JP3209899U - 五徳 - Google Patents

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Abstract

【課題】固形燃料を使用する小型の簡易コンロでは、固形燃料を使い切りとしてしまうので、この無駄が大きい。この燃料の無駄を無くす省エネとなる五徳を提供する。【解決手段】筒状で、水封二重構造の水室11に形成した本体に、注排水部(注排水管2a,2b)を設けた、コンロ内に固形燃料を収めて点火し、注排水口22a,22bの何れかから水室11に水を注ぎ入れ、コンロ上に載置して、鍋や釜等の載せ台として使用し、調理中に水室11内の水が温められ、調理後に温められた温水はそのまま利用することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、卓上や屋外で使用する小型簡易コンロに使用する五徳に関するものである。
一人用或いは二人用程度の小型調理器具を使用して卓上などで調理する際には、小型コンロを用い、一回分に必要なアルコール系或いはパラフィン系の使い捨て固形燃料を使用して調理を行っている。
前記の小型コンロは、珪藻土製、素焼き製、金属鋳物製等で、容器状で下方に空気導入口を設け、上方縁部に抉り部を形成し、或いは非円形形状として、鍋を載置した状態における燃焼ガスの放出口としているものである。
一般的な五徳は、火元から鍋などの調理器具を離して載置するために使用するものであるが、枠状載置部と脚部で構成され、脚部間が間隙に形成されている。前記のような小型コンロに、五徳を使用する例も知られている(特許文献1)。また特にアウトドア用の五徳は風防機能を備えるように、コンロの周囲を囲繞する風除板で形成したものが知られている(特許文献2,3)。
特開2003−21336号公報。 特開平11−226150号公報。 登録実用新案3143162号公報。
従前の五徳は脚間に間隙を有しているので、当該間隙から燃焼ガスが外気に放出される。しかもこの大量の放出される燃焼ガスは、熱エネルギーの無駄となる。特に固形燃料を使用する小型の簡易コンロでは、固形燃料を使い切りとしてしまうので、この無駄が大きいものとなる。更に風防機能を備えた五徳においても、当該風除板が熱くなり、燃焼個所の熱を外部に放散してしまい、熱効率の点で問題がある。
そこで本考案は、燃料の無駄を無くす新規な五徳を提案したものである。
本考案の請求項1記載に係る五徳は、筒状で、水封二重構造の水室に形成した本体に、注排水部を設けたことを特徴とするもので、コンロ内に固形燃料を収めて点火し、注排水口から水室に水を注ぎ入れた五徳をコンロ上に載置して、鍋や釜等の載せ台として使用するもので、調理中に水室内の水が温められ、調理後に温められた温水はそのまま利用することができ、使い切りの固形燃料を有効に使用することができる。
また本考案の請求項2記載に係る五徳は、上下開口径を相違させてなるもので、使用する鍋や釜の大きさに対応して上下逆転させて使用することで、鍋底と五徳上縁を密着させて、燃焼ガスが逃げないようにして熱の有効利用を図るものである。
また本考案の請求項3記載に係る五徳は、注排水部を、本体の水室下端と連結して注排水口を水室上端面と一致させた注排水管を、上下逆転して一対設けてなるもので、上方に開口した一方の注排水管の管口(注排水口)から注水し、また排水して使用する。
また本考案の請求項4記載に係る五徳は、底面開口縁に伸縮自在とした蛇腹状の高さ調整部を設けてなるもので、固形燃料の規格、コンロの高さなどに応じて加熱源と鍋・釜との距離を調整して調理加熱調節が可能となるものである。
また本考案の請求項5記載に係る五徳は、本体外周面を断熱材で被覆してなるもので、温水が充たされている状態でも手での持ち運びが可能となる。
本考案の構成は上記のとおりで、水封二重構造の水室に形成した筒状の本体を具備することで、使用時に水室内に注水し、コンロでの調理終了後には、お湯として使用できるもので、便利である。また特に使い切りの固形燃料を使用するコンロ等においては、燃料を無駄なく使用できることになる。
