JP3212321U - ブレーキディスク構造 - Google Patents

ブレーキディスク構造 Download PDF

Info

Publication number
JP3212321U
JP3212321U JP2017002439U JP2017002439U JP3212321U JP 3212321 U JP3212321 U JP 3212321U JP 2017002439 U JP2017002439 U JP 2017002439U JP 2017002439 U JP2017002439 U JP 2017002439U JP 3212321 U JP3212321 U JP 3212321U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
hole
peeling
brake
holes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017002439U
Other languages
English (en)
Inventor
清汗 王
清汗 王
Original Assignee
▲コウ▼傑金属複合材料科技股▲ふん▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ▲コウ▼傑金属複合材料科技股▲ふん▼有限公司 filed Critical ▲コウ▼傑金属複合材料科技股▲ふん▼有限公司
Priority to JP2017002439U priority Critical patent/JP3212321U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3212321U publication Critical patent/JP3212321U/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

【課題】放熱構造を有するブレーキディスク構造を提供する。【解決手段】中央ディスク30、第1ディスク10及び第2ディスク20を含み、第1ディスク10及び第2ディスク20は、それぞれ中央ディスク30の軸方向両端の相対する表面に結合される。第1ディスク10及び第2ディスク20の外側表面は環形のブレーキ面11を有し、ブレーキ面11は、中央ディスク30、第1ディスク10及び第2ディスク20を貫通する複数の通気孔42を有し、第1ディスク10、第2ディスク20及び中央ディスク30は、それぞれ相互に位置合わせされる第1剥離孔14、第2剥離孔24及び第3剥離孔34を有し、第1剥離孔14及び第2剥離孔24は、2種の大きさの異なる孔径を有し、第3剥離孔34の孔径は、そのうち比較的小さい孔径と一致し、第3剥離孔34の周縁は、孔径が比較的大きな第1剥離孔14及び第2剥離孔24を位置合わせした後に複数の露出した放熱部分50を出現させる。【選択図】図3

