JP3211175U - 銘板または施工記録シート - Google Patents

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康裕 中森
康裕 中森
隆 萩原
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Abstract

【課題】長期間にわたり銘板または施工記録を保持しておくことができる銘板または施工記録シートを提供する。【解決手段】シリコーンゴムからなる表示層と、前記表示層の底面に積層されてなるシリコーン粘着剤からなる粘着層6と、粘着層6の底面に剥離可能に貼付けられてなる剥離シート7と、前記表示層の上面に形成されたエッチング溝に埋め込まれてなるシリコーントナー4によって表示されてなる銘板または施工記録部5と、を備えてなる。また、銘板または施工記録部5にバーコード画像が含まれてなる。【選択図】図3

Description

本考案は、高速道路の橋脚、橋、及び建物等の建築物の銘板または施工記録シートに関する。
従来、建築物に銘板または施工記録を残すために取り付けられた銘板または施工記録シートには、金属またはアクリル樹脂等からなる板状体に名称または施工記録が表示されたものが用いられていた。
特開2005−300949号公報
しかし、上記のような金属板製またはアクリル樹脂板製等の銘板または施工記録シートは、建築物を構成するコンクリートにビス止めされることが通常であり、コンクリートに穴をあけること自体での悪影響と穴を開けたことによる中性化の促進、凍結防止剤等の侵入による円買いなどによりコンクリートの劣化の進行を早める要因となっていた。また、このようなクラックが期間を経ることで大きくなり、ビスが緩むことで金属板製またはアクリル樹脂板製等の銘板または施工記録シートが脱離し、銘板または施工記録が失われたり、落下した板による接触事故を起こす問題があった。
また、銘板または施工記録シートをコンクリートにビス止めする際の騒音も大きく、近隣への配慮が必要であり、このような配慮が作業効率を低下させる要因ともなっていた。
そこで、上記課題を解決するための手段として本考案に係る銘板または施工記録シートは、シリコーンゴムからなる表示層と、前記表示基板の底面に積層されてなるシリコーン粘着剤からなる粘着層と、前記粘着層の底面に剥離可能に貼付けられてなる剥離シートと、前記表示層の上面に形成されたエッチング溝に埋め込まれてなるシリコーントナーによって表示されてなる銘板または施工記録部と、を備えてなることを特徴とする。
銘板または施工記録部は、文字及び罫線等を表示してなり、銘板または工事の施工記録が見易く表示されたものである。また、銘板または施工記録部には、バーコード画像が付されていても好ましい。ここでバーコード画像は明部と暗部とからなる縞模様状の線形状よって構成され、当該縞模様に特定の情報を含んだものであることが好ましい。また、明部と暗部とからなるドットの二次元配列によって構成され、当該二次元配列が特定の情報を含んだ二次元バーコードを形成するものであっても好ましい。バーコード画像の明部はシリコーンゴムの表示層表面をそのまま残して構成し、暗部にはエッチング溝を形成して着色されたシリコーントナーによって構成する。このようなバーコード画像は、第三者がバーコード画像そのものを見ても情報を読み取ることはできないが、バーコード読み取り機能を備えた携帯情報端末装置などに付属しているカメラ等によってバーコード画像を撮像することによってバーコード情報を読み取ることができるものである。
銘板または施工記録部にバーコード画像を付すことによって、文字情報では記載しきれない多量の情報を銘板または施工記録シートに関連付けて残すことができる。また、シリコーンゴムとシリコーントナーによってバーコード画像を長期間にわたり保持することができる。
また、銘板または施工記録シートに関連付けられた工事関連の画像情報や音声情報等、二次元バーコードの容量内に収めることができる情報を格納させて残すこともできる。さらに、より大容量の情報であっても、情報管理組織に設置されたサーバーとのリンク情報を二次元バーコードに格納しておき、二次元バーコードを読み取った携帯情報端末装置からネットワークを介して、前記サーバー中に保存された情報にアクセス可能なシステムを構築しても好ましい。
本考案によれば、被貼り付け面に張り付けるだけで高い耐候性をもって、15年以上の長期間を経ても被貼り付け面から剥がれ落ちることなく銘板または施工記録を残すことができる銘板または施工記録シートを提供することができる。
本考案によれば、剥離シートを剥がした粘着層の底面を目的とする建築物等の被貼り付け面に張り付けるだけで銘板または施工記録シートを強力に固定することができるので、取り付け作業時に騒音が発生することがなく、作業効率の向上を図ることができる。
また、粘着層は、張り付けられた面に存在する微小な多孔性構造に粘着剤成分を入り込ませアンカー効果をもって強力に貼り付くため、野外での長期間の保存に耐えることができる。
さらに、ビスなどで被貼り付け面を傷つけてクラックの発生要因となっていた従来技術に比べて、本考案によれば被貼り付け面を傷つけることがない。
銘板または施工記録シート1の表示面を正面に見た図である。 表示層2の表示面3に、シリコーントナーが埋め込まれるエッチング溝が形成された状態を示す断面図である。 銘板または施工記録シート1のA−A拡大断面図である。 剥離シートを剥がし、銘板または施工記録シート1を被貼り付け面Aに張り付け、マスキングテープ9との間にシリコーンシーラント10の塗布作業を行った状態の様子を示す拡大断面図である。 図4の状態から、マスキングテープ9を除去して銘板または施工記録シート1の貼り付け作業を完了した状態を示す拡大断面図である。
