JP3210606U - 油配管内部ライニング施工 - Google Patents

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【課題】ガソリンスタンド等のガソリンや油類を貯留する設備に配設された油配管内部ライニング施工に係り、長年使用され油分や錆、バリ等がある配管の内部を確実にクリーニングし、所定の厚さのライニング施工を行うことができる油配管内部ライニング施工装置を提供する。【解決手段】油配管内部ライニング施工であって、水圧4を使用して配管1に、周面が比較的柔らかい素材5で構成された洗浄用ピグ2を通し、配管1内部の油分を除去する第1の処理と、油分が除去された配管内部に気体圧を使用して錆落とし専用ピグを通し、配管1内部の錆3やバリを除去する第2の処理と、錆3やバリが除去された配管1内部に気体圧を使用して所定の球体部材を通し、配管1の内周面に一定の厚さのライニング施工を行う第3の処理と、を行う。【選択図】 図1

Description

本考案はガソリンや油類を貯留するガソリンスタンド等の設備に配設された埋設配管の内部ライニング施工に関する。
今日、ガソリン等の油類の漏れによる土壌汚染が社会問題となっている。このような油漏れは、ガソリン等の油類を収納する地下タンクや埋設配管を長年使用することによってタンクや配管に腐蝕や孔蝕が生じ発生する。この場合、配管をスチール配管(鋼製配管)とし、例えばその外面に腐蝕防止のため被覆(ポリエチレン)を施す処理を行う対応がなされている。また、埋設タンクの場合、特許文献1に開示する方法も提案されている。
特開2003−261195号公報
また、長年使用された配管の内部を樹脂によってコーティングし、使用を継続する為の作業も行われているが、単に配管の内周面を樹脂によってコーティングするだけでは、コーティングされた樹脂が配管に充分接着せず、使用を継続すると配管が目詰まりし、またコーティングされた樹脂が剥がれ、配管の先に位置する計量機等の目詰まりの原因ともなる。
このことは長年使用した配管に発生した錆や溶接の際のバリが残り、コーティング樹脂が確実に配管に接着していないことが原因である。
そこで、本考案は上記課題を解決するため、配管の内周面に樹脂をコーティングする前、配管内の脂分を除去する脱脂洗浄を行うと共に、配管内部に発生した錆やバリを取り除く作業を行い、確実に配管の内周面に一定の厚さのビニルエステル等の樹脂をコーティングする油配管内部ライニング施工を提案するものである。
本考案は上記課題を解決するため、水圧を使用して配管に洗浄用ピグを通し、配管内部の油分を除去する第1の処理と、油分が除去された配管内部に気体圧を使用して錆落とし専用ピグを通し、配管内部の錆やバリを除去する第2の処理と、錆やバリが除去された配管内部に気体圧を使用して所定の球体部材を通し、配管の内周面に一定の厚さのライニング施工を行う第3の処理と、を行う油配管内部ライニング施工を提供する。
上記洗浄用ピグの周面は比較的柔らかい素材で構成され、配管内部の油分を周面に吸着しつつ、上記配管外部に排出することを特徴とする。また、上記錆落とし専用ピグの周面は所定形状の硬い材料で構成され、配管内部の錆やバリを確実に除去することを特徴とする。さらに、上記球状部材によるライニング施工は、例えばビニルエステルを使用して所定の厚さのライニング施工を行うことを特徴とする。
本考案によれば、従来のようにコーティングされた樹脂が配管に接着せず、使用を継続することによって配管が目詰まりし、またコーティングされた樹脂が剥がれ、計量機等の目詰まりの原因となることがない。
本実施形態の施工方法を説明する図であり、配管内部の油分を除去する処理を説明する図である。 本実施形態の施工方法を説明する図であり、配管内部の錆や溶接線バリ等を除去する処理を説明する図である。 本実施形態の施工方法を説明する図であり、配管の内周面に所定の厚さのライニング処理を説明する図である。
以下、本考案の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1〜図3は本実施形態の油配管内部ライニング施工の施工方法を説明する図であり、埋設タンクに油(ガソリン)を貯蔵する際の配管に適用するものである。本例では、埋設配管として、例えばガソリンスタンドの地下に埋設するタンクにガソリンを注油し、又タンクからガソリンを車両に給油する為の油配管(埋設配管)の例を示す。
先ず、図1に示すように、配管1の内部を洗浄用ピグ2によって内部を洗浄する。尚、同図に示す配管1は、例えばガソリンスタンドの設備内に埋設され、長年の使用によって配管1の内周面には油や錆(スケール)3が付着している。この為、上記洗浄用ピグ2を使用して、先ず配管1内部の油分を除去する。この油分の除去処理は水圧4を使用して行う。
具体的には、配管1の内径に対応した外径を備える洗浄用ピグ2を配管1の一端1aから挿入し、この洗浄用ピグ2の後方から所定の水圧4を加える。この操作により、洗浄用ピグ2は水圧4によって矢印方向に移動し、洗浄用ピグ2が配管1内を通過する。この時使用する洗浄用ピグ2の周面は比較的柔らかい素材5構成され、配管1の内部の油分は洗浄用ピグ2の周面に吸着されつつ、配管1の他端1bから排出される。
このようにして、油分が除去された配管1に対して、図2に示すように錆落とし専用ピグ6を使用して配管1内部の錆や溶接線バリ等を除去する。この配管1内部の錆や溶接線バリ等の除去には圧縮空気等の気体が使用される。
具体的には、錆落とし専用ピグ6に気体圧7を加え、配管1の内部に錆落とし専用ピグ6を通して配管1内部の錆や溶接線バリ等を除去する。この時使用する錆落とし専用ピグ6の周面は配管1内部の錆やバリ等を除去する為、所定形状の硬い材料8が使用され、確実に配管1内部の錆や溶接線バリ等を除去する。
尚、この操作では配管1の内部で摩擦に起因する火花が発生することもあるが、既に先の洗浄用ピグ2による油分が除去され、安全に作業を行うことができる。
次に、ライニング用ピグ9を使用して配管1内部をライニングする。図3はこの処理を説明する図であり、球状のライニング用ピグ9を配管1内部に通すことによって行う。具体的には、例えば樹脂としてビニルエステルを使用し、配管1の一端1aから球状のライニング用ピグ9を入れ、このピグ9の後方から所定の気体圧10を加える。この操作により、球状のライニング用ピグ9が配管1の内周面に所定の隙間を介して矢印方向に移動し、配管1の内周面に、例えばビニルエステルのライニングが行われる。
したがって、この処理によって配管1の内周面には一定の厚さのビニルエステル11の層が形成され、配管1の内周面にライニング施工が行われる。例えば、ライニング用ピグ9と配管1の内周面との隙間を1mmに設定すれば、配管1に厚さ1mmのライニング施工が行われる。
以上のように処理することによって、油分が除去され、錆や溶接線バリ等が取り除かれた配管1の内周面に一定の厚さのライニング施工を行われ、本例によれば、上記のように施工前に錆や溶接線バリ等が除去されているので、樹脂を配管1の内周面に確実に接着することができる。したがって、本例によれば、従来のようにコーティングされた樹脂が配管に接着せず、使用を継続することによって配管が目詰まりし、又コーティングされた樹脂が剥がれ、配管の先に位置する計量機等の目詰まりの原因となることがない。
1・・・配管
2・・・洗浄用ピグ
3・・・錆(スケール)
4・・・水圧
5・・・柔らかい素材
6・・・錆落とし専用ピグ
7・・・気体圧
8・・・所定形状の硬い材料
9・・・ライニング用ピグ
10・・気体圧
11・・ビニルエステル

