JP3211233U - 排気系部品の接続配管 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来技術のような蛇腹管を接続配管として設けることができない場合であっても、二つの排気系部品の熱膨張による相対変位を吸収することができる排気系部品の接続配管を提供すること。【解決手段】接続口33の周囲には、接続口33の軸心L1が延びる方向から接続配管30を見て接続口33を取り囲むように設けられた同心円状の環状凸部40aと環状凹部40bとを交互に形成してなる蛇腹状の変位吸収部40が設けられている。これによれば、ターボチャージャ22及び酸化触媒23の熱膨張による相対変位が、変位吸収部40の伸縮によって吸収される。【選択図】図2

Description

本考案は、排気系部品の接続配管に関する。
内燃機関の排気装置は、複数の排気系部品を有しており、それら複数の排気系部品は接続配管によって接続されている。接続配管によって接続される二つの排気系部品は、例えば、エキゾーストマニホールドとターボチャージャであったり、ターボチャージャと排気ガス浄化触媒であったり、上流側排気ガス浄化触媒と下流側排気ガス浄化触媒であったりする。
ところで、排気装置においては、排気ガスの熱によって二つの排気系部品の熱膨張が生じるが、例えば特許文献1のような蛇腹管を接続配管として設けることで、二つの排気系部品の熱膨張による相対変位を蛇腹管の伸縮によって吸収することができる。
特開2004−100598号公報
しかしながら、二つの排気系部品の搭載レイアウトによっては、特許文献1のような蛇腹管の配置スペースが確保できず、蛇腹管を接続配管として設けることができない場合がある。
本考案は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、従来技術のような蛇腹管を接続配管として設けることができない場合であっても、二つの排気系部品の熱膨張による相対変位を吸収することができる排気系部品の接続配管を提供することにある。
上記課題を解決する排気系部品の接続配管は、内燃機関の二つの排気系部品を接続する排気系部品の接続配管であって、前記接続配管の両端には、前記二つの排気系部品にそれぞれ接続される接続口が設けられており、前記両接続口の少なくとも一方の周囲には、前記接続口の軸心が延びる方向から前記接続配管を見て前記接続口を取り囲むように設けられた同心円状の環状凸部と環状凹部とを交互に形成してなる蛇腹状の変位吸収部が設けられている。
これによれば、二つの排気系部品の熱膨張による相対変位が、変位吸収部の伸縮によって吸収される。よって、従来技術のような蛇腹管を接続配管として設けることができない場合であっても、二つの排気系部品の熱膨張による相対変位を吸収することができる。
上記排気系部品の接続配管において、前記両接続口の軸心が互いに交差しており、前記変位吸収部は、前記両接続口の周囲にそれぞれ配置されているとよい。これによれば、各変位吸収部の伸縮方向が異なるため、様々な方向に起こり得る二つの排気系部品の相対変位を吸収することができる。
この考案によれば、従来技術のような蛇腹管を接続配管として設けることができない場合であっても、二つの排気系部品の熱膨張による相対変位を吸収することができる。
実施形態における内燃機関の排気装置の概略図。 排気装置の部分拡大断面図。 接続配管の正面図。 図3における4−4線断面図。 別の実施形態における排気装置の部分拡大断面図。 別の実施形態における排気装置の部分拡大断面図。
以下、内燃機関の二つの排気系部品を接続する接続配管を具体化した一実施形態を図1〜図4にしたがって説明する。本実施形態の内燃機関は車両に搭載されている。
図1に示すように、内燃機関10は、シリンダブロック11を備えている。シリンダブロック11には、シリンダヘッド12が取り付けられている。内燃機関10の排気装置20は、シリンダヘッド12に取り付けられるエキゾーストマニホールド21を備えている。エキゾーストマニホールド21内には、内燃機関10の各気筒内からの排気ガスが流れる。
また、排気装置20は、エキゾーストマニホールド21におけるシリンダヘッド12とは反対側の端部に設けられるターボチャージャ22を備えている。ターボチャージャ22は、図示しない吸気通路に設けられるコンプレッサ22aと、エキゾーストマニホールド21から流れる排気ガスのエネルギーによって回転するタービン22bと、を備えている。そして、エキゾーストマニホールド21から流れる排気ガスのエネルギーによってターボチャージャ22のタービン22bが回転し、タービン22bの回転に伴って、タービン22bと同軸上に配置されたコンプレッサ22aのインペラが駆動することにより、吸気通路を流れる新気が圧縮されて内燃機関10への過給が行われる。
