JP3211695U - 墨出し用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】管状部材の墨出しを正確かつ容易に行うことができ、作業効率を向上させることできる墨出し用具を提供することを目的とする。【解決手段】管状部材の墨出しに用いられる墨出し用具1が、シート状のベース材11に、中心マーク12と、中心マーク12を中心とする複数の同心の仮想円に沿って延びた円弧状縁部13Eを有する複数の円弧状開口部13と、中心マーク12の位置で直交する2つの仮想直線S,Sに沿って延びた直線状縁部を有する複数の直線状開口部14とを備える。複数の円弧状開口部13のそれぞれが有する円弧状縁部13Eは、外径が異なる複数種類の管状部材それぞれの外周円に対応する円弧線を引くためのガイドとして機能する。また、複数の直線状開口部14のそれぞれが有する直線状縁部は、中心マーク12の位置を示す中心マーク表示線を引くためのガイドとして機能する。【選択図】図1

Description

本考案は、建築現場等においてボイド管等の管状部材の墨出しに用いられる墨出し用具に関する。
建築現場等で配管領域を確保するために用いられるボイド管等の管状部材をスラブ仮枠の床面等の取付け対象面に取り付ける場合には、その前に、その管状部材を取り付ける位置を示す基準線としての墨出し線を取付け対象面に書き込む作業(いわゆる墨出し)を行う必要がある(例えば、下記の特許文献1参照)。管状部材の墨出しでは、管状部材の外周円に相当する円状(円又は円弧)の線を取付け対象面に書き込む。この際用いられる円形定規としては通常、取り付けようとする管状部材と同じサイズの管状部材を長手方向に短く切断加工したものが使用される。このため作業者は、使用する可能性のある、外径が異なる複数種類の円形定規を携帯している。
管状部材を加工して作製した円形定規を用いて墨出しを行う場合には、円形定規の中心が、取付け対象面に記されている基準位置に一致するように円形定規を位置させた後、筆記用具としてのマーキングペンによって円形定規の外周に沿って円又は円弧線を引く。これら取付け対象面に引かれた円又は円弧線によって描かれた円状の図形はそのまま管状部材の取付け位置を示す墨出し線となる。また、管状部材の墨出しでは、上記基準位置で直交する2つの直線を引いて十字の図形を描く。これにより管状部材の取付け位置を示す円状の図形の中心位置が明瞭に表示される。
登録実用新案第3010421号公報
しかしながら、上記手順による管状部材の墨出しにおいて、円形定規の中心を取付け対象面上の基準位置に正確に合わせるのは困難であり、結果として取付け対象面に記される墨出し線の位置が不正確なものとなってしまう場合があった。また、直線状の墨出し線を引く際には別途直線定規が必要であり、1つの管状部材の墨出しに多大な時間がかかるうえ、必要な工具点数が多くて作業性が良くないという問題点があった。
そこで本考案は、管状部材の墨出しを正確かつ容易に行うことができ、作業効率を向上させることできる墨出し用具を提供することを目的とする。
本考案の墨出し用具は、シート状のベース材に、中心マークと、前記中心マークを中心とする複数の同心の仮想円に沿って延びた円弧状縁部を有する複数の円弧状開口部と、前記中心マークの位置で直交する2つの仮想直線に沿って延びた直線状縁部を有する複数の直線状開口部とを備え、前記複数の円弧状開口部のそれぞれが有する円弧状縁部は、外径が異なる複数種類の管状部材それぞれの外周円に対応する円状の図形を描くためのガイドとして機能し、前記複数の直線状開口部のそれぞれが有する直線状縁部は、前記中心マークの位置を示す十字の図形を描くためのガイドとして機能する。
本考案によれば、管状部材の墨出しを正確かつ容易に行うことができ、作業効率を向上させることできる。
本考案の一実施の形態における墨出し用具の平面図 本考案の一実施の形態における墨出し用具の一部の平面図 本考案の一実施の形態における墨出し用具を用いた墨出しの手順を示す図 本考案の一実施の形態における墨出し用具を用いた墨出しの手順を示す図 本考案の一実施の形態における墨出し用具を用いた墨出しの手順を示す図 本考案の一実施の形態における墨出し用具を用いた墨出しの手順を示す図 本考案の一実施の形態における墨出し用具を用いた墨出しの手順を示す図 本考案の一実施の形態における墨出し用具を用いた墨出しの手順を示す図
