JP3212477U - 通気性靴 - Google Patents

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Abstract

【課題】足蒸れの軽減効果が高く、また、歩行時などにおいて新鮮外気を靴内部に取り入れることができ、快適性に優れた通気性靴を提供する。【解決手段】アッパー部12とソール部14とヒール部16を備えており、ソール部14の土踏まず部15に、中底部18からソール部14底面に貫通する細長形状の通気穴20を設ける。通気穴20はヒール部16からつま先部を向く縦方向に沿って縦長形状をしており、縦方向にはヒール部16寄りに位置し、縦方向と直交する横方向には内側寄りに位置して設ける。【選択図】図1

Description

本考案は、足蒸れ軽減効果のある通気性靴に関するものである。
天然皮革や人工皮革を用いた靴は通気性に乏しく、日中に営業等で外回りをすると、また屋内のデスクワークであっても一日中履いていると、靴の中で足が汗をかいて靴の中が蒸れてしまう。これを放置すると雑菌が増えて不快な臭いが発生し、あるいは水虫の原因となったりする。このため、足蒸れの対策として、湿気を吸収する中敷きを敷いたり、湿気を外に逃がせるようにアッパー部分にメッシュ素材を採用した靴が市販等されている。
そして、このような課題を背景として、例えば、靴の一部に特殊な通気部材を備えたり、中底部からソール部の内部を通り、側面に開口する通気孔を設けた靴の構造(特許文献1、2)が提案されている。
特開2016−86993号公報 特開2010−63727号公報
しかしながら、上記特許文献1、2の靴は、特殊な構造の通気部材を採用したり、ソール部が特殊な構造となる等して製造コストが高くなるという課題がある。また、一定の足蒸れ防止効果はあるものの、それ以上の快適性を追求することを狙った靴ではない。
本考案は上記課題に鑑みてなされたもので、足蒸れの軽減効果が高く、また、歩行時などにおいて新鮮外気を靴内部に取り入れることができ、快適性に優れた通気性靴を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係る通気性靴は、アッパー部とソール部とヒール部を備えており、ソール部の土踏まず部に、中底部からソール部底面に貫通する細長形状の通気穴を設けたことを主要な特徴とする。
本考案に係る通気性靴は、ソール部の土踏まず部において、前記通気穴がヒール部からつま先部を向く縦方向に沿って縦長形状をしており、縦方向にはヒール部寄りに位置し、縦方向と直交する横方向には内側寄りに位置して設けられていることを第2の特徴とする。
本考案に係る通気性靴は、通気穴の縦方向に対する長さが、ソール部の土踏まず部の全長の35〜65%で、かつ、通気穴の横方向に対する幅が、ソール部の土踏まず部の全幅の10〜25%であることを第3の特徴とする。
本考案に係る通気性靴は、下面に前記通気穴を塞ぐ凸状の栓部を備えた中敷きを備えることを第4の特徴とする。
以上説明したように、本考案に係る通気性靴を用いることにより、晴れた日や比較的乾燥した日の歩行時やジョギング時に靴内部の湿気を放出すると同時に新鮮な外気あるいは冷気を靴内部に導入して快適に歩行やジョギングを行うことができるという効果を奏する。
また、雨天時には栓部付きの中敷を使用することにより、通常の靴と同様に使用することができて、雨天時にも快適に使用できると効果を奏する。
本考案に係る通気性靴を示すもので(A)は底面図、(B)は側面図、 図1に示す通気性靴の縦方向断面図、 図1に示す通気性靴の横方向断面図、 図1に示す通気性靴の作用を示す説明図、 本考案に係る通気性靴の他の実施形態を示すもので、通気性靴の横方向断面図である。
本考案を実施するための一実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1ないし図4は本考案に係る通気性靴の一実施形態を示すもので、これらの図において符号10は通気性靴を示している。
図1(A)は通気性靴10の底面図、図1(B)は通気性靴10の側面図を示すもので、同図に示すように、通気性靴10は、足を包み込む上部のアッパー部12と、底部のソール部14と、足のかかとを支えるヒール部16を備えており、ソール部14の土踏まず部15に位置して、中底部18からソール部14の底面に貫通する縦長の通気穴20が設けられている。
通気穴20は、歩行時やジョギング時に、通気性靴10の中で足の甲、つま先、足裏、かかとから発生する汗による湿気を外部に放出し、また、新鮮外気を靴の中に取り入れることができるもので、両方の効果を高めるために、通気穴20は、ヒール部16からつま先を向く縦方向に細長く延びている。
また、通気穴20は、図示例の場合、縦方向に対する長さLは、土踏まず部15の縦方向に対する全長の35〜65%(靴全体の縦方向に対する全長の8〜15%)程度とされ、横方向に対する幅Wは、土踏まず部15の横方向に対する全幅の10〜25%程度とされている。これにより、ソール部14の土踏まず部15を歩行やジョギングに支障のない程度の強度に保持しながら、内部の湿気を効率よく外部に放出できるようになっている。