以下、本考案に係る実施の形態を、図を参照しながら詳しく説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図1には、銘板または施工記録シート1のシリコーンゴムからなる表示層2の表示面3に黒色のシリコーントナー4で銘板または施工記録部5が形成されてなる様子を示す。
図3は、図1のA−A部分拡大断面図であり、銘板または施工記録シート1の断面構造を表す。銘板または施工記録シート1は、表層がシリコーンゴムからなる表示層2で構成されてなり、表示層2の底面にシリコーン粘着剤からなる粘着層6が密着して積層され、粘着層6の底面に剥離可能に貼付けられてなる剥離シート7からなる積層構造を有する。剥離シート7は、ポリエステルからなり、銘板または施工記録シート1を被貼り付け面Aに張り付ける際に粘着層6から剥がされる。
ここで、銘板または施工記録部5の形成工程を説明すると、表示層2の表示面3上にエッチング用のレーザーを照射しながら銘板または施工記録部5を構成する文字及び罫線の形状に沿って走査させることによって、エッチング溝8を形成する。図2は、図3に示される銘板または施工記録シート1の断面の範囲と同じ範囲で、表示層2にエッチング溝8が形成された状態を示す。次に、エッチング溝8に、着色されたシリコーントナー4を埋め込み、乾燥させることによって、図1及び図3に示すような銘板または施工記録部5を形成する。
銘板または施工記録部5には、文字、罫線の他、図1に示すように二次元バーコード画像51が含まれる。二次元バーコード画像51の明部51aはシリコーンゴムの表示層2の表面をそのまま残して構成し、暗部51bにはエッチング溝8を形成して着色されたシリコーントナー4を埋め込むことによって構成されてなる。形成された二次元バーコードは、バーコード読み取り機能を備えた携帯情報端末装置などに付属しているカメラ等によってバーコード画像51を撮像することによってバーコード情報を読み取ることができる。
銘板または施工記録部5としてバーコード画像51を付すことによって、銘板または施工記録シート1のサイズ規格などの制限によって、銘板または施工記録部に直接的に文字として形成するには記載しきれない文字情報を付加することができる。また、銘板または施工記録シート1に関連付けられた工事関連の画像情報や音声情報等、二次元バーコードの容量内に収めることができる情報を格納させて残すこともできる。さらに、より大容量の情報であっても、情報管理組織に設置されたサーバーとのリンク情報を二次元バーコードに格納しておき、二次元バーコードを読み取った携帯情報端末装置からネットワークを介して、前記サーバー中に保存された情報にアクセス可能なシステムを構築しても好ましい。
図4、5には、銘板または施工記録シート1をコンクリート製建築物の被貼り付け面Aに張り付けた様子を、図2と同じ範囲について示した拡大断面の様子を示す。銘板または施工記録シート1を張り付ける際には、貼り付け作業の前に剥離シート7を粘着層6から剥がし、露出させた粘着層6の底面と被貼り付け面Aとを密着させることによって、張り付けることができる。
被貼り付け面Aが平滑面である場合には、図4に示すように、貼り付けされた銘板または施工記録シート1の周面から間隔を空けて、銘板または施工記録シート1の周囲を囲うようにマスキングテープ9を張り付け、マスキングテープ9と銘板または施工記録シート1の周面との間にシリコーンシーラント10を埋め込むように塗布することが好ましい。シリコーンシーラント10の塗布作業の完了後、マスキングテープ9を剥がして除去すれば銘板または施工記録シート1の周面にシリコーンシーラント10を見栄え良く塗布することができる。その後、シリコーンシーラント10を、自然乾燥により硬化させることにより、粘着層6の外周縁部と被貼り付け面Aとの剥がれを防止することができる。なお、被貼り付け面Aがモルタル・コンクリート等の多孔質材からなる場合には、シリコーンシーラント10の塗布がなくても十分強固に貼り付けされた銘板または施工記録シート1とすることができる。粘着層6は被貼り付け面Aに多孔質構造があれば、その多数の小孔に粘着層6の組成成分を入り込ませ、アンカー効果によって貼り付け強度を十分に確保することができるからである。
上記銘板または施工記録シート1によれば、被貼り付け面Aに張り付けるだけで高い耐候性をもって、15年以上の長期間を経ても被貼り付け面から剥がれ落ちることなく銘板または施工記録を残して施工の条件などを引き継ぐことができる。
1 銘板または施工記録シート
2 表示層
3 表示面
4 シリコーントナー
5 銘板または施工記録部
6 粘着層
7 剥離シート
8 エッチング溝
そこで、上記課題を解決するための手段として本考案に係る銘板または施工記録シートは、シリコーンゴムからなる表示層と、前記表示層の底面に積層されてなるシリコーン粘着剤からなる粘着層と、前記粘着層の底面に剥離可能に貼付けられてなる剥離シートと、前記表示層の上面に形成されたエッチング溝に埋め込まれてなるシリコーントナーによって表示されてなる銘板または施工記録部と、を備えてなることを特徴とする。

Claims (2)

  1. シリコーンゴムからなる表示層と、
    前記表示基板の底面に積層されてなるシリコーン粘着剤からなる粘着層と、
    前記粘着層の底面に剥離可能に貼付けられてなる剥離シートと、
    前記表示層の上面に形成されたエッチング溝に埋め込まれてなるシリコーントナーによって表示されてなる銘板または施工記録部と、を備えてなる
    ことを特徴とする銘板または施工記録シート。
  2. 前記銘板または施工記録部にバーコード画像が含まれてなる
    ことを特徴とする銘板または施工記録シート。
JP2017001212U 2017-03-21 2017-03-21 銘板または施工記録シート Active JP3211175U (ja)

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