JP3209761U - トレイセット、およびシート材 - Google Patents

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Abstract

【課題】運搬時の食器、シート材及びトレイの相対移動を規制できるトレイセットを提供する。【解決手段】食器運搬用のトレイ2及びトレイに載置される滑り止めシート3からなるトレイセット1であって、板状のトレイの上面23と滑り止めシートの上面31に、それぞれ滑り止め231、311を設けて、トレイとシートとの相対移動を規制すると共に、シートに載置された食器とシートとの相対移動を規制する。【選択図】図1

Description

本考案は、トレイセット、およびシート材に関する。
例えば、特許文献1には、食器の運搬を安定して行うためのトレイが開示されている
実願2014−004470
図6の(a)に示すように、従来、食品または食品を盛った食器(以下、食器200と標記する。)を運搬する場合、当該食器200は、板状のトレイ100上に載置された状態で運搬される。そして、トレイ100には、食器200が複数個載置されることが多い。
ここで、運搬中にトレイ100に対して不測の力が作用すると、食器200がトレイ100上で相対移動する(滑る)ことがある。そうすると、食器200が互いにぶつかり合ったり、食器200が倒れたりすることで、食器200から食品がこぼれる場合がある。
そこで、トレイ100の一方の面110(食器200が載置される面)には、滑り止めとして無数の凹凸111が略全面に亘って設けられており、運搬中に食器200とトレイ100との相対移動を規制している(以下、無数の凹凸111を、滑り止め111と標記する。)。
しかしながら、食事を行う場合は、トレイ100上に食器200を載せた状態で行うことが多い。この場合、食品をトレイ100上に落とすと、トレイ100本体が汚れてしまう。よって、トレイ100が汚れることを防ぐ為に、トレイ100と食器200との間には、紙製のシート材400が設けられていることがある(図6の(b)参照)。
通常、紙製のシート材400は、トレイ100の一方の面110を略全面に亘って覆う大きさで形成されている。この場合、滑り止め111によって、シート材400とトレイ100との相対移動は規制される。しかし、食器200とシート材400とは相対移動可能となる。
よって、運搬中にトレイ100に対して不測の力が作用すると、食器200とシート材400とが相対移動する結果、食器200はトレイ100とも相対移動することになる。
そうすると、トレイ100上において食器200が互いにぶつかり合ったり、食器200が倒れたりすることで、食器200から食品がこぼれることになる。
そこで、食器200、シート材400及びトレイ100の相対移動を規制することが求められている。
本考案は、
食器運搬用のトレイ及び当該トレイに載置されるシート材からなるトレイセットであって、
板状のトレイの上面と、シート材の上面とに、滑り止めを設けた構成のトレイセットとした。
本考案によれば、
トレイの上面に設けた滑り止めによって、シート材とトレイとの相対移動を規制し、シート材の上面に設けた滑り止めによって、食器とシート材との相対移動を規制する。よって、食器、シート材及びトレイの相対移動を規制することができる。
実施の形態にかかるトレイセットを説明する図である。 トレイを説明する図である。 滑り止めシートを説明する図である。 変形例にかかる滑り止めシートを説明する図である。 変形例にかかる滑り止めシートを説明する図である。 従来例にかかるトレイについて説明する図である。
以下、本考案の実施の形態を説明する。
図1は、トレイセット1を説明する図である。
図1の(a)は、実施の形態にかかるトレイセット1を説明する斜視図である。
トレイセット1が使用されている状態を把握し易くするために、トレイセット1に載置された食器6を破線で示してある。
図1の(b)は、図1の(a)における面Aで切断したトレイセット1の断面を模式的に示した図である。
図1の(c)は、図1の(b)における領域Aを拡大して表示した図である。
なお、滑り止めシート3の厚みと、滑り止め311及び滑り止め231は、見易くするために誇張して記載してあると共に、滑り止め311と滑り止め231は、判別し易くするために形状及びハッチングを変えて記載している。
[トレイセット1]