本考案の第一実施形態の断面図。 同使用状態の説明図。 同第二実施形態の一部切断正面図。
次に本考案の実施形態について説明する。図1及び図2は第一実施形態を示すもので、本体1に注排水管(注排水部)2を設けたものである。
本体1は、薄金属板で形成した筒状二重構造で、内部を水室11として、上方開口径aと下方開口径bが相違する円錐台筒状で、上下開口縁に必要に応じて排気用凹部12を設けたものである。
注排水管2a,2bは、左右対称位置に上下逆転する形状に設けたもので、一方の注排水管2aは、水室11の下端に連通部21aで連結し、管端は水室11の上端面と一致させた注排水口22aとし、他方の注排水管2bは、水室11の上端に連通部21bで連結し、管端は水室11の下端面と一致させた注排水口22bとしたものである。
また前記の注排水管2a,2bは、中間部分が本体1の外周面から離れ、当該箇所に断熱材を巻装して取っ手部23a,23bとしたものである。
而して前記の五徳は、固形燃料を燃焼させる小型簡易コンロAに使用するものであり、特に小型簡易コンロAは、皿状の燃焼室体01の外周に適宜間隔を有して周設した外周壁02を備え、外周壁02の燃焼用空気の取入口03と燃焼室体01の空気口04が互いに対面しない位置に形成した扁平構造のものが適しており、前記コンロAの燃焼室の上方に載置して、鍋・釜等の調理器具Bの載せ台とするものである。
特に使用に際しては、上方に開口した一方の注排水管2aの注排水口22aから注水して使用するもので、水位が他方の連通部21bの高さになるまで注水しておくもので、コンロA内に固形燃料を収めて点火して調理に供すると、調理中に水室11内の水が温められ、調理後には、取っ手部23bを保持して傾けると、注排水口22aから温められた温水が排出され、そのまま利用することができるものである。
また上記五徳は上下逆転させて使用することができ、逆転して使用した際も前記の左右の注排水管2a,2bの作用が逆になるのみで、その使用手段は変わらないが、鍋・釜等の調理容器Bを載置する開口部の径が相違し、調理容器Bに適する開口側を選択して使用することができる。
図3は、第二実施形態を示すもので、本体3に注排水部4を設けたもので、本体3は、薄金属板で形成した筒状二重構造で内部を水室31とし、上部開口縁に必要に応じて排気用凹部32を設け、外周面全体を断熱材33で被覆してなるものである。
注排水部4は、本体上面に前記水室31と連通するもので、嘴状の注ぎ口形状に形成したもので、必要に応じて栓体41を付設する。
また本実施形態は、特に本体3の底面開口縁に伸縮自在とした蛇腹状の高さ調整部5を設けてなるもので、固形燃料の規格、コンロの高さなどに応じて加熱源と鍋・釜との距離を調整して調理加熱調節が可能としたものである。
この第二実施形態も第一実施形態同様に、水室31に水を満たして使用すると、調理終了後には、温水を利用できるもので、本体3の外周面を断熱材33で被覆してなり、調理直後でも本体を保持して持ち運びや、お湯を器に注ぎ入れることも容易に行えるものである。
1,3 本体
11,31 水室
12,32 排気用凹部
2a,2b 注排水管
21a,21b 連通部
22a,22b 注排水口
23a,23b 取っ手部
33 断熱材
4 注排水部
41 栓体
5 高さ調整部

Claims (5)

  1. 筒状で、水封二重構造の水室に形成した本体に、注排水部を設けたことを特徴とする五徳。
  2. 上下開口径を相違させてなる請求項1記載の五徳。
  3. 注排水部を、本体の水室下端と連結して注排水口を水室上端面と一致させた注排水管を、上下逆転して一対設けてなる請求項1又は2記載の五徳。
  4. 底面開口縁に伸縮自在とした蛇腹状の高さ調整部を設けてなる請求項1記載の五徳。
  5. 本体外周面を断熱材で被覆してなる請求項1乃至4記載の何れかの五徳。
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