鏡を介して歩行中の安全を確保するための光反射機能を提供し、これにより反射タスキの持ち運びの手間を解消すると共に、着用者の目の保護をしながら行動の安全性を高めることができる眼鏡、眼鏡フレーム及び眼鏡フレーム用反射材シールを提供する。【解決手段】眼鏡10は、フレーム11a〜11cとレンズ12a,12bを備えており、フレーム11a,11cの表面に反射材21a,21cを備えている。反射材は、裏面に接着剤(粘着材)を有する反射材シールであってもよい。【選択図】図1
Description
本考案は、眼鏡に関し、特に、眼鏡フレームに関する。また、本考案は反射材を使用した安全器具にも関する。
一般に、夜間に街灯などが不足した暗い場所を歩行する際に、主に自動車の運転者から視認しやすいようにして歩行者の安全を確保するために、反射材を備えたタスキなどが利用されている。しかしながら、そのような反射タスキは携帯には不便であり、自宅から散歩に出る際には使用が容易でも、通勤・通学の帰り道に使用することは持ち運びの手間があって難しい。
本考案が解決しようとする課題は、常時使用する眼鏡を介して歩行中の安全を確保するための光反射機能を提供し、これにより上記反射タスキの持ち運びの手間を解消すると共に、着用者の目の保護をしながら行動の安全性を高めることである。
本考案による眼鏡は、フレームとレンズを備えており、前記フレームの表面が反射材を備えていることにより、上記課題を解決する。
本考案による眼鏡フレームは、その表面が反射材を備えていることにより、上記課題を解決する。また、本考案による別の眼鏡フレームは、その表面の一部にシールを貼り付けるための窪みを備えている。
本考案による眼鏡フレームに貼り付けるためのシールは、眼鏡フレームの表面の一部の形状と一致する平面形状を有し、その表面に反射材を備えており、その裏面に粘着材を備えていることにより、上記課題を解決する。
本考案による眼鏡フレームとシールのセットは、前記眼鏡フレームがその表面の一部にシールを貼り付けるための窪みを備えており、前記シールが前記眼鏡フレームの窪みの形状と一致する平面形状を有し、その表面に反射材を備えており、その裏面に粘着材を備えている。
本考案による眼鏡等は、フレーム表面に反射材を備えていることにより光を入射方向に反射する機能を有しているため、自動車のヘッドライト等の光を照射された際に光を光源に向かって反射することができる。これにより、反射タスキ等の特別の道具を使用することなく、日常から使用する眼鏡のみによって夜間に自動車の運転者等に着用者の存在を認識させることができ、着用者の歩行中の安全を確保することができる。
また、本考案による眼鏡等を光反射機能を有する反射タスキ等と併用することにより、着用者の行動の安全性をさらに高めることが可能である。特に夜間においては、目の中にホコリや虫が入ってくることが多いため、本考案による眼鏡等を使用することにより目の保護を行いながら安全を確保することが有用である。
以下、図面を参照しながら本考案の実施の形態について説明する。
図1は、本考案による眼鏡の斜視図を示す。本考案による眼鏡10は、従来の眼鏡と同様に、フレーム本体11aと、弦(つる)11b,11cと、レンズ12a,12bと、鼻パッド13a,13bを備えている。本明細書においては、フレーム本体11aと弦(つる)11b,11cを総称して単に「フレーム」又は「眼鏡フレーム」と呼ぶ。フレーム本体11aと弦11bを枢動可能に接続するためのネジ等、眼鏡各部の細かい部品については従来の眼鏡と同様であるため説明を省略する。
眼鏡10は、従来の眼鏡とは異なり、図1中の斜線部により表される反射材21a,21cをフレームの外側表面に備えている。反射材21a,21cは、眼鏡10の着用者に対して自動車のヘッドライト等の光が照射されたときに、自動車の運転者等に着用者の存在を知らせるために、光源に向かって光を反射するためのものである。反射材は、好適にはメタクリル樹脂を成形したプリズム素子や、アルミ蒸着面を付加されたガラスビーズ等から構成されるが、再帰反射の性質を有する素材であれば他のものであっても良い。なお、再帰反射とは光がどのような方向に当たっても光源に向かってそのまま反射する反射態様である(一般社団法人日本反射材普及協会ウェブサイトhttp://www.jp-respa.com参照)。
図示されてはいないが、弦11bの外側表面にも、弦11cと同様に反射材が備えられている。なお、図1に示される製品は、レンズ12a,12bを有しない眼鏡フレームとして製造及び販売されてもよい。
図2は、図1の眼鏡のフレーム表面に備えられた反射材の平面図である。反射材21a,21cは、上述した通り図1の眼鏡のフレーム本体11a及び弦11cの外側表面に備えられている。一方、反射材21bは図1の弦11bの外側表面に備えられている。
図2に示される製品は、裏面に接着剤(粘着材)を有して剥離紙上に乗せられたシールとして製造及び販売されてもよい。この場合には、市販の眼鏡フレームの表面形状に一致するように、シールの平面形状が適宜設計される。接着剤の材質は、貼付対象の眼鏡フレームの材質(金属・合成樹脂等)に合わせて、ブチルゴム系・アクリル系等の材質が適宜選択される。
図3は、本考案による別の眼鏡の斜視図を示す。図3に示される眼鏡30は、いわゆるスポーツグラスであり、スポーツを行う際に着用されるものである。眼鏡30は、フレーム31と、レンズ32と、鼻パッド33a,33bを備えている。図1の眼鏡10と同様に、眼鏡30の各部の細かい部品については従来の眼鏡と同様であるため説明を省略する。
フレーム31はその表面全体に反射材を備えており、そのことが図3中の斜線により示されている。フレーム31は、単に反射材を含む合成樹脂を一体成形したものであってもよい。フレーム31表面の反射材の働きにより、眼鏡30の着用者に当てられた光は光源に向かって反射する。そのため、例えば夜間に自動車のヘッドライトにより当てられた光が当該自動車のフロントガラスに向かって反射し、当該自動車の運転者に着用者の存在を知らせることができる。
図4は、本考案による別の眼鏡の斜視図を示す。本考案による眼鏡40は、フレーム本体41aと、弦41b,41cと、レンズ42a,42bと、鼻パッド43a,43bを備えている。図1の眼鏡10と同様に、ここではフレーム本体41aと弦41b,41cを総称して単に「フレーム」又は「眼鏡フレーム」と呼ぶ。また、フレーム本体41aと弦41bを枢動可能に接続するためのネジ等、眼鏡各部の細かい部品については従来の眼鏡と同様であるため説明を省略する。