通気穴20の位置は、土踏まず部15の範囲であれば任意の位置に設けてよいが、図示例の場合、図2の断面図に示すように、縦方向に対しては土踏まず部15の中央よりも後方のヒール部14寄りに、図3の断面図に示すように、横方向に対しては土踏まず部15の中央よりも内側寄りにそれぞれ位置して設けられている。これは、縦方向に対しては、図2に示すように、ヒール部14寄りの方が路面Gとの距離が離れており、前方寄りに比べると内部の湿気を外部に放出し易く、同様に、横方向に対しては、図3に示すように、内側寄りの方が足の踏み込み時の圧力が弱く(足30の土踏まず31が内側寄りに位置する)、外側寄りに比べると内部の湿気を外部に放出し易いことによる。
通気穴20は、土踏まず部15に複数設けてもよいが、製造コストの観点と、土踏まず部15の強度確保の観点から1つ設けるのが望ましい。土踏まず部15は歩行時やジョギング時の湿気の放出効果と外気の吸引効果を高めるため弾発性のあるクッション素材からなることが望ましい。また、通気穴20の周囲に補強用部材を設けてよく、補強用部材は土踏まず部15の外面に貼り付けたり、土踏まず部15の内部に埋めてよい。
通気穴20は、湿気の放出効果だけでなく、乾燥した新鮮な外気を靴内部に取り込む効果も発揮する。図4に示すように、前進歩行時に、足30を交互に前に出すと、前に出した方の足に装着されている通気靴10のソール部14の底面が下から前を向くように前進し、この前進動作に伴い、路面G近くの新鮮な外気が通気穴20を通して通気性靴10の内部に取り込まれる。特に新鮮外気が足30の土踏まず31を中心とした足裏32に当たりながら、通気性靴10の内部を通って、上部の口から外部に放出される。
歩行時やランニング時に新鮮な外気が通気性靴10の内部に取り込まれるので、靴内部で足蒸れが軽減されると同時に、靴の内部が常に乾燥した状態に維持され、快適に歩行またはランニングすることができる。乾燥した新鮮な外気を靴内部に取り込むには晴れた日や比較的乾燥した日に使用することが望ましい。
特に涼しい時間帯の散歩、出勤、外回り、ジョギング等において、通気穴20から通気性靴10の内部、特に足30の土踏まず31を中心とした足裏32に冷気を当てることができるので、散歩、出勤、外回り、ジョギング等において足の裏に涼感を感じることができ、快適に使用することができる。
本実施形態の通気性靴10は、天然皮革や人工皮革の素材の他、キャンバス素材、ウレタン樹脂、化学繊維などの素材からなる靴に適用でき、また、その用途はビジネスシューズ、ウォーキングシューズ、運動靴、登山靴、ハイヒール、パンプス、サンダルなど幅広い用途に適用できる。
本実施形態の通気性靴10は、外回りの多い営業職や公務員、一日座ることの多い事務職や技術職、教卓に立つことの多い学校の先生のほか、スポーツ愛好家、高齢者などに好適である。
図5は、本考案の他の実施形態を示すもので、同図に示す通気性靴10’は、下面に通気穴20を塞ぐ凸状の栓部23が設けられた中敷22を備えている。本実施形態の通気性靴10’は、中底部18の上に中敷22を敷いてその下面の栓部23で通気穴20を塞ぐことにより、雨の日でも中敷22を敷くことにより、あるいは晴れた日に急に雨が降ったときでも鞄等に持参した中敷22を敷くことにより、通常の靴と同様に、ソール部14底面からの湿気の侵入を防ぎ、これにより雨天時でも快適に通気性靴10’使用することができる。
かくして、本考案の通気性靴によると、晴れた日や比較的乾燥した日の歩行時やジョギング時に靴内部の湿気を放出すると同時に新鮮な外気あるいは冷気を靴内部に導入して快適に歩行やジョギングを行え、また、雨天時には栓部付きの中敷を使用することにより、通常の靴と同様に使用することができる通気性靴を実現することができた。
本考案は、足蒸れの軽減効果があり、また、新鮮外気を取り入れることができる通気性靴として利用可能である。
10、10’ 通気性靴
12 アッパー部
14 ソール部
15 土踏まず部
16 ヒール部
18 中底部
20 通気穴
22 中敷
23 栓部
30 足部
31 土踏まず
32 足裏
Air 新鮮外気
L 通気穴の長さ
W 通気穴の幅

Claims (4)

  1. アッパー部とソール部とヒール部を備えており、ソール部の土踏まず部に、中底部からソール部底面に貫通する細長形状の通気穴を設けたことを特徴とする通気性靴。
  2. ソール部の土踏まず部において、前記通気穴がヒール部からつま先部を向く縦方向に沿って縦長形状をしており、縦方向にはヒール部寄りに位置し、縦方向と直交する横方向には内側寄りに位置して設けられていることを特徴とする請求項1記載の通気性靴。
  3. 通気穴の縦方向に対する長さが、ソール部の土踏まず部の全長の35〜65%で、かつ、通気穴の横方向に対する幅が、ソール部の土踏まず部の全幅の10〜25%であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通気性靴。
  4. 下面に前記通気穴を塞ぐ凸状の栓部を備えた中敷きを備えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の通気性靴。
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