JP3211017B2 - ダクトジョイナー - Google Patents
ダクトジョイナーInfo
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- JP3211017B2 JP3211017B2 JP25494494A JP25494494A JP3211017B2 JP 3211017 B2 JP3211017 B2 JP 3211017B2 JP 25494494 A JP25494494 A JP 25494494A JP 25494494 A JP25494494 A JP 25494494A JP 3211017 B2 JP3211017 B2 JP 3211017B2
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- Japan
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、浴室、トイレ等のユ
ニットに設置された換気装置からのダクトと連結して建
物外へ排気するダクトジョイナーに関し、特に建物の外
壁とユニット壁との隙間が狭くても容易に設置できるも
のに関する。
ニットに設置された換気装置からのダクトと連結して建
物外へ排気するダクトジョイナーに関し、特に建物の外
壁とユニット壁との隙間が狭くても容易に設置できるも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、建物の浴室、トイレ等の
ユニット内は蒸気、汚物臭等で満たされて各ユニット内
の空気は汚れ、その汚れた空気はユニット壁に不快感の
ある匂い等を付着させ、また、カビの発生原因ともな
る。それを防止するために、各ユニット内の汚れた空気
を新鮮な外気と入れ替えて清潔なユニット内環境を確保
しなければならず、そのことから各ユニット内の天井等
には換気装置が設置されている。図5に示すように、こ
の換気装置3は、連結用ダクト10を介して建物の外壁
6の外へ排気するようになっている。この場合におい
て、建物の軒天5が障害となること、建物の外壁6とユ
ニット壁2bとの隙間が狭いことから、ユニット2の天
井2aに設置した換気装置3のダクト4と連結する前記
連結用ダクト10は、蛇腹状の直線部10aを斜めに押
し潰すようにして薄厚として、建物の外壁6とユニット
壁2bとの隙間に納めた状態としている。そして、その
連結用ダクト10のダクト4と反対側の一端は、外壁6
の外側に取付けたキャップ11と連結されている。
ユニット内は蒸気、汚物臭等で満たされて各ユニット内
の空気は汚れ、その汚れた空気はユニット壁に不快感の
ある匂い等を付着させ、また、カビの発生原因ともな
る。それを防止するために、各ユニット内の汚れた空気
を新鮮な外気と入れ替えて清潔なユニット内環境を確保
しなければならず、そのことから各ユニット内の天井等
には換気装置が設置されている。図5に示すように、こ
の換気装置3は、連結用ダクト10を介して建物の外壁
6の外へ排気するようになっている。この場合におい
て、建物の軒天5が障害となること、建物の外壁6とユ
ニット壁2bとの隙間が狭いことから、ユニット2の天
井2aに設置した換気装置3のダクト4と連結する前記
連結用ダクト10は、蛇腹状の直線部10aを斜めに押
し潰すようにして薄厚として、建物の外壁6とユニット
壁2bとの隙間に納めた状態としている。そして、その
連結用ダクト10のダクト4と反対側の一端は、外壁6
の外側に取付けたキャップ11と連結されている。
【0003】また、想像線で示すように、連結用ダクト
10の一端を建物の外壁6外に持ち出して軒天5裏に取
付けたキャップ11と連結させていることもある。
10の一端を建物の外壁6外に持ち出して軒天5裏に取
付けたキャップ11と連結させていることもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術においては、連結用ダクト10をそのままでは
建物の外壁6とユニット壁2bとの狭い隙間に納めるこ
とが不可能であるという問題点がある。また、無理に納
めるようにするには、連結用ダクト10をその都度潰す
必要があって施工上手間を要するという問題点がある。
従来技術においては、連結用ダクト10をそのままでは
建物の外壁6とユニット壁2bとの狭い隙間に納めるこ
