JP3213569U - 伸縮カバー装置 - Google Patents

Abstract

【課題】簡単な操作で各スラットを個別に取り替えることができる伸縮カバー装置を提供する。【解決手段】複数の支持板１１を有する支持手段１０と、各支持板１１にそれぞれ取り外し可能に取付けられている複数のスラット２１を有するスラット手段２０と、を備えた伸縮カバー装置であって、各支持板１１には、それぞれ縦方向Ｘと略直交する横方向Ｙに沿って間隔を置いて形成された複数の取り付け穴１１１が形成されており、各スラット２１は、対応の支持板１１に取り外し可能に取付けられている取り付け部２１１をそれぞれ有しており、取り付け部２１１には、取り付け穴１１１にそれぞれ対応する位置限定穴２１３が形成されており、また、該伸縮カバー装置は、位置限定穴２１３が形成されているスラット２１を、対応の支持板１１に取り外し可能に取付ける複数の取付けユニット４０を更に備えている。【選択図】図１

Description

本考案は伸縮カバー装置に関し、特にスラットが取り替え可能な伸縮カバー装置に関する。

加工機械などにおいて、ボルトやレールなどの部品が切り屑、研磨液、粉塵などにより汚染されないよう、特許文献１や特許文献２の記載のように、移動可能な部品と固定部品の間に伸縮カバー装置を設置することが普通である。

また、特許文献３に開示された伸縮カバー装置は、複数のスラットを有するスラット手段と、前記複数のスラットが保持される複数の保持板を有する保持手段と、各スラットと共に複数の保持板に固定されているカーテン手段とを備え、移動可能な部品と固定部品の間に遮蔽効果を発揮することができる。

台湾実用新案登録第Ｍ２９９０４７号明細書 台湾実用新案登録第Ｍ４０２１５８号明細書 台湾実用新案登録第Ｍ４９８０８１号明細書

しかし、上記特許文献３に記載された伸縮カバー装置において、スラット手段における各スラットは、リベットによりカーテン手段と共に保持手段の各保持板に固定されているので、スラットに破損や変形が発生して取替えが必要になる場合、個別に取替えることが不可能でスラット手段全体を取り替えらざるを得ず、不便である上、コストも嵩張る。

上記問題点に鑑みて、本考案は簡単な操作でスラット手段における各スラットを個別に取り替えることができる伸縮カバー装置の提供を目的とする。

上記目的を達成すべく、本考案は、所定の縦方向において略平行に並べられている複数の支持板を有する支持手段と、各前記支持板にそれぞれ取り外し可能に取付けられている複数のスラットと、可撓性を持つ材料により作製され、前記支持手段が有する各前記支持板が取付けられている複数の固定部と、それぞれ隣り合う２つの固定部の間を繋ぐ複数の遮蔽部を有するカーテン手段と、を備えた伸縮カバー装置であって、各前記支持板には、それぞれ前記縦方向と略直交する横方向に沿って間隔を置いて形成された複数の取り付け穴が形成されており、各前記スラットは、対応の前記支持板に取り外し可能に取付けられている取り付け部と、前記取り付け部から前記縦方向に沿って延伸するカバー部とをそれぞれ有しており、前記取り付け部には、対応の前記支持板に形成された各前記取り付け穴にそれぞれ対応する位置限定穴が形成されており、また、該伸縮カバー装置は、各前記位置限定穴及び該位置限定穴に対応する前記取り付け穴をそれぞれ挿通することにより、前記位置限定穴が形成されている前記スラットを、対応の前記支持板に取り外し可能に取付ける複数の取付けユニットを更に備えていることを特徴とする伸縮カバー装置を提供する。

上記構成によれば、本考案の伸縮カバー装置は、スラット手段のスラットを、対応の支持板に取り外し可能に取付ける複数の取付けユニットを備えているので、対応の支持板から取付けユニットを取り外さなくても、スラットを対応の支持板から取り外すことが可能なので、スラット手段における各スラットを個別に取り替えることができるより便利な伸縮カバー装置を提供することができる上、該伸縮カバー装置を利用することにより加工機械などを運用するコストを節約することもできる。

本考案の伸縮カバー装置の第１の実施形態の構成が示されている斜視図である。 本考案の伸縮カバー装置の第１の実施形態の構成が示されている側面図である。 本考案の伸縮カバー装置の第１の実施形態の構成が示されている要部拡大側面図である。 本考案の伸縮カバー装置の第１の実施形態に対するスラットの取り外し操作が示される説明図である。 本考案の伸縮カバー装置の第１の実施形態に対するスラットの取り外し操作が示される説明図である。 本考案の伸縮カバー装置の第２の実施形態の構成が示されている要部拡大側面図である。 本考案の伸縮カバー装置の第３の実施形態の構成が示されている要部拡大側面図である。 本考案の伸縮カバー装置の第４の実施形態の構成が示されている斜視図である。 本考案の伸縮カバー装置の第４の実施形態の構成が示されている要部拡大側面図である。