Description

本考案は、ブレーキディスクの構造に関し、特に、放熱構造を有し、且つ耐摩耗及び軽量化の特性を兼ね備えるブレーキディスク構造に関する。
ディスク式ブレーキの優れた制動性能は、自転車スポーツが盛んな今日では、益々多くの自転車がディスク式ブレーキを主な制動手段として採用し始めている。ブレーキディスクは、ディスク式ブレーキシステムを構成する部材の一つであり、更には、車両が制動に用いる重量な部材である。早期のブレーキディスクは、鉄をベース材料として形成されるが、製品の重量が過度に重く、鉄金属の熱伝導係数が比較的低いことによって比較的良好な放熱効果を提供することが困難である。
既に特許査定となっている台湾発明特許第I312392号の「複合材質を有するブレーキディスク構造」は、外ディスク及び内ディスクが結合したブレーキディスク構造を開示しており、そのうち、外ディスクは、鉄質金属材料で形成され、内ディスクは、高強度なアルミ合金金属材料で形成され、アルミ合金材質で形成される内ディスクを加えることによって軽量化及び耐摩耗の特性を実現している。
既に公開されている米国特許第US8522931B2号は、第1ロータ部分、第2ロータ部分、及び第3ロータ部分を含むディスクブレーキロータを開示している。第2ロータ部分は、環状部分及び少なくとも1つの通気孔を有する。第3回転部分も、環状部分を有する。第1ロータ部分は、第2ロータ部分及び第3ロータ部分に付着され、且つ第2ロータ部分及び第3ロータ部分の間に設置され、第1ロータ部分の表面は、上記の少なくとも1つの通気孔によって露出される露出領域となる。前記の露出領域によって熱散逸可能な露出表面とする。そのうち、第1ロータは、重量が軽量な金属材料、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金で形成される。第2ロータ部分及び第3ロータ部分は、ブレーキパッド接触用の材料、例えば、ステンレスにより形成される。そのうち、第1ロータは、熱を散逸可能な露出表面が第2ロータ部及び第3ロータ部により支持されておらず、放熱過程で冷熱交換の作用又は熱応力の作用によって変形及び分裂の問題を有し易い。
台湾発明特許第I312392号公報 米国特許第US8522931B2号公報
本考案が解決しようとする技術問題は、放熱構造を有し、且つ耐摩耗及び軽量化の特性を具備するブレーキディスク構造を提供することにある。
上記の技術問題を解決する為、本考案が開示するブレーキディスク構造の実施例は、軽金属又はその合金材料で形成される中央ディスクと、鉄ベース金属材料から形成される第1ディスク及び第2ディスクを含み、第1ディスク及び第2ディスクは、それぞれ中央ディスクの軸方向の両端の相対する第1表面及び第2表面に結合され、ブレーキディスクの中心箇所に軸孔を有し、ハブに組み付けることに用い、前記軸孔は、中央ディスク、第1ディスク及び第2ディスクを貫通し、第1ディスク及び第2ディスクの外側表面に環形のブレーキ面を有し、第1ディスク、第2ディスク及び中央ディスクは、相互に位置合わせされる1つ以上の第1剥離孔、第2剥離孔及び第3剥離孔をそれぞれ有し、これら第1剥離孔及び第2剥離孔は、2種の大きさの異なる孔径を含み、任意の2つの隣り合う第1剥離孔の孔径は異なり、任意の2つの隣り合う第2剥離孔の孔径は異なり、そのうち、相互に位置合わせされた第1剥離孔及び第2剥離孔の孔径は異なり、第3剥離孔の孔径は、そのうちの比較的小さい孔径と一致し、第3剥離孔は、孔径が比較的大きな第1剥離孔及び第2剥離孔に位置合わせされた後、第3剥離孔の周辺は、複数の露出された放熱部分を出現させる。
そのうち、中央ディスク、第1ディスク及び第2ディスクは、円形ディスク状の部材である。
そのうち、中央ディスク、第1ディスク及び第2ディスクは、何れも円形ディスク状の部材であり、中央ディスク、第1ディスク及び第2ディスクの径方向の最外側辺縁の外側面に複数の孤形の欠き口を有する。
そのうち、第1ディスク及び第2ディスクは、冶金反応を有するプロセスによりそれぞれ中央ディスクの軸方向両端の相対する第1表面及び第2表面に結合する。
そのうち、前記冶金反応を有するプロセスは、圧延成形法、ラミネート成形法及び拡散成形法のうちの何れかを含む。
そのうち、鉄ベース金属材料は、鋳鉄及びステンレスのうちの何れか1種である。そのうち、軽金属又はその合金材料は、マグネシウム、アルミニウム、チタン、マグネシウム合金、アルミニウム合金及びチタン合金のうちの何れか1種を含む。
好ましくは、そのうち、ブレーキ面の範囲は、中央ディスク、第1ディスク及び第2ディスクを貫通する1つ以上の通気孔を有する。
そのうち、ブレーキ面の範囲は、中央ディスク、第1ディスク及び第2ディスクを貫通する1つ以上の導熱孔を有する。
そのうち、前記通気孔、導熱孔、第1剥離孔、第2剥離孔及び第3剥離孔の形状は、円形、多辺形及び弧線で囲われた不規則な形状のうちの何れか1種である。
好ましくは、そのうち、第1剥離孔、第2剥離孔及び第3剥離孔は、同じ又は一致した形状を有する。
更には、第1ディスクは、相互に間隔をおいてブレーキディスクの軸心を囲う複数の第1剥離孔を有し、任意の2つの隣り合う第1剥離孔の間にリブ部を形成し、好ましくは、これら第1剥離孔及びリブ部は、第1ディスクの径方向平面において、軸孔の軸心に対称な位置に均等に分布される。
