JP3210507U - 側溝ブロック - Google Patents

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和弘 蓬▲莱▼
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Abstract

【課題】係止部材と延出ブロックとの固定力を向上させた側溝ブロックを提供する。【解決手段】側溝部を有する本体ブロック10と、当該本体ブロック10の外側面から延出する延出ブロック20とを備えた側溝ブロック100であって、本体ブロック10と延出ブロック20とを別体に形成し、本体ブロック10の外側面にネジ孔12を設け、延出ブロック20に固定された係止部材22に係止孔21を設け、係止部材22の側壁部がコンクリート打設時に当該コンクリートに覆われるようにして、係止部材22は延出ブロック20と一体化されており、係止孔21に挿入され且つネジ孔12に螺着されたボルトにより本体ブロック10と延出ブロック20とが一体化されている。【選択図】図1

Description

本考案は、側溝ブロックに関し、具体的には、側溝部を有する本体ブロックと、この本体ブロックの外側面に延出する延出ブロックとを備えた側溝ブロックに関する。
側溝ブロックとしては、種々のものがあるが、例えば特許文献1に示すように、側溝部を有する本体ブロックと、この本体ブロックの外側面に延出する延出ブロックとを備えたものがある。このような側溝ブロックは、本体ブロックと延出ブロックとがそれぞれ別体として形成され、その後両者を結合している。結合の方法であるが、本体ブロックの外側面にネジ孔を、延出ブロックのネジ孔と対応する部位に係止孔を設け、係止孔に挿入されたボルトをネジ孔に螺着させることで、本体ブロックと延出ブロックとを一体化している。
また、延出ブロックの係止孔は、鋼板からなる係止部材に設けられており、当該係止部材は延出ブロックに固定されている。ただ、延出ブロックはコンクリート製であるから、その重量が大きく、結合箇所である係止部材には大きな負荷がかかる。そのため、係止部材と延出ブロックとの固定力が弱くなり、最悪の場合には、係止部材が外れてしまうという問題があった。
特開平8−270060
そこで、本考案は、上記問題に鑑み、係止部材と延出ブロックとの固定力を向上させた側溝ブロックを提供するものである。
上記課題を解決するために、本考案の側溝ブロックは、側溝部を有する本体ブロックと、当該本体ブロックの外側面から延出する延出ブロックとを備えた側溝ブロックであって、前記本体ブロックと前記延出ブロックとを別体に形成し、前記本体ブロックの外側面にネジ孔を設け、前記延出ブロックに固定された係止部材に係止孔を設け、前記係止部材の側壁部がコンクリート打設時に当該コンクリートに覆われるようにして、前記係止部材は前記延出ブロックと一体化されており、前記係止孔に挿入され且つ前記ネジ孔に螺着されたボルトにより前記本体ブロックと前記延出ブロックとが一体化されていることを特徴とする。
上記特徴によれば、係止部材の側壁部がコンクリート打設時に当該コンクリートに覆われるようにして、延出ブロックと強固に一体化している。そのため、延出ブロックの自重によって大きな負荷がかかっても、係止部材と延出ブロックの固定力は十分に維持され、係止部材が外れてしまうという問題も生じない。
さらに、本考案の側溝ブロックは、前記係止孔が前記係止部材の立壁部に設けられ、前記側壁部は、前記立壁部に隣接していることを特徴とする。
上記特徴によれば、ボルトによって本体ブロックと延出ブロックとを一体化した後、ボルトの頭部及び係止孔の周囲をモルタルで埋める場合に、立壁部の係止孔の周囲を埋めるために塗布されたモルタルは、立壁部に隣接する側壁部の周囲のコンクリートにも付着することができる。そして、モルタルのコンクリートへの付着性は、鋼板等の金属よりも良好であることから、モルタルが脱落することを効果的に防止できるのである。
本考案の側溝ブロックは、係止部材と延出ブロックとの固定力を向上させることができる。
本考案の側溝ブロックの全体斜視図である。 本考案の側溝ブロックの本体ブロックと延出ブロックを一体化する様子を示した拡大斜視図である。 (a)は本考案の延出ブロックの係止部材の全体斜視図、(b)は当該係止部材の正面図、(c)は当該係止部材の平面図である。 (a)は本考案の延出ブロックに一体化された係止部材周辺を拡大した斜視図、(b)は当該係止部材周辺を拡大した正面図である。
10 本体ブロック
12 ネジ孔
20 延出ブロック
21 係止孔
22 係止部材
28 側壁部
30 ボルト
100 側溝ブロック
以下に、本考案の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1及び図2に、本考案に係る側溝ブロック100の一実施例を示す。本体ブロック10は、コンクリートによって下方に開口する略U字状の側溝部11を有する形状であり、延出ブロック20は、コンクリートによって本体ブロック10とは別体の板状に形成されている。そして、本体ブロック10の外側面には、コンクリート打設時に本体ブロック10に埋設された雌ネジ部材13によって構成されたネジ孔12が設けられており、延出ブロック20に固定された係止部材22には、前記ネジ孔12に対応する係止孔21が設けられている。
ここで、ネジ孔12は、本体ブロック10の外側面の下部に設けられており、ボルト30によって本体ブロック10と延出ブロック20とを一体化すると、本体ブロック10の外側面下端から延出ブロック20が延出する形状の側溝ブロック100が形成される。
