JP3213760B2 - 痴呆疾患の治療または予防の為の組成物と、それを処方物にした抗痴呆薬 - Google Patents

痴呆疾患の治療または予防の為の組成物と、それを処方物にした抗痴呆薬

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、痴呆疾患の治療または
予防のための組成物と、それを処方物にした抗痴呆薬に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、学力能力や記憶力、痴呆症等とい
った脳機能改善に作用する物質や方法に関しては、各方
面で数多く研究や検討が進められ、少しずつその成果が
発表されてきている。しかし、老年期に発症する痴呆の
うち、脳血管性痴呆は脳梗塞などの脳血管障害に起因す
る事が解っているが、アルツハイマー型痴呆の原因につ
いては明らかではない。アルツハイマー型痴呆の病理学
的特徴は樹状突起の萎縮いわゆるニューロンの変性や老
人斑、神経原繊維変化が出現する事であるが、その構成
成分は、それぞれβ蛋白、タウ蛋白である事が解ってい
るにすぎず、そのメカニズムについては未だ明らかでは
ない。従って、この分野の研究は、まだまだ理論的な面
でも実用的な面でも、充分に研究された段階とは言い難
く、一般的に顕著な治療効果が確認され実用化されてい
る治療法や、薬剤は少ない。
【0003】本発明者等も、脳機能を改善し、学習能力
の増強、記憶力の増強、並びに、老人性痴呆の予防と治
療を具体化しべく鋭意研究に努めているうち、ニシン
類、鯖類等に含まれるドコサヘキサエン酸には、その生
理作用や薬物活性として、学力能力向上、記憶力向上、
痴呆予防並びに治療効果を有しているとの技術知見を実
験により見出した。そこで、この技術知見に基づいて
「脳機能改善組成物、学習能力増強剤、記憶力増強剤、
痴呆予防剤、痴呆治療剤、または脳機能の改善効果を有
する機能性食品」を開発し、特許出願した(特開平2−
49723号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、先の特許出願
時点では、ドコサヘキサエン酸に学力能力向上、記憶力
向上、痴呆予防並びに治療効果を有しているという知見
を実験結果によって見出しただけで、技術知見としては
充分のものではなかった。本発明者等はその後も更に研
究を重ねるうちに、その薬理効果を生ずる本体がドコサ
ヘキサエン酸からの12−リポキシゲナーゼ代謝物によ
ることを新たに見出した。この新しい技術知見により、
脳機能の改善、学習能力の増強、記憶力の増強、並び
に、老人性痴呆の予防といった治療効果をより的確に、
より効果的に具現化することができることが判明した。
そこで、この新しい技術知見に基づき、従来以上に強力
な学習能力向上、記憶力向上、痴呆予防並びに治療効果
を有する痴呆疾患の治療または予防のための組成物と抗
痴呆薬を完成したものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】特許を受けようとする
第1の発明は、ドコサヘキサエン酸(DHA)からの1
2−リポキシゲナーゼ代謝物またはその塩、エステル、
アミドのうち少なくとも一種以上を有効成分として含有
する痴呆疾患の治療または予防のための組成物である。
【0006】特許を受けようとする第2の発明は、第1
発明に記載のDHAの12リポキシゲナーゼ代謝物が、
10−ヒドロキシー13、14−エポキシドコサテトラ
エン酸、12−ヒドロキシー13、14−エポキシドコ
サテトラエン酸、10、13、14ートリヒドロキシド
コサテトラエン酸または12、13、14−トリヒドロ
キシドコサテトラエン酸またはそれらの誘導体である痴
呆疾患の治療または予防のための組成物である。
【0007】第1発明、第2発明において、ドコサヘキ
サエン酸(以下、DHA)は他の高度不飽和脂肪酸で整
理作用を有するアラキドン酸(以下、AA)、エイコサ
ペンタエン酸(以下、EPA)と同様のカスケードでは
代謝されず(シクロオキシゲナーゼによってプロスタグ
ランジンに代謝されたり、リポキシゲナーゼによってロ
イコトリエンに代謝されたりすることはない。)、その
