JP3210103U - バックライトモジュール及び表示装置 - Google Patents

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顕耀 黄
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俊賢 李
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Abstract

【課題】バックプレートに安定的に固定されて、光射出の品質を維持するバックライトモジュール及び表示装置を提供する。【解決手段】表示装置は、バックライトモジュールと、表示パネルを含み、バックライトモジュールは、バックプレート110と、突出柱120と、導光板130と、固定部材140と、光源とを含む。突出柱120は、バックプレート110に設けられており、溝穴121を有する。導光板130は、バックプレート110に設けられ、且つ突出柱120に套設されている。導光板130は、光学面131を有する。固定部材140は、頭部141と、頭部141に接続される軸部142とを有する。軸部142は、溝穴121をインサートして、突出柱120に固定されており、頭部141は、導光板130の光学面131に当接される。光源は、導光板130に隣接して設けられている。【選択図】図2B

Description

本考案は、光源モジュールに関し、特に、バックライトモジュール及びそれを用いた表示装置に関する。
液晶表示装置は、マッケティングのニーズに応じて、ますます多様化している。現在、広視野角を生成することができて、視覚効果を高めることができる曲面表示装置が開発されている。一般的な曲面表示装置は、バックライトモジュールと、バックライトモジュールの前方に設けられた表示パネルとを有する。バックライトモジュールは、主に、アーク状のバックプレートと、アーク状の光源と、フラット導光板とを有し、光源と導光板は、いずれもバックプレートに設けられている。
しかしながら、導光板は、バックプレートの曲率に適合するように、曲げてバックプレートに載せられるので、導光板が反ってバックプレートに完全に貼り付けることができず、バックライトモジュールは、後続のプラスチックフレームの装着を行うときに導光板が壊され、或いは光源が導光板に干渉され、導光板と光源に損傷を引き起こすことがある。
導光板が反るのを避けるために、通常、大面積のテープ等の接着部材で導光板を接着させる。しかしながら、大面積のテープは導光板の光学効果に著しい影響を与えており、且つ再処理する作業に不利である。
本考案は、バックライトモジュール及び表示装置を提供することを目的とし、バックライトモジュールと表示装置における導光板は、バックプレートに安定的に固定されて、バックライトモジュール及び表示装置の光出射の品質を維持する。
本考案の上記目的に基づき、バックライトモジュールを提供する。当該バックライトモジュールは、バックプレートと、突出柱と、導光板と、固定部材と、光源とを含む。突出柱は、バックプレートに設けられ、溝穴を有する。導光板は、バックプレートに設けられ、且つ突出柱に套設されている。導光板は、光学面を有する。固定部材は、頭部と、頭部に接続される軸部とを有する。軸部は、溝穴をインサートして、突出柱に固定されており、頭部は、導光板の光学面に当接されている。光源は、導光板に隣接して設けられている。
本考案の実施例によると、突出柱とバックプレートは、一体的に成形されている。
本考案の他の一つの実施例によると、突出柱は、バックプレートの底部に挿設されて固定されている。
本考案の更なる他の一つの実施例によると、バックプレートの底部は、凹部を有する。突出柱は、凹部に設けられている。
本考案の更なる他の一つの実施例によると、バックライトモジュールは、反射シートを更に含む。反射シートは、導光板とバックプレートとの間に設けられ、且つ突出柱に套設されている。
本考案の更なる他の一つの実施例によると、バックプレートは、アーク状の底部を含む。突出柱は、アーク状の底部の最低位置に設けられている。
本考案の更なる他の一つの実施例によると、光源は、回路基板と、回路基板に設けられている複数の発光ユニットとを含む。突出柱は、光源の近傍に設けられており、且つ対応する任意の隣接する二つの発光ユニットの間に位置している。
本考案の上記の目的に基づき、更に、表示装置を提供する。当該表示装置は、前記バックライトモジュールと、表示パネルとを含む。表示パネルは、バックライトモジュールの前方に設けられている。
上記のことから分かるように、本考案は、バックプレートに突出柱を設けてその上に導光板を套設し、固定部材を突出柱に挿設することにより、導光板を当接し固定させて、バックライトモジュールと表示装置の全体的な構造強度を向上させる。
一方、本考案において、導光板おける入射面に近い片側は、伝統的なテープ又は他の接着部材の代わりに突出柱及び固定部材を利用して固定するため、テープ又は他の接着部材によって導光板を接着し固定する必要がないので、テープの接着効果が良くなく又はテープの面積が大き過ぎて導光板の入射効果に影響を与えるのを避けることができる。また、本考案の突出柱及び固定部材は、隣接する二つの発光ユニットの間に設けられているため、突出柱及び固定部材の設置は、発光ユニットの光出射効果に影響を与えない。
実施例及びその利点をより良く理解するために、図面を参照し、且つ図面と組み合せて説明する。
本考案の第1の実施形態に係るバックライトモジュールの側面図である。 図1におけるA−A線断面模式図である。 図2AにおけるA部分の拡大模式図である。 本考案の第1の実施形態に係るバックライトモジュールの平面図である。 本考案の第2の実施形態に係るバックライトモジュールの部分断面図である。 本考案の第3の実施形態に係るバックライトモジュールの部分断面図である。 本考案の実施形態に係る表示装置の模式図である。
以下、実施例における方向に関する用語、例えば、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」等は、図面における方向を参照しただけである。従って、方向に関する用語は、説明するために使用されており、本考案を限定するものではない。
図1及び図2Aを同時に参照すると、図1は、本考案の第1の実施形態に係るバックライトモジュールの側面図であり、図2Aは、図1におけるA−A線断面模式図である。本考案の実施形態において、バックライトモジュール100は、主に、バックプレート110と、突出柱120と、導光板130と、固定部材140と、光源150とを含む(図3を参照)。突出柱120は、バックプレート110に設けられている。導光板130は、バックプレート110に位置し、且つ突出柱120に套設されている。光源150は、導光板130に隣接して設けられ、導光板130へ入ることができる光線を提供する。
図2A及び図2Bを参照すると、図2Bは、図2AにおけるA部分の拡大模式図である。本実施形態において、突出柱120は、溝穴121を有し、溝穴121は、固定部材140を設置するのに用いられる。図2Bに示すように、固定部材140は、頭部141と、頭部141に接続されている軸部142とを有する。軸部142は、溝穴121をインサートして突出柱120に固定されている。頭部141は、導光板130に当接されている。即ち、導光板130を突出柱120に套設した後に、突出柱120と軸部142との間に一定的な圧入力を持つように、固定部材140の軸部142を突出柱120に挿設し、固定部材140の頭部141を導光板130に当接させて、導光板130を固定する。