とが不可能であるという問題点がある。また、無理に納
めるようにするには、連結用ダクト10をその都度潰す
必要があって施工上手間を要するという問題点がある。
【0005】この発明は、上記の問題点を解決し、浴
室、トイレ等のユニットに設置された換気装置からのダ
クトと連結しながら、建物の外壁とユニット壁との隙間
が狭くても容易に納めることができるダクトジョイナー
を提供することを目的とする。
室、トイレ等のユニットに設置された換気装置からのダ
クトと連結しながら、建物の外壁とユニット壁との隙間
が狭くても容易に納めることができるダクトジョイナー
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、その手段とするところは、横断面
形状の少なくとも1つの相対向する2つの面がほぼ平面
で且つほぼ平行な面となっている上部ダクト胴部の一端
側に、内面に突部を有するダクト連結部を直角方向に設
けた上部ダクト本体と、横断面形状の少なくとも1つの
相対向する2つの面がほぼ平面で且つほぼ平行な面とな
っている下部ダクト胴部の一端側に筒部を直角方向に設
けた下部ダクト本体とからなり、前記上部ダクト胴部と
前記下部ダクト胴部のそれぞれの他端側をダクト連結部
と筒部とが反対の向きとなるように嵌め合いによって伸
縮自在となるように連結したことにある。
みてなされたもので、その手段とするところは、横断面
形状の少なくとも1つの相対向する2つの面がほぼ平面
で且つほぼ平行な面となっている上部ダクト胴部の一端
側に、内面に突部を有するダクト連結部を直角方向に設
けた上部ダクト本体と、横断面形状の少なくとも1つの
相対向する2つの面がほぼ平面で且つほぼ平行な面とな
っている下部ダクト胴部の一端側に筒部を直角方向に設
けた下部ダクト本体とからなり、前記上部ダクト胴部と
前記下部ダクト胴部のそれぞれの他端側をダクト連結部
と筒部とが反対の向きとなるように嵌め合いによって伸
縮自在となるように連結したことにある。
【0007】そして、前記上部ダクト胴部の外周面に複
数の係止部を幅方向に等間隔に設けると共に、前記下部
ダクト胴部の外周面に上部ダクト胴部の複数の係止部と
係合する係合部を設けたことにある。
数の係止部を幅方向に等間隔に設けると共に、前記下部
ダクト胴部の外周面に上部ダクト胴部の複数の係止部と
係合する係合部を設けたことにある。
【0008】更に、前記上部ダクト胴部を前記下部ダク
ト胴部内に嵌め込む構成とすると共に、上部ダクト胴部
内に支持部を介在させたことにある。
ト胴部内に嵌め込む構成とすると共に、上部ダクト胴部
内に支持部を介在させたことにある。
【0009】
【作用】上記手段により、上部ダクト本体と下部ダクト
本体とは、上部ダクト胴部と下部ダクト胴部との嵌め合
い連結によって高さ方向に伸縮自在となり、上部ダクト
本体のダクト連結部から下部ダクト本体の筒部までの高
さレベルを任意に設定することが可能となが、その高さ
レベルは所定範囲内で自由自在に設定される。このと
き、外壁とユニット壁とに納まる上部ダクト胴体及び下
部ダクト胴体は、それぞれその横断面形状の少なくとも
1つの相対向する2つの面がほぼ平面で且つほぼ平行と
なっているので、納まり易く且つ必要な排気量を確保す
ることができる。
本体とは、上部ダクト胴部と下部ダクト胴部との嵌め合
い連結によって高さ方向に伸縮自在となり、上部ダクト
本体のダクト連結部から下部ダクト本体の筒部までの高
さレベルを任意に設定することが可能となが、その高さ
レベルは所定範囲内で自由自在に設定される。このと
き、外壁とユニット壁とに納まる上部ダクト胴体及び下
部ダクト胴体は、それぞれその横断面形状の少なくとも
1つの相対向する2つの面がほぼ平面で且つほぼ平行と
なっているので、納まり易く且つ必要な排気量を確保す
ることができる。
【0010】この高さレベルは、上部ダクト胴部の外周
面に複数の係止部を、下部ダクト胴部の外周面に複数の
係合部をそれぞれ設けることによって、高さ方向に数段
階に高さを保持できるように変更自在となる。
面に複数の係止部を、下部ダクト胴部の外周面に複数の
係合部をそれぞれ設けることによって、高さ方向に数段
階に高さを保持できるように変更自在となる。
【0011】また、下部ダクト胴部内に支持部が介在さ
れているので、外圧等によって容易に下部ダクト胴部が
偏平等になるのが防止され、建物の室内に設置された換
