JP3213056B2 - マルチメディア処理装置 - Google Patents

マルチメディア処理装置

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JP3213056B2
JP3213056B2 JP16147392A JP16147392A JP3213056B2 JP 3213056 B2 JP3213056 B2 JP 3213056B2 JP 16147392 A JP16147392 A JP 16147392A JP 16147392 A JP16147392 A JP 16147392A JP 3213056 B2 JP3213056 B2 JP 3213056B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、交換機ネットワークに
接続されて、各種メディアを取扱う各種端末と、会話に
より通信処理サービスを実施することの可能なマルチメ
ディア処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信サービス事業は、大手事業者
の独占的市場であった。しかしながら、近年では、一般
家庭へ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ等OA
機器の普及し、音声やデータやイメージ等の各種メディ
アを有効に使う通信サービスの利用形態が増加してい
る。このようなOA機器の普及に伴い、近年では、一般
の販売会社やメーカが、戦略的情報通信システムとし
て、また、省力化、ユーザサービスの向上、他社との差
別化によるユーザの獲得を目的として、自社内でマルチ
メディア通信システムを構築するケースが増えてきてい
る。
【0003】このマルチメディア通信システムは、自社
内のパーソナルコンピュータ、オフィスコンピュータ、
又は大型コンピュータ等の汎用情報処理装置と、通信処
理装置として位置付けられるマルチメディア処理装置と
を組合せ、システム構築するケースがほとんどであり、
回線交換機としては、PBXや公衆回線網を利用してい
る。取扱うメディアとしては、電話器を端末とした場合
の音声、DTMF信号、パーソナルコンピュータを端末
とした場合のテキスト、ファクシミリを端末とした場合
のイメージ等が考えられている。これら端末とマルチメ
ディア処理装置間との会話により、利用者が情報処理装
置をアクセスするアプリケーションが行われている。
【0004】さて、従来のこうしたマルチメディア処理
装置としては、例えばNTTのANSERや、都市銀行
が自営用として持っている音声照会応答装置が存在して
いる。これらはいずれも情報処理装置としての汎用の大
型コンピュータと専用線で結ばれている。回線数は、通
常100回線以上となっており、非常に規模が大きく、
又、それぞれ一つのアプリケーションに対応する専用装
置である。これらのソフトウェアは、機能単位に構成さ
れている。この事は、日立評論、VOL.63,NO.
12、゛日立音声応答装置「HIVORSシリーズ」゛
や゛JS6110音声応答装置゛等にも記載されてい
る。
【0005】また、特開昭57−53800号公報で
は、ソフトウエア機能を部品化することにより、アプリ
ケーションソフトの開発効率を向上させる音声応答処理
方式が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のマ
ルチメディア処理装置は、アプリケーションソフトが固
定化された専用のマルチメディア処理装置になってい
る。また、従来のアプリケーションソフトの新規作成や
部分的な変更等は、そのマルチメディア処理装置を構成
する種々のハードウェアの動作を理解した専任のプログ
ラマでなければ、行なうことができなかった。
【0007】そのため、新規なアプリケーションソフト
の開発はもちろん、従来のソフトの極一部を修正する場
合であっても、その都度メーカに依頼して開発や修正を
行なわなければならず、非常に高価なソフトウェアとな
っていた。
【0008】このようなマルチメディア処理装置の汎用
性の無さとソフトの高価格性は、マルチメディア処理装
置を広い業種に普及させるための大きな障害となってお
り、ユーザがこのマルチメディア処理装置の導入を敬遠
する最も大きな要因となっている。
【0009】また、特開昭57−53800号公報に記
載されている音声応答処理方式は、メーカ内でのソフト
ウエア開発効率を向上させているが、専任のプログラマ
を対象にしているという点で従来と同じであり、ソフト
の開発や修正はメーカに依頼しなければならない。ま
た、特開昭57−53800号公報には、複数のメディ
アに対するスケジューリングについて記載されていない
ため、マルチメディア対応を実現することができない。
【0010】本発明は、各種メディアを取扱うことので
きるマルチメディア処理装置において、ユーザがアプリ
ケーションソフトウェアの構築を行なうことのできる実
用性の高いマルチメディア処理装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、複数の回線に接続したマルチメデ