一例において、導光板130は、光学面131を有し、当該光学面131は、光出射面である。好ましい一例において、導光板130が突出柱120に套設されている場合、突出柱120の頂面は、導光板130の光学面131と面一になる。これにより、固定部材140が突出柱120に固定されるときに、固定部材140の頭部141は、突出柱120の頂面と導光板130の光学面131とに共に貼り付けられて、突出柱120の頂面および導光板130の光学面131を押さえ付けることで、導光板130を確実に固定させる効果を達成する。その他の実施例において、突出柱120の頂面は必ずしも導光板130の光学面131と面一になることではなく、許可された公差範囲内で、突出柱120の頂面は、導光板130の光学面131よりやや高い又はやや低くてもよい。本実施形態において、突出柱120の設計は、主に、固定部材140の軸部142が突出柱120に挿設されたときに十分な圧入力を有するようにすることである。
図1及び図2Bを同時に参照すると、本考案において、バックプレート110は、アーク状のバックプレートであり、バックプレート110の底部110aは、アーク状である。そのため、導光板130をバックプレート110に載せる場合、導光板130は、バックプレート110の底部110aのアーク状に沿って載せられる。従って、突出柱120をバックプレート110のアーク状の底部110aの最低位置に設けて、固定部材140を利用して導光板130を固定することで、導光板130のアーク状の底部110aの最低位置に位置する部分が反ることを避けることができる。一つの実施例において、バックライトモジュール100は、反射シート160を更に含み、反射シート160は、導光板130の下方に設けられ、且つ突出柱120に套設されており、導光板130の底面から出射された光線を反射して導光板130に戻させる。
続いて、図1及び図2Bを参照すると、本実施例において、突出柱120は、バックプレート110に挿設されて固定される。一例において、バックプレート110は、凹部111を有し、突出柱120は、凹部111に設けられている。凹部111の設計は、主に、長さの長い突出柱120の設置を可能にすることで、導光板130が突出柱120に套設されるときの安定性を向上させるためである。
また、図1及び図3を同時に参照すると、図3は、本考案の第1の実施形態に係るバックライトモジュールの平面図である。本実施例において、光源150は、導光板130の入射面132に隣接して設けられている。光源150は、回路基板151と、回路基板151に設けられている複数の発光ユニット153とを含み、発光ユニット153は、回路基板151に電気的に接続されている。幾つかの例において、発光ユニット153は、発光ダイオードであってもよい。本実施例において、突出柱120及び固定部材140は、光源150の近傍に設けられており、対応する任意の隣接する二つの発光ユニット153の間に位置している。このように、固定部材140により、導光板130における光源150に近い片側を直接固定することにで、光源150によって生成された光線が導光板130に入る光学効果には影響を与えない。一方、突出柱120と固定部材140の設計により、テープ等の接着部材を省略することができるため、導光板130における入射面132に近い片側に対するテープ等の接着部材の光学効果への影響を避けることができる。
幾つかの例において、導光板130における入射面132から離れた片側は、光源150の光出射の光学効果に影響を与えないため、テープ等の接着部材を用いて、導光板130における入射面132から離れた片側をバックプレート110に直接固定することができる。その他の実施例において、固定部材140と突出柱120の設計を使用して、導光板130における入射面132から離れた片側をバックプレート110に固定する目的を達することができる。
上記実施例におけるバックプレート110が凹部111を有する設計は、本考案を限定するものではなく、その他の例において、バックプレートは異なる構造設計を有することができる。図4を参照すると、図4は本考案の第2の実施形態に係るバックライトモジュールの部分断面図である。図4に示すバックライトモジュール200の構造と、図1乃至図4のバックライトモジュール100の構造は大体同じであり、相違点は、バックライトモジュール200のバックプレート210が凹部を有しない設計である。しかし、上記と同じ効果に得ることができるので、ここでは繰り返さないことにする。
なお、上記の実施例において、突出柱120がバックプレート110(或は、バックプレート210)に直接的に挿設されて固定される設計は、本考案を限定するものではなく、その他の例において、突出柱は、バックプレートとともに一体化成形されてもよい。図5を参照すると、図5は本考案の第3の実施形態に係るバックライトモジュールの部分断面図である。図5に示すバックライトモジュール300の構造と図1乃至図4のバックライトモジュール100の構造は大体同じであり、相違点は、バックライトモジュール300のバックプレート310と突出柱320が一体化成形設計である。しかし、上記と同じ効果に得ることができるので、ここでは繰り返さないことにする。
また、図6を参照すると、図6は本考案の実施形態に係る表示装置の模式図である。本実施形態の表示装置400は、図1に示すようなバックライトモジュール100と、表示パネル410とを含む。図6に示すように、表示パネル410は、バックライトモジュール100の前方に設けられており、バックライトモジュール100を介して出射される光線は表示パネル410に入射されて、表示の目的を達成することができるので、ここでは繰り返さないことにする。本考案の実施例は、図1に示すバックプレート110を有するバックライトモジュール100を表示装置400に応用したのを例示的に説明しただけであり、本考案を限定するものではない。上記のその他の実施例のバックライトモジュール、例えば、バックライトモジュール200とバックライトモジュール300も表示装置に応用することができるし、同じ効果を得ることができる。
本考案の上記実施形態から分かるように、本考案は、バックプレートに突出柱を設けて導光板をそれに套設させたうえで、固定部材を突出柱に挿設することにより、導光板を当接し固定する。よって、バックライトモジュールと表示装置の全体的な構造強度を向上させる。
一方、本考案は、導光板における入射面に近い片側を、伝統的なテープ又は他の接着部材の代わりに、突出柱及び固定部材を利用して固定するため、テープ又は他の接着部材を使用して導光板を接着して固定する必要がないので、テープの接着効果が良くなく又はテープの面積が大き過ぎて導光板の入射効果に影響を与えるのを避けることができる。そして、本考案の突出柱及び固定部材は、隣接する二つの発光ユニットの間に設けられているため、突出柱及び固定部材の設置も、発光ユニットの発光効果に影響を与えない。
本考案は、実施形態を通じて上述したように開示されているが、本考案を限定するものではない。当業者は、本考案の要旨および範囲内で、各種の変更と修正を行うことができる。従って、本考案の保護範囲は、実用新案登録請求の範囲により限定されたものを基準とする。
100 バックライトモジュール、
110 バックプレート、
111 凹部、
110a 底部、
120 突出柱、
121 溝穴、
130 導光板、
131 光学面、
132 入射面、
140 固定部材、
141 頭部、
142 軸部、
150 光源、
151 回路基板、
153 発光ユニット、
160 反射シート、
200 バックライトモジュール、
210 バックプレート、
300 バックライトモジュール、
310 バックプレート、
320 突出柱、
400 表示装置、
410 表示パネル、
A 拡大部。