気装置の換気機能を阻害することなく円滑な排気がなさ
れる。
れているので、外圧等によって容易に下部ダクト胴部が
偏平等になるのが防止され、建物の室内に設置された換
気装置の換気機能を阻害することなく円滑な排気がなさ
れる。
【0012】
【0013】以下、この発明の一実施例について、図に
基づいて説明することにする。
基づいて説明することにする。
【0014】この発明に係るダクトジョイナー1は、例
えば、図1に示すように、建物の浴室、トイレ等の換気
を必要とするユニット2の天井2a等に設置される換気
装置3のダクト4と連結され、建物の軒天5下の付近の
外壁6とユニット壁2bとの隙間に介在させて使用する
ものである。このダクトジョイナー1は、図2、図3に
詳細するように、上部ダクト本体7と下部ダクト本体8
とからなるもので、主に、合成樹脂等を材質として形成
されるものであるが特に材質は限定されるものではな
い。
えば、図1に示すように、建物の浴室、トイレ等の換気
を必要とするユニット2の天井2a等に設置される換気
装置3のダクト4と連結され、建物の軒天5下の付近の
外壁6とユニット壁2bとの隙間に介在させて使用する
ものである。このダクトジョイナー1は、図2、図3に
詳細するように、上部ダクト本体7と下部ダクト本体8
とからなるもので、主に、合成樹脂等を材質として形成
されるものであるが特に材質は限定されるものではな
い。
【0015】上部ダクト本体7は、横断面形状の少なく
とも1つの相対向する2つの面がほぼ平面で且つほぼ平
行な面となっている上部ダクト胴部7aの一端側に、換
気装置3のダクト4と連結される環状のダクト連結部7
bが直角方向に一体的に設けられている。そして、上部
ダクト胴部7aのほぼ平面で且つ平行な面となっている
相対向する2つの面には幅行きに延びる複数の突起から
なる係止部7cが高さ方向に等間隔に設けられると共
に、この上部ダクト胴部7aが外圧によって偏平等しな
いようにその内面に支持部7dが介在されている。ま
た、上部ダクト胴部7aの他端縁は少し内方へ折り曲が
って折曲部7eが形成されている。更には、ダクト連結
部7bの上半分の内面には内方に突出する突部7fが形
成されると共に、その突部7fの所定箇所には面積の広
い半円状の半円突部7gが設けられている。そしてま
た、ダクト連結部7bの開口縁は内方に直角に折り曲げ
られた逆流防止片7hが設けられて形作られている。
とも1つの相対向する2つの面がほぼ平面で且つほぼ平
行な面となっている上部ダクト胴部7aの一端側に、換
気装置3のダクト4と連結される環状のダクト連結部7
bが直角方向に一体的に設けられている。そして、上部
ダクト胴部7aのほぼ平面で且つ平行な面となっている
相対向する2つの面には幅行きに延びる複数の突起から
なる係止部7cが高さ方向に等間隔に設けられると共
に、この上部ダクト胴部7aが外圧によって偏平等しな
いようにその内面に支持部7dが介在されている。ま
た、上部ダクト胴部7aの他端縁は少し内方へ折り曲が
って折曲部7eが形成されている。更には、ダクト連結
部7bの上半分の内面には内方に突出する突部7fが形
成されると共に、その突部7fの所定箇所には面積の広
い半円状の半円突部7gが設けられている。そしてま
た、ダクト連結部7bの開口縁は内方に直角に折り曲げ
られた逆流防止片7hが設けられて形作られている。
【0016】一方、下部ダクト本体8は、横断面形状の
少なくとも1つの相対向する2つの面がほぼ平面で且つ
ほぼ平行な面となっている下部ダクト胴部8aの一端側
に、建物の外壁6にまで延びる筒状の筒部8bを直角方
向に一体的に設けたものである。そして、下部ダクト胴
部8aのほぼ平行で且つ平行な面となっている相対向す
る2つの面には、前記上部ダクト胴部7aの係止部7c
と係合する内面に窪みを持たせた複数の係合部8cが設
けられている。
少なくとも1つの相対向する2つの面がほぼ平面で且つ
ほぼ平行な面となっている下部ダクト胴部8aの一端側
に、建物の外壁6にまで延びる筒状の筒部8bを直角方
向に一体的に設けたものである。そして、下部ダクト胴
部8aのほぼ平行で且つ平行な面となっている相対向す
る2つの面には、前記上部ダクト胴部7aの係止部7c
と係合する内面に窪みを持たせた複数の係合部8cが設
けられている。
【0017】前記の上部ダクト胴部7aは、前記の下部
ダクト胴部8a内へ挿入する度合いによって伸縮自在に
