JP3212515U - ゆかた - Google Patents

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孝行 矢嶋
孝行 矢嶋
元 平松
元 平松
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Abstract

【課題】着崩れなく簡単、綺麗に着用することができるゆかたを提供する。【解決手段】着用した時の右側の下前身頃と下前衽の上に左側の上前身頃3と上前衽4を重ねた打合せ状態を保持できるように、右衿先の表面にボタンを取付けると共にこのボタンを係止できる係止具を左後見頃と上前身頃3の内面の境界部の近傍に設ける。そして、左衿先17にはボタン孔18を設けると共に右後身頃6と下前身頃の境界部の近傍の外面には、ボタン孔18に係合する装飾ボタン19を取付ける。装飾ボタン19の上方及び左衿先のボタン孔18の上方にループ21、22を設け、腰部を締めるようにこのループに通すベルト24を設けてゆかたにする。【選択図】図4

Description

本考案は、誰でもが簡単に着付けができ、着崩れしない新感覚のゆかた関するものである。
近年、和服離れしていた若い女性が、ゆかたを着るようになってきており、夏場における一つのブームとも言える状態になっているが、こうしたゆかたに馴染んだ女性が、更に日常着としての和服を着て街歩きを楽しもうとする傾向がでている。
こうした女性と同様に、男性もゆかたを着用して楽しもうとする傾向にあるが、男性用ゆかたと言うと、どうしても温泉旅館の浴衣のイメージが強い傾向が拭えない。
ゆかたは着物ほど着用が面倒なものではないけれども、洋服には見られない着崩れという問題もある。
こうした、着用を容易にしたり、着崩れを防ぐ為にウエスト部分の襟に面ファスナーを取付けて、これによって着用状態を保持しようとするものが知られている。(特許文献1)
しかしながら、こうした面ファスナーは上記した着付け状態を保持するためだけのもので、ゆかたを着用したときに裏面側に隠されて、表からは見えないようにされているものである。
また、簡単に着ることができるように着物の両脇にベルト通しを設けて、ここにベルトを通して腰部を固定するようなものが提案されている。(特許文献2)
しかし、こうしたものでは、着物の打合せ部分がはだけて着崩れすることを充分に防止することができない。
特許文献1:特開平6−51213号公報
特許文献2:特開2013−159873号公報
本考案は、ゆかたを余り着慣れない人から、初めてゆかたを着る人まで、すっきりとした衿元となるように簡単に着用することができ、また、着崩れを防止することができると共に、従来のゆかたの概念を越えた斬新なスタイルを呈するようなファッション性に富んだ着用ができるようにしようとするものである。
本考案においては、着用した時の右側の下前身頃と下前衽の上に左側の上前身頃と上前衽を重ねた打合せ状態を保持できるように、右衿先の表面にボタンを取付けると共にこのボタンを係止できる係止具を左後見頃と上前身頃の内面の境界部の近傍に設ける。そして、左衿先にはボタン孔を設けると共に右後身頃と下前身頃の境界部の外面には、上記ボタン孔に係合する装飾ボタンを取付ける。上記右後身頃と下前身頃の境界部近傍の外面に設けた装飾ボタンの上方及び左衿先のボタン孔の上方にループを設け、腰部を締めるようにこのループに通すベルトを設けてゆかたとしたものである。
そして、上記ループは、更に胴廻り方向に適宜間隔を置いて複数個を設けるようにすることができ、ゆかた外面の上前身頃と上前衽の境界部近傍、上前身頃と左後見頃の境界部近傍、及び左後見頃と右後見頃の境界部近傍などに設けるとよい。
また、上記右後身頃と下前身頃の境界部の近傍の外面に取付けられた装飾ボタンは、腰回り方向に複数個設けることができる。
上記ベルトはバックルで係止するようにしたものにすると好ましいことが多い。
本考案によれば、このゆかたを羽織って袖に腕を通し、袖口を持って左右に引張ってから中心合せを行い、更に左右の衿をもって衿足を整え、右側の下前身頃と下前衽を体の前面に沿わせ、右衿先の表面に設けたボタンを左後見頃と上前身頃の内面の境界部の近傍に設けた係止具に係止する。次いで、その上に左側の上前身頃と上前衽を打合せ状態に重ねて、左衿先のボタン孔を右後身頃と下前身頃の境界部の近傍の外面に設けた装飾ボタンに係合させることによって、自然とキチンとした着用状態を形成することができる。
そして、上記ループにベルトを通してバックルなどの留め具で係止すると、ゆかたが着用者の腰部にしっかりと固定され、上記留め具は、上記右後身頃と下前身頃の境界部近傍の外面に設けたボタンの上方に設けたループと、左衿先のボタン孔の上方に設けたループの間に位置して動くことが無く、ゆかたの打合せを更に確実に保持し、着崩れを防止して着用状態を一層しっかりと固定することができる。
また、左衿先のボタン孔に係合している装飾ボタンは上記ベルトによって隠されることがないので、上記のベルトと相俟って従来のものに見られない飾りとなって、新たな美観を感じさせるものとなる。