生理作用は細胞膜リン脂質に入り込むときの競合阻害に
よるものであるとの考えが定説であった。
【0008】しかし、本発明者等は先に、ラットにDH
Aを投与し続けたときに有意に学力能力の向上、記憶力
の向上等の薬理作用を確認し、その原因について更に研
究した結果、脳内成分にDHA含有の増加を認めた一
方、そのリポキシゲナーゼ代謝物であるヒドロペルオキ
シ体、ヒドロキシ体、ヒドロキシエポキシ体、トリヒド
ロキシ体の生成並びに増加を確認した。
【0009】さらに本発明者等は各種リポキシゲナーゼ
(例えば、豚白血球並びにヒト血小板より調製)及び高
速液体クロマトグラフィー等の手法を用いてDHA各種
代謝体の大量分取調製を行い、それを用いて薬理学的研
究を重ねた結果、10−ヒドロキシー13、14−エポ
キシドコサテトラエン酸、12−ヒドロキシー13、1
4−エポキシドコサテトラエン酸、10、13、14−
トリヒドロキシドコサテトラエン酸または12、13、
14−トリヒドロキシドコサテトラエン酸またはそれら
の誘導体に、非常に強力な学習能力向上、記憶力向上、
痴呆予防並びに治療効果を有している事を見出した。ま
た、これ以外の12−リポキシゲナーゼ代謝物について
もある程度の効果が見出されており上記化合物との相乗
効果なども加味できるとの技術知見を見出した。この新
規な技術知見に基づいて、従来より強力な学習能力向
上、記憶力向上、痴呆予防並びに治療効果を有する痴呆
疾患の治療または予防のための組成物と抗痴呆薬を具現
化したものである。
【0010】特許を受けようとする第3の発明は、ドコ
サヘキサエン酸(DHA)からの12リポキシゲナーゼ
代謝物またはその塩、エステル、アミドのうち少なくと
も一種以上を有効成分として含有する痴呆疾患の治療ま
たは予防のための組成物を必要に応じて他の処方物とと
もに、薬理学的に許容され希釈剤または担体によって製
剤化してなる抗痴呆薬である。
【0011】特許を受けようとする第4の発明は、第3
発明に記載のDHAの12リポキシゲナーゼ代謝物が、
10−ヒドロキシー13、14−エポキシドコサテトラ
エン酸、12−ヒドロキシー13、14−エポキシドコ
サテトラエン酸、10、13、14−トリヒドロキシド
コサテトラエン酸または12、13、14−トリヒドロ
キシドコサテトラエン酸またはそれらの誘導体である抗
痴呆薬である。
【0012】当該第3発明、第4発明は、同じ技術知見
に基づき、痴呆疾患の治療または予防のための組成物を
薬理学的に許容され希釈剤または担体等の補助剤を用い
て製剤化したものである。
【0013】特許を受けようとする第5の発明は、ドコ
サヘキサエン酸(DHA)からの12リポキシゲナーゼ
代謝物またはその塩、エステル、アミドのうち少なくと
も一種以上を有効成分として含有する痴呆疾患の治療ま
たは予防のための組成物を一人に対して0.01mg/
dayから1000mg/dayの範囲で投与するよう
に調製したことを特徴とする請求項3若しくは請求項4
に記載の抗痴呆薬である。
【0014】以下、前記のような薬理効果については実
験に基づき詳細に説明する。 実験1 健忘症モデルに対する記憶改善作用
【0015】〈方法〉 学習行動解析の方法としては電撃負荷法を用い、健忘症
モデルとしてはシクロヘキシミド誘発法を用いた。具体
的には15cm四方のアクリルガラス製の箱とその床中
央に固定された4cm四方の木製プラットホームからな
る装置を防音箱に設置して使用した。アクリルガラス床
の上には直径3mmのステンレス棒を9mm間隔で設置
し、これに電気刺激装置及びアイソレーターにより間欠
的な電撃を負荷した。試験用マウスはプラットホーム上
載せられた後、床グリッド上に降下した直後から電気
刺激が負荷され、電気刺激から逃避するためにプラット
ホーム上に上がるまで間欠的に電気刺激が負荷される。
マウスがプラットホームから下降するまでの時間(step
down latency 以下SDL)及び電気刺激からプラット
ホームへ逃避するまでの時間(eacape learning latenc
y 以下ELL)を測定する。又、マウスは訓練試行を充
分に行った後、シクロヘキシミド150mg/kg皮下
注射し、健忘症を誘発させ、24時間後に保持試験を行
