JP3213026U - 包装袋 - Google Patents

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康博 北川
康博 北川
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Abstract

【課題】収容物に係ることなく、止め具による添付物の取り付け及び被添付物への取り付可能な包装袋を提供するものである。【解決手段】熱処理可能で切断開始部の切り込み方向に切断可能なプラスチックフイルムで形成され、該フイルムを切断して形成する開口部から収容物を取出し可能な包装袋100であって、各端縁辺がシールされた端縁シール部30を有し、該端縁シール部の一辺から他辺へ斜線状にシールしたシール区画線35を備え、シール区画線は包装袋を内容物の収容部110と、内容物が収容されない糊代部120に区画しているとともに、該シール区画線に対向する収容物収容部の端縁シール部に切断を開始する切断開始部45を形成した構成を基本的に具備している。【選択図】図1

Description

本考案は、固形物、液体、粒状体、粉状体などを収容する包装袋に関する。
商品を宣伝・発売するに当たり、商品、少量の見本(サンプル)を袋詰めし、宣伝・説明を袋表面に印刷する、あるいは、宣伝・説明を記載した用紙(パンフレット)を包装体に貼付、あるいはホッチキス止めして、街頭頒布並びに販売している。
袋表面に収容物の説明・宣伝を印刷する場合は、収容物毎、用途別に袋体の作成、印刷する必要があった。
また、包装袋にパンフレットを貼付(ホッチキス止めを含む)する場合を図8により説明する。
熱溶着可能な材料よりなる包装袋10に、所望する商品を収容する。この包装袋10の封止部に切断開始部(ノッチ)12を形成した包装袋10を形成する。そして、収容物の説明、あるいは収容物の宣伝文を記載したパンフレット200を、封止部13にホッチキス250で止めていた。
この包装袋10を開口するには、切断開始部(ノッチ)部12から包装袋10を切断し、封止部13を切り離して袋体を開口する。そして、収容物を取り出したり、収容物を目視により確認していた。
また、パンフレット200を包装袋10の本体部分にホッチキス止めした場合、ホッチキスは金属のため、収容されている物と反応したり、ホッチキス孔から空気、雑菌が入る可能性がある。また、収容物が液体の場合はホッチキス孔から漏れ出る不都合が発生する。
なお、包装袋の開口に関する先行技術文献として、開口の大きさを調整可能とするため、両側端から斜めにシール部を設け、シール角を鈍角、鋭角として、内容物の特性に応じて抽出口の大きさを設定可能とした袋体が、特開平11−180448号公報に開示されている。
また、包装袋の切り取り指示線を斜めに設け、開口部を広くすることができる包装袋が実用新案登録第3187960号公報に開示されている。
特開平11−180448号公報 実用新案登録第3187960号公報
そこで、本考案は収容物に係ることなく、止め具による添付物の取り付け及び被添付物への取り付可能な包装袋を提供するものである。
本考案の包装袋は、熱処理可能で切断開始部の切り込み方向に対するせん断力で左右・上下(縦・横)方向に切断可能なプラスチックフイルムで形成され、該フイルムを切断して形成する開口部から収容物を取出し可能な構成を有する。
そして、包装袋の端縁がシールされた端縁シール部を有し、該端縁シール部の一辺から他辺へ斜線状にシールしたシール区画線を備え、該シール区画線は包装袋を収容物の収容部と、収容物が収容されない糊代部に区画しているとともに、該シール区画線に対向する収容物の収容部の端縁シール部に切断を開始する切断開始部を形成した構成を基本的に具備している。
本考案の包装袋は、収容物の収容領域とは区画された場所に止め具により添付物を取りつけることにより、収容物と止め具が接触することなく、収容物が食品、薬剤等止め具と反応する収容物であっても安全性を担保出来る。
さらに、収容物が液体であっても、ホッチキス等の止め具の挿通孔からの漏れ出しの危惧がない。
図1は、包装袋の一面の平面図。 図2は、包装袋の裏面図。 図3は、包装袋を開口した説明図。 図4は、包装袋の他の例を示す平面図。 図5は、包装体のさらに他の例を示す平面図。 図6は、包装体のさらに他の例を示す平面図。 図7は、実施の形態例2の説明図。 図8は、包装袋の従来例の説明図。
以下、本考案の実施の形態について、図面を用いて説明する。
実施の形態1
本考案の実施の形態の例1を図1〜図6を参照して説明する。
図1、図2は本考案に係る包装袋の一例としての矩形の包装袋100の全体説明図であり、図1は包装袋100の平面図、図2はその裏面図、である。
この実施例で示す包装袋100は、矩形状であって熱処理可能な材料、例えば、プラスチックフイルムを用いて形成している。このプラスチックフイルムは、フイルム面に対し、後述する切断開始部(ノッチ)の切り込み方向に対するせん断力で切断可能である材質で形成している。
このようなプラスチックフイルム素材としては、ポリエチレンフイルム、ポリプロピレンフイルム、アルミフイルム等が考えられる。
この実施例では、包装体100の少なくとも1面は、透明フイルム20で構成する。
図面に示す矩形状の包装袋100の上部の一辺を未封とし、他の3辺(左端縁辺31・右端縁辺33、底部端縁辺32)を熱溶着して封止する端縁シール部30を形成する。
ここで、包装袋の素材は上記例示に限定されることなく、収容物への影響がなく、熱処理可能な素材であれば、使用条件に応じた素材を適宜選定して使用することが出来る。
包装袋100の上部未封部分より、商品などの収容物を充填した後、包装袋100の上部を封印する。
上部の封印は、左端縁辺31のシール部30から対向する右端縁辺33のシール部30に向かって、角度αとする斜線状であって、包装袋100を封止するシール区画線35により封印する。左端縁辺31のシール部30におけるシール区画線35の開始点を起点部a、対向する右端縁辺33のシール部30とシール区画線35との交点を終点部bとする。
このシール区画線35により、包装袋100は収容物を収容する領域である収容部110と包装袋上部の収容物を収容しない糊代部120とに区画される。
そして、包装袋100の右側縁部33にシール部30を切り欠いた切断開始部(ノッチ)45を配設する。
切断開始部45の配設位置は、収容物の収容部110の範囲内であって、シール区画線35に対向する右側端縁部、すなわち、左端縁辺31のシール区画線35の起点部aに対向する右端縁辺33の下端位置nから、シール区画線35の右端縁辺33との交点である終点部bの間とする。この実施例では、切断開始部45は終点部bから距離h1の位置に配設している。