図１〜５に本考案の伸縮カバー装置の第１の実施形態が示されており、図１は本考案の伸縮カバー装置の第１の実施形態の構成が示されている斜視図であり、図２はその側面図であり、図３は該構成の要部拡大側面図であり、図４及び図５はスラットの取り外し操作が示される説明図である。

図１及び図２に示されるように、本考案の伸縮カバー装置の第１の実施形態は、所定の縦方向Ｘにおいて略平行に並べられている複数の支持板１１を有する支持手段１０と、各支持板１１にそれぞれ取り外し可能に取付けられている複数のスラット２１を有するスラット手段２０と、可撓性を持つ材料により作製され、支持手段１０が有する各支持板１１が取付けられている複数の固定部３１と、それぞれ隣り合う２つの固定部３１の間を繋ぐ複数の遮蔽部３２を有するカーテン手段３０と、を備えた伸縮カバー装置である。

各支持板１１には、それぞれ縦方向Ｘと略直交する横方向Ｙに沿って間隔を置いて形成された複数の取り付け穴１１１が形成されており、各スラット２１は、対応の支持板１１に取り外し可能に取付けられている取り付け部２１１と、取り付け部２１１から縦方向Ｘに沿って延伸するカバー部２１２とをそれぞれ有している。

スラット２１の取り付け部２１１には、対応の支持板１１に形成された各取り付け穴１１１にそれぞれ対応する位置限定穴２１３が形成されている。

また、該伸縮カバー装置は、各位置限定穴２１３及び該位置限定穴２１３に対応する取り付け穴１１１をそれぞれ挿通することにより、位置限定穴２１３が形成されているスラット２１を、対応の支持板１１に取り外し可能に取付ける複数の取付けユニット４０を更に備えている。

図示されているように、この実施形態において、各支持板１１に形成される各取り付け穴１１１は、対応の支持板１１の一端部において横方向Ｙに沿って形成されており、更に図３に示されているように、カーテン手段３０の固定部３１は、各支持板１１の各取り付け穴１１１が形成される一端部において縦方向Ｘにおける両端面を覆うように取付けられている。

図３に示されているように、この実施形態において、各取付けユニット４０はリベットであると共に、スラット２１の取り付け部２１１に当接する第１のヘッド部４１と、第１のヘッド部４１の一端（図３における左端）から延伸して位置限定穴２１３及び取り付け穴１１１と、カーテン手段３０の各支持板１１を覆う固定部３１とを貫通し、且つ第１のヘッド部４１より幅が狭い第１のネック部４２と、第１のネック部４２が第１のヘッド部４１から離れた先端（図３における左端）に形成され、支持板１１に当接する第１の当接部４３と、第１のネック部４２に形成されて対応のスラット２１の取り付け部２１１と対応の支持板１１との間に介在するフランジ４４を有するように形成されている。また、フランジ４４の存在により、フランジ４４と第１のヘッド部４１との間に係止溝４５が画成される。

そしてこの実施形態において、カーテン手段３０の各支持板１１を覆う固定部３１は、各支持板１１に取付けられている各取付けユニット４０の第１の当接部４３と、支持板１１と、フランジ４４との間に挟まれて固定されている。

更に、図１及び図４に示されているように、この実施形態において、各スラット２１の各前記取り付け部２１１に形成された各位置限定穴２１３は、取付けユニット４０の第１のヘッド部４１に対応する第１の口径を有する大径開口部２１４及び横方向Ｙにおいて大径開口部２１４と連続的に形成され、且つ第１のネック部４２に対応して第１の口径より小さい第２の口径を有する小径開口部２１５からなる。

この構成により、取付けユニット４０の第１のヘッド部４１は位置限定穴２１３の大径開口部２１４を通過することができ、そして取付けユニット４０の第１のネック部４２が小径開口部２１５内に嵌め込まれると共に、小径開口部２１５の周縁部分が係止溝４５内に嵌め込まれると、第１のヘッド部４１はスラット２１の取り付け部２１１に当接するようになる。