ィア処理装置であって、複数の回線から入力される、所
定の複数種のメディアのうちの任意のメディアの情報を
回線ごとに受け付け、入力デ−タに変換する入力部と、
前記入力データに応じて決定される応答用データを、前
記複数種のメディアのうちのいずれかのメディアの情報
に変換して前記回線に出力する出力部と、前記複数回線
のそれぞれに対応する複数のタスクと前記複数のタスク
が共用可能入力サブル−チンおよび出力サブル−チンと
を記憶する第1の記憶手段と、複数の前記応答用データ
を記憶する前記第1の記憶手段と同一もしくは異なる第
2の記憶手段と、前記複数のタスクを並列に実行し、前
記サブル−チンを実行するプロセッサとを有し、前記入
力サブル−チンは、前記タスクよりコ−ルされた場合に
実行され、前記入力部がコ−ル元タスクに対応する回線
より受け付けた入力データを前記コ−ル元タスクに受け
渡すリエントラントなサブル−チンであって、前記出力
サブル−チンは、前記タスクよりコ−ルされた場合に実
行され、前記依頼元タスクより指定された応答用データ
を、前記依頼元タスクに対応する回線へ変換して出力す
るよう前記出力部に指示するリエントラントなサブル−
チンであって、前記各タスクは、前記入力サブルーチン
をコ−ルして受け取った入力デ−タの値に応じて、自身
に対応する回線に出力する応答用データを指定して前記
出力サブルーチンをコ−ルするタスクであることを特徴
とするマルチメディア処理装置が提供される。
【0012】
【作用】本発明のマルチメディア処理装置は、複数の回
線に接続され、所定の複数種のメディアの情報を受け付
ける。複数種のメディアとしては、例えば電話器からの
音声情報、ファクシミリからのイメージ情報、データ端
末からのコードデータ等を受け付け可能にすることがで
きる。
【0013】入力部は、回線ごとに、複数種のメディア
のうち任意のメディアの情報を受け付けて、ディジタル
信号の入力データに変換する。また、プロセッサは、複
数の回線のそれぞれに対応する複数のタスクは、並列に
実行して、入力データに応じた応答用データを決定す
る。
【0014】応答用データの決定は、以下の様にして行
なわれる。複数回線のそれぞれに対応する複数のタスク
は、入力サブルーチンをコールする。入力サブル−チン
は、前記タスクよりコ−ルされた場合に実行され、前記
入力部がコ−ル元タスクに対応する回線より受け付けた
入力データを前記コ−ル元タスクに受け渡す。タスク
は、受け取った入力データの値に応じて、記憶手段に記
憶されている複数の応答用データの中から、自身に対応
する回線に出力する応答用データを決定する。タスク
は、決定した応答用データを指定して、前記出力サブル
ーチンをコ−ルする。
【0015】出力サブル−チンは、タスクよりコ−ルさ
れた場合に実行され、依頼元タスクより指定された応答
用データを、依頼元タスクに対応する回線へ変換して出
力するよう前記出力部に指示する。出力部は、指定され
た応答用データを、複数種のメディアのうちいずれかの
メディアの情報に変換して、情報を入力した回線に出力
する。
【0016】上述の入力サブルーチンおよび出力サブル
−チンは、複数のタスクが共用可能でかつリエントラン
トなサブル−チンである。プロセッサは、前記複数のタ
スクを並列に実行し、共用可能でかつリエントラントな
サブル−チンを実行することにより、複数回線に対する
情報の入出力をおこなうことができる。
【0017】このように、本発明のマルチメディア処理
装置は、複数のタスクが共用可能でかつリエントラント
な、入力サブルーチンおよび出力サブル−チンと、複数
のタスクを並列に実行し、前記サブル−チンを実行する
プロセッサと、複数の前記応答用データを記憶する記憶
手段とを配置している。タスクは、前記入力サブルーチ
ンをコールする命令と、前記出力サブルーチンを、前記
入力デ−タに応じた応答用データを引数としてコールす
る命令とを実行順に記述したプログラムで構成すること
ができる。この様な構成をもちいているので、入出力部
のハード構成や動作を理解していないユーザであって
も、サブルーチンをコールすることでプログラムを構成
できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図7を用い
て説明する。
【0019】本発明のマルチメディア通信システムは、
マルチメディア通信サービス機能を備えた交換機ネット
ワークである。本実施例のマルチメディア通信システム
の構成を図1に示す。本発明のマルチメディア通信シス
テムは、マルチメディア処理装置2と、マルチメディア
処理装置2を制御する情報処理装置1と、交換器と、電
話器4とファクシミリ端末5とデータ端末6とを備えて
構成される。マルチメディア処理装置2と情報処理装置
1とは、SCSI(small computer s
ystem interface)インタフェース20
によって接続されている。マルチメディア処理装置2に
は、交換器3を介して、電話器4と、イメージデータを
扱うファクシミリ端末5と、コードデータを扱うデータ
端末6とがそれぞれ接続される。
【0020】図1に示していないが、回線交換機3は、
電話器4とファクシミリ端末5とデータ端末6とを、そ