以下、図面を参照して本考案の実施の形態について説明する。図1は本実施の形態における墨出し用具1を示している。この墨出し用具1は、建築現場等において、ボイド管等の管状部材の取付け位置を示す基準線(墨出し線)をスラブ仮枠の床面等の取付け対象面に書き入れる墨出し作業を行う際に用いられるものである。ここでは、外径が異なる複数種類(ここでは7種類)の管状部材について墨出しをすることができる墨出し用具1を例にしてその構成を説明する。
図1において、墨出し用具1は、シート状のベース材11に、中心マーク12と、複数(ここでは12個)の円弧状開口部13と、複数(ここでは4個)の直線状開口部14とを備えている。ベース材11は全体として円盤状であり、中心マーク12はベース材11のほぼ中央部に位置している。中心マーク12は、ここではベース材11に設けられた円孔から成っている。
図1において、複数の円弧状開口部13は、中心マーク12を囲む同心円状に配置されており、各円弧状開口部13は、中心マーク12からの距離に応じた3種(中心マーク12に最も近い、次に近い、最も遠い)の同心円のいずれかに属している。同一の円を構成する円弧状開口部13(中心マーク12からの距離が等しい位置にある円弧状開口部13)はそれぞれ4つであり、各円弧状開口部13は、中心マーク12からの距離(曲率半径)が異なる2つの円弧状縁部13Eを備えている。
図1において、ベース材11上には、中心マーク12を中心として半径がR1,R2,R3,R4,R5,R6,R7(R1<R2<R3<R4<R5<R6<R7)である7つの同心の仮想円Cが設定されている(図2)。これら7つの仮想円Cは、外径が異なる7種類の管状部材それぞれの外周円に対応した大きさ(半径)を有したものとなっている。
図2において、各円弧状開口部13が備える2つの円弧状縁部13Eは、上記7つの仮想円Cのうち、半径がR1,R2,R3,R4,R5,R6である6つの仮想円Cのいずれかに沿って延びている。具体的には、中心マーク12に最も近い位置にある4つの円弧状開口部13それぞれが有する2つの円弧状縁部13Eのうち、曲率半径が小さい方は半径がR1の仮想円Cに沿って延びており、曲率半径が大きい方は半径がR2の仮想円Cに沿って延びている。中心マーク12に次に近い位置にある4つの円弧状開口部13それぞれが有する2つの円弧状縁部13Eのうち、曲率半径が小さい方は半径がR3の仮想円Cに沿って延びており、曲率半径が大きい方は半径がR4の仮想円Cに沿って延びている。中心マーク12から最も遠い位置にある4つの円弧状開口部13それぞれが有する2つの円弧状縁部13Eのうち、曲率半径が小さい方は半径がR5の仮想円Cに沿って延びており、曲率半径が大きい方は半径がR6の仮想円Cに沿って延びている。
このように本実施の形態において、墨出し用具1は、中心マーク12を中心とする複数の同心の仮想円Cに沿って延びた円弧状縁部13Eを有する複数の円弧状開口部13を備えたものとなっている。
図1において、ベース材11の外縁の一部(本実施の形態では全体のほぼ3/4)は円弧状に形成されている。このベース材11の外縁のうち円弧状に形成された部分(円弧状外縁部11Eと称する)は、中心マーク12を中心とする半径がR7の仮想円Cに沿って延びている(図2も参照)。このように、ベース材11に設けられた複数の円弧状開口部13それぞれが有する円弧状縁部13Eと、ベース材11の円弧状外縁部11Eは、外径が異なる複数種類の管状部材それぞれの外周円に対応したものとなっている。