更にこの構成を利用して、図４に示されるように、スラット２１及び対応の支持板１１に取り付けられている取付けユニット４０の第１のヘッド部４１が該スラット２１に形成された位置限定穴２１３の大径開口部２１４内に位置するまで、該スラット２１を該スラット２１が対応する支持板１１に対して横方向Ｙに沿ってスライドさせると、取付けユニット４０の第１のヘッド部４１が位置限定穴２１３の大径開口部２１４を通過することができるので、該スラット２１を取付けユニット４０及び該取付けユニット４０が取付けられている支持板１１から簡単に取り外すことができる。

また、図５に示されているように、新規のスラット２１を取付けユニット４０の第１のヘッド部４１が位置限定穴２１３の大径開口部２１４内に嵌め込まれ、そして小径開口部２１５の周縁部分が係止溝４５内に嵌め込まれるように該取付けユニット４０が取付けられている支持板１１に設置してから、取付けユニット４０の第１のネック部４２が該位置限定穴２１３の小径開口部２１５内に嵌め込まれるまで、該スラット２１を該スラット２１が対応する支持板１１に対して横方向Ｙに沿ってスライドさせると、新規のスラット２１を取付けユニット４０及び該取付けユニット４０が取付けられている支持板１１に簡単に取付けることができる。

このように、本考案のこの実施形態の伸縮カバー装置は、スラット手段２０のスラット２１を、対応の支持板１１に取り外し可能に取付ける複数の取付けユニット４０を備えているので、対応の支持板１１に取り外し可能に取付ける複数の取付けユニット４０を取り外さなくても、スラット２１を対応の支持板１１から取り外すことが可能なので、スラット手段２０における各スラット２１を個別に取り替えることができるより便利な伸縮カバー装置を提供することができる上、該伸縮カバー装置を利用することにより加工機械などなどを運用するコストを節約することもできる。

図６は本考案の伸縮カバー装置の第２の実施形態の構成が示されている要部拡大側面図である。

図３及び図６に示されているように、本考案の伸縮カバー装置の第２の実施形態と第１の実施形態の構成との相違点は、この第２の実施形態において、各取付けユニット４０ａはブランドリベットを使用し、且つ第１のヘッド部４１ａと支持板１１との間に介在し、且つ第１のネック部４２ａにより挿通されているリング部４５ａを更に有している点において異なっている。その他、第２の実施形態において、カーテン手段３０の固定部３１は、各支持板１１とリング部４５ａとの間に挟まれていると共に、該支持板１１に対応する取付けユニット４０ａの第１のネック部４２ａにより挿通される通過穴３１２が形成されている。即ち、この第２の実施形態において、カーテン手段３０の固定部３１は各支持板１１のリング部４５ａ及びスラット２１の取り付け部２１１に向かう一面（図６における右側の面）のみを覆っている。また、リング部４５ａの構成としては、第１のネック部４２ａにより挿通できるように環状に形成されていると共に、該環状の外周面には、スラット２１の取り付け部２１１の位置限定穴２１３の小径開口部２１５の開口縁により嵌めこまれている係止溝４５１ａが形成されている。

このように構成された本考案の第２の実施形態の伸縮カバー装置は、第１の実施形態と同じように、支持板１１に取り外し可能に取付ける複数の取付けユニット４０ａを取り外さなくても、スラット２１を対応の支持板１１から取り外すことが可能な上、各取付けユニット４０ａはブランドリベットを使用するので、取付けユニット４０ａの取付けはリベッターで簡単に行われることができ、更に、カーテン手段３０の固定部３１は各支持板１１のリング部４５ａ及びスラット２１の取り付け部２１１に向かう一面のみを覆い、即ち該一面に対応する通過穴３１２だけが形成されているので、切り屑、研磨液、粉塵など汚染要素が通過穴３１２を通過する確率を抑えることができる。

図７は本考案の伸縮カバー装置の第３の実施形態の構成が示されている要部拡大側面図である。図３、及び図７に示されているように、本考案の伸縮カバー装置の第３の実施形態は、第１の実施形態より簡略化された構成であり、即ち、第１の実施形態にあるフランジ４４はこの第３の実施形態では省かれ、そして第２の実施形態のように、カーテン手段３０の固定部３１は各支持板１１の第１のヘッド部４１ｂ及びスラット２１の取り付け部２１１に向かう一面（図７における右側の面）のみを覆っている。

このように構成された本考案の第３の実施形態の伸縮カバー装置は、第１の実施形態と同じように、支持板１１に取り外し可能に取付ける複数の取付けユニット４０ｂを取り外さなくても、スラット２１を対応の支持板１１から取り外すことが可能な上、カーテン手段３０の固定部３１は各支持板１１の第１のヘッド部４１及びスラット２１の取り付け部２１１に向かう一面のみを覆い、即ち該一面に対応する通過穴だけが形成されているので、切り屑、研磨液、粉塵など汚染要素が通過穴を通過する確率を抑えることができる。