れぞれライン回路に接続するとともに、トランク回路を
介し局線等を接続する。そして、全体の呼処理を行なう
プロセッサの制御の下で、スイッチ回路を切換え、任意
の端末機器間の交換接続を制御する。
【0021】さて、この回線交換機3には、マルチメデ
ィア処理装置2が接続されている。図1には、電話器4
とファクシミリ端末5とデータ端末6の3つの端末のみ
示しているが、マルチメディア処理装置2は、6本の電
話回線と、1本のファックス回線と、1本のデータ回線
が接続されている。このマルチメディア処理装置2は、
交換器3に接続される交換器インタフェース27と、音
声インタフェース24と、ファクシミリインタフェース
25と、データインタフェース26とを有している。さ
らに、マルチメディア処理装置2には、メモリ22と、
CPU23と、ディスクコントローラ21とが備えられ
ている。
【0022】交換器インタフェース27は、NCU(n
etwork control unit)と、DTM
F(dual tone multi−frequen
cy)信号受信器とを備えた交換機インタフェース装置
である。音声インタフェース24と、ファクシミリイン
タフェース25と、データインタフェース26は、音声
メディア、イメージメディア、コードメディア等の異種
メディアの各メッセージ情報を統一データに変換する。
【0023】音声インタフェース24は、電話器4から
のDTMF信号をデジタル信号に変換する。また、ディ
ジタル音声をアナログ音声に変換して、電話器4に出力
する。ファクシミリインタフェース25は、文字認識装
置125を有しており、ファクシミリ端末5から入力さ
れたイメージデータから、文字データを読み取る。ま
た、ファクシミリ端末5に対して応答する文字コードを
文字フォントを用いてイメージデータに変換して出力す
る。データインタフェース26は、データ端末4に対し
てコードデータの入出力を行なう。
【0024】メモリ22は、上記インタフェースを介す
ることにより、それぞれ統一データ化されたメッセージ
情報を、一時バッファリングする。また、CPU23
は、メモリ22への情報の書き込みや取り出し、音声イ
ンタフェース24とファクシミリインタフェース25と
データインタフェース26を制御する。ディスクコント
ローラ21は、情報処理装置1と接続される。
【0025】情報処理装置1は、例えば、パーソナルコ
ンピュータ、ワークステーション、オフィスコンピュー
タ等の汎用の情報処理装置を使用できるが、本実施例で
は、パーソナルコンピュータを使用した。情報処理装置
1は、CPU11と、ROMおよびRAMを有するメモ
リ12と、外部のディスク装置17を接続するためのS
CSIアダプタ14および15と、キーボードインタフ
ェース16と、コンソールインタフェース13とを備え
て構成される。
【0026】SCSIアダプタ14には、マルチメディ
ア処理装置2のディスクコントローラ21が接続され
る。SCSIアダプタ15には、外部のディスクコント
ローラ内蔵型ディスク装置17が接続される。キーボー
ドインタフェース16には、外部のキーボード18が、
コンソールインタフェース13には、外部のコンソール
19がそれぞれ接続される。また、外部のコンソール1
9には、さらにハードコピープリンタ19’が接続され
ている。ディスク装置17には、公知の音声録音技術に
よって作成されたディジタル音声ファイルが格納されて
いる。公知の音声録音技術は、日立評論、VOL.6
3,NO.12に記載されている゛日立音声応答装置
「HIVORSシリーズ」゛や゛JS6110音声応答
装置゛に用いられている録音技術を使用した。音声ファ
イルは、ユーザの使用を予測して、複数の定形の文章
と、文節、数字等によって構成する。
【0027】この様に構成された本実施例のマルチメデ
ィア通信システムにおいては、汎用情報処理装置1とマ
ルチメディア処理装置2をSCSIインタフェースで接
続しているため、汎用情報処理装置から見ると、マルチ
メディア処理装置2は、SCSIアダプタ14に接続さ
れたハードディスクとしてみなされる。
【0028】次に、情報処理装置1のソフトウエア構成
を図4と図5とを用いて説明する。
【0029】情報処理装置1は、通常のパーソナルコン
ピュータであるので、図4に示すようにパーソナルコン
ピュータのI/Oを制御するBIOS(basic i
nput output system)101が、メ
モリ12のROM上に存在している。BIOSの配下に
は、MS−DOS102と呼ばれるOSが、メモリ12
に常駐している。従って、情報処理装置1のアプリケー
ションソフトは、一般的なパーソナルコンピュータと同
様に、このMS−DOS102の配下で動作する形とな
り、パーソナルコンピュータのI/Oを制御する際に
も、このMS−DOS102経由でBIOS101を制
御する。この事は、アプリケーションソフト110等と
MS−DOS102間のインタフェースを統一化し、各
種パーソナルコンピュータのハードウェア制御の異なる
部分をMS−DOS102とBIOS101間のインタ
フェースで吸収することによって、アプリケーションソ
フトの流用性を高めている。