本考案の実施例を示すゆかた本体の正面図である。 図1に示すものの上前身頃及び下前身頃を開いた状態の正面図である。 図2に示すものの背面図である。 実施例に示すものの男性の着用状態を示す説明図である。 図4に示すものの一部を拡大して示す説明図である。
右側の下前身頃(1)、下前衽(2)、左側の上前身頃(3)、上前衽(4)、左後身頃(5)、右後身頃(6)、衿(7)、右袖(10)、左袖(11)等を備えるゆかた本体(12)は、合成繊維、木綿、麻、これらの混紡、交織などの適宜の生地を使用して、身頃丈、裄丈を着用者の身体に合せて仕立てている。
図示するゆかたでは、従来から汎用されている木綿生地にとらわれることなく、着物用として使用されているようなポリエステルの織生地を使用して単衣の本仕立てとしている。こうしたゆかたの背裏や、その他の一部分や、裏全体をメッシュ生地などによって袷状態などに仕立てることもできる。
上記ゆかた本体(12)の右衿先(13)の表面にはボタン(14)が縫付けられており、左後見頃(5)と上前身頃(3)の内面側の境界部近傍(15)には係止具(16)を設けている。
上記ボタン(14)を係止具(16)に係止すると、ゆかたの下前が身体の表面を覆い、下前衽(2)の下端部分がやや上に持上がった状態に固定される。
図示する係止具(16)は、伸縮性の環状体に形成されていて嵌め易くて邪魔にならないが、共布等にボタン孔を作ったものなどを縫付けるようにすることもできる。
上記ゆかた本体(12)の左衿先(17)にはボタン孔(18)が形成されており、右後身頃(6)と下前身頃(1)の境界部の近傍で腰部のやや下方の外面(9)に装飾ボタン(19)を設けている。
上記左衿先(17)のボタン孔(18)を、上記装飾ボタン(19)に係合させると上前が下前の上に重なり、上前衽(4)の下端部分がやや上に持上がった状態になって、下前身頃及び下前衽と上前身頃及び上前衽の打合せ状態が完成し、これによって衿元も整い、きれいな着用状態を保持することができる。
上記右後身頃(6)と下前身頃(1)の境界部の近傍の外面(9)に取付けた装飾ボタン(19)の上方にはループ(21)を設けており、また、上記左衿先のボタン孔の上方にループ(22)を設けている。
上記ループには、一方のループ(21)から通して背面を廻り他方のループ(22)より引き出した、留め具(23)を有するベルト(24)がある。
このベルト(24)を留め具(23)で係止すると、ゆかたは着用者の腰部にしっかりと固定される。また、その留め具は上記一方のループ(21)と他方のループ(22)の間に位置してずれ動くことが無いことから、ゆかたの打合せを更に確実に保持して、着崩れを防止して着用状態を一層しっかりと固定することができる。
上記の如くしてベルト(24)を締めたとき、上記左衿先(17)に設けたボタン孔(18)に係合されている装飾ボタン(19)は、右腰下にあって上記ベルト(24)によって隠されることがないので、これまでにない斬新なデザインとして表われ、ベルトと相俟って新しい美的なポイントとなる。
図示の装飾ボタン(19)は水牛製の丸ボタンを使用しているが、漆器製や、陶器製、ガラス製、石製その他のボタン、包みボタンなどの装飾となるような各種のボタンを使用することができる。また、ダッフルコートに使用されるトグルボタンのような変形形状のボタンも使用することができる。
この装飾ボタンは腰回り方向に複数個設けることができる。図示のものでは、上記装飾ボタン(19)の後側にもう一つ装飾ボタン(25)を設けており、装飾性が増している。また、空腹状態などで腹回りが小さくなった場合には、ボタン孔(18)をもう一つの装飾ボタン(25)に嵌め替るようにすることもできる。
図示のベルト(24)は、平打ちのやや細目の組み紐に留め具(23)としてバックルを使用したものであり、腹廻りに合った自由な長さに係止することができるが、ベルトとしては、好みによって、また着用する状況によって皮製、布製、編物製など適宜のものが使用できるし、ベルトの幅も、細いものから、幅広のものまで適宜に選択して使用することができ、さらに留め具にも各種の様式のものが使用できて、様々な雰囲気を楽しむことができる。
また、上記したループ(21)(22)の他に、腰回りに適宜個数のループを設けることができる。図示のものは、外面の上前身頃と上前衽の境界部近傍のループ(27)、上前身頃と左後見頃の境界部近傍のループ(28)、及び左後見頃と右後見頃の境界部近傍のループ(29)を更に設けているもので、ベルト(24)のずれが一層少なくなり、締め付けを更に確実に行うことができる。
図4、5に示すものでは男性が着用した状態を示しているが、このゆかたは女性でも同様の構成にしたものを着用することによって今までにない新感覚のファッション、モードとなる。
こうしたゆかたは、街着としておしゃれに着用することができるし、戸外に限らず部屋着としても用いることができ、着崩れすることがないので、窮屈でなく、リラックスして着用することができる。
1 下前身頃
2 下前衽
3 上前身頃
4 上前衽
5、6 後見頃
7 衿
10、11 袖
14 右衿先のボタン
16 右衿先のボタンの係止具
18 左衿先のボタン孔
19 左衿先のボタン孔に係合する装飾ボタン
21、22 ループ
23 ベルトの留め具
24 ベルト

