JP3212784B2 - 視覚表示装置 - Google Patents

視覚表示装置

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JP3212784B2
JP3212784B2 JP32212593A JP32212593A JP3212784B2 JP 3212784 B2 JP3212784 B2 JP 3212784B2 JP 32212593 A JP32212593 A JP 32212593A JP 32212593 A JP32212593 A JP 32212593A JP 3212784 B2 JP3212784 B2 JP 3212784B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、視覚表示装置に関し、
特に、観察者の頭部又は顔面に保持することを可能とす
る頭部又は顔面装着式視覚表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】頭部装着式視覚表示装置にとって、装置
全体の大きさを小さくすることと重量を軽くすること
は、その装着性を損なわないようにするために重要な点
である。この装置全体の大きさを決定する要因は、光学
系のレイアウトである。図22に従来の1つの頭部装着
式視覚表示装置の光学系を示す(特開平3−10170
9号)。この視覚表示装置は、2次元画像表示素子の表
示画像を正レンズよりなるリレー光学系にて空中像とし
て伝達し、凹面反射鏡からなる接眼光学系でこの空中像
を拡大して観察者の眼球内に投影するものである。ま
た、従来、装置全体を小型にするために、2次元画像表
示素子を凸レンズで拡大して直接観察する直視型のもの
も知られている。これらのレイアウトでは、観察者顔面
からの装置突出量が大きくなってしまう。さらに、広い
観察画角をとるためには、大きな正レンズ径と大きな2
次元画像表示素子を使用する必要があり、装置がますま
す大きくなると同時に、重くなってしまう。
【0003】疲労を感じさせずに長時間の観察を可能と
したり、簡単に着脱できるためには、観察者の眼球直前
に短くて軽い接眼光学系を配置した構成が望ましい。こ
うすると、2次元画像表示素子と照明光学系等を観察者
の頭部前方への突出量を小さくして配置でき、装置の突
出量が減ると同時に、軽量化が可能となる。
【0004】次に、大きな画角を確保することは、画像
観察時の臨場感を上げるために必要である。特に、提示
される画像の立体感は、提示画角によって決まってしま
う(テレビジョン学会誌 Vol.45, No.12, pp.1589-1596
(1991))。広い画角と高い解像力が得られる光学系をい
かにして実現するかが、次に重要な問題となる。立体感
・迫力感等を観察者に与えるためには、水平方向で40
°(±20°)以上の提示画角を確保することが必要で
あると同時に、120°(±60°)付近でその効果は
飽和してしまうことが知られている。つまり、40°以
上でなるべく120°に近い観察画角にすることが望ま
しい。
【0005】ところで、米国再発行特許第27356号
のものは、図23に示すように、半透過凹面鏡6と半透
過平面鏡16により、物体面62を遠方に投影する接眼
光学系であるが、この配置は、画像表示素子62から観
察者眼球位置66までの光路を繰り返し反射させて短く
することが可能となり、視覚表示装置の観察者頭部前方
への突出量を短くすることが可能なものである。
【0006】しかしながら、凹面鏡6は、その性質上、
凹面鏡6の表面に沿った凹面の強い像面湾曲を発生する
ために、平面の2次元画像表示素子を凹面鏡6の焦点位
置に配置すると、その観察像面は湾曲を起こしてしま
い、視野周辺まで明瞭な観察像を得ることはできない。
そのために、物体面62を湾曲させてこの像面湾曲を補
正する必要がある。
【0007】しかし、一般に、表示面を湾曲を持った曲
面で構成することは、CRTの表示素子を使用する場合
は比較的容易に実現できるが、CRT自体の重量はLC
D等の液晶表示素子に比して重くなってしまう。また、
広画角で周辺まで解像力の良い画像を観察者に提供する
ためには、画面密度の高い大きな2次元画像表示素子を
使用することが必要であり、LCD等の薄くて軽量の画
像表示素子を使用することが望ましいが、LCD等の平
面型画像表示素子は、その構造上表示面を湾曲させるこ
とは非常に難しい。
【0008】したがって、このような接眼光学系を用い
ても、視野周辺まで明瞭に観察でき、広い観察画角で観