Claims (4)

  1. 水圧を使用して配管に洗浄用ピグを通し、配管内部の油分を除去する第1の処理と、
    前記配管内部の油分が除去された前記配管内部に気体圧を使用して錆落とし専用ピグを通し、配管内部の錆やバリを除去する第2の処理と、
    前記配管内部の錆やバリが除去された前記配管内部に気体圧を使用して所定の球体部材を通し、配管の内周面に一定の厚さのライニング施工を行う第3の処理と、
    を行うことを特徴とする油配管内部ライニング施工装置。
  2. 前記洗浄用ピグの周面は比較的柔らかい素材で構成され、前記配管内部の油分を周面に吸着しつつ、前記配管外部に排出することを特徴とする請求項1に記載の油配管内部ライニング施工装置。
  3. 前記錆落とし専用ピグの周面は所定形状の硬い材料で構成され、前記配管内部の錆やバリを確実に除去することを特徴とする請求項1、又は2に記載の油配管内部ライニング施工装置。
  4. 前記球状部材によるライニング施工は、ビニルエステルを使用して所定の厚さライニング施工を行うことを特徴とする請求項1、2、又は3に記載の油配管内部ライニング施工装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018173320A1 (ja) * 2017-03-24 2018-09-27 株式会社サンフロイント 油配管内部ライニング施工方法
JP2019027508A (ja) * 2017-07-30 2019-02-21 株式会社サンフロイント 油配管内部ライニング施工方法

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WO2018173320A1 (ja) * 2017-03-24 2018-09-27 株式会社サンフロイント 油配管内部ライニング施工方法
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