さらに、排気装置20は、排気ガス浄化触媒としての酸化触媒23を備えている。また、排気装置20は、ターボチャージャ22と酸化触媒23とを接続する接続配管30を備えている。ターボチャージャ22及び酸化触媒23は、共に、排気装置20に設けられた排気系部品である。接続配管30は、これら二つの排気系部品を接続するものであり、ターボチャージャ22を通過した排気ガスは、接続配管30を介して酸化触媒23に流入する。酸化触媒23は、排気ガス中の燃料未燃成分を酸化して浄化する。
図2に示すように、ターボチャージャ22は、タービン22bを通過した排気ガスが流れる排出通路22cを有している。排出通路22cは、その端部の排出口に円環状のフランジ部22fを有している。フランジ部22fは、排出通路22cの外周面から径方向外側に延びている。
酸化触媒23は、接続配管30を通過した排気ガスが流れ込む通路23aを有している。通路23aにおける接続配管30側の端部には、通路23aの外周面から径方向外側に延びる環状のフランジ部23fが設けられている。フランジ部23fには、貫通孔23bが3つ(図2では1つのみ図示)形成されている。
図2及び図3に示すように、接続配管30は、配管本体31、変位吸収部40、及び連結管32から構成されている。接続配管30は、一端から他端にかけて連結管32、変位吸収部40、及び配管本体31の順に連結されている。配管本体31、変位吸収部40、及び連結管32は、ステンレス鋼(SUS)製である。
連結管32は円管状である。連結管32における変位吸収部40とは反対側の端部の開口は、ターボチャージャ22の排出通路22cに接続される接続口33になっている。接続口33は円孔状である。接続口33は、接続配管30の一端に設けられている。
連結管32における接続口33の周囲には、径方向外側に延びる円環状のフランジ部32aが形成されている。フランジ部32aは、連結管32における変位吸収部40とは反対側の端部に位置している。図2に示すように、フランジ部32aは、排出通路22cのフランジ部22fに連結されている。両フランジ部22f,32aの外径は同じである。両フランジ部22f,32aは、例えば、V字クランプ部材25によって互いに連結されている。両フランジ部22f,32aが連結されている状態において、接続口33は、排出通路22c内に連通している。
図2及び図3に示すように、配管本体31における変位吸収部40とは反対側の開口は、酸化触媒23の通路23aに接続される接続口34になっている。接続口34は円孔状である。接続口34は、接続配管30の他端に設けられている。よって、接続配管30の両端には、ターボチャージャ22及び酸化触媒23にそれぞれ接続される接続口33,34が設けられている。
配管本体31における接続口34の周囲には、外方に延びる三角環状のフランジ部31aが形成されている。フランジ部31aは、配管本体31における変位吸収部40とは反対側の端部に位置している。図2に示すように、フランジ部31aは、通路23aのフランジ部23fに連結されている。フランジ部31aには、貫通孔31bが3つ(図2では1つのみ図示)形成されている。両フランジ部23f,31aは、例えば、3つの貫通孔23b,31bにそれぞれ挿通されるボルト26と各ボルト26に螺合されるナット27とによって互いに連結されている。両フランジ部23f,31aが連結されている状態において、接続口34は、通路23a内に連通している。
両接続口33,34の軸心L1,L2は平行に延びている。配管本体31は、フランジ部31aに連続するとともに軸心L1,L2が延びる方向に対して折り曲げられて、軸心L1,L2が延びる方向に対して直交する方向に延びる延設部31cを有している。延設部31cにおけるフランジ部31aとは反対側の端部には、接続口33の軸心L1を中心とする同心円上に延びる円孔状の取付孔31hが形成されている。
図2、図3及び図4に示すように、変位吸収部40は、接続口33の周囲に配置されるとともに接続口33の軸心L1が延びる方向から接続配管30を見て接続口33を取り囲むように設けられた同心円状の環状凸部40aと環状凹部40bとを交互に形成してなる蛇腹状である。環状凸部40a及び環状凹部40bは、軸心L1を中心とする同心円状である。変位吸収部40は、配管本体31及び連結管32よりも厚みが薄い薄板状である。変位吸収部40は、軸心L1からの放射方向に伸縮可能である。即ち、変位吸収部40は、連結管32をその径方向に移動可能としている。
変位吸収部40は、変位吸収部40の外周縁40eが取付孔31hの内周縁31eに対して溶接により接合されることにより、配管本体31に連結されている。また、変位吸収部40の内周側には、取付筒部40fが突出している。そして、連結管32は、取付筒部40fの先端部に対して溶接により接合されることにより、変位吸収部40に連結されている。図2に示すように、接続配管30は、両接続口33,34の軸心L1,L2同士を最短で結ぶ直線が延びる方向で断面視したときに、全体として略C字状(コ字状)をなしている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