察者に観察像を提示でき、なおかつ、小型で軽量な視覚
表示装置を実現することは難しかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来技術の問題点を解決するためになされたものであ
り、その目的は、30°(±15°)以上の広い画角
で、周辺までフラットで鮮明な観察画像を平面の2次元
画像表示素子を用いて観察できる、小型・軽量で高い解
像力と大きい射出瞳径を持った視覚表示装置を提供する
ことである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の視覚表示装置は
このような問題点を解決するためになされたものであ
り、画像を表示する画像表示手段と、前記画像表示手段
によって形成された画像を投影し、観察者眼球に導く接
眼光学系とからなる視覚表示装置において、前記接眼光
学系は、略光軸上に曲率中心を有し前記曲率中心の方向
に凹面を向けた第1の半透過反射面と、前記第1の半透
過反射面の曲率中心と略同位置に曲率中心を有する第2
の半透過反射面とを有する接眼光学系により構成されて
いることを特徴とするものである。
【0011】この場合、前記の接眼光学系は、各々の曲
率中心を略同位置に有する第1及び第2の半透過反射面
を有し、第1の半透過反射面を透過した光束が、第2の
半透過反射面によって反射されると共に、第2の半透過
反射面によって反射された反射光束が、第1の半透過反
射面によって反射された後に第2の半透過反射面を透過
するように、第1及び第2の半透過反射面を構成するこ
とが望ましい。
【0012】また、この接眼光学系は、観察者眼球の瞳
位置近傍に曲率中心を配置し、瞳側に凹面を向けた少な
くとも2つの半透過反射面を持ち、これらの半透過反射
面の各々は、少なくとも1回の光線の透過と少なくとも
1回の光線の反射をするように配置されていることが望
ましい。
【0013】また、この接眼光学系の各々の半透過反射
面を1回も反射しないで透過する光線に対する接眼光学
系の屈折力が実質的に略ゼロであることが望ましい。
【0014】また、2つの半透過反射面で1回も反射し
ないで透過する光線を遮断するために、偏光光学素子で
構成された遮断手段が配置されていることが望ましい。
【0015】また、画像表示素子と接眼光学系とを観察
者頭部に対して位置決めする位置決め手段を有すること
が望ましい。
【0016】また、画像表示素子と接眼光学系を観察者
頭部に対して支持する支持手段を有し、観察者頭部に装
着できるようにすることが望ましい。
【0017】さらに、また、このような視覚表示装置の
少なくとも2組を一定の間隔で支持する支持手段を有す
ることが望ましい。
【0018】また、第1及び第2の半透過反射面の曲率
半径をR1 、R2 とするとき、 0.5<|R1 /R2 |<1.8 ・・・(2) なる条件を満足することが好ましい。
【0019】また、第1半透過反射面の曲率半径を
1 、瞳からこの瞳に近い第1半透過反射面までの距離
をD1 、第1半透過反射面と第2半透過反射面との間の
面間隔をD2 とするとき、 0.4<|(D1 +D2 )/R2 |<1.7 ・・・(3) なる条件を満足することが好ましい。
【0020】また、瞳に近い方の第1半透過反射面の曲
率半径をR1 、瞳から遠い方の第2半透過反射面の曲率
半径をR2 、第1半透過反射面と第2半透過反射面との
間の面間隔をD2 とするとき、 1<(|R1 |+D2 )/|R2 |<1.8 ・・・(4) なる条件を満足することが好ましい。
【0021】また、瞳に近い方の第1半透過反射面の曲
率半径をR1 、瞳からこの瞳に近い第1半透過反射面ま
での距離をD1 とするとき、 |D1 /R1 |<1.5 ・・・(5) なる条件を満足することが好ましい。
【0022】
【作用】以下、本発明においてこのような構成を採用す
る理由と作用について説明する。本発明は上記のような
問題点を解決するためになされたものであり、画像表示
手段に表示された画像を投影して観察者眼球に導く接眼
光学系として、略光軸上に曲率中心を有し曲率中心の方
向に凹面を向けた第1の半透過反射面と、第1の半透過
反射面の曲率中心と略同位置に曲率中心を有する第2の
半透過反射面とを有する接眼光学系を用いたことに特徴
があるものである。
【0023】以下においては、説明の都合上、光線が接
眼光学系の射出瞳位置から物体面に向かう逆追跡で、本
発明の接眼光学系を結像光学系として説明するが、実際
の本発明の光学系は、その像面を物点とし逆方向に光線
