JP3213367U - 水道用下桝 - Google Patents

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福原 勝
勝 福原
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Abstract

【課題】 中間筐体の軽量化と横方向の衝撃に対する強化、並びに搬送時等の破損、亀裂問題を解消し、在庫管理の簡便、設置作業効率を向上させると共に、経費の削減を図ることができる水道用下桝を提供する。【解決手段】 インロー接続部Pを切削機械加工した複数の硬質塩化ビニール管より成る中間筐体構成体11a,11b,11cをインロー接続して中間筐体11を構成し、前記中間筐体11の下部を底盤12の上面に設けた凹溝12a又は凸条12bと係合させ、前記中間筐体の上部は前記蓋受枠取付盤13の下面に設けた凹溝13aと係合させる。【選択図】図1

Description

本考案は、消火栓、空気弁、仕切弁、遮断弁等の操作空間を確保すると共に、車両通行荷重、土圧等から保護するために地下に設けられる水道用下桝に関するものである。
レジンコンクリート製下桝は、鉄筋コンクリート製下桝に比べて軽量で、施工性や耐久性に優れていることから現在日本水道協会規格品として全国的に普及し使用されている。
図4は、レジンコンクリート製下桝の一例の縦断面図を示し、高さの異なる3種類のレジンコンクリート製中間筐体構成体1a,1b,1cをインロー接続して、所要高さの中間筐体1を構成し、下部を底盤2の上面に設けた凹溝2a又は凸条2bと係合させ、上部に蓋受枠3を固定したものである。
このレジンコンクリート製下桝は、鉄筋コンクリート製下桝と比較して軽量であるが、衝撃に弱く、運搬中に破損したり、亀裂が入ることが多く、使用不能になった場合、産業廃棄物となっていた。
また、脆いのでインロー接続部を巾広くする必要があるため、インロー接続部を外側に突出させる構造としているため、埋め戻しの際、均一に転圧するため気を使いながら転圧作業を行う必要があった。また、レジンコンクリート製下桝は、成型品であるため、インロー接続部の精度が低く、インロー接続部にはシール材又は接着剤を挟む必要があった。
実開昭52−124563号公報
そこで、本考案は、中間筐体の軽量化と横方向の衝撃に対する強化、並びに搬送時等の破損、亀裂問題を解消し、在庫管理の簡便化、設置作業効率を向上させると共に、経費の削減を図ることができる水道用下桝を提供することを課題とするものである。
本考案は、上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1記載の考案は、底盤と、インロー接続部を切削機械加工により形成した複数の塩化ビニール管より成る中間筐体構成体を接続した中間筐体と、蓋受枠取付盤とから成り、前記中間筐体の下部を底盤の上面に設けた凹溝又は凸条と係合させ、前記中間筐体の上部は前記蓋受枠取付盤の下面に設けた凹溝又は凸条と係合させたことを特徴とする水道用下桝である。
請求項2記載の考案は、底盤と、断面ト字状の連結リングで複数の塩化ビニール管より成る中間筐体構成体を接続した中間筐体と、蓋受枠取付盤とから成り、前記中間筐体の下部を底盤の上面に設けた凹溝又は凸条と係合させ、中間筐体の上部は前記蓋受枠取付盤の下面に設けた凹溝又は凸条と係合させたことを特徴とする水道用下桝である。
本考案に用いられる底盤と蓋受枠取付盤には、鋳物製やレジンコンクリート製又は再生プラスチック製のものが用いられる。また中間筐体構成体としては、インロー接続部を切削機械加工により形成した塩化ビニール管が用いられ、高さの異なる複数の中間筐体構成体を用意し、設置現場に応じたサイズを選んで用いられる。
請求項1記載の考案によれば、従来のレジンコンクリート製中間筐体が比重が約2.3〜3.0であるに対し、塩化ビニール製の本考案の中間筐体は、比重が約1.4〜1.5で、比重がレジンコンクリート製中間筐体の約1/2なので、搬送及び設置作業効率を向上させることができる。また、市販されている種々のサイズの硬質塩化ビニール管が安価に得られるので、所要の水道用下桝を安価に提供することができる。更に、インロー接続部は切削機械加工により形成したので、高い接合精度が得られ、従って、インロー接続部のシール材や接着剤の使用を省略できる。
