JP3211438U - ステアリングホイール - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄光特性を容易に具備することができるステアリングホイールを提供する。【解決手段】ステアリングホイールのホイール部2は、ステアリングホイールを周回する芯金3と、芯金を覆う発泡合成樹脂層(発泡ウレタン層4)と、発泡ウレタン層を覆い、ホイール部の最表面を形成する皮革5とを有する。皮革は、発泡ウレタン層を一巻きし、ステッチ6によって縫い合わせられ、ステッチを構成する縫合糸は、蓄光糸よりなる。【選択図】図2

Description

本考案は、自動車等に設置されるステアリングホイールに係り、特に蓄光手段を備えたステアリングホイールに関する。
ステアリングホイールに蓄光塗料によって蓄光性能を付与し、夜間視認性等を得ることが従来より提案されている。
例えば、特許文献1には、ステアリングホイールの少なくとも運転席と対向する面に、塗料ビヒクルと混ぜ合わせると体色が消え失せて透明感を生ずる蓄光顔料を混入して成る発光クリア塗料が塗工されて、暗所で燐光を発する蓄光性発光層が形成され、更にその上からクリア塗料が塗工されて、ステアリングホイールの表面を保護するクリアコート層が形成されていることを特徴とする自動車用ハンドルが記載されている。
特許文献2には、握り部となるリング状のリムと、ステアリングシヤフトへの取付け部であるボスと、リムとボスを一体に連結するスポークとからなるステアリングホイールにおいて、表面の一部又は全体に蓄光塗料、蛍光塗料又は夜光塗料のうち少なくともいずれか1つの塗料を塗布したリング状の軽量芯材と、ガラス繊維を編組し、リング状軽量芯材の外側に被覆された編組袋帯と、この編組袋帯の外周に透明の熱硬化性樹脂を含浸硬化させ、生成した透明な外層モールドとから構成されたリムを備えたことを特徴とするステアリングホイールが記載されており、特にその第2図には、リムに蓄光塗料の層が形成されることが記載されている。
特許文献3には、自動車などのハンドルに巻回取付けられるハンドル用グリップにおいて、グリップ本体はゴム材などのような弾性力と形状復元性を有する部材により形成されると共に、長手方向に沿ってハンドルへの着脱を可能とする拡開可能なスリットを開設してなるリング体であって、グリップ本体の表面側には多数の突起部を形成すると共に、蓄光材塗布層を形成することを特徴とするハンドル用グリップが記載されている。
特開平11−70879号公報 実開昭61−154153号公報 特開2001−30916号公報
革巻きステアリング全体に蓄光塗料の塗装を行う場合、革自体の塗装に蓄光成分を含有させるか、革巻きした後に、革に塗装する必要があり、風合いが劣化したり、工数、コストが大幅に増えてしまうことが想定され、実現性が乏しい。
本考案は、蓄光特性を容易に具備することができるステアリングホイールを提供することを目的とする。
本考案のステアリングホイールは、皮革で覆われたホイール部を有するステアリングホイールにおいて、該皮革が蓄光糸で縫合されていることを特徴とするものである。
本考案の一態様では、ホイール部の内周の周方向に縫合のステッチが延在している。
本考案の一態様では、ホイール部の回転位相を表すための、蓄光糸による表示部が設けられている。
本考案の一態様では、前記ホイール部の直進状態における6時側及び12時側の少なくとも一方に前記表示部が設けられている。
本考案のステアリングホイールにあっては、皮革を縫合するための糸として蓄光性を有した糸を用いており、ステアリングホイールに蓄光性を容易に具備させることができる。
実施の形態に係るステアリングホイールの斜視図である。 図1のステアリングホイールのホイール部の拡大図である。 ステッチの説明図である。
以下、図1〜3を参照して本考案の実施の形態に係るステアリングホイールについて説明する。
このステアリングホイール1のホイール部2は、ステアリングホイール1を周回する芯金3と、該芯金3を覆う発泡合成樹脂層(この実施の形態では発泡ウレタン層4)と、この発泡ウレタン層4を覆い、ホイール部2の最表面を形成する皮革5とを有する。皮革5は、発泡ウレタン層4を一巻きし、ステッチ6によって縫い合わせたものである。皮革5は、ホイール部2をステアリング軸心回り方向に連続して1周している。