が進むものである。本発明の曲率中心が略同位置に配置
された光学系は、一般に共心光学系と呼ばれる。図1は
本発明による共心光学系の基本的構成と収差発生が少な
い理由を説明するための図であり、図1において、瞳位
置を1、第1面の半透過反射面を2、第2面の半透過反
射面を3、像面を4とする。この図1は、第1面2の曲
率中心と第2面3の曲率中心とが瞳位置1に完全に一致
している場合の光路図である。この光路図から分かるこ
とは、瞳面1と第1面2の曲率中心と第2面3の曲率中
心が一致しているために、軸上光線も軸外光線も瞳位置
1を中心に回転対称となっていることである。このこと
は、軸外収差である非点収差とコマ収差の発生がないこ
とを意味している。また、屈折力を持っている面は全て
反射面であるので、色収差の発生も原理的にない。ま
た、Fナンバーが2以下の場合には、球面収差の発生も
ほぼ無視してよい。ただし、第2面3による像面は瞳位
置1を中心とする球面となり、像面湾曲が発生するだけ
である。
【0024】また、本発明の共心光学系は、図23で示
した米国再発行特許第27356号のものと同様に、2
つの半透過反射面2、3の間を光線が繰り返し反射する
ために、1枚の凸レンズ等で構成されたレンズ系より入
射瞳1位置から像面4までの機械的長さを短くすること
ができるため、これを接眼光学系として用いて、観察者
顔面からの装置突出量が小さい小型の視覚表示装置を構
成することができる。
【0025】本発明は、上記したように収差発生の非常
に少ない共心光学系の像面湾曲を良好に補正することに
成功したものである。以下に、本発明による像面湾曲の
補正手段について説明する。
【0026】図23の米国再発行特許第27356号で
は、凹面鏡6で発生する像面湾曲を補正するために、像
面(本発明では物体面)62を湾曲させてその像面湾曲
の補正を行っている。しかし、一般には、湾曲を持った
2次元画像表示素子は、CRTで構成することは容易で
あるが、LCD等の液晶表示素子でその表示面を曲面と
することは非常に難しい。
【0027】そこで、本発明では、前述の図1に示すよ
うに、凹面鏡3によって発生する像面湾曲の収差を凸面
鏡2によって補正するように構成した。
【0028】すなわち、像面湾曲の発生量として一般に
よく注目されるペッツバール和PSは、以下の式で表さ
れる。 PS=Σ(1/n・f) ・・・(1) ここで、nは屈折率、fは面の焦点距離である。米国再
発行特許第27356号の場合は、本発明の凸面鏡2を
平面鏡16で置き換えたものに相当するので、凹面鏡6
で光線が反射する時に発生するペッツバール和は、平面
鏡16の焦点距離が∞なので、全く補正されない。そこ
で、本発明では、この平面鏡16を凸面鏡2として、凹
面鏡3で発生するペッツバール和をこの凸面鏡2で補正
できるように構成している。
【0029】また、LCD等の2次元画像表示素子は、
斜めから見るとコントラストが低下して視覚特性が悪い
ので、観察者眼球に投影される光線はなるべく2次元画
像表示素子を垂直に射出する光線を使用したい。つま
り、接眼光学系を射出する軸外主光線が光軸と平行にな
るように、瞳面1は凹面鏡3又は凸面鏡2の周辺や、凹
面鏡3より像4側にあってはならないのである。つま
り、凹面鏡3の曲率中心のある方向に瞳面1を配置する
ことが重要な手段となる。
【0030】さらに、良好な収差補正を実施するため
に、以下に示す各条件式を満足することが好ましい。以
下の条件式はそれぞれ各収差に対応しており、画角やF
ナンバー等実際の使用によって各々の条件式は独立であ
り、相関関係はない。また、全ての条件式を満足するこ
とも、使用条件によっては必要となる。
【0031】先ず、第1面2と第2面3の関係について
説明する。良好な収差補正を実現するためには、ペッツ
バール和の補正が特に重要であることは上記の説明で述
べた通りであり、本発明ではこのペッツバール和の補正
のために、以下の条件を満足することが重要である。 0.5<|R1 /R2 |<1.8 ・・・(2) ただし、R1 は第1面2の曲率半径、R2 は第2面3の
曲率半径である。
【0032】この条件式(2)は、正の第2面3と負の
第1面2のパワー配置を規定するものであり、下限の
0.5を越えると、第1面2と第2面3で補正し合って
いる主にペッツバール和の補正バランスが崩れ、負のペ
ッツバール和が大きく発生してしまう。また、上限の
1.8を越えると、ペッツバール和が正に大きく発生し
てしまい、他の面で補正することが不可能となってしま
う。
【0033】さらに、近年、ハイビジョンTV等に代表