連結され、上部ダクト本体7のダクト連結部7bから下
部ダクト本体8の筒部8bまでの高さレベル、即ち、換
気装置3のダクト4の位置から外部への排気位置までの
高さレベルを調節することができる。
ダクト胴部8a内へ挿入する度合いによって伸縮自在に
連結され、上部ダクト本体7のダクト連結部7bから下
部ダクト本体8の筒部8bまでの高さレベル、即ち、換
気装置3のダクト4の位置から外部への排気位置までの
高さレベルを調節することができる。
【0018】そして、上記の上部ダクト胴部7aの係止
部7cと上記の下部ダクト胴部8aの係合部8cとを、
相互に係合することによって高さレベルを一定に保持す
ることができるようになっている。
部7cと上記の下部ダクト胴部8aの係合部8cとを、
相互に係合することによって高さレベルを一定に保持す
ることができるようになっている。
【0019】また、上記のダクト連結部7bは、換気装
置3のダクト4と連結するためのものであって、ダクト
4の一端がダクト連結部7b内に挿入されることによっ
て連結される。
置3のダクト4と連結するためのものであって、ダクト
4の一端がダクト連結部7b内に挿入されることによっ
て連結される。
【0020】更に、上記のダクト連結部7b内の突部7
fは、ダクト連結部7b内に挿入されたダクト4が必要
以上に入り込まないようにストッパーの役割をし、ダク
ト4の外径がダクト連結部7bの逆流防止片7hの内径
よりもある程度小さくても対応することができるように
工夫がなされている。
fは、ダクト連結部7b内に挿入されたダクト4が必要
以上に入り込まないようにストッパーの役割をし、ダク
ト4の外径がダクト連結部7bの逆流防止片7hの内径
よりもある程度小さくても対応することができるように
工夫がなされている。
【0021】そして、上記の逆流防止片7hは、換気装
置3のダクト4から排気される汚れた空気からの結露水
等が逆流して流れ落ちるのを防止するものである。
置3のダクト4から排気される汚れた空気からの結露水
等が逆流して流れ落ちるのを防止するものである。
【0022】また、上記の支持部7dは、上部ダクト胴
部7aが外圧等によって偏平等しないように防止するも
のである。
部7aが外圧等によって偏平等しないように防止するも
のである。
【0023】更に、上記の折曲部7eは、下部ダクト胴
部8a内への挿入を容易にするために設けたものであ
る。
部8a内への挿入を容易にするために設けたものであ
る。
【0024】そして更に、上記の下部ダクト本体8の筒
部8bは、建物の外壁6に挿通してベントキャップ9と
連結されて汚れた空気を排気するためのものである。
部8bは、建物の外壁6に挿通してベントキャップ9と
連結されて汚れた空気を排気するためのものである。
【0025】このように形成された上部ダクト本体7と
下部ダクト本体8とは、そのダクト連結部7bの延びる
方向とその筒部8bの延びる方向とを相反するようにし
て、上部ダクト胴部7aの他端側を下部ダクト胴部8a
の他端側内に挿入して嵌め合い連結によって使用するも
ので、その連結状態では高さ方向に伸縮自在となる。そ
して、上部ダクト胴部7a及び下部ダクト胴部8aに係
止部7c及び係合部8cを形成した場合にはこれらの係
合によって確固に保持される。
下部ダクト本体8とは、そのダクト連結部7bの延びる
方向とその筒部8bの延びる方向とを相反するようにし
て、上部ダクト胴部7aの他端側を下部ダクト胴部8a
の他端側内に挿入して嵌め合い連結によって使用するも
ので、その連結状態では高さ方向に伸縮自在となる。そ
して、上部ダクト胴部7a及び下部ダクト胴部8aに係
止部7c及び係合部8cを形成した場合にはこれらの係
合によって確固に保持される。
【0026】このように連結されたダクトジョイナー1
は、建物の外壁6と浴室、トイレ等の換気を必要とする
ユニット壁2bの隙間に納まった状態で、上部ダクト本
体7のダクト連結部7b内にユニット2の天井2aに設
置された換気装置3のダクト4の一端が連結され、一
方、下部ダクト本体8の筒部8b内に建物の軒天5下に
位置する外壁6に取付けたベントキャップ9の連結部9
aが嵌合されて換気設備が整えられる。ユニット2内の
汚れた空気は、ユニット壁2aに設置された換気装置3
からダクト4を通じてダクトジョイナー1の上部ダクト
本体7、下部ダクト本体8と順に通過して建物の外壁6