図８は本考案の伸縮カバー装置の第４の実施形態の構成が示されている斜視図であり、図９は本考案の伸縮カバー装置の第４の実施形態の構成が示されている要部拡大側面図である。

図示されているように、本考案の第４の実施形態の伸縮カバー装置は、本考案の伸縮カバー装置の第４の実施形態と第１の実施形態の構成との相違点は、各スラット２１の各取り付け部２１１に形成された各位置限定穴２２０が、第３の口径を有する円形穴である点と、各取付けユニット４００の構成が異なっている点と、各取付けユニット４００にそれぞれ対応する複数の係止ブロック４６０を更に備えている点にある。

この第４の実施形態における各取付けユニット４００は、支持板１１に当接する第２のヘッド部４１０と、第２のヘッド部４１０の一端（図９における右端）から延伸して支持板１１の取り付け穴１１１とスラット２１の取り付け部２１１の位置限定穴２２０と支持板１１を支持板１１の各取り付け穴１１１が形成される一端部において縦方向Ｘにおける両端面を覆うカーテン手段３０の固定部３１とを貫通し、且つ第２のヘッド部４１０より幅が狭い第２のネック部４２０と、第２のネック部４２０が第２のヘッド部４１０から離れた先端に形成され、スラット２１の取り付け部２１１に当接する第２の当接部４３０と、スラット２１の取り付け部２１１から更に離れるように第２の当接部４３０から延伸する一対の延伸部４４０と、一対の延伸部４４０のそれぞれの先端に形成されたフック部４５０と、をそれぞれ有している。

また、各係止ブロック４６０は、対応の取付けユニット４００の一対の延伸部４４０により挿通されことができる内径と、第３の口径より大きい外径とを有する中空の環状体に形成され、各取付けユニット４００が有する一対の延伸部４４０に取付けられ、且つフック部４５０により一対の延伸部４４０に係止されることができる。そして一対の延伸部４４０が互いに接近するように該一対の延伸部４４０に形成されたフック部４５０に対して力を加えると、係止ブロック４６０を簡単に対応の取付けユニット４００から取り外すことができる。

このように構成された本考案の第４の実施形態の伸縮カバー装置は、支持板１１に取り外し可能に取付ける複数の取付けユニット４０ａを取り外さなくても、一対の延伸部４４０に形成されたフック部４５０に対して力を加えて係止ブロック４６０を取付けユニット４００から取り外すことにより、スラット２１を対応の支持板１１から取り外すことできる。

以上、本考案の好ましい実施形態を説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。

上記構成によれば、本考案の伸縮カバー装置は、スラット手段のスラットを、対応の支持板に取り外し可能に取付ける複数の取付けユニットを備えているので、対応の支持板から取付けユニットを取り外さなくても、スラットを対応の支持板から取り外すことが可能なので、スラット手段における各スラットを個別に取り替えることができるより便利な伸縮カバー装置を提供する上、該伸縮カバー装置を利用することにより加工機械などを運用するコストを節約することもできる。

１０ 支持手段
１１ 支持板
１１１ 取り付け穴
２０ スラット手段
２１ スラット
２１１ 取り付け部
２１２ カバー部
２１３ 位置限定穴
２１４ 大径開口部
２１５ 小径開口部
２２０ 各位置限定穴
３０ カーテン手段
３１ 固定部
３１２ 通過穴
３２ 遮蔽部
４０ 取付けユニット
４００ 取付けユニット
４０ａ 取付けユニット
４０ｂ 取付けユニット
４１ 第１のヘッド部
４１０ 第２のヘッド部
４１ａ 第１のヘッド部
４１ｂ 第１のヘッド部
４２ 第１のネック部
４２０ 第２のネック部
４２ａ 第１のネック部
４３ 第１の当接部
４３０ 第２の当接部
４４ フランジ
４４０ 延伸部
４５ 係止溝
４５０ フック部
４５１ａ 係止溝
４５ａ リング部
４６０ 係止ブロック
Ｘ 縦方向
Ｙ 横方向

Claims (7)