【0030】また、本実施例の情報処理装置1では、図
4に示すように、MS−DOS102のOSとしてのリ
アルタイム性を確保するため、MS−DOS102の配
下に専用のスケジューラ103を配置している。そし
て、専用スケジューラ103の配下で、アプリケーショ
ンソフト110〜117を動作させる。専用スケジュー
ラ103は、アプリケーションソフト110〜117の
キューに応じて、I/O制御タスク群105に対して、
ディスク装置17内のファイルの読み出し制御するHD
Dアクセスタスク105aや、交換器インタフェース2
7内のNCUやDTMF信号受信器の通信用I/Oのハ
ードウエアレジスタの読み書きによる通信送受信制御タ
スク105b等をスケジューリングする構成となってい
る。
【0031】メモリ12には、NCUやDTMF信号受
信器の通信I/O用のリエントラントなサブルーチン群
104と、ディスク等の標準I/O用のライブラリが格
納されている。ユーザは、これらサブルーチン群を使っ
て、アプリケーションソフトを作成する。通信I/O用
のサブルーチン群104と、送受信制御タスク105b
と、専用スケジューラ103は、マルチメディア処理装
置2の各ハードウエアの動作を理解した専任のプログラ
マーが作成したものを格納しておく。また、標準I/O
用ライブラリとHDDアクセスタスク105aは、情報
処理装置1である汎用パーソナルコンピュータが有して
いる標準ライブラリを利用する。通信I/O用サブルー
チン群104として、本実施例では、WAIT、SPE
AK、INPUT等を格納した。
【0032】したがって、専用スケジューラ103の配
下には、ユーザ作成のアプリケーションソフト110〜
117と、ライブラリとして準備した通信用I/O処理
のためのサブルーチン群104が配置される。また、さ
らに、実際のI/Oを制御するためのI/Oタスク群1
05と、サブルーチン群と104とI/O制御タスク群
105とのインタフェースとなる入出力キュー群106
とが配置される。
【0033】つぎに、注文受付のアプリケーションソフ
トを用いて、本発明のマルチメディア通信システムのソ
フトウエアの動作を説明する。電話器4による注文受付
時のサービスシーケンスを図2に示す。
【0034】本実施例では、図7に示すように、顧客が
プッシュホン電話により、商品センタを呼出し、商品コ
ードと数量を入力し、これに対して受付番号を送信する
ことで、商品の注文を受け付けるアプリケーションソフ
トを配置している。実際には、ユーザが作成したソフト
や、メーカが提供したソフトをユーザの好みでユーザが
一部修正したソフトが配置される。本実施例のソフトの
フローチャートは図6に示すように、通信用I/Oのサ
ブルーチン群104により構成されている。まず、WA
ITルーチンで電話の着信を待ち(ステップ100)
と、着信があった場合、SPEAKルーチンで「こちら
は、商品センタです。商品コードと数量をどうぞ」と音
声で応答する(ステップ200)。
【0035】音声インタフェース24の応答終了信号を
受信した後(ステップ300)、インプットルーチン
で、顧客が入力する商品コードと数量を受信する(ステ
ップ400)。ユーザが、入力終了を示す信号を入力し
たら(ステップ500)、SPEAKルーチンで「商品
コード1234、数量12ですね」と音声で応答して、
確認を促す。音声インタフェース24の応答終了信号を
受信した後(ステップ700)、インプットルーチン
で、顧客が入力する確認信号を受信する(ステップ80
0)。ユーザが、入力終了を示す信号を入力したら(ス
テップ900)、SPEAKルーチンで「受付番号は×
×××です。ありがとうございました。」と音声で応答
して(ステップ940)、音声インタフェース24の応
答終了信号を受信したら(ステップ960)、注文受付
処理を終了する。
【0036】また、ファクシミリ5による注文受付は、
図3に示すように、SPEAKルーチンで「こちらは、
商品センタです。商品コードと数量をどうぞ」と音声で
応答する。つぎに、顧客から入力された顧客IDと送信
IDを受付け、ID確認のメッセージを応答したのち、
顧客からの商品コードと数量の注文をファクシミリでの
送信を受け付けて、注文受付処理を終了する。ファクシ
ミリインタフェース25の文字認識装置125は、送ら
れてきたイメージデータから商品コードと数量を読み取
って、データをメモリ22に蓄積する。
【0037】本実施例では、8本の回線ごとに、タスク
を持たせる構造をとっている。0回線から5回線は、電
話回線としたので、タスク0からタスク5に、それぞれ
の回線に対応するための、上述の電話対応用の注文受付
処理アプリケーションソフトを配置した。6回線は、フ
ァクシミリ回線としたので、上述のINNPUTルーチ
ンの代わりに、文字認識装置125によるイメージデー
タ取り込みのためのIMAGE−INNPUTルーチン
を用いたファクシミリ用アプリケーションソフトをタス
ク6に配置した。7回線は、データ端末用の回線とした
ので、上述のSPEAKルーチンの代わりにコード信号
出力のCODE−OUTPUTルーチンを用いたデータ
端末用アプリケーションソフトをタスク7に配置した。