に取付けたベントキャップの排気孔9bから外気に排気
される。
は、建物の外壁6と浴室、トイレ等の換気を必要とする
ユニット壁2bの隙間に納まった状態で、上部ダクト本
体7のダクト連結部7b内にユニット2の天井2aに設
置された換気装置3のダクト4の一端が連結され、一
方、下部ダクト本体8の筒部8b内に建物の軒天5下に
位置する外壁6に取付けたベントキャップ9の連結部9
aが嵌合されて換気設備が整えられる。ユニット2内の
汚れた空気は、ユニット壁2aに設置された換気装置3
からダクト4を通じてダクトジョイナー1の上部ダクト
本体7、下部ダクト本体8と順に通過して建物の外壁6
に取付けたベントキャップの排気孔9bから外気に排気
される。
【0027】このような機能を有するダクトジョイナー
1は、図4に示すように、上部ダクト本体7と下部ダク
ト本体8との連結部分を、粘着テープ9等の固定材で巻
き付けて保持力を高めるようにするのが効果的でより好
ましい。また、ダクトジョイナー1の高さレベルが最小
に達し、施工現場での取付けの都合によってそれよりも
更に高さレベルを小さくする必要が生じた場合には、想
像線で示したように、上部ダクト本体7のダクト連結部
7bの中心点を支点にして下部ダクト本体8を時計回り
又は時計と逆回りに振るようにして調節するとよい。
1は、図4に示すように、上部ダクト本体7と下部ダク
ト本体8との連結部分を、粘着テープ9等の固定材で巻
き付けて保持力を高めるようにするのが効果的でより好
ましい。また、ダクトジョイナー1の高さレベルが最小
に達し、施工現場での取付けの都合によってそれよりも
更に高さレベルを小さくする必要が生じた場合には、想
像線で示したように、上部ダクト本体7のダクト連結部
7bの中心点を支点にして下部ダクト本体8を時計回り
又は時計と逆回りに振るようにして調節するとよい。
【0028】このように構成されたダクトジョイナー1
は、連結された上部ダクト胴部7aと下部ダクト胴部8
aとが厚みの薄いものとなるので、建物の外壁6とユニ
ット壁2bとの隙間にも容易に納めることができ、上部
ダクト胴部7a内に支持部7dが介在されて容易に偏平
等することがないので、換気装置の換気機能を阻害する
ことなく円滑な排気が図られる。
は、連結された上部ダクト胴部7aと下部ダクト胴部8
aとが厚みの薄いものとなるので、建物の外壁6とユニ
ット壁2bとの隙間にも容易に納めることができ、上部
ダクト胴部7a内に支持部7dが介在されて容易に偏平
等することがないので、換気装置の換気機能を阻害する
ことなく円滑な排気が図られる。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載のダクトジョイナーにおい
ては、建物の外壁とユニット壁との隙間が狭くても容易
に納めることができるという効果がある。そして、上部
ダクト本体のダクト連結部から下部ダクト本体の筒部ま
での高さレベルの調節が可能となって、施工現場に応じ
た取付けができるという効果がある。
ては、建物の外壁とユニット壁との隙間が狭くても容易
に納めることができるという効果がある。そして、上部
ダクト本体のダクト連結部から下部ダクト本体の筒部ま
での高さレベルの調節が可能となって、施工現場に応じ
た取付けができるという効果がある。
【0030】請求項2記載のダクトジョイナーにおいて
も、上記と同様な効果を有すると共に、上部ダクト本体
のダクト連結部から下部ダクト本体の筒部までの一定の
高さレベルを確固に保持することができるという効果が
ある。
も、上記と同様な効果を有すると共に、上部ダクト本体
のダクト連結部から下部ダクト本体の筒部までの一定の
高さレベルを確固に保持することができるという効果が
ある。
【0031】請求項3記載のダクトジョイナーにおいて
は、上部ダクト胴部が外圧によって偏平することがない
ので換気装置の換気機能を阻害することがなく、円滑な
排気を図れるという効果がある。
は、上部ダクト胴部が外圧によって偏平することがない
ので換気装置の換気機能を阻害することがなく、円滑な
排気を図れるという効果がある。
【図1】この発明に係るダクトジョイナーの使用状態を
示す一部省略断面図。
示す一部省略断面図。
【図2】図1の主要部を拡大した一部省略断面図。
【図3】この発明の一実施例を示す分解斜視図。
【図4】この発明の一実施例を示す縦断側面図。
【図5】従来例を示す一部省略断面図。
