JP3210232U - ステンレス金属床材 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造の設計が簡単で、組立てが容易なステンレス金属床材を提供する。【解決手段】基板1の上基面には、突出線11が配設されており、一方の隣り合う一対の直角辺には、それぞれ第1の基板イヤークリップが設けられ、他方の隣り合う一対の直角辺には、それぞれ第2の基板イヤークリップが設けられている。第2の基板イヤークリップには、上から基板錐形穴と基板ストレート穴とが開設されており、ブランクホルダマークストリップ2は、第1、第2のブランクホルダマークストリップ21、22を有し、第1、第2のブランクホルダマークストリップの一方の端部には、それぞれ係合溝が開設されており、他方の端部には、それぞれ係合爪が設けられている。第1、第2のブランクホルダマークストリップの基面には、さらに、凹凸ストリップ213、223が均一に配設されているとともに、その一方側には、長手方向に沿って膨張ネジ穴214、224が均一に配設されている。【選択図】図1
Description
本考案は、床材に関し、具体的には、ステンレス金属床材に関する。
従来の金属床材の基板は、ブロックごとに9つのザグリ穴(0.36m2)が設けられ、作業時に、接着剤によって膨張ボルトとセメント基面とを締めて接合する必要があるが、表面に膨張ボルトの側頭部が見える製品よりも、外観も滑り止め効果も良い表面に膨張ボルトの側頭部が見えない製品がお客から要望されている。
上記の問題について、本考案は、構造の設計が簡単、且つ合理的であり、組立てが容易で、接続の信頼性が高く、滑り止め効果も良いステンレス金属床材を提案する。
本考案は、以下の技術手段により実現されている。
上記したステンレス金属床材は、少なくとも1枚の基板とブランクホルダマークストリップとで組み立てられてなるステンレス金属床材であって、前記基板は、矩形板体構造であり、上基面には、突出線が配設されており、前記基板の一方の隣り合う一対の直角辺には、それぞれ第1の基板イヤークリップが設けられ、他方の隣り合う一対の直角辺には、それぞれ第2の基板イヤークリップが設けられており、前記第1の基板イヤークリップと第2の基板イヤークリップは、それぞれ前記基板の外側へ水平に延出しており、前記第1、第2の基板イヤークリップは、それぞれ上方に90°折り曲げられてから、水平外方に90°折り曲げられるように形成されており、前記第2の基板イヤークリップには、上から、基板錐形穴と基板ストレート穴が開設されており、隣り合う前記基板の間には、それぞれ対応する前記第1、第2の基板イヤークリップが貫通されるとともに、隠し膨張ボルトによって係合・接続され、前記ブランクホルダマークストリップは、それぞれストリップ状の板形構造である第1のブランクホルダマークストリップと第2のブランクホルダマークストリップとを有し、前記第1、第2のブランクホルダマークストリップは、長手方向における一方の端部には、それぞれ係合溝が開設され、他方の端部には、それぞれ前記係合溝と一致する係合爪が設けられており、前記第1、第2のブランクホルダマークストリップの基面には、さらに、凹凸ストリップが均一に配設されているとともに、その一方側には、長手方向に沿って、膨張ネジ穴が均一に配設されており、前記第1、第2のブランクホルダマークストリップは、前記膨張ネジ穴と膨張ボルトの結合によって地面に固定され、
前記第1のブランクホルダマークストリップの一方側の長辺には、前記第1の基板イヤークリップと一致する第1のマークストリップイヤークリップが設けられており、前記第1のマークストリップイヤークリップは、上方に90°折り曲げられてから、水平外方に90°折り曲げられて前記基板の基面と揃えられ、前記第2のブランクホルダマークストリップの一方側の長辺には、前記第2の基板イヤークリップと一致する第2のマークストリップイヤークリップが設けられており、前記第2のマークストリップイヤークリップは、上方に90°折り曲げられてから、水平外方に90°折り曲げられて前記基板の基面と揃えられ、前記第2のマークストリップイヤークリップは、それぞれ上からマークストリップストレート穴とマークストリップ錐形穴が開設されており、前記第1、第2のブランクホルダマークストリップの間は、前記係合溝と係合爪によって係合・接続されている。
前記ステンレス金属床材において、前記突出線の上基面と前記基板の窪み基面との高さの差は3.2mmであり、前記突出線は、直線状の突出線と弧形の突出線を有し、前記基板の中心点は、前記直線状の突出線が交差して形成された交差点であり、前記基板の中心点の周りに、前記直線状の突出線と前記弧形の突出線とが交差して形成された交差点が4つあり、前記交差点は、それぞれ円形の凹面であり、前記円形の凹面と前記基板の上基面とが揃えられている。
前記ステンレス金属床材において、前記基板の一方の隣り合う一対の直角辺には、それぞれ3つ一組の前記第1の基板イヤークリップが設けられ、他方の隣り合う一対の直角辺には、それぞれ4つ一組の前記第2の基板イヤークリップが設けられている。
前記ステンレス金属床材において、前記第1のブランクホルダマークストリップの一方側の長辺は、直線状であり、その稜辺が弧面状であり、他方側の長辺には、3つの前記第1のマークストリップイヤークリップが均一に設けられている。