皮革5としては、牛革などの天然皮革のほか、人工皮革を用いることができる。
ステッチ6は、この実施の形態では、ベースボールステッチであり、ステアリングホイールの内周面において、周方向に略等間隔に存在する。ステッチ6は、周方向の一方向に向って尖った形状の「<」形状である。ステッチ6のパターン横幅Wは6〜12mm程度が好ましく、縫い目ピッチPは6〜12mm程度が好ましく、縫い目斜め幅Lは3〜8mm程度が好ましい。
ステッチ6を構成する縫合糸は、蓄光糸よりなる。蓄光糸としては、蓄光材料を含み、蓄光特性を有しているものであればどのようなものも用いることができるが、ドライバーの手指等と摺動しても蓄光特性が長期にわたって低下しない、耐久性を有したものが好適である。
蓄光糸のフィラメントとしては、蓄光材料を配合した樹脂組成物を溶融紡糸したものを用いることができる。また、蓄光材料含有樹脂組成物よりなる芯部と、蓄光材料を含まない組成物を鞘部として溶融紡糸された芯鞘型糸(例えば、特開2000−96349号公報)を用いることもできる。蓄光材料を含まない芯部と、蓄光材料含有鞘部(又はコーティング層)とを有する糸(例えば、特開2002−285440号公報)を用いることもできる。蓄光糸は、かかるフィラメントを撚り合わせ、ろうびき(ワックスびき)したものが好適である。
上記樹脂組成物を構成するポリマー(マトリックス樹脂)としては、従来から繊維の製造に用いられているどのようなものでもよいが、例えばポリエチレン,ポリプロピレン,ポリエステル,ポリスチレン,ポリアミドといった透明度の高いポリマーが好適である。蓄光材料としては、アルミン酸ストロンチウム、硫化亜鉛、酸化亜鉛等があげられるが、なかでも、アルミン酸ストロンチウムを用いることが好適である。アルミン酸ストロンチウムは、発光特性に優れ、しかも紫外線による劣化が少なく、耐久性に優れている。樹脂組成物は、顔料又は染料によって着色されてもよい。
蓄光糸の太さは1500〜4000dtex程度が好ましい。縫合糸は90N以上の強度を有することが好ましい。
本考案では、蓄光フィラメントと非蓄光フィラメントとを撚り合わせた糸を用いてステッチを形成してもよい。
蓄光糸に関する上記説明は、蓄光糸の一例を示すものであり、本考案では上記以外の蓄光性を有する糸を用いてステッチを形成することもできる。例えば、発光色の異なる2種以上の蓄光糸を用いてもよい。また、ホイール部の周方向の一部において、他の部分と発光色の異なるステッチを設けてもよい。
このように、ステッチ6を蓄光糸によって構成することにより、昼光状態では、本来の意匠のままの商品性を保持したまま、夕方、夜間は、ステッチ6の蓄光効果によってわずかに発光し、イルミネーションの一部として機能するようになる。
本考案では、蓄光糸によって、ステアリングホイールの回転位相を表示するための表示部を構成してもよい。例えば、ステアリングホイールの一部、好ましくは6時側と12時側との少なくとも一方の位置に、縫製による刺繍模様や図形を描くことによって、ステアリングの回転位置を運転者に示して、運転支援効果が得られる。
上記実施の形態は本考案の一例であり、本考案は上記以外の構成とされてもよい。例えば、上記実施の形態ではステッチはベースボールステッチとなっているが、その他のステッチであってもよい。
1 ステアリングホイール
2 ホイール部
3 芯金
4 発泡ウレタン層
5 皮革
6 ステッチ

Claims (4)

  1. 皮革で覆われたホイール部を有するステアリングホイールにおいて、該皮革が蓄光糸で縫合されていることを特徴とするステアリングホイール。
  2. 請求項1において、ホイール部の内周の周方向に縫合のステッチが延在していることを特徴とするステアリングホイール。
  3. 請求項1又は2において、ホイール部の回転位相を表すための、蓄光糸による表示部が設けられていることを特徴とするステアリングホイール。
  4. 請求項3において、前記ホイール部の直進状態における6時側及び12時側の少なくとも一方に前記表示部が設けられていることを特徴とするステアリングホイール。
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