1. 所定の縦方向において略平行に並べられている複数の支持板を有する支持手段と、
   各前記支持板にそれぞれ取り外し可能に取付けられている複数のスラットと、
   可撓性を持つ材料により作製され、前記支持手段が有する各前記支持板が取付けられている複数の固定部と、それぞれ隣り合う２つの固定部の間を繋ぐ複数の遮蔽部を有するカーテン手段と、を備えた伸縮カバー装置であって、
   各前記支持板には、それぞれ前記縦方向と略直交する横方向に沿って間隔を置いて形成された複数の取り付け穴が形成されており、
   各前記スラットは、対応の前記支持板に取り外し可能に取付けられている取り付け部と、前記取り付け部から前記縦方向に沿って延伸するカバー部とをそれぞれ有しており、前記取り付け部には、対応の前記支持板に形成された各前記取り付け穴にそれぞれ対応する位置限定穴が形成されており、
   また、該伸縮カバー装置は、各前記位置限定穴及び該位置限定穴に対応する前記取り付け穴をそれぞれ挿通することにより、前記位置限定穴が形成されている前記スラットを、対応の前記支持板に取り外し可能に取付ける複数の取付けユニットを更に備えていることを特徴とする伸縮カバー装置。
2. 各前記取付けユニットは、
   前記スラットの前記取り付け部に当接する第１のヘッド部と、
   前記第１のヘッド部の一端から延伸して前記位置限定穴及び前記取り付け穴を貫通し、且つ前記第１のヘッド部より幅が狭い第１のネック部と、
   前記第１のネック部が前記第１のヘッド部から離れた先端に形成され、前記支持板に当接する第１の当接部と、を有するように形成されており、
   各前記スラットの各前記取り付け部に形成された各前記位置限定穴は、前記第１のヘッド部に対応する第１の口径を有する大径開口部及び前記大径開口部と連続し、且つ前記第１のネック部に対応して前記第１の口径より小さい第２の口径を有する小径開口部からなり、
   前記取付けユニットの前記第１のヘッド部は前記位置限定穴の前記大径開口部を通過することができ、そして前記取付けユニットの前記第１のネック部が前記小径開口部内に嵌め込まれると、前記第１のヘッド部は前記スラットの前記取り付け部に当接するようになることを特徴とする請求項１に記載の伸縮カバー装置。
3. 各前記取付けユニットはリベットであり、前記第１のネック部には前記スラットの前記取り付け部と前記支持板との間に介在するフランジが形成されていることを特徴とする請求項２に記載の伸縮カバー装置。
4. 前記カーテン手段の前記固定部は、各前記支持板の各取り付け穴が形成される部分において前記所定の縦方向における両端面を覆い、且つ各前記支持板に取付けられている各前記取付けユニットの前記第１の当接部と、前記支持板と、前記フランジとの間に挟まれて固定されていることを特徴とする請求項３に記載の伸縮カバー装置。
5. 各前記取付けユニットは、前記第１のヘッド部と前記支持板との間に介在し、且つ前記第１のネック部により挿通されているリング部を更に有しており、
   前記リング部は前記第１のネック部により挿通できるように環状に形成されていると共に、該環状の外周面には、前記スラットの前記取り付け部の前記位置限定穴の前記小径開口部の開口縁により嵌めこまれている係止溝が形成されていることを特徴とする請求項２に記載の伸縮カバー装置。
6. 前記カーテン手段の前記固定部は、各前記支持板と前記リング部との間に挟まれていると共に、該支持板に対応する前記取付けユニットの前記第１のネック部により挿通される通過穴が形成されていることを特徴とする請求項５に記載の伸縮カバー装置。
7. 各前記取付けユニットは、
   前記支持板に当接する第２のヘッド部と、
   前記第２のヘッド部の一端から延伸して前記取り付け穴及び前記位置限定穴を貫通し、且つ前記第２のヘッド部より幅が狭い第２のネック部と、
   前記第２のネック部が前記第２のヘッド部から離れた先端に形成され、前記スラットの前記取り付け部に当接する第２の当接部と、
   前記スラットの前記取り付け部から更に離れるように前記第２の当接部から延伸する一対の延伸部と、
   前記一対の延伸部のそれぞれの先端に形成されたフック部と、をそれぞれ有しており、
   各前記スラットの各前記取り付け部に形成された各前記位置限定穴は、第３の口径を有する円形穴であり、
   更に、前記伸縮カバー装置は、各前記取付けユニットにそれぞれ対応して、各前記取付けユニットが有する前記一対の延伸部により挿通されることができる内径と、前記第３の口径より大きい外径とを有する中空の環状体に形成されている複数の係止ブロックを更に備え、該複数の係止ブロックは、各前記取付けユニットが有する前記一対の延伸部に取付けられ、且つ前記フック部により前記一対の延伸部に係止されることができることを特徴とする請求項１に記載の伸縮カバー装置。

Images