排気装置20においては、排気ガスの熱によってターボチャージャ22及び酸化触媒23の熱膨張が生じるが、ターボチャージャ22及び酸化触媒23の熱膨張による相対変位が変位吸収部40の伸縮によって吸収される。変位吸収部40は、軸心L1からの放射方向に伸縮可能であるため、様々な方向に起こり得るターボチャージャ22及び酸化触媒23の相対変位が変位吸収部40の伸縮によって吸収される。
上記実施形態では以下の効果を得ることができる。
(1)接続口33の周囲には、接続口33の軸心L1が延びる方向から接続配管30を見て接続口33を取り囲むように設けられた同心円状の環状凸部40aと環状凹部40bとを交互に形成してなる蛇腹状の変位吸収部40が設けられている。これによれば、ターボチャージャ22及び酸化触媒23の熱膨張による相対変位が、変位吸収部40の伸縮によって吸収される。よって、従来技術のような蛇腹管を接続配管として設けることができない場合であっても、ターボチャージャ22及び酸化触媒23の熱膨張による相対変位を吸収することができる。
(2)変位吸収部40は、軸心L1からの放射方向に伸縮可能であるため、様々な方向に起こり得るターボチャージャ22及び酸化触媒23の相対変位を吸収することができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 図5に示すように、両接続口33,34の軸心L1,L2が互いに交差している構成の接続配管30であってもよい。図5に示す実施形態では、両接続口33,34の軸心L1,L2が互いに直交している。そして、変位吸収部40が、両接続口33,34の周囲にそれぞれ配置されていてもよい。この場合、フランジ部31aは、配管本体31とは別部材となっており、配管本体31におけるフランジ部31a側の端部には、接続口34の軸心L2を中心とする同心円上に延びる円孔状の取付孔31kが形成されている。変位吸収部40は、変位吸収部40の外周縁40eが取付孔31kの内周縁31pに対して溶接により接合されることにより、配管本体31に連結されている。また、フランジ部31aは、取付筒部40fの先端部に対して溶接により接合されることにより、変位吸収部40に連結されている。これによれば、各変位吸収部40の伸縮方向が異なるため、様々な方向に起こり得るターボチャージャ22及び酸化触媒23の相対変位を吸収することができる。
○ 図6に示すように、排出通路22cと通路23aとが接続配管30を介して直線上に接続されていてもよい。この場合、従来技術のような蛇腹管を接続配管として設ける場合に比べると、接続配管30の全長を短くすることができ、省スペース化を図ることができる。
○ 実施形態において、両フランジ部22f,32aが、例えば、ボルトと、ボルトに螺合されるナットとによって互いに連結されていてもよい。
○ 実施形態において、両フランジ部23f,31aが、例えば、V字クランプ部材によって互いに連結されていてもよい。
○ 実施形態において、変位吸収部40と配管本体31とが一体形成されていてもよい。
○ 実施形態において、変位吸収部40と連結管32とが一体形成されていてもよい。
○ 実施形態において、配管本体31、変位吸収部40、及び連結管32が、ステンレス鋼(SUS)以外の金属材料によって形成されていてもよい。
○ 実施形態において、配管本体31及び連結管32の厚みが、変位吸収部40の厚みと同じ厚みであってもよい。
○ 実施形態において、接続配管30が接続する二つの排気系部品としては、ターボチャージャ22及び酸化触媒23に限られず、例えば、エキゾーストマニホールド21とターボチャージャ22とを接続するための接続配管30であってもよい。また、接続配管30は、排気系に設けられた複数の排気ガス浄化触媒の触媒配管同士を接続するための接続配管であってもよく、排気ガスの一部を吸気に還流するEGR装置を備える場合におけるエキゾーストマニホールドとEGRクーラーとを接続する接続配管であってもよい。
10…内燃機関、22…排気系部品であるターボチャージャ、23…排気系部品である酸化触媒、30…接続配管、33,34…接続口、40…変位吸収部、40a…環状凸部、40b…環状凹部。

Claims (2)

  1. 内燃機関の二つの排気系部品を接続する排気系部品の接続配管であって、
    前記接続配管の両端には、前記二つの排気系部品にそれぞれ接続される接続口が設けられており、
    前記両接続口の少なくとも一方の周囲には、前記接続口の軸心が延びる方向から前記接続配管を見て前記接続口を取り囲むように設けられた同心円状の環状凸部と環状凹部とを交互に形成してなる蛇腹状の変位吸収部が設けられている排気系部品の接続配管。
  2. 前記両接続口の軸心が互いに交差しており、
    前記変位吸収部は、前記両接続口の周囲にそれぞれ配置されている請求項1に記載の排気系部品の接続配管。
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