つまり、タスク0では0回線で処理されるアプリケーシ
ョンソフト110を記述し、タスク7では7回線で処理
されるアプリケーションソフト117を記述する。
【0038】つぎに、図6から図10を用いて、注文受
付アプリケーションを実行する場合の、専用スケジュー
ラ103および通信用I/Oサブルーチン104および
I/O制御タスク群105の動作をさらに詳細に説明す
る。
【0039】専用スケジューラ103は、IPL(in
itial program loading)後のM
S−DOSからのスタート起動により起動を掛けられ
て、タスク0から8を起動する(ステップ801)。そ
の後、図8のように、ポーリング形式のジョブサーチを
行なう。タスク起動処理(ステップ801)は、図10
(d)のように、タスク0から7を巡回し(ステップ9
32)、各タスクに起動を掛ける(ステップ933)。
以後は、各タスクのSPEAKキュー、INPUTキュ
ー等のキューを常時監視しており(ステップ801〜8
08)、キューイングされるごとにそれぞれのキュー処
理を起動する(ステップ809〜815)。
【0040】専用スケジューラ103のタスク起動処理
によって起動されたタスク内の処理は、常に、リエント
ラントな通信用I/Oサブルーチン104によって、中
断され、スケジューラリターン先へとリターンされ、さ
らにこのスケジューラをスケジューリングする。この中
断した通信用I/Oサブルーチン104へは、SPEA
K完了キュー処理(ステップ812)、INPUT完了
キュー処理(ステップ813)、WAIT完了キュー処
理(ステップ814)によって、中断復帰し、タスク内
の処理が続行されることとなる。このように、タスク0
〜7を通信用I/Oサブルーチン104にて中断しなが
ら、それぞれ時系列に処理を進めることにより、複数回
線の同時処理が可能としている。
【0041】まず、図6のステップ100では、”WA
IT”ルーチンにより回線交換機3からマルチメディア
処理装置2の0回線への着信事象を待つ。この時には、
図5中通信用I/Oサブルーチン104の”WAIT”
ルーチンがコールされ、”WAIT”ルーチン内では、
コール元のリターン先アドレスによりタスク0、つまり
0回線での処理事象と判断し、WAITキューへその回
線番号とキュー種別(WAIT)を1のキューとしてキ
ューイングする。
【0042】一方、専用スケジューラ103は、図8の
ように、周期的にこれらキューのキューイング状況を監
視しており、”WAITキュー”を見つけたならば(ス
テップ804)、キューを取り出し(ステップ91
6)、キューから0回線の着信であることを取り出す
(ステップ917)。そして、I/O制御タスク群10
5のマルチメディア処理装置送受信タスク105bを起
動する。送受信タスク105bは、マルチメディア処理
装置2へ、”0回線での着信許可コマンド”を図1中の
SCSIアダプタ14、SCSIインタフェース20を
介して送信する(ステップ918)。マルチメディア処
理装置2は、このコマンドを図1中のディスクコントロ
ーラ21で受信し、CPU23の制御の元、交換機イン
タフェース27を起動し、0回線での着信を受け付ける
状態にする。専用スケジューラ103は、WAITキュ
ーをデリートする(ステップ919)。
【0043】この状態で、電話機4から回線交換機3を
介してマルチメディア処理装置2の0回線が着信起動さ
れたならば、交換機インタフェース27は、回線をルー
プ状態として着信を受付け、CPU23へその旨を通知
する。同様にCPU23もディスクコントローラ21、
SCSIインタフェース20を介して汎用情報処理装置
1、ここではパーソナルコンピュータ、へ通知する。
【0044】情報処理装置1側ではこの着信通知を、図
5中I/O制御タスク群105のマルチメディア処理装
置送受信タスク105bで受信し、WAIT完了キュー
へ”0回線での着信通知”をキューとしてキューイング
する。これらキューの状況を周期的に監視している専用
スケジューラは、WAIT完了キューをみつけ(ステッ
プ807)、キューを取り出し(ステップ928)、こ
の”0回線での着信通知”をトリガにして、通信用I/
Oサブルーチン内のWAITルーチンへ制御をもどす。
同様にWAITルーチンでは、0回線つまりタスク0へ
リターンする(ステップ929)。そして専用スケジュ
ーラ103は、WAIT完了キューをデリートし(ステ
ップ930)、WAITルーチンへリターンする(ステ
ップ931)。この事は、図6のフローにおいては、ス
テップ100の”WAIT”から抜けてボックス200
へ進む事を意味する。
【0045】次に、図6のステップ200の、図7に示
される様な「こちらは商品センタです。商品コードと数
量をどうぞ」という音声を出力させる場合であるが、こ
れはあらかじめ情報処理装置1のディスク装置17内に
ファイルとして蓄積されているものを利用する。
【0046】この音声出力時には、通信用I/Oサブル
ーチン104の”SPEAK”ルーチンをコールされ
る。このサブルーチンへの引数は”F5”というファイ
ル番号、そしてリターンコードの”RTN”が使用され
る。この”SPEAK”ルーチンの引数としてはこの様
