JP3212461B2 - カードリーダのシャッタ機構 - Google Patents

カードリーダのシャッタ機構

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JP3212461B2 JP31274094A JP31274094A JP3212461B2 JP 3212461 B2 JP3212461 B2 JP 3212461B2 JP 31274094 A JP31274094 A JP 31274094A JP 31274094 A JP31274094 A JP 31274094A JP 3212461 B2 JP3212461 B2 JP 3212461B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カードリーダのシャッ
タ機構に関し、特にカードのもぐり込みを防止したシャ
ッタ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気カードリーダのカード挿入口
構成の実施例を図4に示す。図4(A)はカードリーダ
挿入口の平面図、図4(B)はカード挿入口の一部断面
側面図である。実施例は、カード挿入口からカード1を
挿入することにより、挿入検知センサ15が作動し、カ
ード1が挿入されたことを検知し、シャッタ3が開とな
る。そしてモータが駆動され、カード1がシャッタ3よ
り後方のカードリーダ内に搬送された後、シャッタ3が
閉となる構成の磁気カードリーダが使用されていた。
【0003】上記の磁気カードリーダのシャッタ3は、
カード処理中に次のカードが挿入されるのを防止し、ま
た、非動作時のカード挿入禁止のために、通常ソレノイ
ド7の作動により開閉するように設けられている。
【0004】上記シャッタ3が閉時、このシャッタ3で
カード走行路を確実に遮らないとカード1等を無理矢理
押し込まれ、カード1が挿入されてしまう可能性があ
る。そこで、図5(A)のシャッタ部の要部断面側面図
に示すように、ガイド上下からなるカード走行路2に凹
溝4を形成し、その凹溝4にシャッタ3の先端部6が陥
入するようなシャッタ機構としていた。しかし、この方
法では、図6(A)のソレノイドの動作説明に関する平
面図,図6(B)のシャッタの動作説明に関する正面図
に示すように、実線で示されるソレノイド7のOFF状
態(シャッタ3閉)において、カード走行路2の下面c
とシャッタ3の先端面d間の公差量aが小さいため、い
たずら等により薄いカードが挿入された場合、図5
(B)に示すようにシャッタ3の先端部6と凹溝4間に
もぐり込みシャッタ3が開いてしまうことがあった。
【0005】このため、図6(C),(D)に示すよう
に、カード走行路2の下面cとシャッタ3の先端面d間
の公差量aを大きくしなければ成らず、このためには破
線で示されるソレノイドON状態(シャッタ3開)から
実線で示されるソレノイド7のOFF状態(シャッタ3
閉)までのストロークb1で決まるシャッタ3の動作量
b2を大きくする必要があり、図6(C)のようにソレ
ノイドストロークb1を大きくすることにより、シャッ
タ3の動作量b2を大きくする方法や、図6(D)のよ
うにシャッタ動作部カム穴12の角度θを図6(B),
(C)よりも大きくすることにより行う方法が考えられ
る。しかし、これらの方法では図6(B)よりも大きな
ソレノイド吸引力が必要となり、形状的に大きなソレノ
イド7を使用しなければならない。例えば図4(B)に
示すようにカード挿入口上部にレシート発行口16が配
置されるような場合、カードリーダ装置をレイアウトす
る上で大きな制限となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記従来技術
では、カード挿入口にレシート発行口も兼ねるような、
特にカード挿入口部高さの制限が厳しいような場合、装
置を小型化することができないという問題があった。
【0007】本発明は、以上述べたような問題に対処し
てなされたものであり、シャッタの形状を変更すること
により、シャッタ動作用ソレノイドの大きさ及びシャッ
タ動作量を小さくすると共に、カードのもぐり込みを防
止したカードリーダのシャッタ機構を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、カードが搬送されるカード走行路にシャ
ッタを臨ませ、このシャッタに上記カードが当接するカ
ード当接部を有し、且つ上記シャッタの先端部が陥入す
る上記カード走行路に凹溝を形成して、上記先端部にカ
ード挿入口側に向けて上記カード当接部より先端側を折
曲させたかえり部を形成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の構成によれば、シャッタにカード当接
部と、その先端部にカード挿入口側に向けて折曲された
かえり部を設け、そのかえり部をカード走行路に形成さ
れた凹溝内に陥入させた構成としたため、カードがシャ
ッタ部からもぐり込むことはなく、確実にカードの挿入
を防止することができる。
【0010】
【実施例】図1〜図3は本発明の実施例を示すものであ
る。従来技術である図4〜図6と同じ機能、作用を有す
るものについては、同一符号を付けて説明する。以下、
図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の実施例を示すシャッタ部の
要部断面側面図を示したものであり、図1に示すシャッ
タ3はカード進入を防止するためのシャッタ3であり、
このシャッタ3の下部に、一部の幅または全幅にカード
挿入口に向けて、折曲されたかえり部5が形成されてい
る。カード走行路2はカード1が走行するための走行路