更には、第2ディスクは、相互に間隔をおいてブレーキディスクの軸孔の軸心を囲う複数の第2剥離孔を設け、任意の2つの隣り合う第2剥離孔の間にリブ部を形成し、好ましくは、これら第2剥離孔及びリブ部は、第2ディスクの径方向平面において、軸孔の軸心に対称な位置に均等に分布される。
更には、中央ディスクは、相互に間隔をおいてブレーキディスクの軸孔の軸心を囲う複数の第3剥離孔を設け、任意の2つの隣り合う第3剥離孔の間にリブ部を形成し、好ましくは、これら第3剥離孔及びリブ部は、中央ディスクの径方向平面において、軸孔の軸心に対称な位置に均等に分布される。
本考案のブレーキディスク構造の有益效果は、以下を含む。
(1)金属又はその合金材料から形成される中央ディスク、及び鉄ベース金属材料から形成される第1ディスク及び第2ディスクは、ブレーキディスク軽量化及び耐摩耗の目標を実現することができる。
(2)放熱部分は、対象及び交錯しない位置関係によりブレーキディスクの軸方向の両端の相対の両側に分布される。この種の放熱部分は、第1剥離孔及び第2剥離孔を通過する空気又は気流と接触でき、放熱効果が良好な中央ディスクを利用してブレーキディスクの放熱効果を向上する。一方で、前記中央ディスクの放熱部分の露出していない部分は、以前に第1ディスク及び第2ディスクと結合し、第1ディスク及び第2ディスクによって支持を提供し、放熱部分が放熱過程で冷熱交換の作用又は熱応力の作用によって変形及び分裂の問題を発生することを回避する。
本考案のブレーキディスク構造の第1実施例の構造分解図である。 図1の実施例の構造組み合わせ図である。 図2の局部構造拡大図である。 図2は、A−A位置の構造断面図である。 本考案のブレーキディスク構造の第1実施例の構造分解図である。
本考案の具体的実施方式及びその他の利点及び効果について、図面に合わせて以下に説明する。
先ず、図1及び図2を参照し、それは、本考案のブレーキディスク構造の第1実施例の構造分解図及びその構造組み合わせ図である。
本考案が提示するブレーキディスク構造の実施例は、金属又はその合金材料から形成される中央ディスク30、及び鉄ベース金属材料から形成される第1ディスク10及び第2ディスク20を含み、第1ディスク10及び第2ディスク20は、それぞれ中央ディスク30の軸方向の両端の相対する第1表面31及び第2表面32に結合され、そのうち、大1実施方式では、第1ディスク10及び第2ディスク20は、冶金反応を有するプロセスでそれぞれ第1表面31及び第2表面32に結合され、三層の金属構造を有するブレーキディスクを組成し、ブレーキディスクの中心箇所に軸孔40を有し、ハブに組み付けることに用い、前記軸孔40は、中央ディスク30、第1ディスク10及び第2ディスク20を貫通する。
前記冶金反応を有するプロセスは、圧延成型法、ラミネート成形法及び拡散成形法のうち何れか1つを含む。前記軽金属又はその合金材料は、密度が4g/cm3未満の金属又はその合金材料を含み、例えば、マグネシウム、アルミニウム、チタン、マグネシウム合金、アルミニウム合金及びチタン合金のうちの何れか1つを含み、鉄ベース金属材料は、鋳鉄及びステンレスのうちの何れか1つを含み、ブレーキディスクの軽量化及び耐摩耗の目標を実現することができる。
本考案の第1実施例において、中央ディスク30、第1ディスク10及び第2ディスク20は、何れも円形ディスク状の部材であり、中央ディスク30、第1ディスク10及び第2ディスク20の径方向の最外側辺縁の側面33、13、23が複数の孤形の欠き口41を有する。好ましくは、中央ディスク30、第1ディスク10及び第2ディスク20の径方向の最外側辺縁の形状が一致し、且つ相互に位置合わせされている。
図5に示すのは、本考案の第2実施例であり、そのうち、中央ディスク30、第1ディスク10及び第2ディスク20は、円形ディスク状の部材であり、言い換えれば、第1ディスク10及び第2ディスク20の径方向最外側辺縁は、円形の形状である。
第1ディスク10及び第2ディスク20のそれぞれブレーキディスクの軸方向両端に位置する相対する外側表面にブレーキ面11、21を有し(図4参照)、前記ブレーキ面11、21は、ディスク式ブレーキシステムのディスクブレーキと接触させることに用い、前記ブレーキ面11、21は、基本的に第1ディスク10及び第2ディスク20の径方向外側辺縁及び軸方向40の軸心を円心とする円形線Cで定義される環形面であり、ブレーキ面11、21の範囲は、1つ以上の中央ディスク30、第1ディスク10及び第2ディスク20を貫通する通気孔を有する。そのうち、通気孔42は、ブレーキディスクの径方向平面は、何れも対称軸孔40の軸心の位置に均等に分布し、ブレーキディスクに回転時に安定した回転運動を維持させることができる。
ブレーキ面11、21の範囲は、中央ディスク30、第1ディスク10及び第2ディスク20を貫通する1つ以上の導熱孔43を含み、前記導熱孔43は、ブレーキディスクの径方向平面に軸孔40の軸心に対称な位置に均等に分布され、ブレーキディスクに回転時に安定した回転運動を維持させることができる。
第1ディスク10は、第1ディスク10を貫通する1つ以上の第1剥離孔14を有し、これに限定するものではないが、例えば、3〜8個であり、これら第1剥離孔14は、相互に間隔をおいてブレーキディスクの軸孔40の軸心を囲い、そのうち、任意の2つの隣り合う第1剥離孔14の間にリブ部15を形成する。好ましくは、これら第1剥離孔14は、第1ディスク10の径方向平面に軸孔40の軸心に対称位置に均等に分布され、ブレーキディスクに回転時に安定した回転運動を維持させることができる。これら第1剥離孔14は、2種の大きさが異なる孔径を有し、それぞれ比較的大きな第1孔径D1及び比較的小さな第2孔径D2であり、そのうち任意の2つの隣り合う第1剥離孔14の孔径の大きさが異なる。