にファイル番号を指定することもあれば、図6のステッ
プ600および940で示すようにイミディエイトな値
も指定することができる。この時には、あらかじめディ
スク装置17に蓄えられている音声のうちイミディエイ
トな音、例えば1(イチ)、2(ニ)、3(サン)とい
った音声を使うこととなる。
【0047】一方、専用スケジューラ103は、図8の
ように、周期的にこれらキューのキューイング状況を監
視しており、”SPEAKキュー”を見つけたならば
(ステップ802)、図10(a)のように、キューを
取り出し(ステップ920)、コール元のリターン先ア
ドレスによりタスク0、つまり0回線での音声出力依頼
と判断し、SPEAKキューへその回線番号とキュー種
別(SPEAK)及び引数となる”F5””RTN”を
1つのキューとしてキューイングする。これにより、専
用スケジューラ103は、I/O制御タスク群のHDD
アクセスタスク105aを起動し、引数”F5”で示さ
れるファイル番号に該当するファイル(このファイルF
5には前記「こちらは商品センタです。商品コードと数
量をどうぞ。」という音声データがあらかじめ格納され
ている)を主記憶装置のメモリ12上へ読み込み、マル
チメディア処理装置送受信タスク105bにより、マル
チメディア処理装置2へ”0回線への出力音声データ”
としてコマンドと音声データとを図1中のSCSIアダ
プタ14、SCSIインタフェース20を介して送信す
る。
【0048】一方、マルチメディア処理装置2はこのコ
マンドと音声データを図1中のディスクコントローラ2
1で受信し、CPU23の制御の元、音声インタフェー
ス24を介してデジタル音声をアナログに変換し、交換
機インタフェース27を経由して、0回線への発信先で
ある電話機4へ「こちらは商品センタです。商品コード
と数量をどうぞ。」の音声を出力する。その後、マルチ
メディア処理装置2の音声インタフェース24は、前記
音声を出力完了した旨を、ディスクコントローラ21、
SCSIインタフェース20を介して汎用情報処理装置
1、ここではパーソナルコンピュータ、へ通知する。パ
ーソナルコンビュータ側では図5中マルチメディア処理
装置送受信タスクにて、その”0回線での音声出力完了
通知”を受け、SPEAK完了キューにキューイングす
る。
【0049】周期監視を行なっている専用スケジューラ
103は、この”0回線での音声出力完了通知”(ステ
ップ921)をトリガにして、通信用I/Oサブルーチ
ン104のSPEAKルーチンへ制御をもどす(ステッ
プ923)。同様に、SPEAKルーチンでは”RT
N”コードに正常値を設定して0回線つまりタスク0へ
リターンする。もし、マルチメディア処理装置2内で何
らかの障害が発生しマルチメディア処理装置より”0回
線での音声出力不可通知”を受けた場合には、SPEA
Kルーチンにて”RTN”コードを異常値に設定して、
タスク0へリターンする。この事は、図6のフローにお
いてはボックス300を意味する。
【0050】次に、図6のステップ400の場合の、顧
客が商品コードおよび数量を電話機4のDTMF信号
(プッシュ信号)にて入力する場合を説明する。この時
には通信用I/Oサブルーチン104の”INPUT”
ルーチンをコールする。このサブルーチンへの引数はリ
ターンコードの”RTN”だけであるが、この”RT
N”には、電話機4からマルチメディア処理装置へ入力
されたDTMF信号のコードが設定されることになる。
【0051】専用スケジューラ103は、”WAIT”
ルーチン”SPEAK”ルーチン同様に、図8のよう
に、周期的にこれらキューのキューイング状況を監視し
ている。そして、”INPUTキュー”を見つけたなら
ば(ステップ803)、図9(c)のように、キューを
取り出し(ステップ912)、コール元のリターン先ア
ドレスにより、タスク0つまり0回線でのDTMF信号
取込み依頼であると判断する(ステップ913)。つぎ
に、INPUTキューへその回線番号とキュー種別(I
NPUT)及び引数となる”RTN”を1つのキューと
してキューイングする。そして周期監視によりINPU
Tキューを見つけた専用スケジューラは、I/O制御タ
スク群のマルチメディア処理装置送受信タスク105b
を起動し、マルチメディア処理装置2へ”0回線でのD
TMF信号取込開始”コマンドとして図1中のSCSI
アダプタ14、SCSIインタフェース20を介して送
信する(ステップ914)。その後、専用スケジューラ
は、INPUTキューをデリーとする(ステップ91
5)。一方、マルチメディア処理装置2は、このコマン
ドを図1中のディスクコントローラ21で受信し、CP
U23の制御の元、交換機インタフェース27を起動
し、0回線をDTMF信号受信可能状態にする。
【0052】この状態で、電話機4から回線交換機3を
介して、マルチメディア処理装置2の0回線へDTMF
信号が入力されたならば、交換機インタフェース27は
内蔵のDTMF信号受信器にてその信号を解読し、CP
U23へその旨を通知する。同様にCPU23もディス
クコントローラ21、SCSIインタフェース20を介
して、汎用情報処理装置1、ここではパーソナルコンピ