される高品位な映像に対応する必要がある場合には、よ
り良好なペッツバール和の補正が必要であり、以下の条
件を満足することがより重要である。 0.7<|R1 /R2 |<1.7 ・・・(6) 次に、第2面3の半透過反射面について説明する。瞳面
1から第1面2までの間隔をD1 、第1面2と第2面3
の面間隔をD2 とすると、好ましくは、 0.4<|(D1 +D2 )/R2 |<1.7 ・・・(3) なる条件を満足にすることが望ましい。
【0034】上記条件式(3)の下限の0.4を越える
と、第2面3を透過する射出主光線傾角が大きくなり、
非点収差とコマ収差が負に大きく発生する。また、上限
の1.7を越えると、非点収差、コマ収差共に負の発生
量が減る。これは、第1面2を透過する時に発生する正
の非点収差とコマ収差を打ち消しているので、レンズ系
全体として正の非点収差とコマ収差の発生が大きくなっ
てしまう。
【0035】また、好ましくは、第2面3が本発明では
共心であることが重要である。第1面2の曲率半径をR
1 、第2面3の曲率半径をR2 、第1面2と第2面3の
面間隔をD2 とすると、 1<|(|R1 |+D2 )/R2 |<1.8 ・・・(4) なる条件を満足することが重要である。
【0036】上記条件(4)は第2面3で発生するコマ
収差と非点収差の発生を全系で補正できるようにする条
件であり、下限の1を越えると、完全な共心光学系に近
くなり、ペッツバール和の補正が不可能となり、大きな
像面湾曲が発生する。また、上限の1.8を越えると、
第2面3に入射する主光線の入射角度が大きくなり、正
のコマ収差が大きくなってしまう。どちらの場合も、周
辺まで鮮明な像を形成することが不可能となってしま
う。
【0037】また、好ましくは、瞳面1から第1面2ま
での距離をD1 、第1面2の曲率半径をR1 とする時、 |D1 /R1 |<1.5 ・・・(5) なる条件を満足することが望ましい。
【0038】上記条件式(5)の上限の1.5を越える
と、第1面2に入射する主光線の入射高が大きくなり、
正のコマ収差と非点収差の発生が大きくなってしまい、
周辺まで鮮明な像を形成することが不可能となってしま
う。
【0039】次に、面間隔について説明する。瞳面1と
第1面2の面間隔をD1 とし、全系の焦点距離をFとす
る時、 D1 /F<1.6 ・・・(7) なる条件を満足することが重要である。
【0040】上記条件式(7)は、第1面2で発生する
コマ収差を小さくするための条件である。上限の1.6
を越えると、第1面2で発生するコマ収差の発生が大き
くなり、他の面で補正することが不可能となる。また、
本発明の光学系を接眼光学系として使用する場合には、 0.5<D1 /F ・・・(8) なる条件を満足することが重要となる。
【0041】上記条件式(8)は、接眼光学系の場合に
は、接眼レンズのアイポイントとなり、下限の0.5を
越えると、観察者の瞳位置と接眼光学系の射出瞳位置1
がズレてしまい、視野全域を観察することが不可能とな
る。
【0042】第1面2と第2面3の面間隔をD2 とする
時、 0.2<D2 /F<0.7 ・・・(9) なる条件を満足することが重要となる。本条件は、第1
面2でのペッツバール和発生と第2面3でのペッツバー
ル和発生のバランスをとるために必要となる。上限の
0.7を越えても下限の0.2を越えても、第1面2と
第2面3で発生する上記収差のバランスが崩れ、ほぼ修
正し合っているペッツバール和収差が大きく発生してし
まう。
【0043】また、第1面2でも第2面3でも1回も反
射しないで透過して像面4に達してしまうフレアー光を
カットするためには、偏光を利用した偏光光学素子を配
置とすることが重要となる。例えば、第1面2の瞳1側
に第1偏光板と4分の1波長板を配置して入射光を円偏
光とし、第1面2と第2面3の半透過反射面の間に別の
4分の1波長板を配置し、第2面3の半透過反射面の後
に第1偏光板とパラニコルの偏光面を配置した第2偏光
板を配置する。このような偏光光学素子を配置すると、
第1面2と第2面3でそれぞれ1回反射した正規の光線
は、第1面2と第2面3の間の4分の1波長板を3回通
過することになり、正規の光線はトータル4回、4分の
1波長板を通過することになる。したがって、第1偏光
板を通過した光の偏光面は回転せずに、パラニコルに配
置された第2偏光板を通過する。しかし、第1面2の半
透過反射面を反射しないで通過した光線はトータル2回
の4分の1波長板通過しかしないで、偏光面は90゜回
転して、第2偏光板でカットされる。