Claims (8)

  1. バックプレートと、
    前記バックプレートに設けられ、溝穴を有する、突出柱と、
    前記バックプレートに設けられ、且つ前記突出柱に套設されており、光学面を有する、導光板と、
    前記導光板の光学面に当接される頭部と、前記頭部に接続され、前記溝穴をインサートして、前記突出柱に固定される軸部とを有する、固定部材と、
    前記導光板に隣接して設けられる、光源と、
    を含む、バックライトモジュール。
  2. 前記突出柱と前記バックプレートは、一体的に成形されている、
    請求項1に記載のバックライトモジュール。
  3. 前記突出柱は、前記バックプレートの底部に挿設されて固定される、
    請求項1に記載のバックライトモジュール。
  4. 前記バックプレートの底部は、凹部を有し、前記突出柱は、前記凹部に設けられている、
    請求項1に記載のバックライトモジュール。
  5. 前記バックプレートは、アーク状の底部を含み、
    前記突出柱は、アーク状の前記底部の最低位置に設けられている、
    請求項1に記載のバックライトモジュール。
  6. 前記導光板と前記バックプレートとの間に設けられ、且つ前記突出柱に套設される反射シートを更に含む、
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載のバックライトモジュール。
  7. 前記光源は、回路基板と、前記回路基板に設けられている複数の発光ユニットとを含み、
    前記突出柱は、前記光源の近傍に設けられ、且つ対応する任意の隣接する二つの前記発光ユニットの間に位置する、
    請求項1乃至6のいずれか1項に記載のバックライトモジュール。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載のバックライトモジュールと、
    前記バックライトモジュールの前方に設けられている、表示パネルと、
    を含む表示装置。
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