った。被験薬の投与は0.5%生理食塩水溶液をシクロ
ヘキシミド投与直後に腹くう内投与した。一方、コント
ロール群は生理食塩水のみとした。
【0016】〈結果〉 訓練されたマウスの保持試験は訓練24時間後に行っ
た。その結果、訓練直後にシクロヘキシミドを投与した
健忘症群では24時間後の保持試験でコントロール群に
比べてSDLでは有意に短縮され、ELLでは有意に延
長されており、健忘症にかかったことが確認された。一
方、DHA及びその代謝物である10−ヒドロキシー1
3、14−エポキシドコサテトラエン酸、12−ヒドロ
キシー13、14−エポキシドコサテトラエン酸、1
0、13、14−トリヒドロキシドコサテトラエン酸ま
たは12、13、14−トリヒドロキシドコサテトラエ
ン酸は有意にシクロヘキシミドによるSDLの短縮を改
善し、シクロヘキシミドによりELLの延長を改善し
た。具体的には表1のとおりである。
【0017】
【表1】
【0018】以上述べた実験の結果から明らかなとお
り、本発明の10−ヒドロキシー13、14−エポキシ
ドコサテトラエン酸、12−ヒドロキシー13、14−
エポキシドコサテトラエン酸、10、13、14−トリ
ヒドロキシドコサテトラエン酸または12、13、14
−トリヒドロキシドコサテトラエン酸またはそれらの誘
導体は健忘症モデルを有意に記憶改善する作用を示した
ので、脳内の代謝調節の異常に伴う各種脳機能障害の予
防及び/または処置のための薬剤、すなわち脳機能改善
剤として使用することができる。
【0019】本発明の10−ヒドロキシー13、14−
エポキシドコサテトラエン酸、12−ヒドロキシー1
3、14−エポキシドコサテトラエン酸、10、13、
14−トリヒドロキシドコサテトラエン酸または12、
13、14−トリヒドロキシドコサテトラエン酸または
それらの誘導体を上記の如き脳機能障害の予防及び/ま
たは処置に使用するに当たって、その有効投与量は、投
与の目的、投与の方法、投与すべき患者の症状、体重、
年令、性別、または医師の判断に応じて広範に渡り変化
するが、人の場合一般には、0.01mg/kg/da
yから1000mg/kg/day、好ましくは0.1
mg/kg/dayから100mg/kg/day、更
に好ましくは0.3mg/kg/dayから30mg/
kg/dayの範囲とすることができ、この投与量を1
日1回または数回に分けて投与することができる。
【0020】投与の方法については経口または非経口の
いずれの方法でも良く、非経口の方法としては静脈内、
動脈内等の血管内投与、筋肉内投与、腹くう内投与、直
腸投与等の方法等を用いることができる。又、投与する
に際して、当化合物は適当な薬理学的に許容される希釈
剤または担体と一緒に、上記投与法に適した剤型、例え
ば、錠剤、顆粒剤、散剤、コーティング錠剤、軟カプセ
ル剤、シロップ剤等の種々の剤型の経口投与に適した形
態に製剤化することができる。更に、例えば溶液剤、油
性もしくは水性乳液剤などの注射または点滴投与に適し
た剤型に製剤化することができる。
【0021】かかる剤型の薬理学組成物または薬剤を調
製するために使用する液体または固体の希釈剤または薬
理学または担体としては、従来から上記如き剤型の薬剤
を製剤化するに際して通常用いられている補助剤を用い
ることができ、具体的には、例えば、アラビアゴム、ゼ
ラチン、シロップ、ソルビット、ステアリン酸マグネシ
ウム、ポリエチレングリコール、シリカ、乳糖、ラウリ
ル硫酸ナトリウム、マンニトール、グリセリン等を例示
することができる。
【0022】また、当化合物は比較的不安定なため、一
般的なマイクロカプセル、リポソーム等の方法を用いる
ことができるほか、各種サイクロデキストリン(α、
β、γ、δ、分岐、あるいはメチル化サイクロデキスト
リン等)を用いた安定な包接化合物として製剤化するこ
ともできる。また、薬理学的組成物または薬剤は、その
形態などに依存して、等化合物を一般に0.01重量%
から50重量%、好ましくは0.1重量%から25重量
%の濃度で含有することができる。
【0023】
【実施例】
