JP3210547U - 角度を変えても石が揺れる身飾り品。

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【課題】本来石が揺れる宝飾品で、外して平坦な箇所に置いても揺れるようにした身飾り品を提供する。【解決手段】石１を留めた枠２と枠２を取り付ける本体３とを備え、枠２の底側を球状にし、枠２を本体３に接地点を介して取り付ける事により角度を変えても石１が揺れるようにした。【選択図】図１

本考案は石を枠に止めた後に、本体に取り付ける際に、はじめから外的要因を作ることにより従来揺れる事の無かった角度でも揺れるようにしたものである。

従来外的要因を出来るだけ排除し、揺らす構造を作成するが、逆に今回は先に外的要因を作り、摩擦を出来るだけ少なくする、不安定にする事で、今まで角度により揺れない状況を改善するために開発。

基本的に揺れる部分が接地しない、狭い角度にのみ揺れる構造だった物を、初めから接地面を作成する事により、揺れる角度を解決しようとする物である。

石を留めた枠の底側を球状に加工し、其の球状の枠に対して最小限の摩擦ですむパーツを本体に取り付けることにより、平坦な部分に置いてしまうと揺れなかった構造を揺れるようにする事を可能にしている。

従来、身に着けた時にしか揺れなかった構造を、平坦な部分に置いても従来の揺れを可能にする事が出来た。

石を留めた枠の底側を球状に加工し、其の球状の枠に対して最小限の摩擦ですむ棒状のパーツを本体中央より少し上部分に取り付ける事により、摩擦抵抗を最小限に抑え、揺れを止めてしまう外的要因の接地を可能な限り軽減している事により揺れている角度が飛躍的に向上している。

以下図面に従って説明します。１、宝石で２、は底側を球状に加工した石を留める枠。３、は本体４、は本体取り付けられた棒状のパーツ。

本考案に関る本体の角度が平行になっても石が揺れる身飾り品の断面図の一例。

１、宝石
２、底側を球状に加工した石を留める枠。
３、本体
４、本体に取り付けられた棒状のパーツ

本体構造上の性質により、石留めをした枠を外的要因に関与せず、揺らす事が難しい事であったが、逆に始めから枠に外的要因を与え、かつその外的要因に不安定な状況を造りだす事により揺れる、全く新しい石留めをした身飾り品。