第2ディスク20は、第2ディスク20を貫通する1つ以上の第2剥離孔24を有し、第2剥離孔24の数量及び第1剥離孔14の数量が同じであり、これら第2剥離孔24は、相互に間隔をおいてブレーキディスクの軸孔40の軸心を囲い、そのうち、任意の2つの隣り合う第2剥離孔24の間にリブ部25を形成する。好ましくは、第2剥離孔24の第2ディスク20における径方向平面は、孔40の軸心に対称な位置に均等に分布され、ブレーキディスクに回転時に安定した回転運動を維持させることができる。これら第2剥離孔24は、2種の大きさが異なる孔径を有し、前記第1剥離孔14の孔径と同じく、それぞれ比較的大きな第1孔径D1及び相対して比較的小さな第2孔径D2であり(本考案の実施方式で提示する第1孔径D1の寸法は、何れも同じであり、提示する第2孔径D2の寸法は、何れも同じである)、そのうち、任意の2つの隣り合う第2剥離孔24の孔径の大きさと異なり、そのうち、第1ディスク10の複数の第1剥離孔14及び第2ディスク20の複数の第2剥離孔24の中心は相互に位置合わせされ、且つ第1ディスク10のうち比較的大きな孔径の第1剥離孔14は、第2ディスク20のうちの比較的小さな孔径の第2剥離孔24に位置合わせされ、第1ディスク10のうちの比較的小さな孔径の第1剥離孔14は、第2ディスク20のうちの比較的大きな孔径の第2剥離孔24に位置合わせされる。
中央ディスク30は、中央ディスク30を貫通する1つ以上の第3剥離孔34を有し、第3剥離孔34の数量は、第1剥離孔14及び第2剥離孔24の数量と同じであり、これら第3剥離孔34は、相互に間隔をおいてブレーキディスクの軸孔40の軸心を囲い、そのうち、任意の2つの隣り合う第3剥離孔34の間にリブ部35を形成し、且つこれら第3剥離孔34及び前記第1剥離孔14及び第2剥離孔24と位置合わせされる。好ましくは、これら第3剥離孔34の中央ディスク30における径方向平面は、軸孔40の軸心に対称な位置に均等に分布され、ブレーキディスクに回転時に安定した回転運動を維持させることができる。これら第3剥離孔34の孔径及び第1剥離孔14及び第2剥離孔24のうちの比較的小さい第2孔径D2と同じである。第1剥離孔14、第2剥離孔24及び第3剥離孔34の形状は、弧線で囲われた不規則形状であり、そのうち、第1剥離孔14、第2剥離孔24及び第3剥離孔34は、好ましくは、同じであるか、又は一致した形状を有し、且つ第1剥離孔14、第2剥離孔24及び第3剥離孔34の中心は、相互に位置合わせされ、前記中心は、不規則形状の中心である。
そのうち、前記通気孔42、導熱孔43、第1剥離孔14、第2剥離孔24及び第3剥離孔34の形状は、円形孔、多辺形孔及び弧線で囲われてなる不規則形状の何れか1つである。好ましくは、そのうち、第1剥離孔14、第2剥離孔24及び第3剥離孔34は、同一であるか、又は一致した形状である。そのうち、リブ部15、25、35の幅の注意すべき点とし、ブレーキディスクの制動過程中に受ける外力に耐えることができなければならず、且つ変形又は損壊しないということである。そのうち、第1剥離孔14、第2剥離孔24及び第3剥離孔34のもう1つの効果は、第1ディスク10、第2ディスク20及び中央ディスク30の重量を軽減し、ブレーキディスク軽量化の目標を実現することにある。
上記第1剥離孔14、第2剥離孔24及び第3剥離孔34の相互の間の位置関係により、中央ディスク30の第3剥離孔34の周縁は、孔径が比較的大きな第1剥離孔14及び第2剥離孔24を位置合わせした後に複数の露出した放熱部分50を出現させ(図3参照)、且つこれら放熱部分50は、対称及び交錯しない位置関係によりブレーキディスクの軸方向両端の相対する両側に分布される。この種の放熱部分50は、第1剥離孔14、第2剥離孔24及び第3剥離孔34を通過する空気又は気流と接触でき、放熱効果が比較的良好な中央ディスク30を利用し(金属又はその合金材料で形成されるため)、ブレーキディスクの放熱効果を向上させる。一方で、前記中央ディスク30の放熱部分50の露出されていない部分は、依然として第1ディスク10及び第2ディスク20と結合し、第1ディスク10及び第2ディスク20によって支持を提供し、放熱部分50が放熱過程で冷熱交換の作用又は熱応力の作用によって変形及び分裂を発生する問題を回避する。
当然ながら、その他の実施方式において、第3剥離孔34の位置は、実心構造であってもよく、言い換えれば、中央ディスク30は、前記の第3剥離孔34を有さず、この種の実施方式は、中央ディスク34の第1剥離孔14及び第2剥離孔24を位置合わせした位置に露出する放熱部分の面積を増加させることができるが、総体的にブレーキディスクの軽量化の程度も減少する。
10 第1ディスク
11、21 ブレーキ面
13、23、33 外側面
14 第1剥離孔
15、25、35 リブ部
20 第2ディスク
24 第2剥離孔
30 中央ディスク
31 第1表面
32 第2表面
34 第3剥離孔
40 軸孔
41 欠き口
42 通気孔
43 導熱孔
50 放熱部分
C 円形線
D1 第1孔径
D2 第2孔径