【0044】この様に、偏光光学素子を使うことによっ
て、フレアー光をカットすることが可能となる。また、
上に説明した以外の偏光光学素子の配置も可能であり、
ここではほんの一例を示しただけである。
【0045】さて、本発明による視覚表示装置は、この
ような共心光学系と2次元画像表示素子からなる組を左
右一対用意し、それらを眼輻距離だけ離して支持するこ
とにより、両眼で観察できる据え付け型又は頭部装着式
視覚表示装置のようなポータブル型のものに構成でき
る。図2は、このような視覚表示装置を据え付け型とし
てゲームマシーンMに組み込んだ例の斜視図(a)とそ
の接眼部Sの拡大図(b)であり、観察者頭部Hを接眼
部Sに突き当ててこの視覚表示装置を覗き込むとき、頭
部Hを接眼部Sに対して両側から位置決めさせる突起
7、7が位置決め手段として接眼部S両側に設けられて
いる。また、図3は、このような視覚表示装置をゴーグ
ルタイプの頭部装着式視覚表示装置Gとして構成した例
の斜視図であり、この視覚表示装置Gを観察者頭部に支
持するのに、ヘッドバンド8を用いる。このように、本
発明の視覚表示装置は、観察者の眼球との相対的位置を
決める手段を備えることで、さらに観察しやすくなる。
これは、装置側の光学系の射出瞳位置が広いと言っても
限界があり、TV画面のようにどの方向から観察しても
観察できるものではないからである。
【0046】
【実施例】以下、図面を参照にして本発明の視覚表示装
置の光学系の第1実施例〜第9実施例について説明す
る。 第1実施例 図4を参照にして第1実施例を説明する。図中、1は絞
り位置、2は第1の半透過反射面、3は第2の半透過反
射面、4は像面である。なお、実際には、像面4にLC
D等の2次元画像表示素子が配置され、光線は逆方向に
進む(以下の実施例においても同様)。この実施例は、
2個のメニスカスレンズL1、L2を用い、メニスカス
レンズL1の凸面を第1の半透過反射面2とし、メニス
カスレンズL2の凸面を第2の半透過反射面3としてい
る。数値実施例は以下に示す通りである。ただし、nd
はレンズのd線での屈折率、νdはアッベ数である(以
下、同様)。本実施例の画角は45°で、焦点距離はF
=10mm、Fナンバーは3.5である。
【0047】 面番号 曲率半径 面間隔 nd νd 1 瞳位置1 9.158 2 -5.5382 1.624 1.5163 64.1 3 -7.7395 0.071 4 -7.8437 2.777 1.5163 64.1 5 -9.1995 (反射面3) -2.777 1.5163 64.1 6 -7.8437 -0.071 7 -7.7395 (反射面2) 0.071 8 -7.8437 2.777 1.5163 64.1 9 -9.1995 5.141 10 像面4 図13(a)に本実施例の球面収差、非点収差、歪曲収
差を表す縦収差図を、図13(b)に横収差図を示す。
【0048】第2実施例 図5を参照にして第2実施例を説明する。図中、1は瞳
位置、2は第1の半透過反射面、3は第2の半透過反射
面、4は像面である。この実施例は、1個のメニスカス
レンズLを用い、その凹面を第1の半透過反射面2と
し、その凸面を第2の半透過反射面3としている。数値
実施例は以下に示す通りである。本実施例の画角は60
°で、焦点距離はF=10mm、Fナンバーは1.5で
ある。
【0049】 面番号 曲率半径 面間隔 nd νd 1 瞳位置1 10.130 2 -13.6165 5.239 1.5163 64.1 3 -14.6357 (反射面3) -5.239 1.5163 64.1 4 -13.6165 (反射面2) 5.239 1.5163 64.1 5 -14.6357 1.216 6 像面4 図14に本実施例の図13と同様な収差図を示す。
【0050】本実施例は、半透過反射面2、3で1回も
反射しないで透過する光線に対する焦点距離は500m
mとなり、焦点距離をF、屈折力をφとすると、 φ=1/F となり、この場合は、 φ=0.002 となる。この場合には、画像表示素子4を接眼光学系前
面より取り除くことによって、接眼光学系を通して外界
の像を観察することが可能となる。つまり、装置本体を
いちいち取り外さなくても、観察画像以外の周辺の画像
を観察することができる。
【0051】さらに好ましくは、上記接眼光学系を1回
も反射しないで透過する光線に対する屈折力φが −0.04<φ<0.01 なる条件式を満足することが重要である。上記条件式の
下限の−0.04を越えると、遠景の外界像は25cm