ベース材11を取付け対象面に接触させたうえで、筆記用具としてのマーキングペンによって円弧状縁部13E又は円弧状外縁部11Eをガイドとして線を引くと、取付け対象面上に円弧状縁部13E又は円弧状外縁部11Eの形状に対応した円弧線が転写される。このようにして取付け対象面に転写される円弧線は仮想円Cに沿ったものであるので、同一の仮想円C上に位置する4つの円弧状縁部13E又は円弧状外縁部11Eをガイドとして円弧線を引くことで、中心マーク12を中心とする円状の図形を取付け対象面に書き入れることができる。このようにして取付け対象面に書き入れた円状の図形は、管状部材の取付け位置を示す墨出し線となる。本実施の形態では、外径が異なる7種類の管状部材の取付け位置を選択的に書き入れることができる。
このように本実施の形態において、複数の円弧状開口部13のそれぞれが備える円弧状縁部13Eは、外径が異なる複数種類の管状部材それぞれの外周円に対応する円状の図形(墨出し線)を引くためのガイドとして機能する。
ベース材11に設定された7つの仮想円Cそれぞれの直径は、その仮想円Cに対応するサイズの管状部材の外径よりも、マーキングペンのペン先の直径(すなわち、マーキングペンによって取付け対象面上に引かれる線の太さ)を考慮した、やや大きい寸法を有している。このため、円弧状縁部13E又は円弧状外縁部11Eをガイドとして引いた円弧線は、その円弧線に対応するサイズの管状部材の外周円よりもやや大きい寸法(半径)のものとなる。
図1において、4つの直線状開口部14は、中心マーク12の位置で直交する2つの仮想直線S,Sに沿って延びている。4つの直線状開口部14は、1つの仮想直線Sにつき2つずつ配置されており、その2つの直線状開口部14は中心マーク12を挟んで位置している。4つの直線状開口部14は全体として中心マーク12の位置で交わる十字形をなしており、各直線状開口部14は、同一の仮想円Cの円周方向に隣接する2つの円弧状開口部13の間を仮想円Cの半径方向に延びている。
各直線状開口部14は、仮想直線Sに沿って延びた2つの直線状の縁部(直線状縁部14E)を有している(図2)。各直線状開口部14が備える2つの直線状縁部14Eは仮想直線Sを跨いで互いに平行に延びており、その2つの直線状縁部14Eの間隔は、使用するマーキングペンのペン先の直径よりも小さい寸法となっている。このため、ベース材11を取付け対象面に接触させたうえで、マーキングペンのペン先を2つの直線状縁部14Eの間に差し入れ、ペン先の両側が2つの直線状縁部14Eにガイドされるようにして線を引くと、取付け対象面上に、直線状縁部14Eの形状に対応した1本の直線が描かれる。
上記のようにして取付け対象面上に転写される直線は仮想直線Sに沿ったものであるので、4つの直線状開口部14それぞれにマーキングペンのペン先を差し入れて直線を引くことで、中心マーク12の位置で直交する十字の図形を取付け対象面に書き入れることができる。このようにして取付け対象面に書き入れた十字の図形は、管状部材の取付け位置を示す円状の図形の中心位置(すなわち中心マーク12の位置)を示す墨出し線となる。
このように本実施の形態における墨出し用具1は、中心マーク12の位置で直交する2つの仮想直線S,Sに沿って延びた直線状縁部14Eを有する複数の直線状開口部14を備えており、これら複数の直線状開口部14のそれぞれが有する直線状縁部14Eは、中心マーク12の位置を示す十字の図形(墨出し線)を描くためのガイドとして機能する。
図1において、ベース材11の外縁部のうち、円弧状外縁部11Eを形成しない部分は中心マーク12から遠ざかる方向に延びてベース材11の延出部15を形成している。延出部15はベース材11の面外方向に屈曲しており、その中央部には開口16が設けられている。
次に、図3〜図8に従って、墨出し用具1を用いた管状部材20の墨出しの手順について説明する。管状部材20の墨出しでは、作業者は先ず、図3に示すように、ベース材11に設けられた中心マーク12が取付け対象面TMに記された基準位置BPに一致するように、墨出し用具1を取付け対象面TMに設置する(図3中に示す矢印A1)。このときベース材11は、延出部15が屈曲している側とは反対側の面が取付け対象面TMと接触するようにする。図3に示すように、取付け対象面TMに基準位置BPで互いに直交する2本のガイド線L1,L2が予め記されている場合には、それら2本のガイド線L1,L2に4つの直線状開口部14が重なるようにする。