眼鏡40は、従来の眼鏡とは異なり、弦41cに反射材を表面に備えたシールを貼付するのに適した窪み45a,45bを備えている。弦41bにも窪み45a,45bと対称な形状の窪みが存在するが、図示は省略する。
図5は、図4の眼鏡のフレームに備えられた窪みに貼るための反射材シールの平面図である。反射材シール55a〜55dは、それぞれ表面に上述の反射材を備えており、裏面に眼鏡のフレーム表面と結合するための接着剤(粘着材)を備えている。反射材シール55a〜55dは、剥離紙上に乗せられて製造及び販売されてもよい。
図示されるように、反射材シール55a,55bの平面形状は、それぞれ図4中の窪み45a,45bの底面(弦41cの外側表面のうち窪みを設けられない部分と略平行な面)の形状に一致している。そのため着用者の手によって、反射材シール55a,55bをそれぞれ窪み45a,45bの底面に容易に貼付することが可能である。同様に、反射材シール55c,55dは、図示されない図4の弦41bに備えられる二つの窪みの底面(弦41bの外側表面のうち窪みを設けられない部分と略平行な面)に、それぞれ容易に貼付され得る。
図4の眼鏡40に図5の反射材シール55a〜55dを貼付することにより、図1の眼鏡10や図3の眼鏡30と同様の光の反射機能を眼鏡40に持たせることが可能である。これにより、自動車のヘッドライトを当てられた場合に自動車の運転手に着用者の存在を知らしめるなど、夜間における着用者の歩行の安全を確保することができる。また、窪み45a,45b等の形状や反射材シール55a〜55dの色彩、図案等を適宜工夫することにより、眼鏡40のデザインを向上させることも可能である。なお、図4の眼鏡40はレンズ42a,42bを有しない眼鏡フレームとして製造及び販売されてもよく、反射材シール55a〜55dとセットにして販売されてもよい。
なお、本明細書における眼鏡は、近視用眼鏡、遠視用眼鏡、老眼鏡等の通常の眼鏡のみならず、いわゆる伊達眼鏡と呼ばれる視力補正機能を有しない眼鏡、ランニング・ゴルフ等に使用されるスポーツグラス、及びサングラス等を含む。
スポーツグラス・サングラス等を含む各種の眼鏡及び眼鏡フレームに利用することができる。また、眼鏡とは言えない水泳用ゴーグル、スキー用ゴーグル等の目を保護する器具に利用することも考えられる。
10,30,40 眼鏡
11a,41a フレーム本体
11b,11c,41b,41c 弦
12a,12b,32,42a,42b レンズ
13a,13b,33a,33b,43a,43b 鼻パッド
21a,21b,21c 反射材
31 フレーム
45a,45b 窪み
55a,55b,55c,55d 反射材シール
11a,41a フレーム本体
11b,11c,41b,41c 弦
12a,12b,32,42a,42b レンズ
13a,13b,33a,33b,43a,43b 鼻パッド
21a,21b,21c 反射材
31 フレーム
45a,45b 窪み
55a,55b,55c,55d 反射材シール
Claims (5)
- フレームとレンズを備えており、フレームの表面が反射材を備えている、眼鏡。
- その表面が反射材を備えている、眼鏡フレーム。
- その表面の一部にシールを貼り付けるための窪みを備えている、眼鏡フレーム。
- 眼鏡フレームの表面の一部の形状と一致する平面形状を有し、
その表面に反射材を備えており、
その裏面に粘着材を備えている、
前記眼鏡フレームに貼り付けるためのシール。 - 眼鏡フレームとシールのセットであって、
前記眼鏡フレームは、その表面の一部にシールを貼り付けるための窪みを備えており、
前記シールは、
前記眼鏡フレームの窪みの形状と一致する平面形状を有し、
その表面に反射材を備えており、
その裏面に粘着材を備えている、
眼鏡フレームとシールのセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017004484U JP3214006U (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 眼鏡、眼鏡フレーム及び眼鏡フレーム用シール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017004484U JP3214006U (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 眼鏡、眼鏡フレーム及び眼鏡フレーム用シール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3214006U true JP3214006U (ja) | 2017-12-14 |
Family
ID=60659178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017004484U Active JP3214006U (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 眼鏡、眼鏡フレーム及び眼鏡フレーム用シール |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3214006U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012520489A (ja) * | 2009-03-16 | 2012-09-06 | ブレント シェルドン、 | 反射フレームを備えたアイウェア |
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2017
- 2017-09-29 JP JP2017004484U patent/JP3214006U/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012520489A (ja) * | 2009-03-16 | 2012-09-06 | ブレント シェルドン、 | 反射フレームを備えたアイウェア |
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