JP3212102U - 対空標識 - Google Patents
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Abstract
【課題】対空標識の正確な位置決めと固定がしやすく、設置および撤去作業も効率よくできる対空標識を提供する。【解決手段】ゴムシート01に穴03を有し、表面に標示用塗装又は標示フィルムを貼り付けた対空標識となっている。長期間、対空標識を設置する場合は、固定用の穴04に釘等で固定する。【選択図】図7
Description
本考案は、無人航空機(UAV:Unmanned Aerial Vehicle 通称ドローン)による測量の対空標識に関する。
近年、小型無人航空機(以下「UAV」という。)に注目が集まっており、様々な業務の可能性が検討されています。測量分野においても、UAVを用いることで、比較的容易かつ安価に空中写真撮影などを行うことができるようになってきた。
UAVを用いた空中写真測量は、GNSS/IMU装置を搭載したUAVによる公共測量の実績がないことから、空中写真測量と規定と同じ規定で利用可能となる。
空中写真測量においは、基準点、水準点、標定点等(以下「基準点等」という。)には、写真座標を測定するため対空標識の設置が必要となる。
UAVによる空中写真測量は、低空での写真測量となり、航空機による航空測量に比べ比較的コンパクトな対空標識でおこなうことができる。
現在、対空標識は、シート状の物を利用している。対空標識シートを基準点等の上面にかぶせて設置しているため、中心位置がわかりづらく、正確な位置決めが難しい。また、対空標識シートは、風に飛ばされやすいので、風に飛ばされないよう固定するために、重しを置いたり、杭や釘等で対空標識を固定したりするのに手間がかかり、対空標識の設置作業の効率が悪い。特に、道路上など基準点に対空標識を設置する場合は、人や自転車および自動車の交通の妨げにならないようする必要があるので、設置する作業効率はかなり低下する。
長期間の工事等に使用する対空標識を除き、無人航空機の空中写真測量が終了すると、直ちに、対空標識の撤去が必要となる。対空標識が風に飛ばされないように固定してある重しや、杭や釘を取り除く撤去作業にも手間がかかっている。
上述した対空標識では、正確な位置決めや、風の対策や道路上の交通対策のため、固定に手間がかかって設置作業の効率が悪く、撤去の作業においても、固定金具等の撤去に手間がかかり、撤去作業の効率が悪いのである。
本考案は、上記事情に鑑みて創案されたもので、対空標識の正確な位置決めと固定がしやすく、設置および撤去作業も効率よくできる対空標識を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本考案は、ゴムシートに穴を有し、表面に標示用塗装又は標示フィルムを貼り付けた対空標識となっている。
本考案に係る対空標識は、ゴムシートに穴を設けることで基準点等の中心がわかりやすく、正確な位置決めができる。また、穴の形状を基準点等の形状に合わせた穴にすることにより、正確な設置ができる。
ゴムは、金属やプラスチック等の材質に比べ、摩擦係数が高く、変形しやすく変形してもとにもどる性質がある。本考案のゴムシート対空標識は、標識自信が地面の形状に変形し、滑りにくく、風に飛ばされないので、重しや杭および釘等で固定する必要はない。また、固定する必要がないので、道路やコンクリート等の硬い場所にも簡単に設置ができ、人や自転車および自動車の交通の妨げにもならない。ゴムの性質上、自動車等に踏まれても対空標識が破損することがなく、対空標識の撤去についても、重しや杭および釘等で固定していないので、簡単に撤去できる。
長期間、対空標識を設置する場合のことも考慮し、ゴムシートに固定用の穴に釘等で固定できる。
地滑り等が発生している場所等で使用する場合、本考案の対空標識は、斜面等に設置ができ、急斜面の場合は標識の穴に釘等で設置することができる。対空標示部分を反射フィルムで張れば、光波測距測定ができトータルステーション等で観測すれば正確な基準点等の位置が測定でき、UAVによる空中写真測量の対空標識として使用できるので、地滑り等の測量が広範囲におこなうことができる。
以下、本考案の形態を図1〜図8に基づいて説明する。図1と図2は、本考案の対空標識をしめし、図3から図8については、本考案の対空標識の使用例をしめす。
図1においては、本考案の穴を設けた角形対空標識平面図で、ゴムシート01に、対空標示02を標示し、中心に穴03を設けた構成となっている。地面に設置された基準点の中心に、穴03と対空標示02をあわせて、対空標識を設置する。