Claims (12)

  1. 軽金属又はその合金材料で形成される中央ディスクと、鉄ベース金属材料から形成される第1ディスク及び第2ディスクを含み、該第1ディスク及び該第2ディスクは、それぞれ該中央ディスクの軸方向の両端の相対する第1表面及び第2表面に結合され、該ブレーキディスクの中心箇所に軸孔を有し、該軸孔は、該中央ディスク、該第1ディスク及び該第2ディスクを貫通し、該第1ディスク及び該第2ディスクのそれぞれ該ブレーキディスクの軸方向両端に位置する相対する外側表面にブレーキ面を有し、該第1ディスク、該第2ディスク及び該中央ディスクは、相互に位置合わせされる1つ以上の第1剥離孔、第2剥離孔及び第3剥離孔をそれぞれ有し、該第1剥離孔及び該第2剥離孔は、2種の大きさの異なる孔径を含み、任意の2つの隣り合う該第1剥離孔の孔径は異なり、任意の2つの隣り合う該第2剥離孔の孔径は異なり、そのうち、相互に位置合わせされた該第1剥離孔及び該第2剥離孔の孔径は異なり、該第3剥離孔の孔径は、そのうちの比較的小さい該孔径と一致し、該第3剥離孔は、孔径が比較的大きな該第1剥離孔及び該第2剥離孔に位置合わせされた後、該第3剥離孔の周辺は、露出された放熱部分を出現させる、ブレーキディスク構造。
  2. 前記第1ディスク及び該第2ディスクは、冶金反応を有するプロセスでそれぞれ該中央ディスクの該第1表面及び第2表面に結合され、該冶金反応を有するプロセスは、圧延成形法、ラミネート成形法及び拡散成形法のうちの何れかを含む請求項1に記載のブレーキディスク構造。
  3. 前記鉄ベース金属材料は、鋳鉄及びステンレスの何れか1つであり、そのうち、該軽金属又はその合金材料は、マグネシウム、アルミニウム、チタン、マグネシウム合金、アルミニウム合金及びチタン合金のうちの何れか1種を含む請求項1に記載のブレーキディスク構造。
  4. 前記中央ディスク、該第1ディスク及び該第2ディスクは、円形ディスクの部材である請求項1に記載のブレーキディスク構造。
  5. 前記中央ディスク、該第1ディスク及び該第2ディスクは、何れも円形ディスク状の部材であり、該中央ディスク、該第1ディスク及び該第2ディスクの径方向最外側辺縁の外側面に複数の孤形の欠き口を有する請求項1に記載のブレーキディスク構造。
  6. 前記第1剥離孔は、相互に間隔をおいて該ブレーキディスクの該軸孔の軸心を囲い、何れか2つの隣り合う該第1剥離孔の間にリブ部を形成し、該第1剥離孔及び該リブ部の第1ディスクにおける径方向平面は、該軸孔の軸心に対称な位置に均等に分布される請求項1に記載のブレーキディスク構造。
  7. 前記第2剥離孔は、相互に間隔をおいて該ブレーキディスクの該軸孔の軸心を囲い、何れか2つの隣り合う該第2剥離孔の間にリブ部を形成し、該第2剥離孔及び該リブ部の第2ディスクにおける径方向平面は、該軸孔の軸心に対称な位置に均等に分布される請求項1に記載のブレーキディスク構造。
  8. 前記第3剥離孔は、相互に間隔をおいて該ブレーキディスクの該軸孔の軸心を囲い、何れか2つの隣り合う該第3剥離孔の間にリブ部を形成し、該第3剥離孔及び該リブ部の中央ディスクにおける径方向平面は、該軸孔の軸心に対称な位置に均等に分布される請求項1に記載のブレーキディスク構造。
  9. 前記ブレーキ面の範囲は、該中央ディスク、該第1ディスク及び該第2ディスクを貫通する1つ以上の通気孔を有し、該通気孔のブレーキディスクにおける径方向平面は、該軸孔の軸心に対称な位置に均等に分布される請求項1に記載のブレーキディスク構造。
  10. 前記ブレーキ面の範囲は、該中央ディスク、該第1ディスク及び該第2ディスクを貫通する1つ以上の導熱孔を有し、該導熱孔のブレーキディスクにおける径方向平面は、該軸孔の軸心に対称な位置に均等に分布される請求項9に記載のブレーキディスク構造。
  11. 前記通気孔、該導熱孔、該第1剥離孔、該第2剥離孔及び該第3剥離孔の形状は、円形、多辺形及び弧線で囲われた不規則な形状のうちの何れか1種である請求項10に記載のブレーキディスク構造。
  12. 前記第1剥離孔、該第2剥離孔及び該第3剥離孔は、同一であるか、又は一致した形状である請求項11に記載のブレーキディスク構造。
JP2017002439U 2017-05-31 2017-05-31 ブレーキディスク構造 Active JP3212321U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017002439U JP3212321U (ja) 2017-05-31 2017-05-31 ブレーキディスク構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017002439U JP3212321U (ja) 2017-05-31 2017-05-31 ブレーキディスク構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3212321U true JP3212321U (ja) 2017-09-07