図1の(a)に示すように、実施の形態にかかるトレイセット1は、食器運搬用のトレイ2(以下、トレイ2と標記する。)と、当該トレイ2に載置される滑り止めシート3から構成されている。そして、食器6は滑り止めシート3を介してトレイ2上に載置されるようになっている(図中、破線参照)。
図2は、トレイ2を説明する図である。
図2の(a)は、トレイ2の平面図である。
図2の(b)は、トレイ2の正面図である。
図2の(c)は、トレイ2の側面図である。
図2の(d)は、トレイ2の裏面図である。
[トレイ2]
図2の(a)、(b)に示すように、板状のトレイ2は、矩形形状の底板20から側壁21を立ち上げて底板20の全周を囲み、側壁21の上端縁からは、さらに外方へ一定幅のフランジ22を延ばしている。フランジ22は底板20に対応して矩形枠を呈している。側壁21は、上部が外広がりとなるように傾斜しているとともに、フランジ22は底板20と平行である。
図2の(b)に示すように、フランジ22の厚み方向における底板20側の面(図中、下側)には、矩形枠の四つ角に当該フランジ22の全幅にわたるリブ221が形成されている。また、矩形枠の各辺の途中位置には、フランジ22の全幅にわたるリブ222が、等間隔で2箇所ずつ形成されている。このリブ221、222のフランジ22からの突出長さは、いずれも同一である。
図2の(a)に示すように、トレイ2の底板20の厚み方向における一方の面23は、厚み方向に直交する平坦面となっている(図中、紙面手前側。以下、上面23と標記する。)。この上面23には、無数の凹凸231が略全面に亘って形成されている。
実施の形態では、トレイ2はポリカーボネイト樹脂製である。また、無数の凹凸231は摩擦係数の高いアクリル樹脂または軟質ウレタンで形成されており、トレイ2上に載置したものに対して相対移動を規制する効果(滑り止め効果)がある(以下、無数の凹凸231を、滑り止め231と標記する。)。
図2の(d)に示すように、トレイ2の底板20の厚み方向における他方の面24(図中、紙面手前側。以下、下面24と標記する。)には、長手方向に沿って3本のリブ241(241a、241b、241c)が平行に形成されている。
この3本のリブ241(241a、241b、241c)のうち、リブ241aが、長手方向に直交する方向に底板20を二等分する位置に設けられており、リブ241bと241cが、リブ241aを挟んで対称な位置に設けられている。
図2の(c)、(d)に示すように、リブ241b、241cは、側壁21に延びており、フランジ22のリブ222のうち、長手方向に直交する辺に設けられたリブ222に連なっている。
このリブ241は、トレイ2自体が曲がることを防止し、上面23が平坦面であることを維持している。
[滑り止めシート3]
図3は、滑り止めシート3を説明する斜視図である。なお、滑り止めシート3の厚みと滑り止め311は、見易くするために誇張して記載してある。
滑り止めシート3は、紙製または樹脂製のシート材であり、平面視において矩形形状を成している。
この滑り止めシート3の厚み方向における一方の面31(図中、上側。以下、上面31と標記する。)は、厚み方向に直交する平坦面となっている。この上面31には、無数の凹凸311が略全面に亘って設けられている。
実施の形態では、無数の凹凸311は摩擦係数の高いアクリル樹脂または軟質ウレタンで形成されており、滑り止めシート3に載置したものに対して相対移動を規制する効果(滑り止め効果)がある(以下、無数の凹凸311を、滑り止め311と標記する。)。
なお、滑り止め311は、無色透明であり、例えば上面31に印刷された文字、図柄などの表示を妨げないようになっている。
図1に示すように、滑り止めシート3は、当該滑り止めシート3の長手方向をトレイ2の長手方向に沿わせた向きで、トレイ2の上面23に載置される。
図1の(b)、(c)に示すように、滑り止めシート3の厚み方向における他方の面32(図中、下側。以下、下面32と標記する。)を、トレイ2の上面23に対向させた状態でトレイ2に載置する。この場合、トレイ2の上面23(滑り止め231)が滑り止めシート3の下面32と接触する。
また、滑り止めシート3は、平面視においてトレイ2の底板20のうち側壁21で囲まれた領域と略整合する大きさを有しており、トレイ2の上面23が、略全面に亘って滑り止めシート3で覆われるようになっている。この滑り止めシート3を介して、トレイ2に食器6を載置すると、滑り止めシート3の上面31(滑り止め311)が食器6と接触する。