ュータ、へ通知する。汎用情報処理装置1側では、この
0回線でのDTMF信号コードを図5中I/O制御タス
ク群105のマルチメディア処理装置送受信タスク10
5bで受信し、”INPUT完了キューへ”0回線での
DTMF信号コード”をキューとしてキューイングす
る。これらキューの状況を周期的に監視している専用ス
ケジューラ103は、”INPUT完了キューへ”を取
り出し(ステップ924)、”0回線でのDTMF信号
コード”をトリガにして、通信用I/Oサブルーチン1
04内のINPUTルーチンへ制御をもどす。同様にI
NPUTルーチンでは、このDTMF信号コードをRT
Nコードに設定して(ステップ925)、0回線つまり
タスク0へリターンする。タスク0内ではこのRTNコ
ードを判定して正常な値であれば、このDTMF信号コ
ードが、電話機4から入力されたDTMF信号であると
判断して処理を進める(図6のステップ500)。
【0053】尚、タスク0つまり0回線だけの処理を中
心に述べてきたが、本実施例のマルチメディア通信シス
テムは、図5で示すように、タスク0を0回線、タスク
1を1回線、タスク2を2回線・・・タスク7を7回線
と、回線対応にタスクを持っているので、専用スケジュ
ーラ103の処理を行なうことにより、複数回線同時処
理を行なう。
【0054】また、図8では、説明を省略しているが、
タスク6に配置されたファクシミリ用アプリケーション
ソフトのイメージデータ取り込みのIMAGE−INN
PUTルーチンや、タスク7にはに配置されたデータ端
末用アプリケーションソフトのコード信号出力のCOD
E−OUTPUTを、専用スケジューラ103は、他の
サブルーチンと同様に監視している。
【0055】さらに、本実施例では、電話用、ファクシ
ミリ用、データ端末用に、それぞれアプリケーションソ
フトをそれぞれの回線ごとのタスクに配置したが、全回
線全く同じプログラムをコピーして配置してもよい。こ
の場合、例えば、電話用、ファクシミリ用、データ端末
用プログラムを合成し、どの種類のメディアで通信を行
なうかを選択するステップを配置し、選択されたメディ
アのステップのみを処理するアプリケーションソフトプ
ログラムを各タスクに配置することにより、どの配線で
もマルチメディア対応にすることができる。メディアの
選択は、例えば、通信の始めには必ず電話で呼出しても
らい、どの種類のメディアで通信を行なうかを選択する
信号を送ってもらう方法や、端末との通信にISDN
(integrated services netw
ork)を用いて、メディアごとの通信プロトコルを識
別する方法を用いることができる。
【0056】本発明は、以上説明した様に構成されるた
め、以下に記載されているような効果を奏する。
【0057】マルチメディア処理装置2の中央処理装
置として、汎用の情報処理装置1を用いているおり、こ
れらを汎用インタフェース20にて接続するため、中央
処理装置となる情報処理装置1として、種類を選ばずパ
ーソナルコンピュータやワークステーションやオフィス
コピュータ等の種々のものを用いることができるため、
極めて汎用性の高いマルチメディア処理装置を構築する
ことが可能となる。
【0058】本実施例のマルチメディア通信システム
は、通信用I/Oサブルーチン104をライブラリとし
て準備し、かつ複数のアプリケーションソフトの多重処
理をスケジューリングする専用スケジューラ103を備
えている。そのため、多重処理用で、かつ、会話形式の
複数のプログラム作成する場合に、多重処理と、会話形
式時のマルチメディア処理装置2の動作とを理解する必
要が無く、それぞれのアプリケーションプログラムの流
れのみを考えて、通信用I/Oサブルーチン104を時
系列に並べるだけで、プログラミングする事ができる。
これにより、従来、多重処理と会話形式時のマルチメデ
ィア処理装置2の動作とを理解した専任のプログラマし
か作成することのできなかったマルチメディア処理装置
用プログラムを、ユーザが容易に作成することができ
る。これにより、マルチメディア処理装置のソフトウェ
アを作成することのできる人材を増やすことができるの
で、従来非常に高価だったマルチメディア処理装置用プ
ログラムを、非常に経済的に構築できる。したがって、
非常に汎用性の高い又ライフサイクルの長いマルチメデ
ィア処理装置を提供できる。
【0059】また、本実施例のマルチメディア処理装
置は、回線対応のタスクごとに、異なったアプリケーシ
ョンソフトを配置することができるので、1台のマルチ
メディア処理装置で回線対応にて複数のアプリケーショ
ン処理が可能となリ、ユーザにとっても非常に利便性の
高いマルチメディア処理装置を提供できる。
【0060】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、マルチメ
ディア処理装を用いた通信システムにおいて、タスク
は、前記入力サブルーチンをコールする命令と、前記出
力サブルーチンを、前記入力デ−タに応じた応答用デー
タを引数としてコールする命令とを実行順に記述したプ
ログラムで構成することができる。この様な構成をもち
いているので、入出力部のハード構成や動作を理解して