墨出し用具1を取付け対象面TMに設置したら、作業者は、取り付けようとする管状部材20の外径に対応した円弧状縁部13E又は円弧状外縁部11Eをガイドとして、図4に示すように、マーキングペンMPによって円弧線を引く。また、作業者は、図5に示すように、4つの直線状開口部14の直線状縁部14Eをガイドとして、マーキングペンMPによって直線を引く。
更に作業者は、中心マーク12の円孔内にもマーキングペンMPで印を付ける。本実施の形態では、中心マーク12はベース材11に設けられた円孔から成っているので、その円孔の縁をガイドとして円を引き、或いは円孔の内部を塗り潰すようにする。中心マーク12の円形状を取付け対象面に転写することで、管状部材の取付け位置を示す円状の図形の中心位置である基準位置BPを取付け対象面上に書き入れることができる。
作業者は、取り付けようとする管状部材20の外径に対応した4つの円弧状開口部13の円弧状縁部13Eのそれぞれをガイドとして取付け対象面TMに4つの円弧線を書き入れるとともに、4つの直線状開口部14のそれぞれをガイドとして取付け対象面TMに4つの直線を書き入れたら、墨出し用具1を取付け対象面TMから離間させる(図6。図中に示す矢印A2)。このとき作業者は、ベース材11の延出部15を摘んで取付け対象面TMから引き離すようにする。
前述したように、延出部15はベース材11の面外方向に屈曲しており、しかもその中央部には開口16が設けられているので、作業者は指でベース材11を摘み易く、仮に墨出し用具1が取付け対象面TMに密着していた場合であっても、墨出し用具1を容易に取付け対象面TMから離間させることができる。延出部15に設けられた開口16にリング部材等を取り付けておき、そのリング部材等を引っ張ることで、墨出し用具1を取付け対象面TMから離間させるようにしてもよい。
ここで、前述したように、延出部15は、ベース材11の外縁部の一部が外方(中心マーク12から遠ざかる方向)に延出して延びたものであるので、円弧状外縁部11E又は円弧状外縁部11Eに近い円弧状縁部13Eをガイドとして墨出し線を引いた場合であっても、作業者はそのガイドとした部分に手を触れることなく(従って墨出し線に手を触れることなく)、墨出し用具1を取付け対象面TMから離間させることができる。
作業者が墨出し用具1を離間させた後の取付け対象面TMには、管状部材20の取付け位置を示す円状の図形から成る墨出し線とである4つの円弧線CBと、中心マーク12の位置(すなわち基準位置BPの位置)を示す十字の図形から成る墨出し線である4つの直線LPと、基準位置BPそのものを示す1つの円形状CPが現れる(図6)。これにより管状部材の墨出しは終了する。
管状部材の墨出しが終了したら、取付け対象面TMに記された4つの円弧線CBから成る円状の図形の位置を参考にして、取付け対象面TMに管状部材20を取り付ける(図7。図中に示す矢印B)。このとき、管状部材20の外周円が、4つの円弧線CBから成る円状の図形によって囲まれる領域内に収まるようにする(図8)。
前述したように、各仮想円Cの直径は、その仮想円Cに対応する管状部材の外径よりもやや大きい寸法となっているので、各円弧状縁部13Eをガイドとして引かれた円弧線CBから成る円状の図形の直径は、対応する管状部材20の外径よりもやや大きいサイズとなる。このため作業者は、取付け対象面TMに描かれた円状の図形によって囲まれる領域内に管状部材20を収めた状態でも円状の図形(円弧線CB)を視認することができ(図8)、墨出し線の位置に基づいた正確な位置に管状部材20を取り付けることができる。
以上説明したように、本実施の形態における墨出し用具1では、中心マーク12が取付け対象面に記された基準位置BPに一致するようにベース材11を取付け対象面に設置し、取り付けようとする管状部材の外径に対応する円弧状縁部13EをガイドとしてマーキングペンMPによって円弧線CBを引き、各直線状縁部14Eをガイドとして直線LPを引けば、取付け対象面上に管状部材の取付け位置を示す円状の図形と、この円状の図形の中心位置を示す十字の図形が描かれ、必要な墨出しが完了する。このため本実施の形態における墨出し用具1を用いれば、管状部材の墨出しを正確かつ容易に行うことができる。また、作業者は従来のように複数の円形定規を持ち歩く必要がなく、直線定規も不要となるので墨出しに必要な工具の点数が減少し、作業効率が向上する。