まで近くに見え、これ以上近くに見えると、観察者の眼
の調節力が不足する。また、上限の0.01を越える
と、1mの外界像が無限遠に観察でき、この上限を越え
ると、観察者の眼の調節力を越えてハッキリ外界を観察
することができなくなってしまう。
【0052】第3実施例 図6を参照にして第3実施例を説明する。図中、1は瞳
位置、2は第1の半透過反射面、3は第2の半透過反射
面、4は像面である。この実施例は、1個のメニスカス
レンズLを用い、その凹面を第1の半透過反射面2と
し、その凸面を第2の半透過反射面3としており、さら
に、像歪み補正用の非球面レンズLAをその像面4側に
配置している。数値実施例は以下に示す通りである。本
実施例の画角は60°で、焦点距離はF=10mm、F
ナンバーは2.0である。
【0053】 面番号 曲率半径 面間隔 nd νd 1 瞳位置1 11.423 2 -14.4225 4.817 1.5163 64.1 3 -14.9832 (反射面3) -4.817 1.5163 64.1 4 -14.4225 (反射面2) 4.817 1.5163 64.1 5 -14.9832 0.046 6 12.5539 (非球面) 0.914 1.5163 64.1 K= 0 A=-0.352385×10-3 B=-0.213608×10-5 C= 0 7 110.7802 1.857 8 像面4 上記において、非球面は、円錐定数をK、非球面係数を
A、B、Cとした時に、下記の式によって表される回転
対称面のことである。ただし、下記の式において、Rは
近軸曲率半径であり、光軸上の光の進行方向にZ軸、光
軸と直交する方向にY軸をとっている。 Z=(Y2/R)/[1+{1−(1+K)(Y/R)2 1/2 ] +AY4 +BY6 +CY8 図15に本実施例の図13と同様な収差図を示す。
【0054】第4実施例 図7を参照にして第4実施例を説明する。本実施例は第
2実施例と同様である。数値実施例は以下に示す通りで
ある。本実施例の画角は45°で、焦点距離はF=10
mm、Fナンバーは3.0である。
【0055】 面番号 曲率半径 面間隔 nd νd 1 瞳位置1 13.127 2 -11.2445 5.633 1.5163 64.1 3 -14.0354 (反射面3) -5.633 1.5163 64.1 4 -11.2445 (反射面2) 5.633 1.5163 64.1 5 -14.0354 0.348 6 像面4 図16に本実施例の図13と同様な収差図を示す。
【0056】第5実施例 図8を参照にして第5実施例を説明する。本実施例も第
2実施例と同様である。数値実施例は以下に示す通りで
ある。本実施例の画角は45°で、焦点距離はF=10
mm、Fナンバーは3.0である。
【0057】 面番号 曲率半径 面間隔 nd νd 1 瞳位置1 5.805 2 -24.3790 4.437 1.5163 64.1 3 -17.4632 (反射面3) -4.437 1.5163 64.1 4 -24.3790 (反射面2) 4.437 1.5163 64.1 5 -17.4632 3.193 6 像面4 図17に本実施例の図13と同様な収差図を示す。
【0058】第6実施例 図9を参照にして第6実施例を説明する。本実施例も第
2実施例と同様である。数値実施例は以下に示す通りで
ある。本実施例の画角は45°で、焦点距離はF=10
mm、Fナンバーは3.0である。
【0059】 面番号 曲率半径 面間隔 nd νd 1 瞳位置1 7.259 2 -27.0911 4.287 1.5163 64.1 3 -18.0607 (反射面3) -4.287 1.5163 64.1 4 -27.0911 (反射面2) 4.287 1.5163 64.1 5 -18.0607 3.534 6 像面4 図18に本実施例の図13と同様な収差図を示す。
【0060】第7実施例 図10を参照にして第7実施例を説明する。本実施例も
第2実施例と同様である。数値実施例は以下に示す通り
である。本実施例の画角は45°で、焦点距離はF=1
0mm、Fナンバーは3.0である。
【0061】 面番号 曲率半径 面間隔 nd νd 1 瞳位置1 9.152 2 -10.2521 5.711 1.5163 64.1 3 -13.6695 (反射面3) -5.711 1.5163 64.1 4 -10.2521 (反射面2) 5.711 1.5163 64.1 5 -13.6695 0.100 6 像面4 図19に本実施例の図13と同様な収差図を示す。