図2は、図1の断面図で、地面に打ち込まれた基準点杭10の上にのせ、基準点の中心に、穴03と対空標示02をあわせて、対空標識を設置する。
図3においては、本考案の穴を設けた丸形対空標識平面図で、ゴムシート01に、対空標示02を標示し、中心に穴03を設けた構成となっている。対空標識の設置は、地面に設置された基準点鋲11の中心に、穴03と対空標示02をあわせて、対空標識を設置した使用例である。
図4は、図3の断面図で、地面に打ち込まれた基準点鋲11の上にのせ、基準点鋲11の中心に、穴03と対空標示02をあわせて、対空標識を設置した使用例である。
図5においては、本考案の角形基準点の形に穴を設けた角形対空標識平面図で、ゴムシート01に、対空標示02を標示し、基準点杭10の形に穴を設けた構成となっている。地面等に設置された基準点杭10に、基準点杭10の形にあけられた穴03をあわせて、対空標識を設置を設置した使用例である。
図6は、図5の断面図で、地面に打ち込まれた基準点杭10に、基準点杭10の形にあけられた穴03をあわせて、対空標識を設置した使用例である。
図7においては、本考案の明示補助板12の形に穴を設け、固定用の穴を設けた角形対空標識平面図で、ゴムシート01に、対空標示02を標示し、明示補助板12の形に穴を設け、固定用04の穴を設けた構成となっている。地面に設置された基準点鋲11の明示補助板12に、明示補助板12の形にあけられた穴03をあわせて、対空標識を設置した使用例で、長期間、対空標識を設置する場合、固定用04の穴に固定釘13などで固定するのである。
図8は、図7の断面図で、地面に設置された基準点鋲11の明示補助板12に、明示補助板12の形にあわせた穴03にあわせて、対空標識を設置した使用例で、長期間、対空標識を設置する場合、04固定用の穴に13固定釘などで固定するのである。
上記の図1〜図8について説明のとおり、対空標識の設置が正確かつ簡単に設置や撤去がでるのである。
本考案は、UAVを用いた空中写真測量の産業で利用される
01 ゴムシート
02 対空標示部分(フィルムや塗装)
03 ゴムシートに設けられた穴部分
04 固定用の穴
10 基準点杭(プラスチック杭・コンクリート杭)
11 基準点鋲(測量釘)
12 明示補助板(商品名:コノエダブル、ポイントベース)
13 固定釘
02 対空標示部分(フィルムや塗装)
03 ゴムシートに設けられた穴部分
04 固定用の穴
10 基準点杭(プラスチック杭・コンクリート杭)
11 基準点鋲(測量釘)
12 明示補助板(商品名:コノエダブル、ポイントベース)
13 固定釘
Claims (2)
- シートに穴を有し、表面に標示用塗装又は標示フィルムを貼り付けられ、ゴムシートからなることを特徴とする対空標識。
- 固定用の穴を設けたことを特徴とする請求項1に記載の対空標識。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017002800U JP3212102U (ja) | 2017-06-05 | 2017-06-05 | 対空標識 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017002800U JP3212102U (ja) | 2017-06-05 | 2017-06-05 | 対空標識 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3212102U true JP3212102U (ja) | 2017-08-24 |
Family
ID=59678119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017002800U Active JP3212102U (ja) | 2017-06-05 | 2017-06-05 | 対空標識 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3212102U (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2017
- 2017-06-05 JP JP2017002800U patent/JP3212102U/ja active Active
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