そうすると、トレイ2の上面23に設けられた滑り止め231によって、滑り止めシート3とトレイ2との相対移動を規制し、滑り止めシート3の上面31に設けられた滑り止め311によって、食器6と滑り止めシート3との相対移動を規制する。よって、食器6、滑り止めシート3及びトレイ2の相対移動が規制される。
なお、実施の形態では、滑り止めシート3と、この滑り止めシート3が載置されたトレイ2とのセット(トレイセット1)として説明をしたが、滑り止めシート3やトレイ2は、それぞれ単独でも利用可能である。
以上の通り、実施の形態では、
(1)食器運搬用のトレイ2及び当該トレイ2に載置される滑り止めシート3(シート材)からなるトレイセット1であって、
板状のトレイ2の上面23に滑り止め231を設け、滑り止めシート3の上面31と滑り止め311を設けた構成とした。
このように構成すると、トレイ2の上面23に設けられた滑り止め231によって、滑り止めシート3とトレイ2との相対移動を規制し、滑り止めシート3の上面31に設けられた滑り止め311によって、食器6と滑り止めシート3との相対移動を規制する。よって、食器6、滑り止めシート3及びトレイ2の相対移動を規制することができる。
特に、滑り止めシート3が載置されたトレイ2に食器6を載せると、載せられた食器6が、滑り止めシート3やトレイ2に対して相対的に移動することを好適に防止できる。
よって、暖かいもの(例えば、スープ)が入った食器6などを載せても、スープがこぼれることを好適に防止できる。
(2)トレイ2の滑り止め231は、当該トレイ2の上面23の全面に亘って設けられており、滑り止めシート3の滑り止め311は、当該滑り止めシート3の上面31の全面に亘って設けられている構成とした。
このように構成すると、滑り止めシート3を介した状態で、食器6をトレイ2上の任意の位置に載置しても、食器6、滑り止めシート3及びトレイ2の相対移動を規制できる。
(3)食器運搬用のトレイ2に載置される滑り止めシート3であって、
滑り止めシート3の上面31には、滑り止め311が設けられている構成とした。
このように構成すると、滑り止めシート3の上面31に設けた滑り止め311によって、食器6と滑り止めシート3との相対移動を規制できる。
(4)滑り止め311は、滑り止めシート3の上面31の全面に亘って設けられている構成とした。
このように構成すると、滑り止めシート3上の任意の位置に食器6を載置しても、当該食器6と滑り止めシート3との相対移動を規制できる。
以下、変形例にかかる滑り止めシートについて説明する。
図4、図5は、変形例にかかる滑り止めシートを説明する図である。
図4の(a)は、第1の変形例にかかる滑り止めシート3Aを説明する斜視図である。
図4の(b)は、第2の変形例にかかる滑り止めシート3Bを説明する斜視図である。
図5の(a)は、第3の変形例にかかる滑り止めシート3Cの斜視図である。
図5の(b)は、第3の変形例にかかる滑り止めシート3Cの正面図である。
ここで、滑り止めシートの厚み及び滑り止め311、321は、誇張して記載してある。また、滑り止めシート3と共通する部分については同じ符号を使用すると共に、説明を省略する。
ここで、前記した実施の形態では、滑り止めシート3の上面31に、全面に亘って滑り止め311が設けられた滑り止めシート3について例示したが、本考案に係る滑り止めシートは、この態様に限定されるものではない。
例えば、図4の(a)に示すように、上面31の角部3k、3k、3k、3kに、滑り止め311が設けられていない構成の滑り止めシート3Aとしても良い。
また、図4の(b)に示すように、上面31の中央部分にのみ設けられた滑り止め311が設けられた構成の滑り止めシート3Bとしても良い。
さらに、図5の(a)に示すように、上面31に滑り止め311が設けられていると共に、下面32に滑り止め321が設けられている構成の滑り止めシート3Cとしても良い。
以下、変形例に係る滑り止めシート3A、3B、3Cを順番に説明する。
[第1の変形例]
図4の(a)に示すように、滑り止めシート3Aは、上面31の角部3k、3k、3k、3kを除いた領域に、滑り止め311が設けられている。
通常、トレイ2は、洗浄されて再利用されるが、紙製の滑り止めシート3Aの場合には、使用後に破棄される。そのため、滑り止めシート3Aは、当該滑り止めシート3Aが積層された束の状態で、トレイ2の利用者に提供される。