請求項2記載の考案によれば、中間筐体構成体は、市販の硬質塩化ビニール管を単に切断したものでよいので、下桝の価格を下げることができる。
本考案の実施例1の縦断面図である。 本考案の実施例2の縦断面図である。 本考案の実施例3の縦断面図である。 現在全国的に普及し、使用されているレジンコンクリート製下桝の縦断面図である。
図1は、請求項1記載の考案にかかる実施例1の縦断面図で、11は高さの異なる中間筐体構成体11a,11b,11cをインロー接続した中間筐体、12は底盤、13は蓋受枠取付盤である。
中間筐体構成体11a,11b,11cは、それぞれ硬質塩化ビニール管を切断すると共にインロー接続部Pを切削機械加工により形成したものである。また、底盤12と蓋受枠取付盤13は鋳物製、レジンコンクリート製、再生プラスチック製等何れでもよいが、底盤12の上面には中間筐体11の下端と係合する凹溝12a又は凸条12bを設け、蓋受枠取付盤13の下面には中間筐体11の上端を嵌合する凹溝13aが設けられている。
次に本考案に係る上記実施例1の現場における設置手順について説明すると、まず底盤1を設置し、次に予め用意した高さの異なる中間筐体構成体から、全体の高さが、設置場所の所要の高さに相応する高さの下桝になるように選択して、先ず最下位の中間筐体構成体11aの下端を底盤12の凹溝12aに嵌合又は凸条12bと係合載置し、次いで中間筐体構成体11b,11cを順次インロー接続した後、中間筐体11の周囲を埋め戻し、転圧した後、中間筐体11の上部を蓋受枠取付盤13の凹溝13aに嵌合させ、その上に蓋受枠(図示せず)を固定した後、蓋受枠の周囲を埋め戻し、転圧して路面と一致させる。
この一連の設置作業から明らかなように、中間筐体構成体11a,11b,11cは重さが現在のレジンコンクリート製のものの約1/2であるから、組み立て作業を楽に、迅速に行うことができ、設置作業の時間を短縮し、効率化を図ることができる。また、中間筐体11の外側には凹凸がないので、転圧作業を気を使うことなく均一且つ迅速に行うことができる。
図2は、請求項2記載の考案に基づく実施例の縦断面図で、21は硬質塩化ビニール管から成る中間筐体構成体21a,21b,21cを断面ト字状の連結リングQで連結した中間筐体、22と23は実施例1に示したものと同一の底盤と蓋受枠取付盤である。
この実施例2の現場における手順は、実施例1に示すものが、中間筐体構成体11a,11b,11cを直接インロー接続するものであるに対し、断面がト字状の連結リングQを介して接続する点が相違するが、転圧の利点については同様である。
図3は請求項2記載の考案に基づく異なる実施例の縦断面図で、実施例2においては連結リングQを中間筐体21の内側に設けたもであるのに対し、連結リングQ’を中間筐体21’の外側に設けるタイプのものとした点が相違するものである。
この図3に示す実施例3は、実施例2に示す中間筐体の外側に凹凸がないものに比し、転圧作業の利点が、多少劣るが、図4に示す公知のレジンコンクリート製の場合のように突出部が中間筐体構成体と一体に形成したものではないので、埋め戻し作業においてはさして問題にはならない。
以上、本考案によれば、中間筐体の軽量化を実現することができ、しかも転圧作業の迅速化を図ることができるので、実用上設置作業の効率化、時間短縮を図る上で有益な考案である。
11,21,21’ 中間筐体
11a,11b,11c 中間筐体構成体
21a,21b,21c 中間筐体構成体
12,22 底盤
13,23 蓋受枠取付盤
P インロー接続部
Q,Q’ 連結リング

Claims (2)

  1. 底盤と、インロー接続部を切削機械加工により形成した複数の塩化ビニール管より成る中間筐体構成体を接続した中間筐体と、蓋受枠取付盤とから成り、前記中間筐体の下部を底盤の上面に設けた凹溝又は凸条と係合させ、前記中間筐体の上部は前記蓋受枠取付盤の下面に設けた凹溝又は凸条と係合させたことを特徴とする水道用下桝。
  2. 底盤と、断面ト字状の連結リングで複数の塩化ビニール管より成る中間筐体構成体を接続した中間筐体と、蓋受枠取付盤とから成り、前記中間筐体の下部を底盤の上面に設けた凹溝又は凸条と係合させ、中間筐体の上部は前記蓋受枠取付盤の下面に設けた凹溝又は凸条と係合させたことを特徴とする水道用下桝。
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