いないユーザであっても、サブルーチンをコールするこ
とでプログラムを構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るマルチメディア処理装
置を備えたマルチメディア通信システムの構成を表すブ
ロック図。
【図2】図1のマルチメディア通信システムで電話によ
る注文受け付けを行なうための電話器とマルチメディア
処理装置間の接続手順を示す図。
【図3】図1のマルチメディア通信システムでファクシ
ミリによる注文データ蓄積を行なうための電話器とマル
チメディア処理装置間の接続手順を示す図。
【図4】本実施例のマルチメディア処理装置2の中央処
理装置である汎用情報処理装置1のソフトウェア構成を
示す説明図。
【図5】本実施例のマルチメディア処理システムのソフ
トウェア構成を示す説明図。
【図6】本実施例の注文受付け処理を実行するための汎
用情報処理装置内アプリケーションソフトのフローチャ
ート。
【図7】本実施例の注文受付処理の処理手順を示す説明
図。
【図8】本実施例の専用スケジューラの動作を示すフロ
ーチャート。
【図9】本実施例のサブルーチンの動作を示すフローチ
ャート。
【図10】本実施例のサブルーチンの動作を示すフロー
チャート。
【符号の説明】
1…汎用情報処理装置、2…マルチメディア処理装置、
3…回線交換機、4…電話機、5…ファクシミリ端末、
6…データ端末、11、23…CPU、12、22…メ
モリ、14、15…SCSIアダプタ、13…コンソー
ルインタフェース、16…キーボードインタフェース、
17…ディスクコントローラ内蔵形ディスク、18…キ
ーボード、19…コンソール、10、20…SCSIイ
ンタフェース、21…ディスクコントローラ、24…音
声インタフェース、25…ファクシミリインタフェー
ス、26…データインタフェース、19’…ハードコピ
ープリンタ、125…文字認識装置。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−68749(JP,A) 特開 平2−137596(JP,A) 特開 昭63−46856(JP,A) 特開 昭59−99531(JP,A) 特開 平1−171019(JP,A) 特開 平2−32448(JP,A) 「CSP/FX TCSI説明書エデ ィション61 47SP−5032−1A」、富 士通株式会社・発行(平成3年10月、初 版)、pp.7〜13及び91〜92(特許庁 CSDB文献番号:CSNZ 199902354001) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 9/46 G06F 9/40 G06F 13/00 G06F 13/10 - 13/12 H04M 11/00 H04M 3/42 H04M 3/50 JICSTファイル(JOIS) CSDB(日本国特許庁)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の回線に接続されて、複数メディアの
    情報の受け付けおよび出力を行うための複数種類の入出
    力部を含むマルチメディア処理部と、 前記マルチメディア処理部を制御する情報処理部とを有
    し、 前記情報処理部は、前記複数種類の入出力部を制御する
    複数の入出力タスクと、前記複数の入出力タスクを制御
    して、予め定めた入出力動作を行わせる再入可能な複数
    種類のサブルーチンと、前記サブルーチンのうちの所望
    のいくつかを選択して時系列に並べることにより構成さ
    れた複数のアプリケーションタスクと、前記複数のアプ
    リケーションタスクの実行順を調整するスケジューラと
    を備え、 前記アプリケーションタスクは、前記回線ごとに1対1
    で備えられ、 前記アプリケーションタスクを構成する前記サブルーチ
    ンは、該アプリケーションタスクを示すアドレスと該サ
    ブルーチンの種別を示す情報とを含むキューをキューイ
    ングする構成であり、 前記スケジューラは、すべての前記アプリケーションタ
    スクからの前記キューを監視し、該キューを見つけた順
    に、そのキューに含まれる前記アドレスが示すアプリケ
    ーションに対応する前記回線を特定し、そのキューの示
    すサブルーチン種別に対応する前記入出力タスクを起動
    して、特定した前記回線に入出力動作を実行させること
    により、前記複数のアプリケーションタスクを並列に処
    理することを特徴とするマルチメディア処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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「CSP/FX TCSI説明書エディション61 47SP−5032−1A」、富士通株式会社・発行(平成3年10月、初版)、pp.7〜13及び91〜92(特許庁CSDB文献番号:CSNZ199902354001)

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