そして、トレイ2への載置にあたり利用者は、滑り止めシート3Aを1枚ずつ束から取り出して、トレイ2に載置することになる。
この際に、滑り止めシート3Aの上面31に全面に亘って滑り止め311が設けられていると、上下で重なった滑り止めシート3Aを1枚ずつ取り出すことが難しくなる可能性がある。
そのため、上面31の角部3k、3k、3k、3kに、滑り止め311が設けられていない滑り止めシート3Aとすることで、上下で重なった滑り止めシート3Aを、何れかの角部3k、3k、3k、3kを起点としてめくり挙げることができるので、積層された束の状態の滑り止めシート3Aを、1枚ずつ取り出すことができるようになっている。
(5)食器運搬用のトレイ2に載置される滑り止めシート3Aであって、
滑り止めシート3Aの角部3k、3k、3k、3kには、滑り止め311は設けられていない構成とした。
このように構成すると、角部3k、3k、3k、3kに、滑り止め311を設けていないと、積層された状態の滑り止めシート3Aの角部3k、3k、3k、3kを簡単にめくりあげることができる。よって、滑り止めシート3Aが積層された束の状態で提供された場合であっても、滑り止めシート3Aを束から簡単に取り出して、トレイ2に載置できる。よって、トレイ2と滑り止めシート3Aとのセットを大量に取り扱う配膳施設などにおいて、滑り止めシート3Aをトレイ2に載置するために必要となる手間(作業コスト)の低減が可能になる。
[第2の変形例]
図4の(b)で示すように、滑り止めシート3Bは、上面31の滑り止め311が、当該上面31の中央部分にのみ設けられている。
食器6が滑り止めシート3Bを介してトレイ2に載置される場合、当該トレイ2(滑り止めシート3B)の中央部分に載置されることが多いからである。
(6)食器運搬用のトレイ2に載置される滑り止めシート3Bであって、
滑り止めシート3Bの上面31には、滑り止め311が設けられており、当該滑り止め311は、滑り止めシート3Bの上面31の中央部分に設けられている構成とした。
このように構成すると、滑り止め311の設けられた領域を最小限にすることで、滑り止めシート3Bの製造にかかるコストを抑えることができる。
さらに、滑り止めシート3Bの滑り止め311は、上面31の中央部分に設けられているのみであって、角部3k、3k、3k、3kには設けられていない。
この場合、積層された束の状態の滑り止めシート3Bは、積層方向に隣接する角部3k、3k、3k、3kにおいて滑り止めの効果は発揮されない。
そうすると、前記した滑り止めシート3Aと同様、角部3k、3k、3k、3kに、滑り止め311を設けていないと、積層された束の状態の滑り止めシート3Bの角部3k、3k、3k、3kを簡単に、大きくめくりあげることができる。
よって、滑り止めシート3Bが積層された束の状態で提供された場合であっても、滑り止めシート3Bを束から簡単に取り出して、トレイ2に載置できる。よって、トレイ2と滑り止めシート3Bとのセットを大量に取り扱う配膳施設などにおいて、滑り止めシート3Bをトレイ2に載置するために必要となる手間(作業コスト)の低減が可能になる。
[第3の変形例]
図5の(a)、(b)に示すように、滑り止めシート3Cは、上面31に滑り止め311が設けられていると共に、下面32にも滑り止めが設けられている(以下、滑り止め321と標記する。)。この滑り止め321は、上記滑り止め311と同様の構成である。
図1の(a)、(b)と同様にして、トレイ2の上面23に滑り止めシート3Cを載置すると、滑り止めシート3Cの下面32に設けられた滑り止め321が、トレイ2の上面23と接触する。また、滑り止めシート3Cの上面31に設けられた滑り止め311が、食器6と接触する。この場合、トレイ2の上面23には滑り止め231が設けられていなくてもよい。
そうすると、滑り止めシート3Cの下面32に設けられた滑り止め321によって、滑り止めシート3Cとトレイ2との相対移動が規制される。
そして、滑り止めシート3Cの上面31に設けられた滑り止め311によって、滑り止めシート3Cと食器6との相対移動が規制される。よって、食器6、滑り止めシート3C及びトレイ2の相対移動が規制される。
また、滑り止めシート3Cの角部3k、3k、3k、3kには、滑り止め311及び滑り止め321は設けられていない。
