JP3210892U - 開放時間調節式高額紙幣収納箱 - Google Patents

Abstract

【課題】現金で商品やサービスを提供する店舗で、高額紙幣を短時間で容易に奪われない為の仕組みのある紙幣収納箱を提供する。【解決手段】キー２ａを開錠状態にするとロック部分がゼンマイにより開錠位置に動き始め、設定時間が来ると開く紙幣取り出し口３を有する、紙幣収納箱であって、収納箱の一部は、カウンターや壁面に固定されていて、取り出し口３が開くまでは、現金を取り出すことも、箱ごと持ち去る事も出来ない。【選択図】図１

Description

本考案は、強盗に入られた時の、金銭的被害を軽減する事に係わる。

小売店舗等、現金を扱う店のレジスター等は高額紙幣を受け取ったときは、開放したレジの下側等に収納します。

強盗はほとんどの場合、高額紙幣の収納されている場所を把握してから店員を脅して、レジを開けさせるので、短時間で金銭を奪う事が出来ました。

お金を奪われない為には、店員が抵抗するしか防ぐ方法がなく、人的被害も出ています。

セキュリティを入れている店でも、警報を鳴らしてから、警備員や警察、が到着するまでには時間がかかります。

店としては、深夜の一人勤務を無くす等、経費をかけて防ぐ位しか対処が出来ませんでした。

事務所等に金庫を設置しても、高額紙幣を受け取る度に入れに行くのは手間がかかるし、レジカウンターから離れなければならないので、好ましくありません。

店内から見えない場所に金庫が有ると、強盗に押し入られるなど、かえってリスクを増やしてしまいます。

金庫の設置は金額も高いし、小売店ではそこまで予算を使いません。

手提げ金庫等は金庫ごと奪われてしまいます。

現金で商品やサービスを提供する店舗では、強盗に売り上げの現金を奪われてしまう事が最大の問題であり、強盗対策が課題でした。

強盗は、レジキーを持っている店員を脅してレジを開けさせたり、事務所にある金庫を開けさせるる事で、容易に現金を手に出来ました。

頑丈な素材で作られた、本考案の開放時間調節式高額紙幣収納箱を、レジ付近のカウンターや壁面に固定します。

本考案の開放時間調節式高額紙幣収納箱の設置を、店の見やすい場所に掲示しておきます。

本考案の開放時間調節式高額紙幣収納箱は、高額紙幣が入る挿入口がある箱で、紙幣取り出し口には、鍵を回してから、開錠まで時間がかかる仕組みのある箱です。

本考案の開放時間調節式高額紙幣収納箱の紙幣取り出し口の、開錠までの時間は、ゼンマイ等の強さの調節により変更出来るようになっているので、時間帯や勤務体制に合わせて、設定出来ます。

店員は高額紙幣を受け取ったときはすぐに本考案の開放時間調節式高額紙幣収納箱に収納します。

集金等で高額紙幣を支払う時は集金人にその場に居てもらうようにします。

通常、レジや金庫等は、キーを差し込み、開錠側に回す事で、中の紙幣等を取り出す事が出来ますが、本考案の開放時間調節式高額紙幣収納箱は、キーをさして開錠の操作をしてからふたが開くまで、時間がかかる為、少しでも早くその場を離れたい犯人は嫌がります。

本考案の開放時間調節式高額紙幣収納箱を設置してあり、高額紙幣はすぐには取り出せない事を、店頭やレジカウンター付近の、よく見える場所に提示しておけば、高額紙幣はレジに入ってない為、小額紙幣しか奪う事が出来ない事がわかるので、店に入る前にあきらめさせる事も出来ます。

強盗に入る犯人は、ほとんどの場合店の下見をするので、下見の時点で、短時間で高額紙幣が手に入りづらい店である事が判明するので、諦めさせる事が出来ます。

深夜時間帯など、強盗に狙われてしまう時間帯でも、売り上げ金の中の高額紙幣を奪われてしまうリスクが減ります。

強盗が押し入ってきても、店員も抵抗する事なく、収納箱を開ける為の行動をする事で、危険な状態におちいるリスクを減らせます。

事務所等に金庫を設置しても、結局は脅されて金庫を開けざるをえなくなりますが本考案の開放時間調節式高額紙幣収納箱を設置しておけば、被害を抑える事が出来ます。

構造が単純で、安価で製作出来るので、小規模小売店や個人商店でも設置出来ます。

集金等が多く来る時間は開錠時間を短く、一人勤務の時は開錠時間を長くする等、店舗や時間に合わせて変更が出来ます。

設置も業者に頼むことなく、簡単な工具が有れば自分で取り付ける事が出来ます。

本考案の開放時間調節式高額紙幣収納箱は、レジ等、現金の受け渡しが行われる場所の近くに、設置して、店員がすぐに高額紙幣を収納出来るようにしておきます。

本考案の開放時間調節式高額紙幣収納箱の紙幣取り出し口は、キーを開錠状態にするとロック部分がゼンマイ等により開錠位置に動き始め、設定時間が来ると開くようになります。

ロック部分を開錠位置に動かす動力は、ゼンマイ等に限定されるものではない。

本考案の開放時間調節式高額紙幣収納箱は、壁面やカウンターの下等、どこにでも取り付けられるように、各面に取り付け穴を開けられるように作ります。

本考案の開放時間調節式高額紙幣収納箱の設置店舗である事を、店の中や入り口付近に提示します。

収納された高額紙幣を支払い等で使う時は、集金人等にそばに居てもらうようにし、安全を確保してから開錠するようにします。

図１は、本願考案の開放時間調節式高額紙幣収納箱の斜視図である。 図２は、本願考案の開放時間調節式高額紙幣収納箱の紙幣取り出し口を、裏側正面から見た図である。

１・・・・・・紙幣挿入口
２ａ・・・・・キー穴・表面
２ｂ・・・・・キー穴・裏面・ゼンマイ内蔵ロック
３・・・・・・紙幣取り出し口、ふた
４・・・・・・取り付け用穴
５・・・・・・ちょうばん

Claims (2)

1. 現金を扱う店舗の、高額紙幣を短時間で容易に奪われない為の仕組みのある箱で、キーを解錠状態にしてから、現金を取り出すまで、店が設定した時間まで現金を取り出す事が出来ない事を特徴とする紙幣収納箱です。
2. 収納箱の一部は、カウンターや壁面に固定されていて、取り出し口が開くまでは、現金を取り出すことも、箱ごと持ち去る事も出来ない事を特徴とする紙幣収納箱です。

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