Claims (5)

  1. 着用時の右側の下前身頃と下前衽の上に左側の上前身頃と上前衽を重ねた打合せ状態を保持できるように、右衿先の表面にボタンを取付けると共にこのボタンを係止できる係止具を左後見頃と上前身頃の内面の境界部近傍に設け、左衿先にはボタン孔を設けると共に右後身頃と下前身頃の境界部近傍の外面に上記ボタン孔に係合する装飾ボタンを取付け、上記右後身頃と下前身頃の境界部近傍の外面に設けた装飾ボタンの上方及び左衿先のボタン孔の上方にループを設け、腰部を締めるようにこのループに通すベルトを備えるゆかた。
  2. 上記ループが更に胴廻り方向に適宜間隔を置いて複数個が設けられている請求項1に記載のゆかた。
  3. 上記ループがゆかた外面の上前身頃と上前衽の境界部近傍、上前身頃と左後見頃の境界部近傍、及び左後見頃と右後見頃の境界部近傍に設けられている請求項2に記載のゆかた。
  4. 上記右後身頃と下前身頃の境界部近傍の外面には、腰回り方向に複数の装飾ボタンが取付けられている請求項1〜3のいずれかに記載のゆかた。
  5. 上記ベルトはバックルで係止するようにしたものである請求項1〜4のいずれかに記載のゆかた。
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