この場合、積層された束の状態の滑り止めシート3Cは、積層方向に隣接する角部3k、3k、3k、3kにおいて滑り止めの効果は発揮されない。
(7)食器運搬用のトレイ2に載置される滑り止めシート3Cであって、
滑り止めシート3Cの上面31には、滑り止め311が設けられており、下面32には滑り止め321が設けられている構成とした。
このように構成すると、トレイ2には滑り止め231が設けられていない場合であっても、滑り止めシート3Cの上面31に設けられた滑り止め311によって、滑り止めシート3Cと食器6との相対移動を規制し、下面32に設けられた滑り止め321によって、滑り止めシート3Cとトレイ2との相対移動を規制する。よって、食器6、滑り止めシート3C及びトレイ2の相対移動を規制することができる。
(8)滑り止めシート3Cの角部3k、3k、3k、3kには、滑り止め311及び滑り止め322は設けられていない構成とした。
このように構成すると、前記した滑り止めシート3Aの場合と同様、角部3k、3k、3k、3kに、滑り止め311を設けていないと、積層された状態の滑り止めシート3Cの角部3k、3k、3k、3kを簡単にめくりあげることができる。よって、滑り止めシート3Cが積層された束の状態で提供された場合であっても、滑り止めシート3Cを束から簡単に取り出して、トレイ2に載置できる。よって、トレイ2と滑り止めシート3Cとのセットを大量に取り扱う配膳施設などにおいて、滑り止めシート3Cをトレイ2に載置するために必要となる手間(作業コスト)の低減が可能になる。
さらに、トレイ2に載置された滑り止めシート3Cの角部3k、3k、3k、3kは、滑り止めの効果を受けないので、当該角部3k、3k、3k、3kを容易に摘まみ上げることができる。
よって、角部3k、3k、3k、3kのうちの少なくとも1ヶ所を摘まみ上げたのち、滑り止めシート3Cをトレイ2から容易に剥がすことができるので、滑り止めシート3Cの交換が容易である。
(9)滑り止め231、滑り止め311及び滑り止め321は、アクリル樹脂又は軟質ウレタンから構成されているものとした。
このように構成すると、摩擦係数の高いアクリル樹脂又は軟質ウレタンによって、トレイ2と滑り止めシート3との間の摩擦抵抗及び、滑り止めシート3と食器6との間の摩擦抵抗を高めることができる。
これにより、滑り止めシート3とトレイ2との相対移動を規制すると共に、食器6と滑り止めシート3との相対移動を規制する。よって、食器6、滑り止めシート3及びトレイ2の相対移動を規制することができる。
なお、トレイ2及び滑り止めシート3を平面視における矩形形状としたが、これに限定されない。例えば、平面視において円形とするなど、任意の形状を採用することができる。
1 トレイセット
2 トレイ
3 滑り止めシート
3A 滑り止めシート
3B 滑り止めシート
3C 滑り止めシート
3k 角部
6 食器
20 底板
23 上面
24 下面
31 上面
32 下面
231 滑り止め
243 リブ
311 滑り止め
321 滑り止め

Claims (7)

  1. 食器運搬用のトレイ及び当該トレイに載置されるシート材からなるトレイセットであって、
    板状の前記トレイの上面と、前記シート材の上面とに、滑り止めを設けたことを特徴とするトレイセット。
  2. 前記滑り止めは、前記トレイの上面と、前記シート材の上面の全面に亘って設けられていることを特徴とする請求項1に記載のトレイセット。
  3. 食器運搬用のトレイに載置されるシート材であって、
    前記シート材の上面には、滑り止めが設けられていることを特徴とするシート材。
  4. 前記滑り止めは、前記シート材の上面の全面に亘って設けられていることを特徴とする請求項3に記載のシート材。
  5. 前記滑り止めは、前記シート材の上面の中央部分に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のシート材。
  6. 食器運搬用のトレイに載置されるシート材であって、
    前記シート材の上面と、当該上面とは反対の面に滑り止めが設けられていることを特徴とするシート材。
  7. 前記滑り止めは、前記シート材の角部を除いた領域に設けられていることを特徴とする請求項3または請求項6に記載のシート材。
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