この墨出し用具1では、ベース材11は透明で適度な可撓性があることが好ましい。これは、例えば、ポリプロピレン樹脂を材料とする厚さ0.75〜1.00mm程度のシート材からベース材11を作製することで実現できる。ベース材11が透明であれば、墨出しの作業中にベース材11を通して取付け対象面を視認することができ、ベース材11が適度な可撓性を有していれば、取付け対象面に墨出し用具1を倣わせ易いので、ともに作業性の向上に繋がる。また、この墨出し用具1の構成部材はシート状のベース材11ただ1つであって複数の部材が組み合わされたものではないので、非常に取り扱い易く、部材が外れて壊れたりするおそれもない。
これまで本考案の実施の形態を説明してきたが、本考案は上述したものに限定されない。例えば、上述の実施の形態では、中心マーク12からの距離が等しい円弧状開口部13の数は4つであったが、これに限定されるものではない。また、上述の実施の形態では、7種類の管状部材の墨出し線を書き出すことができる構成となっていたが、7種に限定されず、任意の数の種類の管状部材に対応する構成とすることが可能である。また、上述の実施の形態では、中心マーク12の位置で直交する仮想直線S,Sの1つ当たりに設けられる直線状開口部14の数は2つであり、中心マーク12を挟む位置に1つずつ設けられていたが、その数は任意である。よって、例えば、中心マーク12を挟む位置に2つずつ(直線状開口部14の1つ当たり4つ、2つの直線状開口部14について合計で8つ)設けられていてもよい。
また、上述の実施の形態では、中心マーク12はベース材11に設けられた円孔からなっていたが、これは一例であり、透明な材料から成るベース材11に描かれた円や「×」印等のマークであってもよい。この場合は、ベース材11に描かれた中心マーク12を基準位置BPに一致するようにして墨出し用具1を取付け対象面に設置するようにする。このような構成では、取付け対象面TMの基準位置BPに中心マーク12に対応する円形状を書き込むことはできないが、作業者は、取付け対象面TMに書き込まれた十字の図形によって、中心マーク12の位置を確認することができる。
管状部材の墨出しを正確かつ容易に行うことができ、作業効率を向上させることできる墨出し用具を提供する。
1 墨出し用具
11 ベース材
12 中心マーク
13 円弧状開口部
13E 円弧状縁部
14 直線状開口部
14E 直線状縁部
15 延出部
16 開口
20 管状部材
C 仮想円
S 仮想直線

Claims (4)

  1. シート状のベース材に、
    中心マークと、
    前記中心マークを中心とする複数の同心の仮想円に沿って延びた円弧状縁部を有する複数の円弧状開口部と、
    前記中心マークの位置で直交する2つの仮想直線に沿って延びた直線状縁部を有する複数の直線状開口部とを備え、
    前記複数の円弧状開口部のそれぞれが有する円弧状縁部は、外径が異なる複数種類の管状部材それぞれの外周円に対応する円状の図形を描くためのガイドとして機能し、
    前記複数の直線状開口部のそれぞれが有する直線状縁部は、前記中心マークの位置を示す十字の図形を描くためのガイドとして機能することを特徴とする墨出し用具。
  2. 前記複数の仮想円それぞれの直径は、その仮想円に対応するサイズの前記管状部材の外径よりもやや大きい寸法を有していることを特徴とする請求項1に記載の墨出し用具。
  3. 前記中心マークは前記ベース材に設けられた円孔から成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の墨出し用具。
  4. 前記ベース材の外縁の一部に前記中心マークから遠ざかる方向に延出して延びた延出部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の墨出し用具。
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