切断開始部45に対して底端縁辺32に平行して、右端縁辺33に対応する左端縁辺31に対応凹部である切断開始部451を設ける。この対応凹部は必ずしも必要とはしない。
ここで、切断開始部45から左端縁辺31方向に包装袋を切断した場合、切断線Cで包装袋は切断される。該切断線Cはシール区画線35と交差する。
上記実施例において、包装袋の一面を透明体で構成した例を説明したが、透明体は、包装袋の一部分のみとしても良いし、袋全体を不透明の素材、遮光素材で構成しても良い。
このように構成する包装袋100を開口する場合、収容物の収容領域である収容部110の切断開始部45を切断開始点として底部端縁辺32と平行に切断し、切断線Cを形成する。包装袋100は、シール区画線35との交差部、寸法L1の範囲で開口する。寸法L2の範囲は、シール区画線35により、収容部110は封止されている。・・・図3参照
このように形成された開口Hから収容部110に収容されている収容物を取り出すことが出来る。
なお、この実施例においては、切断開始部を凹型とした例を示したが、I字型、V字型などが考えられる。
上記のように、包装袋100に、収容物を収容し、商品収容袋(サンプル体)を形成する場合を説明する。・・図1〜3参照
袋内に収容する収容物の説明・広告などを記載するパンフレット200を、止め具により包装袋100の糊代部120に取りつける。
この実施例においては、糊代部120に止め具としてホッチキス250でパンフレット200を止める例を示している。
本実施例で示す包装袋100は、添付されているパンフレット200により収容する商品を理解することが出来る。
また、内容物を手に取ってみたり、サンプルが食品の場合は取り出して味わってみたりする場合は、切断開始部45から包装袋100を底部端縁辺32に平行に切断する。包装袋100は切断線Cとシール区画線35との交差部まで寸法L1で開口される。
このとき、止め具(ホッチキス)の止め針は、内容物が存在しない糊代部を挿通しているので、内容物への影響が皆無となる。
次に、収容物のサイズが大きい場合、収容袋の開口を大きく形成する場合を説明する。
(1)シール区画線35に対して切断開始部45の形成位置を変更する。・・・図4参照
シール区画線35の右端縁辺33との交点である終点部bからの距離を大きくし、距離h2とする。・・・距離h1<距離h2
切断開始部45からシール区画線35の交差点まで切断して開口される開口寸法を寸法L3とすると、開口寸法L3は、開口寸法L1<開口寸法L3と大きな開口となり、開口寸法L3の広い開口部より大きな収容物を取り出すことができる。
(2)シール区画線350の形成角度を左端縁辺31に対して大きな角度βとする。・・・図5参照
包装袋150を切断して開口する場合、切断開始部45からシール区画線350との交差点までが開口する。この包装袋150の切断により開口される開口部Hは、シール区画線350の形成角度βを形成角度αより大きくしているので、開口寸法L4は、寸法L1<寸法L4となり、広い開口Hから大きな収容物を取り出すことが出来る。
また、上記実施例では、シール区画線35は、包装袋の左端縁辺31のシール部から対向する右端縁辺33のシール部30に配設した例を示したが、上縁端縁辺34もシールした場合を、図6に示す。収容部110に収容物を充填した後、上縁端縁辺34とシール区画線35をシールする。このシール作業は同時としても良い。
この場合、シ−ル区画線35は上縁端縁辺34のシール部30へ斜めに形成することができる。この場合は、V字型で示す切断開始凹部450は、切断線がシール区画線35に交差する範囲に配設することにより、開口の寸法L5を前述の開口寸法より大きくすることが出来る。
本考案による包装袋は、収容物の収容箇所とはシール区画線により区画されている糊代部分に対してホッチキス等の止め具により、パンフレットなどの必要書類を添付することができるので、収容物が止め具に反応する薬剤、食品であっても安全に収容できる。また、液体を収容した場合であっても、止め具の挿通孔からの液漏れが皆無となる。さらに、該孔からの空気、湿気の侵入が無いことで、内容物の安全状態を維持できる。
また、塩・しょうゆ・ケチャップなどの調味料を本考案の包装袋に収容して、テイクアウト用の食器、あるいは弁当箱の蓋に糊代部分をホッチキス止めすることで、取付作業を容易にすると共に、組み合わせ作業を容易とすることが出来る。
また、商品説明、パンフレット等を糊代部に取り付けることにより、包装袋に効能・取扱い説明を印字する必要がなくなり、汎用性のある袋体を大量に生産でき、1袋当たりの経費を廉価に提供することが出来る。
実施の形態2・・・図7参照
この実施例の包装袋500は、シール区画線35の他に、収容部110に、再密着可能な咬み合せ開閉機構を有する圧着密封型ジッパー50を配設している。その他の包装袋の構成は実施の形態例1と同様の構成となっている。
この包装袋500は、圧着密封型ジッパー50を開いた状態で、商品を収容部に収容する。その後はシール区画線35を形成した後、圧着密封型ジッパー50を閉じても良い。切断開始部45から包装袋500を開封し、内容物を取り出すために包装袋100を左右に開き圧着密封型ジッパー50の咬み合せを外して開口させ、収容物を取り出す。
そして、必要とする収容物を取り出した後は、圧着密封型ジッパー50を再封して、閉口する。
このように、包装袋500は、収容物の収容部110と区画されている糊代部120に関係なく、収容部の口を開閉可能となる。
この実施例の包装袋500は、収容物が気密性を要求される場合、あるいは収容部に収容物が残った場合、取出し口を閉めることが出来、収容物を外気、湿気から保護しての収容が可能となる。
上記実施の形態例では矩形状の包装袋を説明したが、丸形、三角形状、多角形状、立方体等、包装袋を区画できる形状であれば実施可能である。
また、袋は三辺あるいは四辺をシール部とする例を示したが、長尺体を折り曲げて解放両端をシールした袋であっても良いことは言うまでもない。
さらに、収容物のサイズが小さい、または収容物の量が少量である、あるいは包装袋が小型であっても、糊代部に大きな説明書類、パンフレット等を取りつけることが出来る。
10,100,500 包装袋
30 端縁シール部
35,350 シール区画線
45 切断開始部
50 圧着密封型ジッパー
110 収容部
120 糊代部
200 パンフレット
250 ホッチキス