ところで、延出ブロック20の係止孔21は、鋼板等から形成されコンクリート打設時に延出ブロック20に一体化された係止部材22に設けられており、その形状は、係止孔21の下部を構成するボルト30の頭部31より大きい大径部23と、係止孔21の上部を構成するボルト30の軸部32より大きく、ボルト30の頭部31より小さい小径部24とから構成された形状となっている。
これにより、本体ブロック10のネジ孔12に延出ブロック20の係止孔21を位置合わせした後、ボルト30を係止孔21に挿入してネジ孔12に螺着するといった作業の他にも、本体ブロック10のネジ孔12にボルト30をその軸部32が臨むようにして予め取り付けておき、このボルト30の頭部31に延出ブロック20の係止孔21の大径部23を挿入した後に、延出ブロック20全体を下降させるといった作業によっても、本体ブロック10に延出ブロック20を一体化することが可能となっている。この場合、ボルト30をさらに増し締めすれば、本体ブロック10と延出ブロック20とをより一層堅固に一体化させることができる。
では次に、係止部材22の構成について、図3を参照して詳しく説明する。図3に示すように、係止部材22は、本体部25と、当該本体部25に固定されて側方に延出する棒状の固着部29とからなり、さらに本体部25は、板状の底壁部27と、当該底壁部27から略直角に上方に立設する立壁部26と、前記立壁部26と底壁部27とに連結した側壁部28とからなる。この立壁部26には係止孔21が形成されている。また、側壁部28は、立壁部26と底壁部27とを強固に固定するもので略三角形状をした板状部材である。さらに、当該側壁部28の外側面に溶接固定されている固着部29は、その周囲にコンクリートが打設されて、係止部材22が延出ブロック20へ強固に固定するために用いられる。なお、係止部材22全体は鋼板で形成されているが、これに限定されず、適宜最適な素材によって形成してもよい。
では次に、この係止部材22を延出ブロック20に一体化した状態について、図4を参照して詳しく説明する。延出ブロック20を形成する型枠(不図示)に、係止部材22を配置し、その状態でコンクリートを打設することで、図1及び図4に示すような、係止部材22が一体化した延出ブロック20が完成する。
図4に示すように、係止部材22の固着部29は、延出ブロック20内部でコンクリートと強固に固着している。また、係止部材22の立壁部26はコンクリートで覆われておらず露出している。これは、立壁部26の係止孔21にボルトを挿通させるために、係止孔21を塞がないためである。また、係止部材22の底壁部27もコンクリートで覆われておらず露出している。これは、立壁部26の係止孔21にボルト30を挿通させるための作業空間を確保するためである。
また、係止部材22の両側の側壁部28は、それぞれコンクリートで覆われている。具体的には、コンクリート打設時に側壁部28の周囲にもコンクリートが流れ込むようにする。すると、図4に示すように、側壁部28の外側にはコンクリート20aが、側壁部28の内側にはコンクリート20bが流れ込んで固化しているので、側壁部28全体はコンクリートで覆われ、延出ブロック20へ強固に固着することになる。
このように本考案の側溝ブロック100では、係止部材22の側壁部28がコンクリート打設時に当該コンクリートに覆われるようにして、延出ブロック20と強固に一体化している。そのため、延出ブロック20の自重によって大きな負荷がかかっても、係止部材22と延出ブロック20の固定力は十分に維持され、係止部材22が外れてしまうという問題も生じない。
また、図2に示すように、ボルト30によって本体ブロック10と延出ブロック20とを一体化した後、ボルト30の頭部31及び係止孔21の周囲をモルタルで埋める場合がある。そして、図4に示すように、側壁部28は、係止孔21が設けられている立壁部26と隣接しており、さらに、側壁部28の周囲(特に、内側)はコンクリートで覆われている。そのため、立壁部26の係止孔21の周囲を埋めるために塗布されたモルタルは、立壁部26に隣接する側壁部28の周囲のコンクリートにも付着することができる。そして、モルタルのコンクリートへの付着性は、鋼板等の金属よりも良好であることから、モルタルが脱落することを効果的に防止できるのである。
なお、本考案の側溝ブロックは、上記の実施例に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲、実施形態の範囲で、種々の変形例、組み合わせが可能であり、これらの変形例、組み合わせもその権利範囲に含むものである。

Claims (2)

  1. 側溝部を有する本体ブロックと、当該本体ブロックの外側面から延出する延出ブロックとを備えた側溝ブロックであって、
    前記本体ブロックと前記延出ブロックとを別体に形成し、
    前記本体ブロックの外側面にネジ孔を設け、
    前記延出ブロックに固定された係止部材に係止孔を設け、
    前記係止部材の側壁部がコンクリート打設時に当該コンクリートに覆われるようにして、前記係止部材は前記延出ブロックと一体化されており、
    前記係止孔に挿入され且つ前記ネジ孔に螺着されたボルトにより、前記本体ブロックと前記延出ブロックとが一体化されていることを特徴とする側溝ブロック。
  2. 前記係止孔は、前記係止部材の立壁部に設けられ、
    前記側壁部は、前記立壁部に隣接していることを特徴とする請求項1に記載の側溝ブロック。
JP2017001016U 2017-03-08 2017-03-08 側溝ブロック Active JP3210507U (ja)

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