2であり、かえり部5が陥入するような凹溝4が形成さ
れている。この凹溝4の幅、長さ、深さはシャッタ3が
閉動作の際、上記かえり部5が上記凹溝4に嵌入する範
囲とされる。
【0012】上記のように構成されたシャッタ3はソレ
ノイドがOFFし、シャッタ3が閉じることにより、シ
ャッタ3のかえり部5がカード走行路2の凹溝4に陥入
され、挿入されたカード1はシャッタ3のかえり部5に
当たり、それ以上シャッタ下部へは進入できないため、
もぐり込みが防止される。
【0013】図2は本発明の実施例を示し、図2(A)
はソレノイドの動作説明に関する平面図、図2(B)は
シャッタの動作説明に関する正面図であり、上記のよう
なシャッタ機構のため、カード走行路2の下面cとシャ
ッタ3の先端面d間の交差量aは小さくて良く、シャッ
タ3の動作量b2及びソレノイド7のストロークb1も
小さくて良いため、ソレノイド7の吸引量及び形状は従
来より小さくすることが可能である。
【0014】上記の様な構成にすることにより、図1に
おいて、カード1がシャッタ3下部のかえり部5に当た
ったとき、カード1はかえり部5に当たる角度がカード
進入方向に対して従来のように直角ではなく、かえり部
5がカード挿入口に向かって折曲されて設けられている
ので、シャッタ3を下方向に押す力が発生する。また、
カード1には上方向の力が発生し、この相反する力によ
りカード1のもぐり込みを確実に防止できる。
【0015】次に、図3に示す本発明の異なる実施例に
付き説明する。図3(A)はシャッタ部の斜視図であ
り、図3(B)はシャッタ部の要部断面側面図である。
なお、本発明の異なる実施例の説明に当たって、上記本
発明の実施例と同じ機能、作用を示すものには同じ符号
を付け、また、重複する説明を省略する。シャッタ3の
側端部8を略90゜折曲し、この折曲した下部にはカー
ド挿入口に向けて略円弧状のかえり部10が形成される
と共に、シャッタ3本体側の下部には下方向に向かって
突部9が形成される。また、カード走行路2には、突部
9及びかえり部10が陥入されるような凹溝4が形成さ
れる。上記構成により、シャッタ3が閉じている際にカ
ード1が挿入されても、略円弧状のかえり部10と突部
9に当たり停止され、且つ略円弧状のかえり部10によ
りカード1のもぐり込みを確実に防止できる。更に、本
実施例ではシャッタ3の側端部8で外部に設けた光セン
サ11の光軸を遮蔽することにより、シャッタ3の開閉
の検知をするような機能も持たせることができる。
【0016】以上、実施例に基づき具体的に説明した
が、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、
その要旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。例
えば、上記実施例ではシャッタが1枚の構成として説明
しているが、これは一例を述べたものであり、シャッタ
は複数枚でも適用可能である。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明のカードリーダ
のシャッタ機構によれば、シャッタにかえり部を設け、
そのかえり部をカード走行路に形成された凹溝内に陥入
させた構成としたため、例えカードが薄くてもシャッタ
部からもぐり込むことはなく、確実にカードの挿入を防
止することができる。また、シャッタ動作量が小さくで
き、よってシャッタ動作用のソレノイド外形が小さくで
きることにより、装置がコンパクトになり、レシート発
行装置など周辺機器の配置に有利となる。更に、構造が
シンプルで低コストのカードもぐり込み防止機構を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すシャッタ部の要部断面側
面図である。
【図2】本発明の実施例を示し、図2(A)はソレノイ
ドの動作説明に関する平面図、図2(B)はシャッタの
動作説明に関する正面図である。
【図3】本発明の異なる実施例を示し、図3(A)はシ
ャッタ部の斜視図、図3(B)はシャッタ部の要部断面
側面図である。
【図4】従来の実施例を示し、図4(A)はカードリー
ダ挿入口の平面図、図4(B)はカード挿入口の一部断
面側面図である。
【図5】従来の実施例を示し、図5(A)及び図5
(B)はシャッタ部の各状態を示す要部断面側面図であ
る。
【図6】従来の実施例を示し、図6(A)はソレノイド
の動作説明に関する平面図、図6(B)〜(D)はシャ
ッタの動作説明に関する正面図である。
【符号の説明】
1 カード 2 カード走行路 3 シャッタ 4 凹溝 5 かえり部 6 先端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 13/06 G11B 17/00 G11B 33/02 501

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードが搬送されるカード走行路にシャ
    ッタを臨ませ、このシャッタに上記カードが当接するカ
    ード当接部を有し、且つ上記シャッタの先端部が陥入す
    る上記カード走行路に凹溝を形成して、上記先端部にカ
    ード挿入口側に向けて上記カード当接部より先端側を折
    曲させたかえり部を形成したことを特徴とするカードリ
    ーダのシャッタ機構。
JP31274094A 1994-11-22 1994-11-22 カードリーダのシャッタ機構 Expired - Fee Related JP3212461B2 (ja)

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