JP3209859U - 括り罠の衝撃吸収装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】引きバネとバネが伸び過ぎないように調節された鎖を固定する事でワイヤーロープに直接伝わる衝撃を吸収する括り罠の衝撃吸収装置を提供する。【解決手段】引きバネ1の一方取り付け部2に、鎖4と括り用のワイヤーロープ6に固定してある寄り戻し5に、取り付け金具で固定し、もう一方の取り付け部3に長さを調節した鎖4の先端を固定用のワイヤーロープ7で固定し、また、括り罠を固定するワイヤーロープ6、7の中間部の同一位置に引きバネ1と鎖4とを並列して設けた。【選択図】図1
Description
本考案は、猪や鹿等の動物を生きたまま捕獲する括り罠に使用される捕獲ロープ用の衝撃吸収装置に関するものである。
猪や鹿等の大型動物を捕獲する時はワイヤーロープを使って括り罠で捕獲するのだが、通常では切れないワイヤーロープが、何度も回転したり、引いたりを繰り返している内に切れてしまう事がある、そこで回転する力に耐えるように寄り戻しを付ける事が義務付けられたが、引く力には義務付けられるまでにはなっておらず、それが原因で逃げられてしまう事が今でも続いている。その為、ロープの途中に緩衝器を設けるものが各種提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
従来(上記先行技術文献)の捕獲ロープ用衝撃器は、バネの中に鎖を収納して、バネの破損を防ぐように考案された物だが、バネの中に鎖を収納すると内径が大きくなってしまい、張力も弱くなってしまう、内径を細くするとバネの張力は強くなるが、鎖が少ししか入らないので十分なバネの張力を発揮できない、また、構造が複雑化するため高価なものになってしまう。
本考案は、引きバネの外に鎖を出すことで、内径を細くする事が出来ると同時に、同じに線径なら張力も増すので小型軽量化する事ができる。
上記の様に、本考案の括り罠の衝撃吸収装置は、構造が簡単でバネの内径を細くする事で張力も増やす事ができたので小型軽量化する事ができた、バネの先端取り付け部に取り付け金具で鎖と寄り戻しを固定する事で、今まで使用している括り罠に誰でも簡単に取り付ける事ができる。また捕獲する動物の体重に応じて様々な荷重のバネに交換することも容易である、
引きバネの一方に括り部のワイヤーロープ側の寄り戻しに、長さを調節された鎖と寄り戻しの1方を取り付け金具で固定する、反対の取り付け部に鎖をワイヤーロープで固定する、また、このワイヤーロープは獲物が逃げられないように立木等に固定する。
本考案の実施の形態を図1及び図2に基づいて説明する。図1は引張力が働いていない状態の衝撃吸収装置の正面図である。図2は動物が罠にかかって引張力が働いている状態を示している。図1中、1は引きバネ(引張バネ)、2はバネの取り付け部1、3はバネの取り付け部2、4は鎖、5は寄り戻し、6は括り用ワイヤーロープであり括り罠本体につながり、7は固定用ワイヤーロープであり立木等の固定部につながり、8はワイヤーロープカシメ金具である。括り罠を固定するロープの中間部の同一位置に引張バネと鎖とを並列して配置するとともに、当該引張バネと鎖との少なくとも一端部は寄り戻しを介してロープに接続するものである。また当然ながら鎖4は引張バネ1の自然長よりも長く設定する。
上記構成により、動物が罠にかかって暴れた場合であっても、引張バネがワイヤーロープの伸長方向の力を吸収するとともに、寄り戻しが回転方向の力を吸収することにより、ロープに作用する衝撃力を減少させることができ、ロープの切断事故を防止することができる。
本考案の実施の形態を図1及び図2に基づいて説明する。図1は引張力が働いていない状態の衝撃吸収装置の正面図である。図2は動物が罠にかかって引張力が働いている状態を示している。図1中、1は引きバネ(引張バネ)、2はバネの取り付け部1、3はバネの取り付け部2、4は鎖、5は寄り戻し、6は括り用ワイヤーロープであり括り罠本体につながり、7は固定用ワイヤーロープであり立木等の固定部につながり、8はワイヤーロープカシメ金具である。括り罠を固定するロープの中間部の同一位置に引張バネと鎖とを並列して配置するとともに、当該引張バネと鎖との少なくとも一端部は寄り戻しを介してロープに接続するものである。また当然ながら鎖4は引張バネ1の自然長よりも長く設定する。
上記構成により、動物が罠にかかって暴れた場合であっても、引張バネがワイヤーロープの伸長方向の力を吸収するとともに、寄り戻しが回転方向の力を吸収することにより、ロープに作用する衝撃力を減少させることができ、ロープの切断事故を防止することができる。
1 引きバネ 5 寄り戻し
2 バネの取り付け部1 6 括り用ワイヤーロープ
3 バネの取り付け部2 7 固定用ワイヤーロープ
4 鎖 8 ワイヤーロープカシメ金具
2 バネの取り付け部1 6 括り用ワイヤーロープ
3 バネの取り付け部2 7 固定用ワイヤーロープ
4 鎖 8 ワイヤーロープカシメ金具
Claims (2)
- 引きバネの一方取り付け部に、鎖と括り用のワイヤーロープに固定してある寄り戻しに、取り付け金具で固定し、もう一方の取り付け部に長さを調節した鎖の先端を固定用のワイヤーロープで固定する事が特徴の、括り罠の衝撃吸収装置。
- 括り罠を固定するワイヤーロープの中間部の同一位置に引張バネと鎖とを並列して設けたことを特徴とする括り罠の衝撃吸収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017000478U JP3209859U (ja) | 2017-01-19 | 2017-01-19 | 括り罠の衝撃吸収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017000478U JP3209859U (ja) | 2017-01-19 | 2017-01-19 | 括り罠の衝撃吸収装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3209859U true JP3209859U (ja) | 2017-04-13 |
Family
ID=58505102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017000478U Expired - Fee Related JP3209859U (ja) | 2017-01-19 | 2017-01-19 | 括り罠の衝撃吸収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3209859U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102295254B1 (ko) * | 2021-01-26 | 2021-08-27 | 최진호 | 상해 방지구조를 갖는 유해동물 포획장치 |
KR102429314B1 (ko) * | 2021-12-09 | 2022-08-03 | 최진호 | 개량된 압축 조임구조를 갖는 유해동물 포획장치 |
-
2017
- 2017-01-19 JP JP2017000478U patent/JP3209859U/ja not_active Expired - Fee Related
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KR102429314B1 (ko) * | 2021-12-09 | 2022-08-03 | 최진호 | 개량된 압축 조임구조를 갖는 유해동물 포획장치 |
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