Claims (6)

  1. 熱処理可能で左右・上下方向に切断可能なプラスチックフイルムで形成され、該フイルムを切断して形成する開口部から収容物を取出し可能な包装袋であって、
    前記包装袋は、辺端縁がシールされた端縁シール部を有し、該端縁シール部の一辺から他辺へ斜線状にシールしたシール区画線を備え、
    該シール区画線は包装袋を収容物の収容部と、収容物が収容されない糊代部に区画しているとともに、
    該シール区画線に対向する収容物の収容部の端縁シール部に切断を開始する切断開始部を形成したことを特徴とする包装袋。
  2. 前記切断開始部は、前記シール区画線の起点部に対向する端縁シール部とシール区画線の終点部との間に配設されていることを特徴とする請求項1記載の包装袋。
  3. 前記シール区画線は、前記切断開始部から底端縁辺に平行に切断される切断線と交差することを特徴とする請求項1または2記載の包装袋。
  4. 前記包装袋は、前記シール区画線の端縁シール部との配設角度を変更することにより、開口部を拡大・縮小可能であることを特徴とする請求項1乃至3記載の包装袋。
  5. 前記包装袋は、前記切断開始部の配設位置を変更することにより開口部を拡大・縮小可能であることを特徴とする請求項1乃至3記載の包装袋。
  6. 前記包装袋は、さらに、前記収容物の収容部に、前記切断開始部から切断される切断線に平行して圧着密封型ジッパーを配設したことを特徴とする請求項1乃至5記載の包装袋。
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