1 ダクトジョイナー 7 上部ダクト本体 7a 上部ダクト胴部 7b ダクト連結部 7c 係止部 7d 支持部 7f 突起 8 下部ダクト本体 8a 下部ダクト胴部 8b 筒部 8c 係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04F 17/04 E04D 13/08 301 E04D 13/068 503 F16L 27/00 - 27/12 F24F 13/00 - 13/078
Claims (3)
- 【請求項1】 横断面形状の少なくとも1つの相対向す
る2つの面がほぼ平面で且つほぼ平行な面となっている
上部ダクト胴部の一端側に、内面に突部を有するダクト
連結部を直角方向に設けた上部ダクト本体と、横断面形
状の少なくとも1つの相対向する2つの面がほぼ平面で
且つほぼ平行な面となっている下部ダクト胴部の一端側
に筒部を直角方向に設けた下部ダクト本体とからなり、
前記上部ダクト胴部と前記下部ダクト胴部のそれぞれの
他端側をダクト連結部と筒部とが反対の向きとなるよう
に嵌め合いによって伸縮自在となるように連結したこと
を特徴とするダクトジョイナー。 - 【請求項2】 前記上部ダクト胴部の外周面に複数の係
止部を幅方向に等間隔に設けると共に、前記下部ダクト
胴部の外周面に上部ダクト胴部の複数の係止部と係合す
る係合部を設けたことを特徴とする請求項1記載のダク
トジョイナー。 - 【請求項3】 前記上部ダクト胴部を前記下部ダクト胴
部内に嵌め込む構成とすると共に、上部ダクト胴部内に
支持部を介在させたことを特徴とする請求項1又は2記
載のダクトジョイナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25494494A JP3211017B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | ダクトジョイナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25494494A JP3211017B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | ダクトジョイナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08120906A JPH08120906A (ja) | 1996-05-14 |
JP3211017B2 true JP3211017B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=17272032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25494494A Expired - Fee Related JP3211017B2 (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | ダクトジョイナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3211017B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4809693B2 (ja) * | 2006-02-28 | 2011-11-09 | 大和ハウス工業株式会社 | 換気装置および換気装置の取付方法、並びに屋内空間の換気方法 |
JP5605762B2 (ja) * | 2011-01-25 | 2014-10-15 | Toto株式会社 | 逆流防止ダンパーおよびレンジフード |
JP6649220B2 (ja) * | 2016-09-30 | 2020-02-19 | 株式会社Lixil | 換気装置の給排気構造及びその施工方法 |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP25494494A patent/JP3211017B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08120906A (ja) | 1996-05-14 |
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