Family

ID=59773377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017002439U Active JP3212321U (ja) 2017-05-31 2017-05-31 ブレーキディスク構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3212321U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8522931B2 (en) Disk brake rotor
TWI554430B (zh) 腳踏車碟式煞車轉子
JPH02107835A (ja) ディスクブレーキロータ
US9777784B2 (en) Disk brake rotor with hollow portions
US6079611A (en) Method of manufacturing ventilated brake disc
TWI714795B (zh) 自行車碟煞盤
JP3212321U (ja) ブレーキディスク構造
KR20200029503A (ko) 브레이크 디스크 및 브레이크 디스크의 제조 방법
US10323704B2 (en) Bicycle brake disc
US3603435A (en) Air cooled disc brake rotor
KR101805044B1 (ko) 디스크 브레이크 장치
US20220082142A1 (en) Brake pad for a bicycle or a motorbike disc brake assembly
JP4996761B2 (ja) ディスクブレーキ用ディスクロータ
TWM548227U (zh) 煞車碟盤結構
CN207064528U (zh) 盘式制动器的制动盘结构
WO1998050837A1 (en) Solid finned rotor for caliper disc brakes and the like
CN221003578U (zh) 一种刹车盘组件
JP5516328B2 (ja) ディスクロータ
JPS5926112Y2 (ja) ブレ−キデイスク
EP4306820A1 (en) Brake pad for a bicycle or a motorbike disc brake assembly
CN216691953U (zh) 一种高散热可靠摩托车制动盘
JPH0115941Y2 (ja)
GB2211253A (en) Ventilated brake disc
US20050263358A1 (en) Hatless brake rotor
JPS5940588Y2 (ja) 自動車用デイスクブレ−キ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170707

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3212321

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250