【0062】第8実施例 図11を参照にして第8実施例を説明する。本実施例は
第1実施例とほぼ同様である。数値実施例は以下に示す
通りである。本実施例の画角は70°で、焦点距離はF
=10mm、Fナンバーは2.5である。
【0063】 面番号 曲率半径 面間隔 nd νd 1 瞳位置1 8.255 2 ∞ 2.813 1.5163 64.1 3 -22.1680 0.355 4 -19.6995 5.058 1.5163 64.1 5 -18.7996 (反射面3) -5.058 1.5163 64.1 6 -19.6995 -0.355 7 -22.1680 (反射面2) 0.355 8 -19.6995 5.058 1.5163 64.1 9 -18.7996 0.520 10 像面4 図20に本実施例の図13と同様な収差図を示す。
【0064】第9実施例 図12を参照にして第9実施例を説明する。図中、1は
瞳位置、2は第1の半透過反射面、3は第2の半透過反
射面、4は像面である。この実施例は、単一屈折率の平
行平面板PP中に第1の半透過反射面2と第2の半透過
反射面3を設けたものである。数値実施例は以下に示す
通りである。本実施例の画角は70°で、焦点距離はF
=10mm、Fナンバーは2.5である。
【0065】 面番号 曲率半径 面間隔 nd νd 1 瞳位置1 8.255 2 ∞ 5.426 1.5163 64.1 3 -12.7792 2.822 1.5163 64.1 4 -12.9610 (反射面3) -2.822 1.5163 64.1 5 -12.7792 (反射面2) 3.322 1.5163 64.1 6 ∞ 3.455 7 像面4 図21に本実施例の図13と同様な収差図を示す。
【0066】以上の各実施例の上記条件式(2)(=
(6))、(3)、(4)、(5)、(7)(=
(8))、(9)の値を次の表に示す。
【0067】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の視覚表示装置によると、平面の2次元画像表示素子を
用いて、広い画角で周辺の画角まで鮮明に観察できる小
型・軽量の頭部装着式視覚表示装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による接眼光学系である共心光学系の基
本的構成と収差発生が少ない理由を説明するための図で
ある。
【図2】本発明の視覚表示装置を据え付け型としてゲー
ムマシーンに組み込んだ例の斜視図(a)とその接眼部
の拡大図(b)である。
【図3】本発明の視覚表示装置をゴーグルタイプの頭部
装着式視覚表示装置として構成した例の斜視図である。
【図4】本発明の第1実施例の視覚表示装置の光学系の
断面図である。
【図5】第2実施例の断面図である。
【図6】第3実施例の断面図である。
【図7】第4実施例の断面図である。
【図8】第5実施例の断面図である。
【図9】第6実施例の断面図である。
【図10】第7実施例の断面図である。
【図11】第8実施例の断面図である。
【図12】第9実施例の断面図である。
【図13】第1実施例の球面収差、非点収差、歪曲収差
を表す縦収差図(a)と横収差図(b)である。
【図14】第2実施例の図13と同様な収差図である。
【図15】第3実施例の図13と同様な収差図である。
【図16】第4実施例の図13と同様な収差図である。
【図17】第5実施例の図13と同様な収差図である。
【図18】第6実施例の図13と同様な収差図である。
【図19】第7実施例の図13と同様な収差図である。
【図20】第8実施例の図13と同様な収差図である。
【図21】第9実施例の図13と同様な収差図である。
【図22】従来の1つの頭部装着式視覚表示装置の光学
系を示す断面図である。
【図23】従来の1つの反射接眼光学系の断面図であ
る。
【符号の説明】
1…瞳位置 2…第1の半透過反射面 3…第2の半透過反射面 4…像面(2次元画像表示素子) 7…位置決め手段(突起) 8…支持手段(ヘッドバンド) M…ゲームマシーン H…観察者頭部 S…接眼部 L、L1、L2…メニスカスレンズ LA…非球面レンズ PP…平行平面板

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を表示する画像表示手段と、前記画
    像表示手段によって形成された画像を投影し、観察者眼
    球に導く接眼光学系とからなる視覚表示装置において、 前記接眼光学系は、略光軸上に曲率中心を有し前記曲率
    中心の方向に凹面を向けた第1の半透過反射面と、前記