前記ステンレス金属床材において、前記第2のブランクホルダマークストリップの一方側の長辺は、直線状であり、その稜辺が弧面状であり、他方側の長辺には、4つの前記第2のマークストリップイヤークリップが均一に設けられている。
前記ステンレス金属床材において、前記凹凸ストリップは「Z」字状の構造であり、その窪み「Z」字状がマーク面であり、突起する「Z」字状が弧形状の耐磨耗面である。
前記ステンレス金属床材において、前記第1、第2の基板イヤークリップは、上方に90°折り曲げられてから、水平外方に90°折り曲げられることによって、高さ3.2mmの台形状に形成されている。
本考案に係るステンレス金属床材は、構造の設計が簡単且つ合理的であり、作業時に、基板の第1の基板イヤークリップに、第1の基板イヤークリップと一致する膨張ボルトを締め付け、接着剤によってセメント基面と接続してから、ブランクホルダマークストリップによって基板の4つの辺を押えるだけで済む。組立接続の信頼性が高く、かつ外観も良い。
図1〜図6に示すように、本考案に係るステンレス金属床材は、少なくとも1枚の基板1とブランクホルダマークストリップ2とで組み立てられなるものである。
基板1は、それぞれ矩形構造であり、その上基面には、複数本の突出線11が配設されており、これらの突出線11は、直線状の突出線と弧形の突出線とを有する。これらの突出線11の上基面と基板1の窪み基面との高さの差が3.2mmである。当該基板1の中心点は、直線状の突出線が交差して形成された第1の交差点12であり、当該基板1の中心点は、直線状の突出線と弧形の突出線とが交差して形成された第2の交差点13を4つ有し、当該第1の交差点12と4つの第2の交差点13は、それぞれ円形の凹面にあり、当該円形の凹面と基板1の上基面とが揃えられており、作業時に、金属接着剤によって地面に密着されている。
各基板1の一方の隣り合う一対の直角辺には、それぞれ3つ一組の第1の基板イヤークリップ14が設けられ、他方の隣り合う一対の直角辺には、それぞれ4つ一組の第2の基板イヤークリップ15が設けられている。当該第1の基板イヤークリップ14と第2の基板イヤークリップ15は、それぞれ長方形の板形構造であり、基板1の外側へ水平に延出している。また、当該第1の基板イヤークリップ14と第2の基板イヤークリップ15は、それぞれ上方に90°折り曲げられてから、水平外方に90°折り曲げられることによって、高さ3.2mmの台形状に形成されている。また、第2の基板イヤークリップ15のそれぞれには、上基面から下に向けて基板錐形穴151と基板ストレート穴152とがそれぞれ1つ開設されており、当該基板錐形穴151の一端の小穴の直径が8.5mmであり、他端の大穴の直径が11.5mmである。当該基板ストレート穴152の直径が8.5mmである。隣り合う基板1の間には、それぞれ第1の基板イヤークリップ14と第2の基板イヤークリップ15が対応して貫通され、さらに、隠し膨張ボルトによって係合・接続されている。
当該ブランクホルダマークストリップ2は、第1のブランクホルダマークストリップ21と第2のブランクホルダマークストリップ22とを有する。
当該第1のブランクホルダマークストリップ21は、全体的に長方形構造であり、長手方向における一方の端部には、台形の第1の係合溝211が開設され、他方の端部には、第1の係合溝211と一致する台形の第1の係合爪212が設けられている。当該第1のブランクホルダマークストリップ21の基面には、さらに複数の第1の「Z」字状の凹凸ストリップ213が均一に配設されている。当該第1の「Z」字状の凹凸ストリップ213の窪み「Z」字状がマーク面であり、突起する「Z」字状が弧形状の耐磨耗面(滑り止め面)である。当該第1のブランクホルダマークストリップ21の一方側には、長手方向に沿って、さらに4つの第1の膨張ネジ穴214が均一に配設されており、当該第1のブランクホルダマークストリップ21は、4つの第1の膨張ネジ穴214を介して、膨張ボルトによって地面に固定されている。また、当該第1のブランクホルダマークストリップ21の一方側の長辺は直線状であり、稜辺が弧面状であり、他方側の長辺には、3つの第1のマークストリップイヤークリップ215が均一に設けられている。第1のマークストリップイヤークリップ215のそれぞれは、上方に90°折り曲げられてから、水平外方に90°折り曲げられて基板1の基面と揃えられている。
当該第2のブランクホルダマークストリップ22は、全体的に長方形構造であり、長手方向における一方の端部には、台形の第2の係合溝221が開設され、他方の端部には、第2の係合溝221と一致する台形の第2の係合爪222が設けられている。当該第2のブランクホルダマークストリップ22の基面には、さらに複数の第2の「Z」字状の凹凸ストリップ223が均一に配設されている。当該「Z」字状の凹凸ストリップ223の窪み「Z」字状がマーク面であり、突起する「Z」字状が弧形状の耐磨耗面(滑り止め面)である。当該第2のブランクホルダマークストリップ22の一方側には、長手方向に沿って、さらに4つの第2の膨張ネジ穴224が均一に配設されており、当該第2のブランクホルダマークストリップ22は、4つの第2の膨張ネジ穴224を介して、膨張ボルトによって地面に固定されている。また、当該第2のブランクホルダマークストリップ22の一方側の長辺は直線状であり、稜辺が弧面状であり、他方側の長辺には、4つの第2のマークストリップイヤークリップ225が均一に設けられている。第2のマークストリップイヤークリップ225のそれぞれは、上方に90°折り曲げられてから、水平外方に90°折り曲げられて基面と揃えられている。第2のマークストリップイヤークリップ225は、それぞれ上からマークストリップストレート穴226とマークストリップ錐形穴227がそれぞれ1つ開設されている。