実施例1(錠剤) 10−ヒドロキシー13、14−エポキシドコサテトラエン酸、 12−ヒドロキシー13、14−エポキシドコサテトラエン酸、 10、13、14−トリヒドロキシドコサテトラエン酸 10mg αーサイクロデキシトリン 1000mg 結晶セルロース 150mg 乳糖 100mg ステアリン酸マグネシウム 5mg 上記成分を混合後、打錠機で1錠200mgの錠剤に打
錠した。これを体重65kgの患者に1日6錠投与し
た。その結果、患者の痴呆症について健忘症が有意に改
善が見られた。
【0024】
【発明の効果】第一発明、第2発明は、叙上のように、
有益な薬理作用、具体的には脳機能改善作用を有する新
規な10−ヒドロキシー13、14−エポキシドコサテ
トラエン酸、12−ヒドロキシー13、14−エポキシ
ドコサテトラエン酸、10、13、14−トリヒドロキ
シドコサテトラエン酸または12、13、14−トリヒ
ドロキシドコサテトラエン酸またはそれらの誘導体を少
なくとも一種以上を有効成分として含有する組成物とし
たので、従来に比較して、痴呆患者の治療または予防効
果が著しく顕著なものとなった。
【0025】また、当該組成物は従来までの脳機能改善
薬と同様または異質の作用を有し、学力能力や記憶力、
痴呆症等といった脳機能改善および/または予防処置の
薬剤として有用である。
【0026】また、第3発明、第4発明、第5発明は、
前記組成物を必要に応じて他の処方物とともに、薬理学
的に許容され希釈剤または担体によって製剤化して抗痴
呆薬としたので、従来に比較して、投与量が少なくて実
用性のある非常に強い病理学的効果を得ることができ
た。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 31/202 A61K 31/336 A61P 25/28 CA(STN) EMBASE(STN) MEDLINE(STN)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドコサヘキサエン酸(DHA)からの1
    2リポキシゲナーゼ代謝物またはその塩、エステル、ア
    ミドのうち少なくとも一種以上を有効成分として含有す
    る痴呆疾患の治療または予防のための組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のDHAの12リポキシ
    ゲナーゼ代謝物が、10−ヒドロキシー13、14−エ
    ポキシドコサテトラエン酸、12−ヒドロキシー13、
    14エポキシドコサテトラエン酸、10、13、14−
    トリヒドロキシドコサテトラエン酸または12、13、
    14−トリヒドロキシドコサテトラエン酸またはそれら
    の誘導体である痴呆疾患の治療または予防のための組成
    物。
  3. 【請求項3】 ドコサヘキサエン酸(DHA)からの1
    2リポキシゲナーゼ代謝物またはその塩、エステル、ア
    ミドのうち少なくとも一種以上を有効成分として含有す
    る痴呆疾患の治療または予防のための組成物を必要に応
    じて他の処方物とともに薬理学的に許容され希釈剤また
    は担体によって製剤化してなる抗痴呆薬。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のDHAの12リポキシ
    ゲナーゼ代謝物が10−ヒドロキシー13、14−エポ
    キシドコサテトラエン酸、12−ヒドロキシー13、1
    4−エポキシドコサテトラエン酸、10、13、14−
    トリヒドロキシドコサテトラエン酸または12、13、
    14−トリヒドロキシドコサテトラエン酸またはそれら
    の誘導体である抗痴呆薬。
  5. 【請求項5】 ドコサヘキサエン酸(DHA)からの1
    2リポジキシゲナーゼ代謝物またはその塩、エステル、
    アミドのうち少なくとも一種以上を有効成分として含有
    する痴呆疾患の治療または予防のための組成物を一人に
    対して0.01mg/dayから1000mg/day
    の範囲で投与するように調製したことを特徴とする請求
    項3若しくは請求項4に記載の抗痴呆薬。
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