    第1の半透過反射面の曲率中心と略同位置に曲率中心を
    有する第2の半透過反射面とを有する接眼光学系により
    構成されていることを特徴とする視覚表示装置。
  2. 【請求項2】 前記の接眼光学系は、各々の曲率中心を
    略同位置に有する第1及び第2の半透過反射面を有し、
    第1の半透過反射面を透過した光束が、第2の半透過反
    射面によって反射されると共に、第2の半透過反射面に
    よって反射された反射光束が、第1の半透過反射面によ
    って反射された後に第2の半透過反射面を透過するよう
    に、第1及び第2の半透過反射面を構成したことを特徴
    とする請求項1記載の視覚表示装置。
  3. 【請求項3】 前記接眼光学系は、観察者眼球の瞳位置
    近傍に曲率中心を配置し、瞳側に凹面を向けた少なくと
    も2つの半透過反射面を持ち、これらの半透過反射面の
    各々は、少なくとも1回の光線の透過と少なくとも1回
    の光線の反射をするように配置されていること特徴とす
    る請求項1又は2記載の視覚表示装置。
  4. 【請求項4】 前記接眼光学系は、各々前記2つの半透
    過反射面を1回も反射しないで透過する光線に対する接
    眼光学系の屈折力が実質的に略ゼロであるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項1から3の何れか1項
    記載の視覚表示装置。
  5. 【請求項5】 前記接眼光学系は、前記2つの半透過反
    射面で1回も反射しないで透過する光線を遮断するため
    に、偏光光学素子で構成された遮断手段が配置されてい
    ることを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載の
    視覚表示装置。
  6. 【請求項6】 前記視覚表示装置が、前記画像表示素子
    と前記接眼光学系とを観察者頭部に対して位置決めする
    位置決め手段を有することを特徴とする請求項1から5
    の何れか1項記載の視覚表示装置。
  7. 【請求項7】 前記視覚表示装置は、前記画像表示素子
    と前記接眼光学系を観察者頭部に対して支持する支持手
    段を有し、観察者頭部に装着できるように構成されてい
    ることを特徴とする請求項1から5の何れか1項記載の
    視覚表示装置。
  8. 【請求項8】 前記接眼光学系と前記画像表示手段との
    組を少なくとも2組備え、前記2組の前記接眼光学系と
    前記画像表示手段の組それぞれを一定の間隔で支持する
    支持手段を有することを特徴とする請求項1から5の何
    れか1項記載の視覚表示装置。
  9. 【請求項9】 前記接眼光学系は、前記第1の半透過反
    射面の曲率半径をR1 、前記第2の半透過反射面の曲率
    半径をR2 としたときに、 0.5<|R1 /R2 |<1.8 ・・・(2) なる条件を満足することを特徴とする請求項1から5の
    何れか1項記載の視覚表示装置。
  10. 【請求項10】 前記接眼光学系は、前記第1の半透過
    反射面の曲率半径をR1 、瞳からこの瞳に近い第1の半
    透過反射面までの距離をD1 、前記第1の半透過反射面
    と前記第2の半透過反射面との間の面間隔をD2 とした
    ときに、 0.4<|(D1 +D2 )/R2 |<1.7 ・・・(3) なる条件を満足することを特徴とする請求項1から5の
    何れか1項記載の視覚表示装置。
  11. 【請求項11】 前記接眼光学系は、瞳に近い方の第1
    の半透過反射面の曲率半径をR1 、瞳から遠い方の第2
    の半透過反射面の曲率半径をR2 、第1の半透過反射面
    と第2の半透過反射面との間の面間隔をD2 としたとき
    に、 1<|(|R1 |+D2 )/R2 |<1.8 ・・・(4) なる条件を満足することを特徴とする請求項1から5の
    何れか1項記載の視覚表示装置。
  12. 【請求項12】 前記接眼光学系は、瞳に近い方の第1
    の半透過反射面の曲率半径をR1 、瞳からこの瞳に近い
    第1の半透過反射面までの距離をD1 としたときに、 |D1 /R1 |<1.5 ・・・(5) なる条件を満足することを特徴とする請求項1から5の
    何れか1項記載の視覚表示装置。
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