本考案は、構造の設計が簡単且つ合理的であり、組立てが容易で、接続の信頼性が高く、滑り止め効果も良く、普及や応用にも好適である。
Claims (7)
- 少なくとも1枚の基板とブランクホルダマークストリップとで組み立てられてなるステンレス金属床材であって、
前記基板は、矩形板体構造であり、上基面には、突出線が配設されており、前記基板の一方の隣り合う一対の直角辺には、それぞれ第1の基板イヤークリップが設けられ、他方の隣り合う一対の直角辺には、それぞれ第2の基板イヤークリップが設けられており、前記第1の基板イヤークリップと第2の基板イヤークリップは、それぞれ前記基板の外側へ水平に延出しており、前記第1、第2の基板イヤークリップは、それぞれ上方に90°折り曲げられてから、水平外方に90°折り曲げられるように形成されており、前記第2の基板イヤークリップには、上から、基板錐形穴と基板ストレート穴が開設されており、隣り合う前記基板の間には、それぞれ対応する前記第1、第2の基板イヤークリップが貫通されるとともに、隠し膨張ボルトによって係合・接続され、
前記ブランクホルダマークストリップは、それぞれストリップ状の板形構造である第1のブランクホルダマークストリップと第2のブランクホルダマークストリップとを有し、前記第1、第2のブランクホルダマークストリップは、長手方向における一方の端部には、それぞれ係合溝が開設され、他方の端部には、それぞれ前記係合溝と一致する係合爪が設けられており、前記第1、第2のブランクホルダマークストリップの基面には、さらに、凹凸ストリップが均一に配設されているとともに、その一方側には、長手方向に沿って、膨張ネジ穴が均一に配設されており、前記第1、第2のブランクホルダマークストリップは、前記膨張ネジ穴と膨張ボルトの結合によって地面に固定され、
前記第1のブランクホルダマークストリップの一方側の長辺には、前記第1の基板イヤークリップと一致する第1のマークストリップイヤークリップが設けられており、前記第1のマークストリップイヤークリップは、上方に90°折り曲げられてから、水平外方に90°折り曲げられて前記基板の基面と揃えられ、前記第2のブランクホルダマークストリップの一方側の長辺には、前記第2の基板イヤークリップと一致する第2のマークストリップイヤークリップが設けられており、前記第2のマークストリップイヤークリップは、上方に90°折り曲げられてから、水平外方に90°折り曲げられて前記基板の基面と揃えられ、前記第2のマークストリップイヤークリップは、それぞれ上からマークストリップストレート穴とマークストリップ錐形穴が開設されており、前記第1、第2のブランクホルダマークストリップの間は、前記係合溝と係合爪によって係合・接続されることを特徴とするステンレス金属床材。 - 前記突出線の上基面と前記基板の窪み基面との高さの差は3.2mmであり、前記突出線は、直線状の突出線と弧形の突出線を有し、前記基板の中心点は、前記直線状の突出線が交差して形成された交差点であり、前記基板の中心点の周りに、前記直線状の突出線と前記弧形の突出線とが交差して形成された交差点が4つあり、前記交差点は、それぞれ円形の凹面であり、前記円形の凹面と前記基板の上基面とが揃えられていることを特徴とする請求項1に記載のステンレス金属床材。
- 前記基板の一方の隣り合う一対の直角辺には、それぞれ3つ一組の前記第1の基板イヤークリップが設けられ、他方の隣り合う一対の直角辺には、それぞれ4つ一組の前記第2の基板イヤークリップが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のステンレス金属床材。
- 前記第1のブランクホルダマークストリップの一方側の長辺は、直線状であり、その稜辺が弧面状であり、他方側の長辺には、3つの前記第1のマークストリップイヤークリップが均一に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のステンレス金属床材。
- 前記第2のブランクホルダマークストリップの一方側の長辺は、直線状であり、その稜辺が弧面状であり、他方側の長辺には、4つの前記第2のマークストリップイヤークリップが均一に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のステンレス金属床材。
- 前記凹凸ストリップは「Z」字状の構造であり、その窪んだ「Z」字状がマーク面であり、その突起した「Z」字状が弧形状の耐磨耗面であることを特徴とする請求項1に記載のステンレス金属床材。
- 前記第1、第2の基板イヤークリップは、上方に90°折り曲げられてから、水平外方に90°折り曲げられることによって、高さ3.2mmの台形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のステンレス金属床材。
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